JPH0523527Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523527Y2 JPH0523527Y2 JP1989071656U JP7165689U JPH0523527Y2 JP H0523527 Y2 JPH0523527 Y2 JP H0523527Y2 JP 1989071656 U JP1989071656 U JP 1989071656U JP 7165689 U JP7165689 U JP 7165689U JP H0523527 Y2 JPH0523527 Y2 JP H0523527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove
- batting
- insert
- waterproof
- holding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Gloves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
本考案は手袋の考案に係り、手袋全体が水中に
没して作業するような条件下においても、その手
口部からの水侵入を的確に阻止して、防水手袋の
水中作業防水性を完全にすると共に保温性を確保
し快適な水中作業を行わせ得る手袋を提供しよう
とするものである。
没して作業するような条件下においても、その手
口部からの水侵入を的確に阻止して、防水手袋の
水中作業防水性を完全にすると共に保温性を確保
し快適な水中作業を行わせ得る手袋を提供しよう
とするものである。
(産業上の利用分野)
防水性を必要とする各種作業環境下で着用する
に適した手袋。
に適した手袋。
(従来の技術)
防水透湿性の手袋を得るために連続多孔質ポリ
テトラフルオロオエチレン樹脂シートを適用する
手袋は、例えば特開昭58−140123により提案され
ている。即ちこれは手袋の中間に連続多孔質ポリ
テトラフルオロエチレン樹脂シートによる防水透
湿性の層を形成し、これにより手袋本体において
外部からの水の侵入を阻止し、しかも発汗などに
よる湿分は外気に放出されるので快適な着用状態
が達成されるものである。
テトラフルオロオエチレン樹脂シートを適用する
手袋は、例えば特開昭58−140123により提案され
ている。即ちこれは手袋の中間に連続多孔質ポリ
テトラフルオロエチレン樹脂シートによる防水透
湿性の層を形成し、これにより手袋本体において
外部からの水の侵入を阻止し、しかも発汗などに
よる湿分は外気に放出されるので快適な着用状態
が達成されるものである。
(考案が解決しようとする課題)
上記のような従来の手袋においては、手袋本体
での防水性は確保されても、実際の着用において
手袋手口部分や縫い目部分からの水浸入について
は何等考慮されておらず、従つて手袋全体が水中
に没してしまうような環境下での作業では折角の
防水性や透湿性その他の特性も意味のないものと
なつてしまう欠点がある。また、水中における防
寒目的においては少なくとも中綿を用いることが
不可欠であるにかかわらず、内部への防水が完全
でないと水分が中綿に吸収されこれを乾燥復元す
ることが至難であることから実質的に中綿の採用
をなし得ない決定的な不利を有している。
での防水性は確保されても、実際の着用において
手袋手口部分や縫い目部分からの水浸入について
は何等考慮されておらず、従つて手袋全体が水中
に没してしまうような環境下での作業では折角の
防水性や透湿性その他の特性も意味のないものと
なつてしまう欠点がある。また、水中における防
寒目的においては少なくとも中綿を用いることが
不可欠であるにかかわらず、内部への防水が完全
でないと水分が中綿に吸収されこれを乾燥復元す
ることが至難であることから実質的に中綿の採用
をなし得ない決定的な不利を有している。
「考案の構成」
天然皮革、合成皮革、織布、編布、不織布など
による手袋基材を用いた手袋であつて、該手袋基
材に連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂
シートにより完全防水成型されたグローブインサ
ートを内装し、該グローブインサートと伸縮性手
口部とをラテツクスまたはネオプレンなどによる
中綿保持部材を介して接着剤により接着一体化
し、前記中綿保持部材により上記したグローブイ
ンサート内に中綿を保持したことを特徴とする手
袋。
による手袋基材を用いた手袋であつて、該手袋基
材に連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂
シートにより完全防水成型されたグローブインサ
ートを内装し、該グローブインサートと伸縮性手
口部とをラテツクスまたはネオプレンなどによる
中綿保持部材を介して接着剤により接着一体化
し、前記中綿保持部材により上記したグローブイ
ンサート内に中綿を保持したことを特徴とする手
袋。
(作用)
天然皮革、合成皮革、織布、編布、不織布など
による手袋基材を用いた手袋であつて、該手袋基
材に連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂
シートにより完全防水成型されたグローブインサ
