JPH04114174A - ベルトマガジンを有する複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベルト感光体と転写チャージャとを一体化した
ベルトマガジンを有する複写装置に関する。

〔従来の技術〕

電子写真プロセスに必要な各ユニットを１つの構成体（
作像システムキット）とし、装置本体に対して着脱自在
とした複写装置は広く提案されている（例えば特開昭５
６−１２８９５８号公報、特開昭５８−２５６５１号公
報、特開昭６０−１１３２７７号公報等）。

そして、作像システムキット中のユニットの一つとして
、偏平なベルト感光体と転写チャージャを一体化してケ
ースに収納してベルトマガジンを構成する技術も既に提
案されている。

上記の作像システムキットにおいては、ベルトマガジン
及びその他のユニットはそれぞれ独立して交換される。

そして交換に際しては、複写装置本体の手前側に引き出
され、かつ、手前側から挿人、装着されるようになって
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来技術においては、手動でベルトマガジンを複写装置
本体（の作像システムキット）に着脱（セット、リセッ
ト）するようになっていたので、セット位置が不明確か
つ不安定であり、装置の動作不良原因となる虞があった
。

またリセット時は、作像システムキットの各ユニットの
解除およびベルトマガジンの引き出し等、操作が煩雑で
あるという不具合があった。

本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、複写装置本体
に対してベルトマガジンの脱着が常に正しく行われるよ
うにすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、作像システムキットに設けられ、ベルト感
光体と転写チャージャとを一定化したベルトマガジンを
有する複写装置において、前記ベルトマガジンの複写装
置本体に対する着脱を自動的に行う着脱手段を備えた第
１の手段により達成される。

また上記目的は、前記着脱手段を、少なくとも前記作像
システムキットの中央部に設けたガイドフレームと、前
記ベルトマガジンの有無を検知するセンサと、前記ベル
トマガジンの移動停止を制御するスイッチ部材とで構成
した第２の手段によって達成される。

さらに上記目的は、第２の手段に加え、前記着脱手段に
前記ガイドフレーム側のビニオンと、前記ベルトマガジ
ン側のラックとを設けた第３の手段によっても達成され
る。

〔作用〕

第１の手段によれば、着脱手段によりベルトマガジンは
自動的に複写装置に対して着脱され、操作性、信顛性を
向上させている。

また第２の手段および第３の手段によれば、センサ、ス
イッチ部材、ビニオンとラックの噛み合わせなどにより
、所定の位置へのセットの正確性と、着脱時の操作性を
さらに向上させている。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１１図は本発明による電子写真装置の概略図であって
、装置本体１の中央部には後に詳述する作像システムキ
ット２が設けである。

転写紙は給紙部３から給紙され、搬送路４を経て作像シ
ステムキット２を通過し、この間にトナー像を転写され
て定着部５に到り、ここでトナー像が定着されて排紙ト
レイ６に排出される。

第９図は本発明が適用される電子写真装置の作像システ
ムキット２の構成図であって、作像システムキット２は
後述するように分割可能なケース１０ａ、１０ｂの内部
中央に偏平なベルトマガジンＡを有している。

このベルトマガジンへのケース１１内には、大径の駆動
ローラ１２に対して小径の従動ローラ１３と補助ローラ
１４が対向して設けてあり、この駆動ローラ１２と従動
ローラ１３．補助ローラＩ４間にベルト感光体（ベルト
状の有機感光体）１５が掛は渡されている。ベルト感光
体１５の底部において従動ローラ１３と補助ローラ１４
間に掛は渡された部分は偏平となっており、この平坦部
１５ａに対向して転写チャージャ１６がベルトマガジン
Ａのケース１１内に一体的に設けである。

またベルト感光体１５はシームレス（継ぎ目なし）で周
長が１５０〜４００ｍｍとなっており、駆動ローラ１２
により、矢印ａ方向に回転される。

ベルトマガジンＡのケース１１には以砕説明する電子写
真プロセスに必要なユニットが装着されたり、あるいは
ベルト感光体１５に作用を及ぼすための切り欠きが形成
されている。

即ち、切り欠きｌｌａには除・帯電ユニット１７が装着
され、切り欠きｌｌｂからは画像の反射光１８が入射さ
れ、ベルト感光体１５上に結像する。また切り欠きＩＩ
Ｃには現像ユニット１９が装着され、切り欠きｌｌｄに
はクリーニングユニット２０が装着される。

