JPH04114566A - テレビドアホン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、カメラ角度の調整機能を備えたテレビドア
ホン装置に関する。

【従来の技術】

第５図は従来のテレビドアホン装置のカメラ部の内部構
成を示す図である。 この第５図において、２０はオートアイリスレンズ、２
Ｉはこのレンズ２０を含むカメラヘッド部、２２は角度
調整機構、２３はカメラ信号処理部、２４はカメラヘッ
ド部２１とカメラ信号処理部２３を接続するケーブル、
２５はこのカメラ部のケースである。 上記角度調整機構２２は、第６図（ａ）に示すようにカ
メラヘッド部２１の取り付は台２６を角度調整ロッド２
８ａ、２８ｂとこの図には現れていないが上記取り付は
台２６の中心を支持する中心ピロボールとで接続し、図
示しないモニタ部における操作により、上記角度調整ロ
ッド２８ａを直線運動させてカメラヘッドｇ５２１を上
下方向に傾ける一方、上記角度調整ロッド２８ｂを直線
運動させてカメラヘッドＦ！１Ｓ２１を左右方向に傾け
るようになっている。ま１こ、上記ケーブル２４として
は大田力信号の数に応しグ二本数の可とう性をもった絶
縁電線を用いている。

【発明か解決しようとする課題】

ところで、上記従来のカメラ部は、第６図（ｂ）に示す
ようにカメラ調整機構２２によりカメラヘッド部２１を
傾けた場合、ケーブル２４の一端か第５図に示すように
カメラ信号処理部２３に固定されているため、可とう性
の絶縁電線であっても捩れおよび屈折を生じる。そのた
め、その捩れ部や屈折部に集中して力が加わり、断線や
被覆の破壊が生じ、寿命が短くなるいう問題があった。 また、ケーブル２４は多数本の絶縁電線をより合わせた
ものであるため、その外形が太くなり、捩れる際の可動
空間を余裕をもって広くとる必要があり、カメラ部の薄
型化、小型化が困難であるという問題があった。 また、捩れ力を吸収するために絶縁電線にたわみをもた
せると、その張力が大きくなり、角度調節機構に対する
負荷が増大し、円滑な動作ができず、機構のつっかかり
か生乙、モニタでの映像かふれる等といった問題かあっ
１こ。 そこで、この発明の目的は、上記の断線、被覆の破壊、
大型化、映像のふれとξ１うような問題点をなくしたテ
レビドアホン装置を提供することにある。

【課題を解決するだめの手段】

上記目的を達成するｆこめ、この発明は、レンズを有す
るカメラヘッド部と、上記カメラヘッド部の入出力信号
を処理する信号処理部と、上記カメラヘット部を上下ま
たは左右方向に揺動させる角度調整機構とを一つのケー
ス内に収納しｆニカメラ部と、上記カメラ部が撮影した
映像をモニタするモニタ手段と、上記角度調整機構を遠
隔制御する遠隔制御手段とを有するモニタ部とを備えた
テレビドアホン装置において、上記カメラヘッド部と上
記信号処理部とを、上記カメラヘッド部に接続される接
続部の接続方向と上記信号処理部に接続される接続部の
接続方向が略直交する、形状が略Ｃ字状のフレキンプル
プリ・ント配線板で接続したことを特徴としている。

【作用】

フレキンプルプリント配線板は享みが薄く、加工性に優
れ、厚み方向に対して高柔軟性を有しているので、略Ｃ
字状に形成されることにより、カメラヘッド部が上下ま
たは左右方向に揺動した場合、フレキシブルプリント配
線板にかかる捩れ力は、そのＣ字状に形成されたフレキ
ノプルブリット配線板全体で吸収され、その一部分に集
中して力が加わらないため、断線や被覆の破壊が生じに
くくなり、寿命がながくなる。また、フレキシブルプリ
ント配線板の高柔軟性により角度調整機構に対する負荷
が小さくなり、動作が円滑となって、モニタでの映像の
ぶれがなくなる。

