JPH041148Y2 - - Google Patents

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JPH041148Y2
JPH041148Y2 JP2637086U JP2637086U JPH041148Y2 JP H041148 Y2 JPH041148 Y2 JP H041148Y2 JP 2637086 U JP2637086 U JP 2637086U JP 2637086 U JP2637086 U JP 2637086U JP H041148 Y2 JPH041148 Y2 JP H041148Y2
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  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、荷物を運搬する自転車、鉄道車両等
の貨物車両の荷物積卸口と、倉庫、工場等の建屋
の荷物積卸場(以下ドツクという)の戸口との間
を、風雨の侵入を防止するよう密閉して連結する
ためのドツクシエルタに関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種のドツクシエルタにおいては、例
えば実公昭51−18614号公報に示されているよう
に、貨物車両の荷物積卸口と建屋のドツク戸口と
の間を連結するためのシエルタ本体は、ドツク戸
口の下方の左右両側に1基ずつ設けられた往復駆
動装置によりリンク機構を介して上記荷物積卸口
に向つて前後方向に伸縮させられていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の構成においては、往復駆動
装置がドツク戸口の左右両側に1基ずつ設けられ
ているため、左右の往復駆動装置の移動が同期し
ないと、シエルタ本体の伸縮が円滑でなくなると
いう問題があり、また設備費が高くつくという問
題があつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、1基の駆動装置によつてシエルタ本体の伸縮
動を円滑に行うことで、上記問題点を解決するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の解決手段
は、建屋のドツク戸口に設けられ、該ドツク戸口
と貨物車両の荷物積卸口との間を連結するように
該荷物積卸口に対して前後方向に伸縮するドツク
シエルタとして下記の構成からなるものとする。
すなわち、後端面が上記ドツク戸口の周囲に固定
され、前端面に上記荷物積卸口の周囲に当接可能
なパレツトを有し、前後方向に伸縮可能な断面略
逆U字状の蛇腹体よりなるシエルタ本体と、前端
部が上記シエルタ本体前端部の左右一側部に回動
自在に連結され、後端部が上記ドツク戸口の左右
一側部に上下方向に移動自在に支持され、該後端
部の上下動により上記シエルタ本体を伸縮動させ
る一側リンク部材と、前端部が上記シエルタ本体
前端部の左右他側部に回動自在に連結され、後端
部が上記ドツク戸口の左右他側部に上下方向に移
動自在に支持され、該後端部の上下動により上記
シエルタ本体を伸縮動させる他側リンク部材とを
備える。そして、上記一側リンク部材が配置され
るドツク戸口の一側部に配設され、該一側リンク
部材の後端部を上下動させる駆動シリンダを備え
る。さらに、上記ドツク戸口の一側部において上
下に配置されたチエーンホイール間に上記駆動シ
リンダに連結せしめたチエーンが掛け渡されてな
り該駆動シリンダの駆動により上下方向に回行す
る一側チエーン機構と、上記ドツク戸口の他側部
において上下に配置されたチエーンホイール間に
上記他側リンク部材の後端部に連結せしめたチエ
ーンが掛け渡されてなる上下方向に回行可能な他
側チエーン機構と、上記ドツク戸口の上部におい
て各々上記一側及び他側チエーン機構の各上側チ
エーンホイールと同軸に設けられた左右のチエー
ンホイール間にチエーンが掛け渡されてなり上記
一側チエーン機構の回行運動を上記他側チエーン
機構に同速度で伝える左右方向に回行可能な上側
チエーン機構とからなり、上記駆動シリンダの駆
動により上記他側チエーン機構が上記一側チエー
ン機構と同速度で上下方向に回行して上記他側リ
ンク部材の後端部を上記一側リンク部材の後端部
の上下動と連動同期して同方向にかつ同速度で上
下動せしめる伝動装置を備えたものとする。
(作用) 本考案の作用は、駆動シリンダが、一側リンク
部材の後端部を直接上下動させると同時に、他側
リンク部材の後端部を伝動装置を介して上下動さ
せる。従つて、左右両側のリンク部材は、常に同
期してシエルタ本体を伸縮動させることにより、
1つの駆動シリンダによつて貨物車両の荷物積卸
口とドツク戸口との間を円滑に連結することがで
