JP3701318B2 - 押出しチューブ容器 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、ペースト状物に代表される流体〜半流体の内填物が封入される押出しチューブ容器に関するもので、特に浸透性の高い内填物を充填させる場合にも良好な保存特性が奏される押出しチューブ容器を提供する。
【０００２】
【従来の技術】
流体〜半流体の内填物が封入される押出しチューブ容器は、下端部が閉塞されているチューブ容器胴部と、該チューブ容器胴部の上端部に連続している円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部と、前記口頚部に着脱自在に係合するキャップとで構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の押出しチューブ容器は、チューブ容器の内周面樹脂層がオレフィン系樹脂で形成されているため、医薬成分や染料等の高浸透性の成分が内填されると、これらの成分が内周面樹脂層に吸着したり、浸透したりする。
【０００４】
また、従来の押出しチューブ容器は、該チューブ容器の胴部として、積層シートの側辺部同士を重畳して貼着した背貼り部を形成することによって得られた筒状成形体が利用されており、内填物の押出し操作の繰り返し中に背貼り部が剥離する等の問題を有している。
【０００５】
さらに、前記背貼り部を有する筒状成形体によるチューブ容器胴部は、背貼り部による段差のためにチューブ容器のエンドシーム部の形成が不安定になる等の不都合が発生する。
【０００６】
これに対して本発明は、チューブ容器内の内填物が浸透性の高い成分を含有している場合でも、該高浸透性物質に対する非吸着及び非浸透特性を有しており、しかも、チューブ容器胴部に背貼り部が無く、しかもその製造工程が簡単な押出しチューブ容器を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、以下に記載する本発明の押出しチューブ容器によって解決することができる。すなわち本発明は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体からなる押出しチューブ容器であって、しかも該ブロー成形の一体成形体が、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成からなる押出しチューブ容器である。
【０００８】
本発明の押出しチューブ容器における容器胴部と円錐台形状の肩部と細首の口頸部との一体成形体は、多層構成のパリソンを所定のブロー成形用の金型内でブロー成形した後、口頸部の上方の頭部と容器胴部下方の底部とをそれぞれカットすることによって得られる。
【０００９】
ブロー成形に付す多層構成のパリソンは、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成を有するものであって、前記表面樹脂層としては低密度ポリエチレンが最も好適である。
【００１１】
内周面樹脂層をなすポリアクリロニトリル樹脂は、高浸透性物質に対する非吸着作用及び非浸透作用に優れた性質を有しているが、樹脂自体が固いために該樹脂による単層のブローチューブではスクイーズ性が得られない。
【００１２】
このため、本発明の押出しチューブ容器においては、チューブ容器胴部の内周面樹脂層をポリアクリロニトリル樹脂の薄層で形成することにより、押出しチューブ容器に必要なスクイーズ特性を得ることが必要である。
【００１３】
したがって、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層は、チューブ容器胴部の部分において１０〜１００μ程度の厚さに形成される。
【００１４】
【作用】
本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体からなるものであって、しかも該ブロー成形の一体成形体が、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成からなるものである。
【００１５】
したがって、本発明の押出しチューブ容器においては、チューブ容器内の内填物が例えば医薬品等に含まれている薬効成分や染料等の浸透性の高い物質を含有するものであっても、チューブ容器胴部の内周面樹脂層であるポリアクリロニトリル樹脂の特性により、これらの高浸透性物質を吸着したりあるいは浸透させたりすることが無く、優れた保存特性を奏する。
【００１６】
また、本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部に背シール部を有していないため、内填物の押出し操作の繰り返し中に背貼り部が剥離する等のことがなく、さらには、チューブ容器のエンドシーム部の形成が不安定になる等の不都合がない。
【００１７】
【実施例】
本発明の押出しチューブ容器の具体的な構成を製造実施例を以って説明する。
【００１８】
実施例１
多層構成のパリソンをブロー成形用の金型内でブロー成形することにより、チューブ容器胴部と円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部とを有するブロー成形体を成形した。
【００１９】
続いて、前記ブロー成形体の容器胴部下方底部と口頚部の上方の頭部とをそれぞれカットすることにより、チューブ容器胴部と円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部との一体成形体を得た。
【００２０】
なお、各層の層構成とチューブ容器胴部の部分における厚さは、表面樹脂層側から内周面樹脂層側に向かって、低密度ポリエチレン樹脂層（２００μ）／酸変性ポリエチレン樹脂層（２０μ）／エチレン−ビニルアルコール樹脂層（４０μ）／酸変性ポリエチレン樹脂層（２０μ）／ポリアクリロニトリル樹脂（バレックス：商品名）層（２０μ）である。
【００２１】
次いで、口頸部をシール材で封緘し、さらに、チューブ容器胴部の下方端部から１００ｇの靴墨を充填した後、該筒状成形体の下方端部を溶着してエンドシーム部を形成することにより、押出しチューブ容器を得た。
【００２２】
実施例２
