JPS6018271Y2 - 電磁チャック制御装置 - Google Patents
電磁チャック制御装置Info
- Publication number
- JPS6018271Y2 JPS6018271Y2 JP10959581U JP10959581U JPS6018271Y2 JP S6018271 Y2 JPS6018271 Y2 JP S6018271Y2 JP 10959581 U JP10959581 U JP 10959581U JP 10959581 U JP10959581 U JP 10959581U JP S6018271 Y2 JPS6018271 Y2 JP S6018271Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- electromagnetic chuck
- control
- circuit
- pulse
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁チャックの着磁力および脱磁を制御する電
磁チャック制御装置に関する。
磁チャック制御装置に関する。
一般に、鋳鉄あるいは鋼等の強磁性体からなるワークの
平面研削作業を行なう場合、研削盤のテーブルに配設さ
れた電磁チャックを励磁し、該励磁された電磁チャック
によってワークを吸着17てワークをテーブルの所定位
置に固定している。
平面研削作業を行なう場合、研削盤のテーブルに配設さ
れた電磁チャックを励磁し、該励磁された電磁チャック
によってワークを吸着17てワークをテーブルの所定位
置に固定している。
研削作業後に工作物をテーブルから取り外すときは、ワ
ークおよび電磁チャックの残留磁気を脱磁する必要があ
るが、通常、第1図に示すように電磁チャックにより形
成される磁界の極性を漸次短くなる周期で交互に反転さ
せるとともに該磁界の強さを漸次弱くすることによって
、ワークおよび電磁チャックの残留磁気を脱磁している
。
ークおよび電磁チャックの残留磁気を脱磁する必要があ
るが、通常、第1図に示すように電磁チャックにより形
成される磁界の極性を漸次短くなる周期で交互に反転さ
せるとともに該磁界の強さを漸次弱くすることによって
、ワークおよび電磁チャックの残留磁気を脱磁している
。
従来、電磁チャックは励磁時には所定の電源が供給され
て一定の強さの磁界を形成してワークを吸着し、また、
脱磁時には駆動電源の極性切換用可逆スイッチを手動操
作して電磁チャックの形成する磁界を変化]7、残留磁
気を脱磁するようにしている。
て一定の強さの磁界を形成してワークを吸着し、また、
脱磁時には駆動電源の極性切換用可逆スイッチを手動操
作して電磁チャックの形成する磁界を変化]7、残留磁
気を脱磁するようにしている。
しかしながら、吸着するワークによっては弱い磁力で確
実に固定されるものもあり、常に同−強さの電源で電磁
チャックを駆動するのは不経済である。
実に固定されるものもあり、常に同−強さの電源で電磁
チャックを駆動するのは不経済である。
また、脱磁する場合、スイッチの切換タイミングが電磁
チャックあるいはワークの消磁特性に一致しないことが
あり、完全に脱磁できないという問題があった。
チャックあるいはワークの消磁特性に一致しないことが
あり、完全に脱磁できないという問題があった。
本考案は、上述の問題を解決するためになされたもので
、電磁チャックの着磁力を調整でき、かつ、脱磁を確実
にできる電磁チャック制御装置を提供するものである。
、電磁チャックの着磁力を調整でき、かつ、脱磁を確実
にできる電磁チャック制御装置を提供するものである。
本考案によれば、所定パルス幅の駆動信号の発生周波数
を調整することによって電磁チャックの着磁力を調節し
、また、駆動信号の極性を漸次短くなる周期で交互に変
化するとともに駆動信号の発生周波数を漸次低くするこ
とによって電磁チャックおよびワークを脱磁している。
を調整することによって電磁チャックの着磁力を調節し
、また、駆動信号の極性を漸次短くなる周期で交互に変
化するとともに駆動信号の発生周波数を漸次低くするこ
とによって電磁チャックおよびワークを脱磁している。
以下、本考案を添附図面の一実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第2図は本考案に係る電磁チャック制御装置の一実施例
を示すものである。
を示すものである。
交流電源1の出力電源電圧信号■6は整流回路2を介し
て所定レベルの直流電圧信号V1および該電圧信号V1
と同レベルでかつ極性が負の電圧信号V2に交換され、
該電圧信号■1.V2は半導体スイッチング素子等で構
成された電源切換回路3に加えられる。
て所定レベルの直流電圧信号V1および該電圧信号V1
と同レベルでかつ極性が負の電圧信号V2に交換され、
該電圧信号■1.V2は半導体スイッチング素子等で構
成された電源切換回路3に加えられる。
電源切換回路3は、後述する論理ゲートにより構成され
た制御信号形成回路4から加えられる制御信号S1.S
2に対応して電圧信号■□あるいはV2を切り換え、該
切り換えられた電圧信号V0あるいはV2は駆動信号V
。
た制御信号形成回路4から加えられる制御信号S1.S
2に対応して電圧信号■□あるいはV2を切り換え、該
切り換えられた電圧信号V0あるいはV2は駆動信号V
。
として電磁チャック5に加えられ、これにより電磁チャ