きる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
本実施例のドツクシエルタ1は、貨物車両2の
荷物積卸口2aと建屋3のドツク戸口3aとの間
を伸縮自在に連結するシエルタ本体4と、シエル
タ本体4を複数個のリンク機構5を介して伸縮さ
せる駆動装置6とを具備してなる。
荷物積卸口2aは、形状、寸法が概ね統一され
た方形断面を有している。ドツク戸口3aは、方
形を呈し、下縁に渡り板3bが回動自在に装設さ
れている。
シエルタ本体4は、逆U字形断面を有する伸縮
可能な蛇腹体7の前端面にパツド8が枠体9を介
して固着されてなる。蛇腹体7の後端面はドツク
戸口3aの周囲に気密かつ水密に固定されてい
る。蛇腹体7は、ゴム引き布等の防水性シートが
蛇腹体状に形成されたものである。パツド8は、
ウレタン等の弾性素材からなり、荷物積卸口2a
の周囲に当接可能なように該荷物積卸口2aに対
応する形状、寸法を有している。
リンク機構5は、シエルタ本体4前端面の枠体
9の左右両側部とドツク戸口3aとの間に2個ず
つ上下に介設されている。左右両側の各リンク機
構5は、ドツク戸口3aに固定されたリンクブラ
ケツト10に第1リンク部材11と第2リンク部
材12とが支持されてなる。各リンク機構5の第
1リンク部材11は、一端部(前端部)がピン1
1aを介して枠体9の側部に回動自在に連結さ
れ、他端部(後端部)はローラ11bを介してリ
ンクブラケツト10のガイド10aにより上下方
向に移動自在に支持されている。第2リンク部材
12は、一端がピン12aを介して第1リンク部
材11の中央部に回動自在に連結され、他端はピ
ン12bを介してリンクブラケツト10に回動自
在に連結されている。
駆動装置6は、シエルタ本体4の内部に装設さ
れ、ドツク戸口3aの第1図における左側に固定
された駆動シリンダ13と、ドツク戸口3aの周
囲に張り渡されたチエーン式伝動装置14とから
なる。駆動シリンダ13は、油圧(又は空気圧)
式シリンダで、シリンダ本体13aの両端面から
往復動可能に突出したピストンロツド13bの
各々が連結ロツド15を介してシエルタ本体4左
側に配置された上下2個の第1リンク部材11の
ローラ11b側端部(後端部)に接続されてい
る。チエーン式伝動装置14は、ドツク戸口3a
の四隅に配設された4個同一のチエーンホイール
16,17,18,19に3個のチエーン20,
21,22が掛け渡されてなる。チエーンホイー
ル16,19は、ドツク戸口3aの下方の左右隅
部にそれぞれ回動自在に配設されている。チエー
ンホイール17,18は、それぞれが一軸上に2
個ずつのチエーンホイール17a,17b及び1
8a,18bが共廻り可能に支持されてなり、ド
ツク戸口3aの上方の左右隅部に配設されてい
る。チエーン20は、ドツク戸口3aの左側にお
いて上下に配置されたチエーンホイール16と1
7aとの間に掛け渡され、両端が各連結ロツド1
5の先端部に接続されて環状に形成され、中間に
ターンバツクル23aを有する調整ロツド23が
介設されていて、左側チエーン機構を構成してい
る。チエーン21は、チエーンホイール17bと
18bとの間に環状に掛け渡され、中間にターン
バツクル24aを有する調整ロツド24が2個介
設されていて、上側チエーン機構を構成してい
る。チエーン22は、チエーンホイール18aと
19との間に環状に掛け渡され、中間に連結ロツ
ド25とターンバツクル26aを有する調整ロツ
ド26とが介設されていて、右側チエーン機構を
構成している。連結ロツド25の両端部は、それ
ぞれシエルタ本体4右側の上下2個の第1リンク
部材11のローラ11b側端部(後端部)に接続
されている。
駆動シリンダ13には、3個のマイクロスイツ
チ27が付設されている。ドツク戸口3aの下方
には、2個のバンパー28が配設されている。
次に、本実施例のドツクシエルタ1の作用につ
いて説明する。
貨物車両2は、その荷物積卸口2aをドツク戸
口3aに相対向させて停止する。駆動シリンダ1
3を下方に作動させると、ピストンロツド13b
は、連結ロツド15を介してシエルタ本体4左側
の上下2個の第1リンク部材11のローラ11b
を下方に移動させる。該左側の第1リンク部材1
1は、ピン12aを中心にして揺動し、ピン11
a側端部(前端部)が枠体9を介してシエルタ本
体4を延伸させる。同時に、ピストンロツド13
bは、連結ロツド15を介してチエーン20を第
1図中における反時計方向に回行させる。チエー
ン20は、チエーン21を介してチエーン22を
同方向に回行させる。連結ロツド25は、下方に
移動し、シエルタ本体4右側の上下2個の第1リ
ンク部材11のローラ11bを下方に移動させ
る。該右側の第1リンク部材11は、左側と同様
にシエルタ本体4を延伸させる。パツド8が荷物
