JPH04114511U - 防寒防水手袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【構成】伸縮性のあるゴム、プラスチック或いは合成樹
脂フィルムで形成され、甲になる側の主要部に空洞を設
け、その空洞中に発泡体４と空気５を入れて密封し、中
指、人差し指、親指の各第二関節位から先端をカットさ
れた手袋とする。 【効果】手の甲の主要部で密封された発泡体及び空気が
防寒保温の役目を果たし、伸縮性のゴムが手に密着し防
水の役目を果たし、手袋の指先カットとゴムの柔軟性
が、細かな作業を可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、魚釣りなどに使われる防寒防水手袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の手袋では、発泡ウレタンシートなどに布を張り合せたり、表面を樹 脂コーティングされたシートを縫い合わし、中指、人差し指、親指の先第 二関節位からカットされた防寒手袋が多く出まわっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ただこれらの手袋では、防寒に優れ、魚釣りの時のような仕掛を作ったり 針に餌を付けたりする細かい作業だけの時では良かったが、防水機能に ついては不十分で、水を使う場合には防水はおろか、防寒作用でさえ、 あまり作用を果たさなかった。 この考案は、防寒防水機能を備え、さらに細かな作業が出来ることを目的 とするのである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

伸縮性のあるゴム、プラスチック或いは合成樹脂フィルムで形成され、 甲になる側の主要部に空洞を設け、その空洞中に発泡体と空気を入れて 密封し、中指、人差し指、親指の各第二関節位から先端をカットされた 手袋とする。

【０００５】

【作用】

本考案によれば、手の甲の主要部で密封された発泡体及び空気が防寒保温 の役目を果たし、伸縮性のゴムが手に密着し防水の役目を果たし手袋の 指先カットとゴムの柔軟性が、細かな作業を可能にしてくれる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案を図面にもとずいて説明すると、伸縮性のあるゴムシート ３枚のうち２枚、２、３を重ねて、図１、図２、図３、図４にある様に ｂ部分をヒートシールして空洞を作り、その空洞の中に発泡体４と空気５ を入れ、図１、図２、図３、図５にもある様にａ部分で密封し、残り１枚 のゴムシート、１を手の内側になる方に重ね、ヒートシールｂ部分の一部 に重なるが、図２、図４にある様にゴムシート１、２、３をｅ部分で ヒートシールして完成する。 尚、中指、人差し指、親指の指先が出る部分と手を入れる部分は開口 されている。

【０００７】

【考案の効果】

本考案のように構成された手袋であれば、手の甲の主要部分で密封された 発泡体及び空気が、防寒保温の役目を果たし、伸縮性の有るゴムが肌に 密着し防水の役目を果たし、手袋の指先カットとゴムの柔軟性が、細かな 作業を可能にしてくれる。

【図面の簡単な説明】

図１は、手の甲側の正面図。 図２は、図１のＡーＡ′間での断面図。 図３は、図１のＢーＢ′間での断面図。 図４は、図１のＣーＣ′間での断面図。 図５は、図１のＤーＤ′間での断面図。

【符合の説明】

１、 伸縮性の有るゴム。 ２、 伸縮性の有るゴム。 ３、 伸縮性の有るゴム。 ４、 発泡体。 ５、 空気。 ａ， ヒートシール部。 ｂ， ヒートシール部。 ｅ， ヒートシール部。 ｆ， 開口部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】伸縮性のあるゴム、プラスチックあるいは
   合成樹脂フィルムで形成され、甲になる側の主要部にに
   空洞を設け、その空洞中に発泡体と空気を入れて密封し
   てなる防寒防水手袋。