ック5は正あるいは逆の極性の磁界を形成する。
ック5は正あるいは逆の極性の磁界を形成する。
スイッチ6は電磁チャック5の励磁あるいは脱磁を選択
する選択スイッチで、接点6a、6b。
する選択スイッチで、接点6a、6b。
6cはそれぞれ電磁チャック5の励磁、脱磁およびオフ
に対応する接点であり、接点6a、6bはパルス発生回
路7の着磁側入力および脱磁側入力にそれぞれ接続され
る。
に対応する接点であり、接点6a、6bはパルス発生回
路7の着磁側入力および脱磁側入力にそれぞれ接続され
る。
また、接点6dは接地される。
パルス発生回路7は、励磁側入力および脱磁側入力の状
態によって極性指定信号S、および所定パルス幅の制御
パルス信号P。
態によって極性指定信号S、および所定パルス幅の制御
パルス信号P。
を形威し、該極性指定信号SPおよび制御パルス信号P
Cは制御信号形成回路4に加えられる。
Cは制御信号形成回路4に加えられる。
また、可変抵抗器RVは励磁時の制御パルス信号PCの
発生周期を設定するものである。
発生周期を設定するものである。
制御信号形成回路4は、極性指定信号SPが加えられる
と制御信号S□を形威し、極性指定信号S、が加えられ
ないときは制御信号S2を形成する。
と制御信号S□を形威し、極性指定信号S、が加えられ
ないときは制御信号S2を形成する。
また、制御信号形成回路4は、制御パルス゛信号P。
に対応したパルス信号を制御信号S工およびS2として
形威し、該制御信号S□およびS2は電源切換回路3に
加えられる。
形威し、該制御信号S□およびS2は電源切換回路3に
加えられる。
さて、電磁チャック5を励磁する場合、スイッチ6が励
磁側に操作されて接点6dが接点6aに接続される。
磁側に操作されて接点6dが接点6aに接続される。
したがって、パルス発生回路7の励磁側入力カ釦−レベ
ルとなり、パルス発生回路7は可変抵抗器Rvにより設
定された周期Tでパルス幅ΔTの制御パルス信号P。
ルとなり、パルス発生回路7は可変抵抗器Rvにより設
定された周期Tでパルス幅ΔTの制御パルス信号P。
(第3図a)を形成するとともに極性指定信号S、を形
成する。
成する。
したがって、制御信号形成回路4は制御パルス信号P。
に対応したパルス信号を制御信号S1として電源切換回
路3に加え、これにより、電源切換回路3は制御パルス
信号PCに対応した信号幅および周期で電圧信号V□を
駆動信号■。
路3に加え、これにより、電源切換回路3は制御パルス
信号PCに対応した信号幅および周期で電圧信号V□を
駆動信号■。
とじて電磁チャック5に加える。
電磁チャック5は加えられる駆動信号VDの信号幅と周
期に対応した強さの磁界を形成する。
期に対応した強さの磁界を形成する。
このとき、可変抵抗器Rvを操作してパルス制御信号P
。
。
の発生周期Tを変化すれば、これに対応して電磁チャッ
ク5の形成する磁界の強さが変化し、電磁チャック5の
ワーク着磁力を自由に設定することができる。
ク5の形成する磁界の強さが変化し、電磁チャック5の
ワーク着磁力を自由に設定することができる。
電磁チャック5およびワークを脱磁する場合、スイッチ
6が脱磁側に操作されて接点6dが接点6aに接続され
る。
6が脱磁側に操作されて接点6dが接点6aに接続され
る。
したがって、パルス発生回路7の脱磁側入力がローレベ
ルとなり、パルス発生回路7は第4図aに示したような
漸次発生周期の長くなる制御パルス信号P。
ルとなり、パルス発生回路7は第4図aに示したような
漸次発生周期の長くなる制御パルス信号P。
を形成するとともに第4図すに示したような発生幅およ
び発生間隔が漸次短くなる極性指定信号Spを形成する
。
び発生間隔が漸次短くなる極性指定信号Spを形成する
。
これにより、制御信号形成回路4は第4図Cに示したよ
うな制御パルス信号PCと極性切換信号Spとの論理積
に相当する制御信号S1および第4図dに示したような
制御パルス信号P。
うな制御パルス信号PCと極性切換信号Spとの論理積
に相当する制御信号S1および第4図dに示したような
制御パルス信号P。
と極性切換信号SPの反転信号との論理積に相当する制
御信号S2を交互に形成する。
御信号S2を交互に形成する。
したがって、電源切換回路3は第4図eに示したように
、電圧信号V1.V2(十■、−■)の切り換え周期が
漸次短くなるとともにこれら各電圧信号の発生周期が漸
次長くなって電磁チャック5に流れる電流が漸次少なく
なるような駆動信号■0を形成する。
、電圧信号V1.V2(十■、−■)の切り換え周期が
漸次短くなるとともにこれら各電圧信号の発生周期が漸
次長くなって電磁チャック5に流れる電流が漸次少なく
なるような駆動信号■0を形成する。
このように、電磁チャック5に正負の電圧信号V1.V
2が交互に加えられるから、電磁チャック5により形成
される磁界は正磁性と逆磁性とを交互に繰り返す磁界と
なる。
2が交互に加えられるから、電磁チャック5により形成
される磁界は正磁性と逆磁性とを交互に繰り返す磁界と
なる。
また、駆動信号VDの加えられる時間が漸次短縮される
ため、電磁チャック5が磁気的に飽和する時間が漸次短
縮して遂には飽和に達する前に駆動信号VDの極性が切
り換えられることになり、これによって電磁チャック5
により形成される磁界の大きさは減衰することになる。
ため、電磁チャック5が磁気的に飽和する時間が漸次短
縮して遂には飽和に達する前に駆動信号VDの極性が切