【実施例】

以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。 １１図はこの発明のテレビドアホン装置の一実施例のシ
ステム構成図である。 このテレビドアホン装置はカメラ部ｌとモニタ部２をケ
ーブル３て接続した構成になっており、モニタ部２に設
けられた操作スイッチ４を操作することによりカメラ５
の角変を調整てきるようになっている。従って、操作者
はモニタ６を見ながらカメラを必要な角度に調整するこ
とができる。 第２図は上記カメラ部１の内部構成図である。 この第２図において、１０はオートアイリスレンズ、１
１はこのレンズ１０を含むカメラヘッド部、１２は角度
調整機構、１３はカメラ信号処理部、１４はカメラヘッ
ドｖＩ１１とカメラ信号処理部１３を接続するフレキン
プルプリント配線板、１５はこのカメラ部ｌのケースで
ある。 第３図（ａ）は上記カメラ部ｌのカメラヘッド部付近の
斜視図である。 この第３１ｆｆｌ（ａ）において、１６はカメラヘッド
部１１の取り付は台であり、中心ピロボールに７および
角度調整ロッド１８ａ、１８ｂにより角度調整機構１２
と連結されている。中心ピロボール１７は取り付は台１
６をその中心において上下および左右に揺動自在に支持
するようになっている。 ま几、角変調整ロット１８ａ、１８ｂは角度調整機構１
２の動作を取り付は台１６に伝えるたぬのものである。 上記角度調整機構Ｉ２は角度調整ロット１８ａを前後に
動作させて取り付は台１６、従ってカメラヘット部１１
を左右方向に自由な角度で傾ける一方、角度調整ロッド
１８ｂを前後に動作させて取り付は台１６、従ってカメ
ラヘッド部１１を上下方向に自由な角度で傾けるように
なっている。 フレキノプルプリント配線板（以下、単に配線板と呼ぶ
）は一般に厚みが薄く、加工性に優れ、厚み方向に対し
て高柔軟性を有している。 本実施例の配線板１４はこれらの特徴を生かしたもので
あり、第３図（ｂ）に示すように、両端のコネクタ部の
接続方向が互いに略直交する略Ｃ字状の形状に形成され
ている。そして、第３図（ａ）に示すように一方のコネ
クタ部（Ａ）がカメラヘッド部＋１にその上方から挿入
、接続され、他方のコネクタ部（Ｆ）がカメラ信号処理
部■３にその面方から挿入、接続されるようになってい
る。この配線板１４の上記コネクタ部（Ａ）、（Ｆ）以
外の部分は（Ｂ）、（Ｃ）、（Ｄ）、（Ｅ）の４つの部
分から成り立っている。（Ｃ）部と（Ｅ）部は他の部分
と区別できるように斜線てしめしている。なお、−点鎖
線はカメラヘッド部１１が水平になった状態における配
線板１４の中心線を示している。 第４図（ａ）〜（ｄ）はそれぞれカメラヘッド部１１を
右、左、上、下に傾けた場合に配線板１４がどのように
捩れを吸収するかを示す概念図である。 以下、それぞれの場合について第３図（ａ）と比較しな
がら説明する。 第４図（ａ）のように右に傾けた場合、傾きの大部分は
（Ｃ）部のたわみの増大として吸収される。 従って、（Ｄ）部の（Ｃ）部よりの部分は右側へ押し出
されるが、（Ｅ）部が伸びることにより、結果として（
Ｄ）部全体は左右方向の捩れは殆ど起こらず、中心線よ
り右側へ平行移動する。 逆に、第４図（Ｂ）のように左へ傾けた場合、傾きの大
部分は（Ｃ）部の伸びとして吸収される。しｈ化、（Ｄ
）部全体の左右方向の捩れは第４図（ａ）のときと逆に
（Ｅ）部かｆこわみを持つことによって吸収され、結果
として中心線より左側へ平行移動する。 次に、第４図（ｃ）のように上へ傾け１こ場合、傾きの
大部分は（Ｄ）部の伸びとして吸収される。 逆に、第４図（ｄ）のように下へ傾けた場合、傾きの大
部分は（Ｄ）部のたわみの増加として吸収される。 以上は、カメラヘッド部１１を上下左右のいずれかの方
向に傾けた場合の配線板１４の動きを説明したが、これ
らの動きを組み合わせることにより、上下左右の傾きを
組み合わせた色々な傾きの場合でも捩れを吸収すること
ができる。 また、いずれの傾きの場合でも配線板１４の（Ａ）部は
前後にも移動するが、その動きは（Ｃ）Ｉ（と（Ｄ）部
によって吸収される。 このように、カメラヘッド部１１とカメラ信号処理部１
３とを、薄くて、加工性に優れ、厚み方向に対して高柔
軟性を存する、略Ｃ字状に形成された配線板１４て接続
しているので、捩れが配線板１４全体で吸収されて、断
線や被覆の破壊が生しにくくなり、従来の絶縁電線で接
続した場合に比べて寿命が長くなる。また、配線板１４
の厚みが薄いことからカメラ部ｌの厚みを薄くできる。 更に、配線板１４の高柔軟性により角度調整機構１３に
対する負荷が小さくなり、動作が円滑となって、モニタ
６ての映像のぶれがなくなる。 上記実施例では配線板の形状を第３図および第４図に示
すような形状にしたが、カメラヘッド部に接続される接
続部の接続方向と上記信号処理部に接続される接続部の
接続方向が略直交する略Ｃ字状の形状でさえあれば、他
の形状の場合でも同様の効果が期待できる。

