JPH0411422B2 - - Google Patents

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JPH0411422B2
JPH0411422B2 JP11203887A JP11203887A JPH0411422B2 JP H0411422 B2 JPH0411422 B2 JP H0411422B2 JP 11203887 A JP11203887 A JP 11203887A JP 11203887 A JP11203887 A JP 11203887A JP H0411422 B2 JPH0411422 B2 JP H0411422B2
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JP
Japan
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universal
workpiece
chain
connecting rod
support rod
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JP11203887A
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JPS63279960A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はフロアー位置にて塗装するためのフロ
アー搬送用チエーンコンベヤに関するものであ
る。
<従来の技術> 一般に、塗装を主体とした搬送コンベヤとして
は、自動車等の大物から小物に至るまでオーバー
ヘツドタイプ(トロリーコンベヤ)のチエーンコ
ンベヤを用いている。しかし、このオーバーヘツ
ドタイプにあつては被塗装物の上部に塗料埃等が
付着し易く、被塗装物の上に落下して製品の不良
率が高いものとなつている。近時はこれ等の不良
率を下げるためにフロアー搬送タイプの塗装用チ
エーンコンベヤが出現してきた。この場合、チエ
ーン本体に取付けるワーク用支持杆は横倒しない
よう、該チエーン本体に垂直固定又は別途固定手
段をもつて垂直規制とするため、構造が複雑、且
つ高価となつている。
<発明が解決しようとする問題点> しかも、このようにワーク用支持杆を固定する
に当つては、搬送路に勾配をもつた場合、更に問
題点を有する。即ち、前記オーバーヘツドタイプ
にあつては、チエーン本体に取付けた吊下型ハン
ガー部にワークを掛けて吊るため、勾配箇所に達
しても該ワークは自重により垂直吊下の姿勢を自
然と取り、前後位置のワークとの接触がないが、
フロアー搬送のワーク用支持杆の如くチエーン本
体に起立固定せねばならないタイプにあつては、
該ワーク用支持杆が搬送路勾配路に達すると、そ
の勾配分だけ横倒(傾く)するものとなる。従つ
て、ワーク用支持杆の取付ピツチを大にしない
と、搬送路勾配路で傾く支持杆aに取付けたワー
クbと搬送路水平部の鉛直となる支持杆aのワー
クbとが接触する虞を有し、且つ重量物ワーク等
の使用にあつては、その勾配設定も、せいぜい
15゜程度が限度であつた(第8図参照)。
本発明は上記実情に鑑み、二段のパワーレール
のチエーンを適宜リンク連結し、該リンク連結を
ワーク支持用起立軸部とすることによつて、勾配
箇所にあつて起立軸部に傾斜を招かないフロアー
搬送用チエーンコンベヤを提供することを目的と
したものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、同一長さ及び同一速度のユニバーサ
ルチエーンを夫々収容した2本のパワーレール
を、一定間隔を介して上下2段に設置すると共
に、この上下位置となるユニバーサルチエーンの
所定間隔の対向せる軸ピンをリンク用連結杆にて
枢着連結し、且つ該連結杆の上部をワーク支持用
起立軸部としたものである。
<作 用> 上記のような構成のため、上段のパワーレール
に突出せる起立軸部に、例えば途装ワークを吊下
げた支持棒を取付ければよい。この場合、起立軸
部となる連結杆は、対向せるユニバーサルチエー
ンの軸ピンにリンク状に連結してなり、この2点
支持にて垂直起立し、且つアツプ、ダウンとなる
勾配箇所にあつては、パワーレール内のユニバー
サルチエーンが同長、同速を取るために、上下レ
ール本体が平行運動機構的に狭まつていく、必然
的に前記連結杆は起立状態を保ち得る。即ち、連
結杆の上端に一体とするワーク吊下げの支持棒は
絶えず鉛直で傾くことなく移動する。
<実施例> 以下、本発明を実施例の図面に基づいて詳述す
れば、次の通りである。
1,1′は内部に、所定のリンク2をもつ縦向
きローラ3と横向きローラ4及びユニバーサルジ
ヨイント5を連結形成した公知のユニバーサルチ
エーン6を、夫々敷設収容したチエーンコンベヤ
用パワーレールで、該パワーレール1,1′は一
定の支持板7を介して上下2段組みとし、且つ該
パワーレール1,1′の各レール枠となる軽溝形
鋼部の対向間隙e,eに臨むユニバーサルチエー
ン6,6中、所定の対向せる縦向きローラ3,3
の横軸となる軸ピン8,8に、連結杆10の上下
に配す連結孔9,9を枢着して縦連結し、全体と
してフロアー搬送用チエーンコンベヤ11とな
る。この場合、ユニバーサルチエーン6,6は同
一長さで、且つ所定のドライブ装置12をもつて
同速に回転する構成である。このドライブ装置1
2の構成は、パワーレール1,1′の一部に切欠
いた横間隙部13,13の両外側より、横向きロ
ーラ4を挾持する係合駒14を連設した無端の送
り駆動チエーン15を夫々臨ませ、この上下にあ
つて一対の送り駆動チエーン15,15中、一方
の駆動軸を上下に貫通し同軸となる原動軸16と
し、ユニバーサルチエーン6,6を同一方向、同
速とするものである。勿論、このときの上下のパ
ワーレール1,1′のアツプ、ダウン等となる勾
配部分1a,1a′と水平部分1b,1b′の界部と
なる曲率半径R,R′も同一に設定する。17は
ユニバーサルチエーン6,6をリンク連結した連
結杆10中、上段位置となるパワーレール1の間
隙eを突出するワーク支持用起立軸部10aに固
定したワーク支持棒で、該ワーク支持杆17の上
端に適宜のワーク(図示せず)を吊下げるもので
ある。尚、この上下段のパワーレール1,1′に
おける勾配部分1a,1a′の間隔lは、ユニバー
サルチエーン6,6に対し連結杆10が平行変形
しても垂直を保つ相対間係を設定するため、水平