り換えられることになり、これによって電磁チャック5
により形成される磁界の大きさは減衰することになる。
したがって、第1図に示したような磁界を得ることがで
き、電磁チャック5およびワークの脱磁がなされる。
き、電磁チャック5およびワークの脱磁がなされる。
以上説明したように、本考案によればワークの重量およ
び大きさに対応して電磁チャックの着磁力を調節できる
ため電磁チャックの電力消費に対して有利である。
び大きさに対応して電磁チャックの着磁力を調節できる
ため電磁チャックの電力消費に対して有利である。
また、電磁チャックおよびワークの脱磁が自動的になさ
れるため脱磁動作が容易かつ確実となる。
れるため脱磁動作が容易かつ確実となる。
また、装置全体を半導体スイッチング素子を用いた電子
部品により構成できるから信頼性が向上し、また、小型
の電磁チャック制御装置を実現できる。
部品により構成できるから信頼性が向上し、また、小型
の電磁チャック制御装置を実現できる。
第1図は電磁チャックおよびワークの脱磁に必要な磁界
変化を示すグラフ、第2図は本考案に係る電磁チャック
制御装置の一実施例を示すフ冶ツク図、第3図は第2図
に示した装置の励磁動作時のタイミングチャート、第4
図は第2図に示した装置の脱磁動作を示すタイミングチ
ャートである。 1・・・・・・交流電源、2・・・・・・整流回路、3
・・・・・・電源切換回路、4・・・・・・制御信号形
成回路、5・・・・・・電磁チャック、6・・・・・・
選択スイッチ、7・・・・・・パルス発生回路。
変化を示すグラフ、第2図は本考案に係る電磁チャック
制御装置の一実施例を示すフ冶ツク図、第3図は第2図
に示した装置の励磁動作時のタイミングチャート、第4
図は第2図に示した装置の脱磁動作を示すタイミングチ
ャートである。 1・・・・・・交流電源、2・・・・・・整流回路、3
・・・・・・電源切換回路、4・・・・・・制御信号形
成回路、5・・・・・・電磁チャック、6・・・・・・
選択スイッチ、7・・・・・・パルス発生回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電磁チャックの着磁および脱磁にかかる励磁度合を制御
する電磁チャック制御装置であって、電磁チャックを駆
動し得る所定のレベルを有してかつ極性の相異なる2種
の直流信号を発生する電源回路と、 着磁時は、任意に発生周期の可変できる所定パルス幅の
連続した制御パルス信号と、所望着磁時間に対応して一
定の論理レベルに保持される極性指定信号とを発生し、
脱磁時は、前記所定パルス幅でその発生周期が漸次長く
なる制御パルス信号と、繰り返し発生されて前記一定の
論理レベルの保持時間および発生間隔が漸次短くなる極
性指定信号とを発生するパルス発生回路と、 前記制御パルス信号と前記極性指定信号との論理積に基
づいて第1の制御信号を形成し、前記制御パルス信号と
前記極性指定信号の論理反転信号との論理積に基づいて
第2の制御信号を形成する制御信号形成回路と、 これら形成された第1および第2の制御信号に対応して
前記電源回路から発生される2種の直流信号を択一的に
電磁チャックに供給する電源切換回路と を具えた電磁チャック制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10959581U JPS6018271Y2 (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 電磁チャック制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10959581U JPS6018271Y2 (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 電磁チャック制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5817937U JPS5817937U (ja) | 1983-02-03 |
JPS6018271Y2 true JPS6018271Y2 (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=29903973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10959581U Expired JPS6018271Y2 (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 電磁チャック制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018271Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0194627U (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-22 |
-
1981
- 1981-07-23 JP JP10959581U patent/JPS6018271Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5817937U (ja) | 1983-02-03 |
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