JPH04114924U - 電動床下収納庫の安全装置 - Google Patents

電動床下収納庫の安全装置

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JPH04114924U
JPH04114924U JP2662991U JP2662991U JPH04114924U JP H04114924 U JPH04114924 U JP H04114924U JP 2662991 U JP2662991 U JP 2662991U JP 2662991 U JP2662991 U JP 2662991U JP H04114924 U JPH04114924 U JP H04114924U
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JP
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safety device
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plate
opening
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JP2662991U
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Inventor
勝利 太田
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株式会社城南製作所
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性を高めるとともに、円滑かつ確実に機
能させる。 【構成】 開口部2を有する床面3の下方に、駆動部に
より移動せしめられる収納ケース5を備える。開口部2
の内周縁2eに、弾性体であるコイルスプリング6…を
介して当該内周縁2eに沿った検出プレート7を変位自
在に支持するとともに、検出プレート7の内方に検出プ
レート7の変位によりON(又はOFF)する非常検出
スイッチ8を配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は開口部を有する床面の下方に、駆動部により移動せしめられる収納ケ ースを備えてなる電動床下収納庫の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、台所の床面に開口部を設けるとともに、開口部の下方に収納ケースを配 し、駆動部により収納ケースを昇降移動できるようにした電動床下収納庫は知ら れている(実開昭61−184439号公報等参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種の電動床下収納庫は開口部に対して収納ケースが相対変位す るため、収納ケースの移動中に、開口部内に誤って手等を入れた場合、開口部の 内周縁と収納ケース間に手等が挟まれ、怪我等を生ずる虞れがある。
【0004】 しかし、従来の電動床下収納庫はこの点に対する解決策が何ら施されておらず 、安全性に対する十分な配慮がなされていない問題があった。
【0005】 本考案はこのような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、電動床 下収納庫における安全性を飛躍的に高めることができるとともに、円滑かつ確実 に機能させることができる電動床下収納庫の安全装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は開口部2を有する床面3の下方に、駆動部4により移動せしめられる 収納ケース5を備えてなる電動床下収納庫Mにおける安全装置1を構成するに際 して、特に、開口部2の内周縁2eに、弾性体、例えば、コイルスプリング6… を介して当該内周縁2eに沿った検出プレート7を変位自在に支持するとともに 、検出プレート7の内方に検出プレート7の変位によりON(又はOFF)する 非常検出スイッチ8を配設したことを特徴とする。この場合、内周縁2eに取付 ける取付プレート9と、この取付プレート9から突出し、かつ先端にストッパ部 10s…を有する離間した一対の支持ピン10、10を備え、この支持ピン10 …により検出プレート7を変位自在に支持するとともに、取付プレート9と検出 プレート7間における支持ピン10…にコイルスプリング6、6を嵌入して構成 する検出ユニット12を用いることが望ましい。
【0007】
【作用】
本考案に係る安全装置1によれば、駆動部4を作動させて収納ケース5を移動 させた際に、もし、手H等が誤って開口部2内に入った場合、手H等は検出プレ ート7と収納ケース5間に挟まれるが、検出プレート7は手H等により内周縁2 e側に押されるため、検出プレート7はコイルスプリング6…の弾性力に抗して 変位する。この結果、非常検出スイッチ8は検出プレート7の変位作用によりO N(又はOFF)し、例えば、駆動部4に対する非常停止回路を機能させること により駆動部4の作動を停止させる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に係る好適実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0009】 まず、本考案を明確にするため、図6を参照して電動床下収納庫Mの全体的概 略構成について説明する。
【0010】 電動床下収納庫Mは住宅における台所の床下に設置するもので、床面3には開 閉式の蓋部15を付設した矩形状の開口部2を設ける。
【0011】 また、床面3における開口部2の下方には昇降駆動部21を配設する。昇降駆 動部21は開口部2の隅部付近における四ケ所に設けたガイド機構部22…を備 え、一つのガイド機構部22は上下方向の鉛直ガイドレール23と、鉛直ガイド レール23に対してスライド自在に装填し、かつ支持部24sを有するスライダ 24を備える。一方、ガイド機構部22…の下方には駆動機構部25を配設する 。駆動機構部25は駆動モータ27と減速ギア機構28を内蔵する駆動ユニット 26と、駆動ユニット26により進退移動せしめられるギアードワイヤ29…か らなり、ギアードワイヤ29…の先端はスライダ24…に結合する。
【0012】 他方、床面3の下方には水平移動駆動部をなす前記駆動部4を配設する。駆動 部4はガイド機構部31を備え、このガイド機構部31は離間した左右一対の平 行な水平ガイドレール32…と、水平ガイドレール32…に沿って移動自在な前 後に連結した二連式のケース支持フレーム33x、33yを備える。また、ケー ス支持フレーム33x(33y側も同じ)の下部には、同フレーム33xにおけ る鉛直フレーム部33xvに沿ってガイドされる支持トレー33xtを備える。 収納ケース5は支持トレー33xtに支持され、ケース支持フレーム33xに対 して上方への変位が許容される。一方、ガイド機構部31の横方には駆動機構部 34を配設する。駆動機構部34は駆動モータと減速ギア機構を内蔵する駆動ユ ニット35と、駆動ユニット35により進退移動せしめられるギアードワイヤ3 8…からなり、ギアードワイヤ38…の先端はケース支持フレーム33xに結合 する。
【0013】 よって、駆動ユニット35を作動させればギアードワイヤ38…は進退移動す るため、ケース支持フレーム33x、33yは水平ガイドレール32…に沿って 変位し、各フレーム33x、33yにそれぞれ支持される収納ケース5、5をそ れぞれ開口部2の下方に、選択的に位置させることができる。
【0014】 また、開口部2の下方に位置する収納ケース5は他方の駆動ユニット26によ り昇降する。即ち、駆動ユニット26の作動により、ギアードワイヤ29…は進 退移動し、スライダ24…は鉛直ガイドレール23…に沿って昇降する。この結 果、スライダ24…の支持部24s…により支持される支持トレー33xt、さ らに、収納ケース5は開口部2を通して昇降する。なお、蓋部15は収納ケース 5の昇降に連動して開閉する。
【0015】 次に、本考案に係る安全装置1の構成について、図1〜図5を参照して説明す る。
【0016】 12は検出ユニットである。検出ユニット12は開口部2の内周縁2eに取付 ける細長な取付プレート9と、取付プレート9の面から直角に突出し、かつ先端 に大径のストッパ部10s…を有する離間した一対の支持ピン10、10と、支 持ピン10…に挿通する孔を有し、かつ支持ピン10…により変位自在に支持さ れる検出プレート7と、検出プレート7と取付プレート9間における支持ピン1 0…に嵌入し、かつ検出プレート7を取付プレート9から離間する方向に付勢す るコイルスプリング6、6と、各支持ピン10と10間の中央位置における取付 プレート9に設けた非常検出スイッチ8を有する。非常検出スイッチ8としては マイクロスイッチ等を利用できる。また、検出プレート7は開口部2の一辺と略 同じ長さに選定する。なお、検出プレート7における支持ピン10…よりも上側 は上端を取付プレート9側へ直角に折曲し、断面L形状に形成する。
【0017】 このような検出ユニット12は予め一体に組立てて用意する。これにより、図 1に示すように、開口部2の内周面2eにおける床面構成材F等にネジ止めによ り取付けることができ、後付けが容易となる。また、一体化したユニットとして 構成されるため、故障が生じにくく、円滑かつ確実に機能する。なお、検出ユニ ット12は一対用意し、収納ケース5の移動方向に対向する前後双方の内周縁2 eに取付ける。
【0018】 次に、安全装置1の機能について説明する。
【0019】 まず、自然状態の場合、検出プレート7はコイルスプリング6…の弾性力によ り取付プレート9から離間する方向に付勢され、かつストッパ部10s…により 規制される。したがって、非常検出スイッチ8はOFFとなる。このため、非常 検出スイッチ8に接続した例えば非常停止回路等も機能せず、駆動部4は通常の 動作を行う。
【0020】 他方、図1に示すように、収納ケース5が矢印A方向に移動している際に、誤 って手Hを開口部2内に入れた場合、手Hは収納ケース5と検出プレート7に挟 まれる。しかし、このとき、検出プレート7は手Hにより押され、コイルスプリ ング6…の弾性力に抗して取付プレート9側に変位し、非常検出スイッチ8をO Nさせる。よって、非常停止回路等が機能し、駆動部4を停止させる。図3〜図 5は検出プレート7が変位した状態を示している。
【0021】 以上、実施例について詳細に説明したが、本考案はこのような実施例に限定さ れるものではない。例えば、検出ユニットは床面構成材の下面に、下方に向けて 取付け、これにより、収納ケースの昇降時における安全装置を構成してもよい。 その他、細部の構成、形状等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に 変更できる。
【0022】
【考案の効果】
このように、本考案に係る電動床下収納庫の安全装置は、開口部の内周縁に、 弾性体を介して当該内周縁に沿った検出プレートを変位自在に支持するとともに 、検出プレートの内方に検出プレートの変位によりON(又はOFF)する非常 検出スイッチを配設したため、次のような顕著な効果を奏する。
【0023】 電動床下収納庫の安全性を飛躍的に高めることができる。
【0024】 既設の電動床下収納庫に対しても後付けが容易であり、しかも、検出ユニ ットの採用により故障等が生じにくく、円滑かつ確実な動作が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安全装置の一部断面正面図、
【図2】同安全装置の一部側面図、
【図3】同安全装置の一部断面平面図、
【図4】図3中C−C線一部断面図、
【図5】図3中D−D線一部断面図、
【図6】電動床下収納庫の概略構成図、
【符号の説明】
1 安全装置 2 開口部 2e 内周縁 3 床面 4 駆動部 5 収納ケース 6 コイルスプリング 7 検出プレート 8 非常検出スイッチ 9 取付プレート 10 支持ピン 12 検出ユニット M 電動床下収納庫