ートを内装したことにより一般的な手袋としての
美観、体裁を具備し、しかも防水且つ透湿性の手
袋を形成する。
による手袋基材を用いた手袋であつて、該手袋基
材に連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂
シートにより完全防水成型されたグローブインサ
ートを内装したことにより一般的な手袋としての
美観、体裁を具備し、しかも防水且つ透湿性の手
袋を形成する。
該グローブインサートと伸縮性手口部とをラテ
ツクスまたはネオプレンなどによる中綿保持部材
を介して接着剤により接着一体化したことにより
前記グローブインサートと伸縮性手口部とを的確
な防水条件下に連結する。
ツクスまたはネオプレンなどによる中綿保持部材
を介して接着剤により接着一体化したことにより
前記グローブインサートと伸縮性手口部とを的確
な防水条件下に連結する。
前記中綿保持部材により上記したグローブイン
サート内に中綿を保持したことにより上記グロー
ブインサート内に中綿を保持して装入された手掌
ないし指部の保温を図り、前記のように伸縮性手
口部およびその連結部における防水完全性と相俟
つて中綿部分に水分の浸入することをなからしめ
上述したグローブインサートの防水透湿性と相俟
つて快適な水中作業性を得しめる。
サート内に中綿を保持したことにより上記グロー
ブインサート内に中綿を保持して装入された手掌
ないし指部の保温を図り、前記のように伸縮性手
口部およびその連結部における防水完全性と相俟
つて中綿部分に水分の浸入することをなからしめ
上述したグローブインサートの防水透湿性と相俟
つて快適な水中作業性を得しめる。
(実施例)
上記したような本考案による手袋の具体的な実
施態様を添付図面に示す若干例に関して説明する
と、天然皮革、合成皮革、織布、編布、不織布な
どによる手袋基材3の内側に完全防水成型された
グローブインサート4を一体形成し、手袋本体1
の手口部分にラテツクスゴムなどによる伸縮性手
口部2をラテツクスゴムまたはネオプレンにより
成る中綿保持部材6を挟んで接着剤5により接着
して一体化する。
施態様を添付図面に示す若干例に関して説明する
と、天然皮革、合成皮革、織布、編布、不織布な
どによる手袋基材3の内側に完全防水成型された
グローブインサート4を一体形成し、手袋本体1
の手口部分にラテツクスゴムなどによる伸縮性手
口部2をラテツクスゴムまたはネオプレンにより
成る中綿保持部材6を挟んで接着剤5により接着
して一体化する。
即ち、伸縮性を有する手口部2と手袋本体1と
の手袋手口部分における接着は第2図に示されて
おり、伸縮性手口部2とグローブインサート4と
はラテツクスゴムまたはネオプレンよりなる中綿
保持部材6を間に挟んで接着剤5により接着され
る。伸縮性手口部2は円錐型となつているので、
装入された着用者の手首サイズおよび形状に容易
に適合し防水関係を形成することができる。
の手袋手口部分における接着は第2図に示されて
おり、伸縮性手口部2とグローブインサート4と
はラテツクスゴムまたはネオプレンよりなる中綿
保持部材6を間に挟んで接着剤5により接着され
る。伸縮性手口部2は円錐型となつているので、
装入された着用者の手首サイズおよび形状に容易
に適合し防水関係を形成することができる。
手袋本体1の形状な図示のものに限らず、その
他5本指型、ミトン型などでもよいことは当然で
ある。
他5本指型、ミトン型などでもよいことは当然で
ある。
前記したグローブインサート4が連続多孔質ポ
リテトラフルオロエチレン樹脂シートで形成され
ることによつて防水性のみならず透湿性をも確保
されることは公知の如くである。即ちこの連続多
孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂シートはポ
リテトラフルオロエチレン膜を延伸して多数の微
小結節部の間に無数の微細繊維がくもの巣状に形
成されたものであつて、その微細繊維間における
孔隙はμmオーダーないしそれ以下であり、場合
によつては0.02μm以下にも達し、そうして孔隙
の微細性と樹脂自体の持つ撥水性とが相俟つて水
の透過を有効に阻止し、しかも該孔隙の存在によ
つて通気性が確保されるものである。
リテトラフルオロエチレン樹脂シートで形成され
ることによつて防水性のみならず透湿性をも確保
されることは公知の如くである。即ちこの連続多
孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂シートはポ
リテトラフルオロエチレン膜を延伸して多数の微
小結節部の間に無数の微細繊維がくもの巣状に形
成されたものであつて、その微細繊維間における
孔隙はμmオーダーないしそれ以下であり、場合
によつては0.02μm以下にも達し、そうして孔隙
の微細性と樹脂自体の持つ撥水性とが相俟つて水
の透過を有効に阻止し、しかも該孔隙の存在によ
つて通気性が確保されるものである。
また、上記の如き連続多孔質ポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂シートの少なくとも片面に親水性
かつ非親油性の薄層を形成すれば、発汗中などに