実施例１と同様にして、表面樹脂層側から内周面樹脂層側に向かって、低密度ポリエチレン樹脂層（２００μ）／酸変性ポリエチレン樹脂層（２０μ）／エチレン−ビニルアルコール樹脂層（４０μ）／スチレン系エラストマー樹脂層（２０μ）／ポリアクリロニトリル樹脂（バレックス：商品名）層（２０μ）による多層構成のブロー成形体によるチューブ容器胴部と肩部と口頸部とからなる一体成形体を得た。なお、各層の厚さはチューブ容器胴部の部分における厚さである。
【００２３】
次いで、口頸部をシール材で封緘し、さらに、筒状成形体の下方端部から１００ｇの毛髪用染料を充填した後、該筒状成形体の下方端部を溶着してエンドシーム部を形成することにより、押出しチューブ容器を得た。
【００２４】
【発明の効果】
本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体からなるものであって、しかも該ブロー成形の一体成形体が、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成からなるものである。
【００２５】
したがって、本発明の押出しチューブ容器においては、チューブ容器胴部の内周面樹脂層であるポリアクリロニトリル樹脂の特性により、チューブ容器内の内填物中に浸透性の高い成分が存在していても、該成分に対する非吸着特性及び非浸透特性に優れた作用を有し、また、チューブ容器胴部に背シール部が存在しないことから、内填物の押出し操作の繰り返し中に背貼り部が剥離する等のことがなく、しかも、背貼り部の段差のためにチューブ容器のエンドシーム部の形成が不安定になる等の不都合がない。
【００２６】
また、本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体で形成されているため、チューブ容器胴部に対して肩部と口頸部とを取り付ける工程が不要であり、その製作工程が簡単である。
【産業上の利用分野】
本発明は、ペースト状物に代表される流体〜半流体の内填物が封入される押出しチューブ容器に関するもので、特に浸透性の高い内填物を充填させる場合にも良好な保存特性が奏される押出しチューブ容器を提供する。
【０００２】
【従来の技術】
流体〜半流体の内填物が封入される押出しチューブ容器は、下端部が閉塞されているチューブ容器胴部と、該チューブ容器胴部の上端部に連続している円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部と、前記口頚部に着脱自在に係合するキャップとで構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の押出しチューブ容器は、チューブ容器の内周面樹脂層がオレフィン系樹脂で形成されているため、医薬成分や染料等の高浸透性の成分が内填されると、これらの成分が内周面樹脂層に吸着したり、浸透したりする。
【０００４】
また、従来の押出しチューブ容器は、該チューブ容器の胴部として、積層シートの側辺部同士を重畳して貼着した背貼り部を形成することによって得られた筒状成形体が利用されており、内填物の押出し操作の繰り返し中に背貼り部が剥離する等の問題を有している。
【０００５】
さらに、前記背貼り部を有する筒状成形体によるチューブ容器胴部は、背貼り部による段差のためにチューブ容器のエンドシーム部の形成が不安定になる等の不都合が発生する。
【０００６】
これに対して本発明は、チューブ容器内の内填物が浸透性の高い成分を含有している場合でも、該高浸透性物質に対する非吸着及び非浸透特性を有しており、しかも、チューブ容器胴部に背貼り部が無く、しかもその製造工程が簡単な押出しチューブ容器を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、以下に記載する本発明の押出しチューブ容器によって解決することができる。すなわち本発明は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体からなる押出しチューブ容器であって、しかも該ブロー成形の一体成形体が、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成からなる押出しチューブ容器である。
【０００８】
本発明の押出しチューブ容器における容器胴部と円錐台形状の肩部と細首の口頸部との一体成形体は、多層構成のパリソンを所定のブロー成形用の金型内でブロー成形した後、口頸部の上方の頭部と容器胴部下方の底部とをそれぞれカットすることによって得られる。
【０００９】
ブロー成形に付す多層構成のパリソンは、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成を有するものであって、前記表面樹脂層としては低密度ポリエチレンが最も好適である。
【００１１】
内周面樹脂層をなすポリアクリロニトリル樹脂は、高浸透性物質に対する非吸着作用及び非浸透作用に優れた性質を有しているが、樹脂自体が固いために該樹脂による単層のブローチューブではスクイーズ性が得られない。
【００１２】
このため、本発明の押出しチューブ容器においては、チューブ容器胴部の内周面樹脂層をポリアクリロニトリル樹脂の薄層で形成することにより、押出しチューブ容器に必要なスクイーズ特性を得ることが必要である。
【００１３】
したがって、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層は、チューブ容器胴部の部分において１０〜１００μ程度の厚さに形成される。
【００１４】
【作用】
本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体からなるものであって、しかも該ブロー成形の一体成形体が、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成からなるものである。
【００１５】
したがって、本発明の押出しチューブ容器においては、チューブ容器内の内填物が例えば医薬品等に含まれている薬効成分や染料等の浸透性の高い物質を含有するものであっても、チューブ容器胴部の内周面樹脂層であるポリアクリロニトリル樹脂の特性により、これらの高浸透性物質を吸着したりあるいは浸透させたりすることが無く、優れた保存特性を奏する。
【００１６】
また、本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部に背シール部を有していないため、内填物の押出し操作の繰り返し中に背貼り部が剥離する等のことがなく、さらには、チューブ容器のエンドシーム部の形成が不安定になる等の不都合がない。
【００１７】
