JPH0411413Y2 - - Google Patents

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JPH0411413Y2
JPH0411413Y2 JP8380585U JP8380585U JPH0411413Y2 JP H0411413 Y2 JPH0411413 Y2 JP H0411413Y2 JP 8380585 U JP8380585 U JP 8380585U JP 8380585 U JP8380585 U JP 8380585U JP H0411413 Y2 JPH0411413 Y2 JP H0411413Y2
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JP
Japan
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gain
gain amplifier
agc circuit
switch
agc
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JP8380585U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はAGC回路の動作状態表示装置に係り、
特にテレビジヨンカメラのAGC回路(自動利得
制御回路)が動作しているか否かの表示と、
AGC回路がどのように動作しているかの表示と
を、ビユーフアインダ内に表示する表示装置に関
する。
従来の技術 従来のテレビジヨンカメラの中には、低照度照
明下での被写体撮像時に感度向上を目的として、
AGC回路を備えているものがあつた。かかる
AGC回路を備えたテレビジヨンカメラでは、特
に暗い照明下で被写体を撮像するときに、AGC
回路の利得を上げることにより、比較的明るい被
写体画像を得ることができる。
しかし、上記の如く利得を上げると、映像出力
信号のS/Nは通常のAGC回路非動作時に比し
劣化してしまう。このため、明るい照明光源下で
の被写体撮像時には、所要のS/Nを確保すべ
く、AGC回路を非動作状態にするのが通常であ
る。従つて、この種のテレビジヨンカメラでは、
AGC回路が動作しているか否かを撮像者に知ら
せしめるため、ビユーフアインダ内にAGC回路
の動作/非動作の表示を行なうことが従来より行
なわれていた(例えば、実開昭56−22861号、実
開昭57−155879号等)。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、上記従来のテレビジヨンカメラはい
ずれも、ビユーフアインダ内への表示はAGC回
路の動作の有無の表示のみを行なつているにすぎ
ず、AGC回路の動作状態をその撮像中に続行す
るか否かの目安となる表示は行なわれていなかつ
た。例えば結婚式等の暗い照明光源下での被写体
撮像時に、AGC回路を動作させつつ撮像してい
るときに、AGC回路の利得が更に上昇するよう
な場合、被写体によつては感度を犠牲にして画質
の鮮明さを得たい場合もある。このような場合に
従来のテレビジヨンカメラでは、AGC回路がそ
の撮像中どのように動作しているか否かの表示が
全くなされていなかつたので、撮像者はAGC回
路の動作状態を引続き続行するか否かの正確な判
断ができなかつた。
そこで、本考案はAGC回路がどのように動作
しているかの表示もビユーフアインダ内に行なう
ことにより、上記の問題点を解決したAGC回路
の動作状態表示装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案になるAGC回路の動作状態表示装置は、
利得増幅器と、利得増幅器の利得を一定値に固定
するか可変制御するかの切換えを行なうスイツチ
と、利得増幅器と共にAGC回路を構成し、利得
増幅器の利得を制御する制御部と、上記スイツチ
と制御部の各出力信号が夫々供給され、利得増幅
器の利得制御が固定か可変かを示す第1の表示と
利得が上昇したか否かを示す第2の表示とを夫々
ビユーフアインダ内に表示する表示手段とよりな
る。
作 用 上記スイツチによりAGC回路を動作させる操
作をすると、そのスイツチ出力信号が供給される
制御部より利得増幅器へ利得を可変制御せしめる
制御信号が出力される。これによりビユーフアイ
ンダ内には上記第1の表示によりAGC回路が動
作していることが表示される。しかし、AGC回
路が動作していても所定照度以上の照明光源下で
は、テレビジヨンカメラのレンズアイリスの操作
もあつて、利得増幅器の利得はAGC回路非動作
時(前記利得が一定に固定されているときの動作
時)と同一の値である。この状態において、アイ
リス開放でも所定照度以下での映像信号しか得ら
れない場合は、制御部から利得増幅器へ利得を上
昇(増加)させるための制御信号が出力されると
共に、表示手段にもこの制御信号が出力される。
この結果、ビユーフアインダ内には上記第2の表
示によりAGC回路の利得が上昇したことを示す
表示がなされる。
実施例 以下、図面に示す実施例と共に本考案について
更に詳細に説明する。
第1図は本考案装置の一実施例のブロツク系統
図を示す。同図中。入力端子1にはテレビジヨン
カメラの撮像素子(撮像管又は固体撮像素子)に