部分1b,1b′の間隔l′より小となる。ちなみに、
勾配30゜にあつて、水平部分1b,1b′の間隔l′=
250mm(連結杆10の連結孔9,9の距離)のと
き、勾配部分1a,1a′の間隔l=216.5mmとな
る。但し、R,R′=600mm。
いまこの作用を説明すると、先ずこの上下2段
となる無端のユニバーサルチエーン6,6は、一
端部に配設したドライブ装置12にて同速の送り
回転をもつてなる。
ここにおいて、チエーンコンベヤ11の平坦と
なる水平部分1b,1b′位置にあつてのワーク
(図示せず)を吊すための起立のワーク支持棒1
7は、上下のユニバーサルチエーン6,6の対向
位置に差し渡された起立の連結杆10に一体とな
つているため、垂直姿勢となつている。
次に、このワーク支持棒17が勾配部分1a,
1a′に移動すれば、この上下にユニバーサルチエ
ーン6,6は同一長さで同一速度をもち、且つ勾
配の曲率半径R,R′も等しく設定してなるため、
上段のユニバーサルチエーン6が下段のユニバー
サルチエーン6より少し先行し、該ユニバーサル
チエーン6,6に対して連結杆10が平行運動機
構的に可動するが、該連結杆10は実質的に垂直
を保つものである(第3図参照)。即ち、連結杆
10に一体となるワーク支持棒17は傾くことな
く垂直姿勢を保ち続ける。このことは、ワーク支
持棒17に取付けるワークが後続の水平部分1
b,1b′に起立のワーク支持棒17のワークに接
触しないことである。
尚、この連結杆10は、2枚の連結杆片10′,
10′よりなり、その上下端に切欠溝18,18
を夫々逆に形成し、該切欠溝18,18,18,
18の合致にて連結孔9,9の形成とし、且つ中
央に挿通する締付ボルト19にて分離自在の組立
てタイプとしてなるため、ワーク支持棒17の設
定位置に合せてセツトし得る。即ち、ワークのセ
ツトピツチの変更が自在である。
<発明の効果> 上述のように本発明のフロアー搬送用チエーン
コンベヤは、同一形状のパワーレールを2段重ね
とし、且つ内蔵のユニバーサルチエーンの対向位
置を連結杆にてリンク連結する構成とし、且つ双
方のユニバーサルチエーンを同速回転とすること
により、チエーンコンベヤの水平位置で前記連結
杆に一体として垂直起立のワーク支持棒が、アツ
プ、ダウンの勾配箇所を通過するに当つても、そ
の垂直起立姿勢が崩れず(傾かず)、従つてワー
ク支持棒に取付けるワークが水平箇所にあつての
後続となるワーク支持棒に取付いた他のワークと
接触する虞がなく、塗装用チエーンコンベヤとし
て最適である。勿論、勾配角度も30゜と大なる角
度設定が可能となる。更に、本発明は構造が極め
て簡略化してなるため、設備費が高むこともなく
安価に提供し得、且つ故障、誤動作を招かない。
しかも、このチエーンコンベヤをフロアー塗装用
とすれば、被塗装物に塗料埃等が付着する等の塗
装不良率も激減する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2
図は平面図、第3図は要部拡大側面図、第4図は
ユニバーサルチエーンの正面図、第5図はパワー
レール部の断面図、第6図は連結杆の正面図、第
7図はドライブ装置の平面図、第8図は従来のワ
ーク支持棒固定タイプのワーク支持棒の移動関係
を示す説明図である。 1,1′……パワーレール、6……ユニバーサ
ルチエーン、8……軸ピン、9……連結孔、10
……連結杆、12……ドライブ装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一長さ及び同一速度のユニバーサルチエー
    ンを夫々配す2本のパワーレールを、一定間隔を
    介して上下2段に設置すると共に、この上下のユ
    ニバーサルチエーンの対向せる軸ピンを連結杆に
    て枢着連結し、且つ該連結杆をワーク支持用起立
    軸部とすることを特徴としたフロアー搬送用チエ
    ーンコンベヤ。
JP11203887A 1987-05-08 1987-05-08 フロア−搬送用チェ−ンコンベヤ Granted JPS63279960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11203887A JPS63279960A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 フロア−搬送用チェ−ンコンベヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11203887A JPS63279960A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 フロア−搬送用チェ−ンコンベヤ

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Publication Number Publication Date
JPS63279960A JPS63279960A (ja) 1988-11-17
JPH0411422B2 true JPH0411422B2 (ja) 1992-02-28

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JP11203887A Granted JPS63279960A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 フロア−搬送用チェ−ンコンベヤ

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JP2807026B2 (ja) * 1990-02-17 1998-09-30 日本電信電話株式会社 並列プログラムの実行再現方法
IT1321002B1 (it) * 2000-05-03 2003-12-18 U T I T S P A Sistema di movimentazione di prodotti su linea aerea in un impianto difilatura.
CN102785907A (zh) * 2012-08-17 2012-11-21 苏州岸肯电子科技有限公司 移动推车的导向装置

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JPS63279960A (ja) 1988-11-17

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