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する床面の下方に、駆動部に
    より移動せしめられる収納ケースを備えてなる電動床下
    収納庫の安全装置において、開口部の内周縁に、弾性体
    を介して当該内周縁に沿った検出プレートを変位自在に
    支持するとともに、検出プレートの内方に検出プレート
    の変位によりON(又はOFF)する非常検出スイッチ
    を配設したことを特徴とする電動床下収納庫の安全装
    置。
  2. 【請求項2】 内周縁に取付ける取付プレートと、この
    取付プレートから突出し、かつ先端にストッパ部を有す
    る離間した一対の支持ピンを備え、この支持ピンにより
    検出プレートを変位自在に支持するとともに、取付プレ
    ートと検出プレート間における支持ピンにコイルスプリ
    ングを嵌入してなる検出ユニットを備えることを特徴と
    する請求項1記載の電動床下収納庫の安全装置。
  3. 【請求項3】 各支持ピン間の中間位置に非常検出スイ
    ッチを配設することを特徴とする請求項2記載の電動床
    下収納庫の安全装置。
JP2662991U 1991-03-26 1991-03-26 電動床下収納庫の安全装置 Expired - Lifetime JP2547606Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051477A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Sekisui Chem Co Ltd 安全装置付き床下収納装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007051477A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Sekisui Chem Co Ltd 安全装置付き床下収納装置

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JP2547606Y2 (ja) 1997-09-10

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