JPH04114750A - 廃棄物破砕装置並びに該装置に用いる回転刃 - Google Patents

廃棄物破砕装置並びに該装置に用いる回転刃

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JPH04114750A
JPH04114750A JP23420090A JP23420090A JPH04114750A JP H04114750 A JPH04114750 A JP H04114750A JP 23420090 A JP23420090 A JP 23420090A JP 23420090 A JP23420090 A JP 23420090A JP H04114750 A JPH04114750 A JP H04114750A
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JP
Japan
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waste
rotary
wastes
crushing
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP23420090A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunkai Fujimoto
藤本 春海
Hideji Yamamuro
山室 秀司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP23420090A priority Critical patent/JPH04114750A/ja
Publication of JPH04114750A publication Critical patent/JPH04114750A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、廃棄物破砕装置に関し、特に、主としてせん
断力により木質系廃棄物などを破砕する廃棄物破砕装置
並びに該装置に用いる回転刃に関する。
[従来の技術] 従来のせん断力により木質系廃棄物などを破砕する廃棄
物破砕装置においては、平行回転軸の軸方向に円板形状
の回転刃を取付け、前記回転刃の側面同志は互に噛合状
に組合せられ、回転刃の間に廃棄物をかみ込んでせん断
力により廃棄物をさい断、破砕するようにされ、また、
砕製品は、回転刃の下方に設けられたスクリーンを介し
て排出せしめるようにされている(実公昭61−294
81号公報)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来の構成は、廃棄物が塊状にして大型
なものである場合、廃棄物の供給速度が瞬間的に上昇し
てしまい、せん断力および固定刃に過大な負荷を与え、
ついには回転を中断させてしまう。また、廃棄物の砕製
品は、比較的大粒度のものが得られないので、木質廃棄
物の有効利用のために充分に適応されないことがあり好
ましくない。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、物性、粒度、形状などの特性が不規則
である木質系廃棄物などをせん断力により破砕するさい
に、前記廃棄物の特性に応じて廃棄物破砕装置の運転状
態を可変に調節して、運転が中断されることが回避でき
るようにし、比較的大粒度の砕製品が得られるようにし
て、木質系廃棄物の有効利用に充分に適応させることが
できる廃棄物破砕装置並びに該装置に用いる回転刃を得
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、 複数の水平回転軸の軸方向に、前記回転軸に直交するせ
ん断面を形成する複数の回転刃を取付け、前記回転刃の
せん断面に対向する平板状の固定刃を溝状の通路の側部
に面して配設したものであり、また、 前記回転刃はほぼ半円状に区分され、前記半円内には、
前記回転軸のフランジ部に取付けられる取付部と、前記
取付部の外周に回転刃の回転方向を指向して2重に設け
た挾部と、前記挾部と隣接して逆回転方向を指向して設
けた逆挾部と、を配設したものである。
[作用コ 以上の構成により、不規則形状からなる廃棄物が、破砕
装置内に供給されると、複軸の水平回転軸が相互に内側
方向に回転され、回転刃の挾部と固定刃との間にて廃棄
物が挾まれる姿勢となり、前記姿勢に応じてせん断力が
作用して廃棄物を破砕させて、広幅の通路から砕製品を
下方に排出させるに至る。前記破砕装置は、破砕負荷に
