JPH04114413A - 脱磁方法および脱磁装置 - Google Patents

脱磁方法および脱磁装置

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JPH04114413A
JPH04114413A JP23363390A JP23363390A JPH04114413A JP H04114413 A JPH04114413 A JP H04114413A JP 23363390 A JP23363390 A JP 23363390A JP 23363390 A JP23363390 A JP 23363390A JP H04114413 A JPH04114413 A JP H04114413A
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JP
Japan
Prior art keywords
current
coil
demagnetizing
voltage
working surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP23363390A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoharu Ikehara
池原 尚治
Shoichi Ujiie
氏家 正一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI JIKOU KK
JTEKT Column Systems Corp
Original Assignee
FUJI JIKOU KK
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by FUJI JIKOU KK, Fuji Kiko Co Ltd filed Critical FUJI JIKOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁性体から脱磁する方法および装置に係わり、
とくに直流の反転する減衰電流を作り位置固定のままで
脱磁するものの通電方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
磁性体は着磁して用いるのが通例であるが、磁性を除い
て使用する必要がある場合も多い。
このような脱磁を行うには、次のような種々の方法があ
る。
■ コイルに商用電源から通電し脱磁対象物を移動させ
て脱磁する。
■ コンデンサとコイルとのLC共振回路により減衰振
動電流を形成し、対象物を位置固定して脱磁する(直流
高電圧で充電したコンデンサからコイルに給電するもの
を含む)。
■ 交流電源からコイルに直接パルス大電流ノ交互半サ
イクル反転減衰電流を通電して位置固定の対象物を脱磁
する(サイリスク等による位相制御の減衰を含む)。
■ 直流電源の交互に反転する定常電流磁界の中を対象
物を移動させて脱磁する。
■ 直流の反転する減衰電流を作り位置固定のままで脱
磁する。
これらはそれぞれ特徴を持っているが、本発明は■を対
象とする。
この■は、従来は実験室で使用されるもので、磁気を完
全に無くすのに数分間掛けて徐々にゼロまで電流を減衰
させる、完全脱磁の方法として用いられていた。市販の
脱磁器では、数ヘルツの直流反転電流を1分位かけて減
衰するようにして使用することになる。
また、上記例で■および■の対象物移動による脱磁方式
以外は、装置が大型化して内蔵方式にするのは困難であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕 この方式のものは、脱磁所要時間か長いことであり、ま
た時間を短くすると脱磁性か極端に悪くなる。
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、直流電源
を用いて反転する減衰電流を作り位置固定のままで脱磁
する方法および装置であって、短時間に脱磁を行える方
法および装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本発明では、 脱磁対象物に、コイルを用いて交番的な磁界をかけるこ
とにより脱磁を行う方法において、前記コイルに、直流
電圧を交番的に切換印加して所定値から順次直線的に電
流ピーク値が減少する交番電流を通電するようにした脱
磁方法、および脱磁対象物に、コイルを用いて交番的な
磁界を作用させることにより脱磁を行う装置において、
前記コイルの通電電流にもとづき、予め設定されている
時間制御信号で交互に反転させた直線性の減衰交番電流
を生じさせる制御装置とをそなえたことを特徴とする脱
磁装置、 を提供するものである。
〔作 用〕
コイルに直流電圧を交番的に切換印加すると、指数関数
的に立ち上がる反転電流が流れる。この反転電流のピー
ク値が所定値から直線的に減少していくように、直流電
圧の印加時間を順次減じていく。そして初めの時間は対
象物が大きさに充分対応できるように遅くできる点を含
め、これにより対象物の残留磁気が強い段階でも内部ま
で減磁作用が及び、以後減磁が良好に進んで脱磁が行わ
れる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、脱磁用のコイルに直流電圧を交
番的に切換印加して所定値から順次直線的に電流値が減
少するように交番電流を通電して脱磁を行うため、対象
物がボリュームのあるものでも或いは強力に磁化されて
いても対象物の内部まで良好に脱磁することができる。
〔実施例〕
第1図<a’) 、(b)は本発明による、コイルへの
印加電圧Vとこの印加電圧に応して流れる脱磁電流Iの
波形を示したものである。
すなわち同図(a>に示すように、休止期間t。
を交えながら直流印加電圧Vを印加時間が漸減するよう
に印加して同図(b)に示すように脱磁電流Iのピーク
値が直線状に減少するようにする。
コイルに直流電圧を所定時間印加すると電流は指数関数
的に立上がり、所定時間経過時に直線的に立ち下がる。
この立ち下がり直前がピーク値になる。同図(b)にお
ける破線は、コイル電流の正、負各ピーク値を順次結ん
でいったもので、直線をなしている。直線を形成するに
は、各ピーク値が最大ピーク値1−mから、図における
左から右に減じていく必要がある。
そして、このピーク値の減少が実現するように印加電圧
Vの印加時間TI、T2.T3.T4゜T5・・・を、
同図(b)に示すように漸減させる。最初の印加時間型
1はたとパば数秒程用の比較的長い時間とす−る1、(
して* Jj’なくとも脱磁電流の1−“り値かある程
度の大きさを有する領域で゛は脱磁電流は直線状に減じ
る必要かある。
このよ・)な脱磁動作が時間゛rmにつき行わ4”、)
’、)と良好な脱磁が達成される。
第2図おJび第3図はこのような脱磁動作に用いられる
脱磁器の構造を示1.たもので、第2図り、1鉄心型の
ものを、第3図は空心型のものをそれぞれ示し、又いる
まず第2図の欽心型脱磁器は、ケース本体1aの上面に
作用面1 bを設け、作用面1b下部にコの字型鉄心2
を開I−1部が作用面1bのF面に接するよ・スに設け
る。この鉄心2には:゛11イル3装されており、制御
装置4からコード5aを介し゛ζ給電さ第1る。そして
制御具W4はコード5bを介し゛C商用電源から給電さ
れる。
また、第′3図は空心型の脱磁器を小し、Cおり、これ
は第2図のものと異なり鉄心が無(:jイル′3の中心
部に貫通孔か設けられており、この貫通孔に脱磁対ψ物
6を置く。
この第2図および第3図に示ず脱磁器における作用面]
))の1面およびN通孔中心に脱磁対象物f)か置かね
た状態で、第1図を用いて説明し、たよ・)lよ通電を
H’>と、脱磁が良好にijわれる。
脱磁か良好に行われるか盃かは、所定の通電をi−〕λ
たか否かに掛かりCいる。そこで、このよう!よ通電を
実現するには、第2図および第′3図の脱磁器における
制御装置4の制御整流器14がそのよ・うな制御動作を
行う必要がある。
第4図(a)、(b)は、第2図および第3図に示した
制御装置4の制御整流器部分き所定の通電をiIうため
の回路構成を示し、たちのであり、代表的な2つの例を
挙げる。
まず第4図(a)において、]1は整流器と反転機構か
らなる制御整流器14に与える制御(3号を出力する電
流制御回路であり、電流設定器12により予め直線的に
減少するパターンが用意され、実際にコイル3に流れる
電流■を監視する電流検出器1′3の出力と電流比較す
る。電流設定(3号は、定常電流か時間軸に対しこ 角
状に減衰するアナログ直線特性をデジタル変換し7たも
のである。そして、第1回の電流値をもとにし、て設定
され、例えば幾−つかの値を予め定めておきそれらの中
から選択したものであってもよいし7、等差級数的に変
化するパターンにし、てもよい。
実際にコイルに流れる電流値はその回路に直列接続され
た抵抗Rとその電圧を検出するVDとからなる電流検出
器によって監視され、電流設定器]2からの電流値と比
較されている。
そし、てその電流値が設定された電流値に〜致するまで
制御信号が電流制御回路11から制御整流器]4に送ら
れる。この動作が繰返されて脱磁が行わね5る。
次に第4図(b)の場合は、比較によらないで第1回1
」の電流から計p、シ、た時定数をもとにして時間比を
設定【7た電流制御回路11により、第4図(a)の場
合と同様に電流制御しようとするものであり、それらは
単なる一例であってこの他にも電流の時間制御の方法か
考えられるが、要は直流電圧を初めはゆっくりとし5た
反転で行い、その減衰交番電流か直線的になるようにす
ることで極めて性能の良い脱磁装置を得ることが出来た
ことである。
ぞし、て脱磁灼象物が大型であっても小型であっても、
或いは強力に磁化されCい°τもいなくてもそれに応じ
た脱磁動作が行われる。したかって従来脱磁が完全に行
われ難かった対象物についCも内部まで良好に脱磁がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明による脱磁コイルへの印
加電圧および脱磁電流の説明図、第2図および第′3図
は本発明の使用する脱磁器の構成を示す図、第4図(a
)、(b)は第2図および第3図の脱磁器に所定の通電
を行・)ための回路の代表的構成例を示す回路図である
。 ]a・・・ケース本体、】b・・・作用面、2・・・鉄
心、3・・コイル、4・・・制御装置、5・・・コード
、6・・・脱磁対象物。 千 続 補 正 書 平成 年 月 [3 発明の名称 脱磁方法および脱磁装百 補正をする者 事件との関係