含まれる油分により連続多孔質ポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂シートの防水且つ透湿性が損なわ
れることを阻止し、長期に渡つて快適な着用が可
能となる。
ロエチレン樹脂シートの少なくとも片面に親水性
かつ非親油性の薄層を形成すれば、発汗中などに
含まれる油分により連続多孔質ポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂シートの防水且つ透湿性が損なわ
れることを阻止し、長期に渡つて快適な着用が可
能となる。
「考案の効果」
以上説明したような本考案によるときは、手袋
本体部分における防水性と共に手袋手口部におけ
る水の浸入をも阻止されるので、手袋全体が水中
に没してしまうような条件下でも手袋内部に水が
浸入することがなく、またグローブインサートに
連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂シー
トを適用することで防水性のみならず透湿性をも
確保され、しかもこのグローブインサート内に中
綿保持部材によつて中綿を適切な防水条件下に保
持せしめ、快適な着用と作業をなすことが可能と
なるといつた効果を有しており、実用上その効果
の大きい考案である。
本体部分における防水性と共に手袋手口部におけ
る水の浸入をも阻止されるので、手袋全体が水中
に没してしまうような条件下でも手袋内部に水が
浸入することがなく、またグローブインサートに
連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂シー
トを適用することで防水性のみならず透湿性をも
確保され、しかもこのグローブインサート内に中
綿保持部材によつて中綿を適切な防水条件下に保
持せしめ、快適な着用と作業をなすことが可能と
なるといつた効果を有しており、実用上その効果
の大きい考案である。
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案による手袋の一例を示した説
明図、第2図はグローブインサートと伸縮性手口
部の接着状態を示した説明図である。 然してこれらの図面において、1は手袋本体、
2は伸縮性手口部、3は手袋基材、4はグローブ
インサート、5は接着剤、6は中綿保持部材、7
は中綿である。
て、第1図は本考案による手袋の一例を示した説
明図、第2図はグローブインサートと伸縮性手口
部の接着状態を示した説明図である。 然してこれらの図面において、1は手袋本体、
2は伸縮性手口部、3は手袋基材、4はグローブ
インサート、5は接着剤、6は中綿保持部材、7
は中綿である。
Claims (1)
- 天然皮革、合成皮革、織布、編布、不織布など
による手袋基材を用いた手袋であつて、該手袋基
材に連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂
シートにより完全防水成型されたグローブインサ
ートを内装し、該グローブインサートと伸縮性手
口部とをラテツクスまたはネオプレーンなどによ
る中綿保持部材を介して接着剤により接着一体化
し、前記中綿保持部材により上記したグローブイ
ンサート内に中綿を保持したことを特徴とする手
袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989071656U JPH0523527Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989071656U JPH0523527Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311012U JPH0311012U (ja) | 1991-02-01 |
JPH0523527Y2 true JPH0523527Y2 (ja) | 1993-06-16 |
Family
ID=31608880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989071656U Expired - Lifetime JPH0523527Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523527Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54161222U (ja) * | 1978-04-30 | 1979-11-10 | ||
JPS58140123U (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-21 | ジャパン ゴアテツクス株式会社 | 手袋 |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP1989071656U patent/JPH0523527Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0311012U (ja) | 1991-02-01 |
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