応じて回転軸の回転数を多段に可変とし、過負荷を生じ
た場合には前記回転軸の回転を停止して所要の回転軸の
みを逆回転させることにより、廃棄物の緻密な充填を開
放して負荷を低減回復せしめ、しかも、そのさいにも、
前記回転刃の逆挾部によって廃棄物°にせん断力を作用
させて破砕が行われ、かくして、前記処理装置の運転が
長く中断されることが回避される。
[実施例] ′tS1図および第2図において、10は廃棄物破砕装
置をしめし、廃棄物として、山林における伐採樹木、建
築廃材、可燃性粗大ごみ、古タイヤ、その他廃棄物など
を対象としてこれ等の破砕に用いられる。
前記破砕装置10は2軸の水平回転軸11゜11を有し
、各々の水平回転軸11.11は、それぞれ軸受12に
よって両端において軸支され、また、水平回転軸11.
11の軸方向にはフランジ部16が所要の間隔をもって
設けられている。
そして、水平回転軸11.11の中間部には中間軸受1
3.13が支持台15上に設けられて、水平回転軸11
.11の充分な剛性が維持されている。水平回転軸11
.11の下方には支持枠18が、複数配設されており、
隣接する支持枠18の間は溝状の通路19が形成されて
いる。前記フランジ部16の側面には、それぞれ、回転
刃17がボルトなどの締結手段をもちいて締結されると
ともに、前記各通路19の側部20に面してそれぞれ固
定刃22がボルトなどの締結手段をもちいて締結、配設
されている。そして、回転刃17と固定刃22とが、前
記水平回転軸11.11に直交するせん断面が形成され
るように、両者の間隙刃先角度などが充分に調整される
前記回転刃17は、前記水平回転軸ti、iiを中心と
して回転可能となるように、前記通路19内に位置され
、さらに、両水平回転軸11゜11に取付けられた、各
々の回転刃17.17の先端軌道17a、17aは相互
に重り合うように配設されている。また、固定刃22の
長さは、前記回転刃17.17の先端軌道17a、17
aの長さに適合されて、両者において確実なせん断力が
作用するように位置決めされている。また、水平回転軸
11.11は図示しない駆動装置と接続されて駆動され
る。駆動装置としては、油圧伝導装置などが運転状態の
制御に適合させるのに好適である。そして、廃棄物の破
砕負荷に応じて、油圧伝導装置を高・低速の二速度の回
転数に切換え運転し、水平回転軸11.11が過負荷を
検出したときは、回転を停止させ、引続き、一方の水平
回転軸11のみを逆回転させて、負荷を低減回復させて
から再び正常運転に復帰される。
第3図において、回転刃17はほぼ半円状に区分されて
おり、23は取付部をしめし、前記フランジ部16に締
結されている。24は前記締結のためのボルト穴である
。前記取付部23の外周には回転刃17.17の回転方
向A、Aを指向した挾部25,26が連続して2重に設
けられ、さらに前記挾部25.26と隣接して逆回転方
向を指向した逆挾部27が設けられており、挾部25゜
26および逆挾部2フの内縁は、所要の角度をもって刃
状に形成され、さらに前記固定刃22の刃先角度ととも
に、確実なせん断力が作用するようにされている。
各々の回転刃17.・・・は、水平回転軸11゜11の
基準線に対して、(a)、・・・(d)の姿勢をしめす
ように、前記フランジ部16に締結され、それぞれ異な
る姿勢をもつようにされており、前記姿勢は第1図にお
いて(a)、・・・(d)の位置におけるようにしめさ
れている。そして、前記姿勢は、廃棄物の種類に応じて
最適な破砕作用が行われるように選択される。このよう
に、水平回転軸11.11の軸方向に対して、回転刃1
7の姿勢が順次、位相をもって変化させているので廃棄
物の破砕にさいして、せん断力が順次に作用し、水平回
転軸11.11には破砕負荷が集中されることが回避さ
れる。また、廃棄物の破砕にさいしては、配設された複
数の回転刃17.−・・が廃棄物をかみ込み、廃棄物の
小口方向の切断をはじめ上記切断にともない、廃棄物の
軸材の縦方向についても切断を行うので、廃−棄物が細
片となることが回避できて、長さを有する比較的大粒度
の砕製品が得られるようにしている。
次に作用を説明する。
先づ、水平回転軸11.11は、矢印A、Aにしめすご
とく、相互に内側方向に回転せられ、不規則状の廃棄物
はケーシング14内に供給される。そして、廃棄物は、
回転刃17と固定刃22との間に挾まれる姿勢となり、
前記廃棄物の姿勢に応じて、廃棄物を多段にかみ込み、
せん断力が作用して、小口方向の切断を行うとともに、
軸材の縦方向の割込みを行って破砕し、広幅の通路から