【実施例】
本発明の押出しチューブ容器の具体的な構成を製造実施例を以って説明する。
【００１８】
実施例１
多層構成のパリソンをブロー成形用の金型内でブロー成形することにより、チューブ容器胴部と円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部とを有するブロー成形体を成形した。
【００１９】
続いて、前記ブロー成形体の容器胴部下方底部と口頚部の上方の頭部とをそれぞれカットすることにより、チューブ容器胴部と円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部との一体成形体を得た。
【００２０】
なお、各層の層構成とチューブ容器胴部の部分における厚さは、表面樹脂層側から内周面樹脂層側に向かって、低密度ポリエチレン樹脂層（２００μ）／酸変性ポリエチレン樹脂層（２０μ）／エチレン−ビニルアルコール樹脂層（４０μ）／酸変性ポリエチレン樹脂層（２０μ）／ポリアクリロニトリル樹脂（バレックス：商品名）層（２０μ）である。
【００２１】
次いで、口頸部をシール材で封緘し、さらに、チューブ容器胴部の下方端部から１００ｇの靴墨を充填した後、該筒状成形体の下方端部を溶着してエンドシーム部を形成することにより、押出しチューブ容器を得た。
【００２２】
実施例２
実施例１と同様にして、表面樹脂層側から内周面樹脂層側に向かって、低密度ポリエチレン樹脂層（２００μ）／酸変性ポリエチレン樹脂層（２０μ）／エチレン−ビニルアルコール樹脂層（４０μ）／スチレン系エラストマー樹脂層（２０μ）／ポリアクリロニトリル樹脂（バレックス：商品名）層（２０μ）による多層構成のブロー成形体によるチューブ容器胴部と肩部と口頸部とからなる一体成形体を得た。なお、各層の厚さはチューブ容器胴部の部分における厚さである。
【００２３】
次いで、口頸部をシール材で封緘し、さらに、筒状成形体の下方端部から１００ｇの毛髪用染料を充填した後、該筒状成形体の下方端部を溶着してエンドシーム部を形成することにより、押出しチューブ容器を得た。
【００２４】
【発明の効果】
本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体からなるものであって、しかも該ブロー成形の一体成形体が、オレフィン系樹脂による表面樹脂層と、ポリアクリロニトリル樹脂による内周面樹脂層と、これらの両者の間に存在している塩化ビニリデン樹脂又はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂のバリヤー性樹脂層による中間層とを具備する積層構成からなるものである。
【００２５】
したがって、本発明の押出しチューブ容器においては、チューブ容器胴部の内周面樹脂層であるポリアクリロニトリル樹脂の特性により、チューブ容器内の内填物中に浸透性の高い成分が存在していても、該成分に対する非吸着特性及び非浸透特性に優れた作用を有し、また、チューブ容器胴部に背シール部が存在しないことから、内填物の押出し操作の繰り返し中に背貼り部が剥離する等のことがなく、しかも、背貼り部の段差のためにチューブ容器のエンドシーム部の形成が不安定になる等の不都合がない。
【００２６】
また、本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器胴部と肩部と口頸部とがブロー成形の一体成形体で形成されているため、チューブ容器胴部に対して肩部と口頸部とを取り付ける工程が不要であり、その製作工程が簡単である。
Claims (1)
- チュ−ブ容器胴部と肩部と口頸部とが多層構成のパリソンをブロ−成形した一体成形体からなる押出しチュ−ブ容器であって、しかも一体成形体が、低密度ポリエチレンによる表面樹脂層、酸変成ポリエチレン樹脂層、エチレン−ビニルアルコ−ル共重合体樹脂によるバリヤ−性樹脂層からなる中間層、酸変成ポリエチレン樹脂層またはスチレン系エラストマ−樹脂層、および、ポリアクリロニトリル樹脂による厚さ１０〜１００μの内周面樹脂層を積層した積層構成からなることを特徴とする押出しチュ−ブ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2183793A JP3701318B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 押出しチューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2183793A JP3701318B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 押出しチューブ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06211257A JPH06211257A (ja) | 1994-08-02 |
| JP3701318B2 true JP3701318B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=12066194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2183793A Expired - Fee Related JP3701318B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 押出しチューブ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3701318B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP2183793A patent/JP3701318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06211257A (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050713 |
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| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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