一方、ベルトマガジンへのケース１１の底部は転写紙の
搬送路４を横切るようにして、ケース１０ａ、１０ｂの
底部より突出しており、この搬送路４と対面するベルト
マガジンＡのケース１１部にも切り欠きｌｉｅ、１ｌｆ
（転写紙の通紙口）が形成されており、これによって、
第１１図に示すように搬送路４は途切れることなく給紙
部３から排紙トレイ６まで連結されることになる。また
、切り欠きｌｉｅ、ｌｌｆと連接して転写紙の搬送ガイ
ドを行うガイド部１１ｇ、ｌｌｈがケース１１　（筐体
）に一体に形成されており、これによって本体側のガイ
ド部材を省略でき、装置の簡略化が図れる。なお、駆動
ローラ１２と従動ローラ１３の間でベルト感光体１５の
内側には、ベルト感光体１５の回転時の補助（振動押さ
えなど）を行うガイドとしての補助板２１がケース部と
一体的に設けである。

第１０図は作像システムキット２の分解状態の構成図で
あって、ケース１０ａ、１０ｂを左右に分離した後、ベ
ルトマガジンＡから、除・帯電ユニット１７、現像ユニ
ット１９、クリーニングユニット２０がそれぞれ独立に
分離されるようになっている。

なお、除・帯電ユニット１７は、除電ランプ１７ａ、帯
電チャージャ１７ｂ、グリッド１７Ｃ（グリッド１７ｃ
はベルトマガジンＡ側に一体配置されている）から構成
される。また現像ユニット１９は、現像ローラ１９ａ、
７１層ブレード１９ｂ、トナーカートリッジ１９ｃ、ア
ジテータ１９ｄ、補給ローラ１９ｅ、シール部材１９ｆ
などから構成されている。駆動はユニットの奥側にある
図示しないギヤから現像ローラ１９ａに伝達され、この
現像ローラ１９ａ１アジテータ１９ｄ、補給ローラ１９
ｅは矢印方向に回転する。さらにクリーニングユニット
２０は、ブレード２０ａ、ｌ−チー排出用スクリュ２０
ｂ、補助ブラシ２０ｃ、トナー回収ローラ２０ｄ、スク
レーパ２０ｅ、シール２Ｏｆなどから構成されており、
ベルト感光体１５上の残トナーおよび紙粉等を補助ブラ
シ２０Ｃにより予備クリーニングし、ブレード２０ａに
よりクリーニングする。クリーニングされたトナーは、
一部はトナー排出用スクリュ２０ｂ部に直接落下し、残
りはトナー回収ローラ２０ｄに運ばれて回収され、スク
レーパ２０ｅによって掻き落とされて、先のスクリュ２
０ｂに落下したトナーと一緒にスクリュ２０ｂによって
ユニット外に排出される。廃トナーは別個の廃トナーボ
トルに回収される。駆動は図示しない補助ブラシ・ギヤ
に伝達され、補助ブラシ２０ｃ、トナー回収ローラ２０
ｄ、スクリュ２０ｂは矢印のように回転する。

第３図は本発明によるベルトマガジンの一例の斜視図で
あって、ベルトマガジンＡは矢印す方向に着脱されるよ
うになっており、またケース１１はベルト感光体１５を
被覆するベルト部ケース片１１Ａと、転写チャージャ１
６を被覆するチャージャ部ケース片１１Ｂとから構成さ
れ、両ケース片１１Ａ、ＩＩＢは、ケース１１の長手方
向において軸支部１１ｉで軸支されている。なお、２２
は本体側ガイド、２３は駆動ギヤ、Ｐは転写紙である。

第４図および第５図は第３図に示すベルトマガジンの側
面図であって、両ケース片１１Ａ、１１Ｂの開閉状態を
示している。即ち、第４図はチャージャ部ケース片１１
Ｂが閉じた状態、第５図は軸支部１１ｉを中心にして開
いた状態であり、通紙口１１ｅ、１１ｆを境界として両
ケース片１１Ａ、１１Ｂは分割されるようになっている
。また軸支部１１ｉは通紙口ｌｉｅ側、即ち、通紙口１
１ｅ、ｌｌｆから構成される通紙路の通紙方向上流側に
設けである。

第６図ないし第８図は変形例に係り、第６図はベルトマ
ガジンの側面図、第７図はケース片を閉じた状態のベル
トマガジンの正面図、第８図はケース片を開いた状態の
同正面図であって、この実施例ではケース１１の（奥側
）の短手方向両端に軸支部１１ｊを設け、この軸支部１
１ｊを中心にチャージャ部ケース片１１Ｂが開放される
。またこの際、転写チャージャ１６のリセプタクル部１
６ａは固定のままとなっている。（なお、第３図〜第５
図の開閉形態と第６図〜第８図の開閉形態を複合させる
ことも可能である。） 第１図は本発明の一実施例に係る複写装置の要部斜視図
、第２図は同簡略側面図である。