長さを有する比較的大粒度の砕製品を矢印Bにしめすよ
うに下方に排出させられ、排出口21より装置外に排出
される。
また、破砕負荷が比較的低負荷である場合には、駆動装
置は高速度にて回転し、廃棄物の供給量を増大して運転
することができ、反対に、破砕負荷が比較的高負荷であ
る場合には、駆動装置は低速度にて回転するようにされ
る。
また、水平回転軸11.11が過負荷を検出したときは
、回転を停止させ、引続き、一方の水平回転軸11のみ
を逆回転させて、負荷を低減回復させてから再び正常運
転に復帰する。そのさい、回転刃1フの逆挾部27も、
逆回転に伴って固定刃22との間に廃棄物が挾まれて、
同様にかみ込み、せん断力を作用させて破砕が行われる
ので過負荷状態の供給であったのにもかかわらず、破砕
操作が継続できて、前記破砕装置の運転が長く中断され
ることが回避される。
このように、廃棄物の特性に応じて、廃棄物破砕装置の
運転状態を可変に調節して、長さを有する比較的大粒度
の砕製品を得ることができる。そして、上記砕製品は焼
却装置での焼却を容易にし、燃焼装置の燃料として熱回
収のために有効利用されたり、付加工程とともにコンポ
ストや再生利用に利用することができ、そのさい、砕製
品の性状が規則的に変換されているので輸送、貯蔵上の
問題を招来させることがない、また、本発明にかかる廃
棄物破砕装置は、駆動装置を含めて定置式および移動式
として構成することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、不規則な特性を持つ廃
棄物を水平回転軸に直交するせん断面にて二重挾部をも
つ回転刃によりせん断力を作用させて効率よく破砕する
ことができ、そのさい、廃棄物破砕装置の運転状態を可
変に調節して、運転が中断されることが回避できて、比
較的大粒度の砕製品が得られて、木質系廃棄物の有効利
用に充分に適応させることができる。
【図面の簡単な説明】
′41図は本発明の一実施例をしめず全体平面図、第2
図は第1図示の側部断面図、第3図は本発明の一実施例
に係る回転刃の配置説明図である。 10・・・廃棄物破砕装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1、)複数の水平回転軸の軸方向に、前記回転軸に直
    交するせん断面を形成する複数の回転刃を取付け、前記
    回転刃のせん断面に対向する平板状の固定刃を溝状の通
    路の側部に面して配設したことを特徴とする廃棄物破砕
    装置。 (2、)前記回転刃はほぼ半円状に区分され、前記半円
    内には、前記回転軸のフランジ部に取付けられる取付部
    と、前記取付部の外周に回転刃の回転方向を指向して2
    重に設けた挾部と、前記挾部と隣接して逆回転方向を指
    向して設けた逆挾部と、を配設したことを特徴とする請
    求項1記載の廃棄物破砕装置用回転刃。
JP23420090A 1990-09-04 1990-09-04 廃棄物破砕装置並びに該装置に用いる回転刃 Pending JPH04114750A (ja)

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JP23420090A JPH04114750A (ja) 1990-09-04 1990-09-04 廃棄物破砕装置並びに該装置に用いる回転刃

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JPH04114750A true JPH04114750A (ja) 1992-04-15

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ID=16967257

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725942U (ja) * 1993-10-20 1995-05-16 川崎重工業株式会社 使用済み容器の破砕装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333634U (ja) * 1986-08-20 1988-03-04
JPH05505558A (ja) * 1990-03-21 1993-08-19 ニーロ セパラチオン アーエス 物体を破砕する装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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