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.脱磁対象物に、コイルを用いて交番的な磁界を作用
    させることにより脱磁を行う方法において、 前記コイルに、直流電圧を交番的に切換印加して所定値
    から順次直線的特性に沿って電流ピーク値が減少する交
    番電流を通電するようにしたことを特徴とする脱磁方法
  2. 2.請求項1記載の方法において、 前記直線的特性は、時間軸に対して三角状に減衰するア
    ナログ特性をデジタル変換したものである脱磁方法。
  3. 3.脱磁対象物に、コイルを用いて交番的な磁界を作用
    させることにより脱磁を行う装置において、 前記コイルの通電電流にもとづき、予め設定されている
    時間制御信号で交互に反転させた直線性の減衰交番電流
    を生じさせる制御装置をそなえたことを特徴とする脱磁
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012084595A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Dmt:Kk 脱磁装置及び方法
CN102832010A (zh) * 2012-08-14 2012-12-19 河南科技大学 一种机床工件退磁控制装置及其退磁方法
JP2018040054A (ja) * 2016-08-25 2018-03-15 ツェーエル・シュッツレヒツフェアヴァルトゥングス・ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング 三次元の対象の積層造形的な製造の為の設備

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JP2012084595A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Dmt:Kk 脱磁装置及び方法
CN102832010A (zh) * 2012-08-14 2012-12-19 河南科技大学 一种机床工件退磁控制装置及其退磁方法
CN102832010B (zh) * 2012-08-14 2015-02-04 河南科技大学 一种机床工件退磁控制装置及其退磁方法
JP2018040054A (ja) * 2016-08-25 2018-03-15 ツェーエル・シュッツレヒツフェアヴァルトゥングス・ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング 三次元の対象の積層造形的な製造の為の設備

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