積卸口2aに当接すると、駆動シリンダ13を停
止させる。パツド8は、若干圧縮されて荷物積卸
口2aに密着し、気密又は水密を保持する。一
方、シエルタ本体4の延伸に連動して、渡り板3
bが荷物積卸口2aに掛け渡される。かくして、
荷物積卸口2aとドツク戸口3aとの間に密閉さ
れた通路が形成され、荷物の積卸しが行なわれ
る。荷物の積卸しが完了すると、上記と逆の操作
により、シエルタ本体4及び渡り板3bを元の位
置に縮退させる。
(考案の効果) 本考案は、上記のように構成されているので、
1個の駆動シリンダによりシエルタ本体の左右両
側のリンク部材を同期して上下方向に回動させて
該シエルタ本体伸縮させることができる。従つ
て、シエルタ本体の伸縮が円滑に行なわれるとと
もに、設備費も安くてすむなどの利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すドツクシエル
タの一部切欠き正面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図におけるシエルタ本体
の左側下端部を拡大して示す図である。 1……ドツクシエルタ、2……貨物車両、2a
……荷物積卸口、3……建屋、3a……ドツク戸
口、4……シエルタ本体、5……リンク機構、6
……駆動装置、7……蛇腹体、11……第1リン
ク部材、12……第2リンク部材、13……駆動
シリンダ、14……チエーン式伝動装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建屋のドツク戸口に設けられ、該ドツク戸口と
    貨物車両の荷物積卸口との間を連結するように該
    荷物積卸口に対して前後方向に伸縮するドツクシ
    エルタであつて、 後端面が上記ドツク戸口の周囲に固定され、前
    端面に上記荷物積卸口の周囲に当接可能なパツド
    を有し、前後方向に伸縮可能な断面略逆U字状の
    蛇腹体よりなるシエルタ本体と、 前端部が上記シエルタ本体前端部の左右一側部
    に回動自在に連結され、後端部が上記ドツク戸口
    の左右一側部に上下方向に移動自在に支持され、
    該後端部の上下動により上記シエルタ本体を伸縮
    動させる一側リンク部材と、 前端部が上記シエルタ本体前端部の左右他側部
    に回動自在に連結され、後端部が上記ドツク戸口
    の左右他側部に上下方向に移動自在に支持され、
    該後端部の上下動により上記シエルタ本体を伸縮
    動させる他側リンク部材と、 上記一側リンク部材が配置されるドツク戸口の
    一側部に配設され、該一側リンク部材の後端部を
    上下動させる駆動シリンダと、 上記ドツク戸口の一側部において上下に配置さ
    れたチエーンホイール間に上記駆動シリンダに連
    結せしめたチエーンが掛け渡されてなり該駆動シ
    リンダの駆動により上下方向に回行する一側チエ
    ーン機構と、上記ドツク戸口の他側部において上
    下に配置されたチエーンホイール間に上記他側リ
    ンク部材の後端部に連結せしめたチエーンが掛け
    渡されてなる上下方向に回行可能な他側チエーン
    機構と、上記ドツク戸口の上部において各々上記
    一側及び他側チエーン機構の各上側チエーンホイ
    ールと同軸に設けられた左右のチエーンホイール
    間にチエーンが掛け渡されてなり上記一側チエー
    ン機構の回行運動を上記他側チエーン機構に同速
    度で伝える左右方向に回行可能な上側チエーン機
    構とからなり、上記駆動シリンダの駆動により上
    記他側チエーン機構が上記一側チエーン機構と同
    速度で上下方向に回行して上記他側リンク部材の
    後端部を上記一側リンク部材の後端部の上下動と
    連動同期して同方向にかつ同速度で上下動せしめ
    る伝動装置と を備えたことを特徴とするドツクシエルタ。
JP2637086U 1986-02-24 1986-02-24 Expired JPH041148Y2 (ja)

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JPS62140031U JPS62140031U (ja) 1987-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5024825B2 (ja) * 2007-08-08 2012-09-12 櫻護謨株式会社 荷台差込式ドックシェルター
JP5202168B2 (ja) * 2008-08-04 2013-06-05 櫻護謨株式会社 荷台差込み式ドックシェルター
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