【発明の効果】

以上より明らかなように、この発明のテレビドアホン装
置は、レンズを有するカメラヘッド部と上記カメラヘッ
ド部の入出力信号を処理する信号処理部とを、上記カメ
ラヘッド部に接続される接続部の接続方向と上記信号処
理部に接続される接続部の接続方向が略直交する、形状
が略Ｃ字状の配線板で接続するようにしているので、上
記カメラヘッド部が、モニタ部の遠隔制御手段によって
遠隔制御される角度調整機構により上下または左右方向
に揺動させられた場合に、その配線板にかかる捩れ力は
、そのＣ字状に形成された配線板全体で吸収され、その
一部分に集中口て力が加わらないため、断線や被覆の破
壊が生じにくくなり、寿命がながくなる。また、上記配
線板の高柔軟性により上記角度調整機構に対する負荷が
小さくなり、動作が円滑となって、モニタでの映像のぶ
れがなくなる。また、上記配線板は加工性に優れた材料
であることから、自由度の高い設計ができ、厚みの薄い
ことと合わせてカメラ部の薄型化、小型化、軽量化が可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のテレビドアホン装置の一実施例のシ
ステム構成図、第２図は上記実施例のカメラ部の内部構
成図、第３図（ａ）は上記実施例のカメラヘッド部付近
の斜視図、第３図（ｂ）は上記実施例の配線板の形状を
説明する図、第４図は上記実施例においてカメラヘット
部を上下左右方向に傾けた場合の配線板の動きを説明す
る図、第５図は従来例のカメラ部の内ＫＩ構成図、第６
図（ａ）は上記従来例にお：するカメラヘッド部と角度
調整機構との連結を説明する図、第６図（ｂ）は上記カ
メラヘッド部の動きと接続ケーブルの捩れを説明する図
である。 ｌ　・カメラ部、２・・モニタ部、３・ケーブル、４　
・操作スイッチ、５・・カメラ、６　モニタ、ＩＯ・・
・オートアイレスレンズ、 ｌｌ・・・カメラヘッド部、１２・・・角変調整機構、
１３・・カメラ信号処理部、 １４・・・フレキシブルプリント配線板、Ｉ５・・・ケ
ース、１６・・取り付は台、１７・・・中心ピロボール
、 １８ａ、１８ｂ・・角度調整ロッド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）レンズを有するカメラヘッド部と、上記カメラヘ
   ッド部の入出力信号を処理する信号処理部と、上記カメ
   ラヘッド部を上下または左右方向に揺動させる角度調整
   機構とを一つのケース内に収納したカメラ部と、上記カ
   メラ部が撮影した映像をモニタするモニタ手段と、上記
   角度調整機構を遠隔制御する遠隔制御手段とを有するモ
   ニタ部とを備えたテレビドアホン装置において、 上記カメラヘッド部と上記信号処理部とを、上記カメラ
   ヘッド部に接続される接続部の接続方向と上記信号処理
   部に接続される接続部の接続方向が略直交する、形状が
   略Ｃ字状のフレキシブルプリント配線板で接続したこと
   を特徴とするテレビドアホン装置。