第１図、第２図において、３０はガイドフレーム、３１
はピニオン、３２は駆動ベルト、３３は駆動モータ、３
４は第１スイッチ部材、３５は予圧支持部材、３６はセ
ンサ、３７はラック、３８は凸部、３９は第２スイッチ
部材である。

ベルトマガジンＡはガイドフレーム３０上に約１／３程
度が乗るようにセットすることによってセンサ３６はベ
ルトマガジンＡを検知し、駆動モータ３３をオンする。

ベルトマガジンＡのセット時、ベルトマガジンＡは予圧
支持部材３５によってガイドフレーム３０に支持される
。そして駆動モータ３３のオンによって駆動ベルト３２
を介してガイドフレーム３０下側にあるピニオン３１が
回転し、ベルトマガジンＡの下側にあるラック３７と噛
み合う。これにより、ベルトマガジンＡは矢印Ｆに示す
ように本体装置側に移動を始める。

ベルトマガジンＡが所定の位置まで移動すると、ケース
１１に設けた凸部３８によってベルトマガジンＡと共に
ガイドフレーム３０が一緒に本体装置側へ移動させられ
る。さらにベルトマガジンＡは装置側に移動し、本体内
の作像システムキット２内の定位置に位置した時に、第
１スイッチ部材３４が働き駆動モータ３３をオフさせて
、ベルトマガジンへの移動を停止させる。ベルトマガジ
ンＡの停止信号と同期して作像システムキット２内の各
ユニットは、ベルトマガジンＡに対して所定の位置に移
動してセット完了となる（各ユニット駆動は駆動ギヤお
よびカム等による移動によるが、図示は省略しである）
。

以上、ベルトマガジンＡの本体への装着状態についで説
明した。

次に第２図に基づき、ベルトマガジンＡの引キ抜き時の
動作を説明する。

ベルト感光体１５の寿命あるいは清掃により、ベルトマ
ガジンＡを本体より外す時は、第２スインチ３９を押す
ことによって、作像システムキット２０セツトが解除さ
れ、ベルトマガジンへの着脱用の駆動モータ３３がオン
する。この時は装着時と異なり駆動モータ３３は逆転し
、ベルトマガジンＡばＲ方向に押し出され、所定の位置
で停止する。この動作によってベルトマガジンＡは本体
装置より容易に外すことができる。

なお、着脱に際してのセンサ、スイッチ、モータ等の連
動は、電気的にタイミングを取りプログラム化しである
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、請求項１記載の発明によれば、着
脱手段によりベルトマガジンは自動的に複写装置に対し
て着脱されるから、操作性、信顛性を向上させることが
できる。

また、請求項２および３記載の発明によれば、ベルトマ
ガジンの有無や位置検出をしており、かつ、ラックとピ
ニオンの噛み合わせにより着脱の案内を行っているので
、信顛性、操作性をさらに向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る複写装置の要部斜視図
、第２図は同簡略側面図、第３図はベルトマガジンの一
例を示す斜視図、第４図および第５図は第３図に示すベ
ルトマガジンの側面図、第６図ないし第８図は他のベル
トマガジンの構成を示し、第６図はベルトマガジンの側
面図、第７図はケース片を閉じた状態の正面図、第８図
は間開いた状態の正面図、第９図は作像システムキット
の構成図、第１０図は同分解状態図、第１１図は複写ｇ
置の概略図である。 Ａ・・・ベルトマガジン、１５・・・ベルト感光体、１
７・・・帯電チャージャ、３０・・・ガイドフレーム、
３１・・・ピニオン、３３・・・駆動モータ、３４・・
・第１スイッチ部材、３６・・・センサ、３７・・・ラ
ック。 第９図 第８ 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）作像システムキットに設けられ、ベルト感光体と
   転写チャージャとを一定化したベルトマガジンを有する
   複写装置において、前記ベルトマガジンの複写装置本体
   に対する着脱を自動的に行う着脱手段を備えたことを特
   徴とするベルトマガジンを有する複写装置。
2. （２）請求項１記載において、前記着脱手段を、少なく
   とも前記作像システムキットの中央部に設けたガイドフ
   レームと、前記ベルトマガジンの有無を検知するセンサ
   と、前記ベルトマガジンの移動停止を制御するスイッチ
   部材とで構成したことを特徴とするベルトマガジンを有
   する複写装置。
3. （３）請求項２記載において、前記着脱手段はさらに、
   前記ガイドフレーム側のピニオンと、前記ベルトマガジ
   ン側のラックとを有していることを特徴とするベルトマ
   ガジンを有する複写装置。