より被写体を撮像して得られた映像信号が入来す
る。この入力映像信号は利得増幅器2に供給され
て増幅される。ここで、利得増幅器2はAGC制
御部3と共にAGC回路4を構成しており、スイ
ツチ5の切換えに応じてAGC制御部3より出力
される制御信号により、その利得が制御される。
すなわち、スイツチ5が接点5aに接続されてス
イツチ5を介してローレベルの信号がAGC制御
部3に供給される場合、AGC制御部3は利得増
幅器2の利得を一定値に固定するための制御信号
を利得増幅器2へ出力する(これをAGC回路非
動作状態というものとする。)。
他方、スイツチ5が接点5bに接続された場
合、ハイレベルの信号がスイツチ5を介して
AGC制御部3に供給される。AGC制御部3はこ
のスイツチ5よりハイレベルの信号が入力された
場合は、利得増幅器2より出力端子6へ出力され
る映像信号がレンズアイリスを開放にしても所定
レベル以下の映像信号しか得られないときに、利
得増幅器2の利得を上昇させる制御信号を発生す
る。従つて、スイツチ5が接点5b側に接続され
てAGC回路がオンされても、出力端子6へ所定
レベル以上の映像信号が取り出される場合は、利
得増幅器2の利得はAGC回路非動作状態時と同
一の一定値である。
また、AGC制御部3の出力制御信号は、スイ
ツチ5の共通接点から取り出される信号と共に表
示用文字発生回路7に供給され、ここで表示用文
字信号を発生させる。表示用文字発生回路7はス
イツチ5の共通接点より供給される信号がローレ
ベルかハイレベルかに応じてAGC回路4が動作
状態か非動作状態かを示す第1の表示用文字信号
を発生し、またAGC制御部3よりの制御信号に
応じてAGC回路4(利得増幅器2)の利得が上
がつたか否かを示す第2の表示用文字信号を発生
する。これらの表示用文字信号はビユーフアイン
ダ8に供給され、ここで表示される。
次に、このビユーフアインダ8への表示態様に
ついて説明するに、AGC回路4が非動作状態で
あるときにはビユーフアインダ8の画面には例え
ば第2図Aに示す如く何の文字表示もしない。一
方、AGC回路4が動作状態であるが、利得の増
加がないときには、ビユーフアインダ8の画面に
は第2図Bに示す如く、左下隅に「AGC」なる
文字表示を行ない、利得の増加があるときには同
図Cに示す如く上記「AGC」なる文字と共に上
向きの矢印を並べて表示する。これにより、撮像
者は、被写体をビユーフアインダ8の画面で監視
しながら同時にリアルタイムでAGC回路4の動
作状態の有無、及びAGC回路4の利得が上昇し
たか否かの識別を正確に行なえることとなる。
次に、AGC制御部3の回路構成及び動作につ
き説明するに、第3図はAGC制御部3の一実施
例の回路図を示す。第1図に示したAGC制御部
3に比し、第3図に示したAGC制御部3はより
実際に近い構成とされており、端子10に前記ス
イツチ5からの信号が供給される一方、端子11
には逆光補正した場合はローレベル、しない場合
はハイレベルの信号が入来し、更に端子12には
アイリスドライブ回路(図示せず)よりレンズア
イリスが開放であるときハイレベルとなる信号が
入来する。いま、AGC回路非動作状態とするよ
う、スイツチ5が接点5aに接続されている場
合、端子10より抵抗R1を介してダイオードD1
のカソードにローレベルの信号が印加され、これ
をオンとする。これにより、PNPトランジスタ
Q1のベース電位も低くなりオンとなる。トラン
ジスタQ1がオンとなると、そのコレクタ負荷抵
抗R2の両端にハイレベルの電圧が生じ、この電
圧は出力端子13を介して利得増幅器2へ利得を
一定値に固定するための制御信号として出力され
る。なお、利得増幅器2及びその他の映像信号処
理回路を有する公知のICとして、例えば松下電
子工業株式会社のAN2110Sを使用し得る。
他方、スイツチ5が接点5bに接続されて
AGC回路動作状態にし、端子10がハイレベル
となつた場合、ダイオードD1がオフとなるが、
レンズアイリス値が開放でないときは端子12を
介してダイオードD2のカソードにローレベルの
信号が印加されてこれをオンとするから、やはり
トランジスタQ1はオンのままであり、利得増幅
器2の利得は前記したと同じ一定値に制御されて
いる。この状態において、低照度の被写体を撮像
してレンズアイリス値が開放となつた場合、端子
12よりダイオードD2のカソードへハイレベル
の信号が印加される。これにより、ダイオード
D1及びD2は夫々オフ、またダイオードD3も通常
はオフであるから、トランジスタQ1のベースに
は電源電圧+Vccが印加され、トランジスタQ1
オフとなる。これにより、トランジスタQ1のコ
レクタより出力端子13ヘアースレベル(ローレ
ベル)の信号が出力され、利得増幅器2の利得を
上昇せしめる。
なお、レンズアイリス開放で、逆光補正したも
のとすると、テレビジヨンカメラは誤動作するの
で、上記の場合に逆光補正が行なわれると、端子
11より高い電圧が抵抗R3を介してNPNトラン
ジスタQ2のベースに供給されてこれをオンとす
る。これにより、トランジスタQ2のコレクタ電
位はアースレベルとなり、トランジスタQ2のコ
レクタに抵抗R4を介してカソードが接続されて
いるダイオードD3がオンになる。よつて、トラ
ンジスタQ1がオンとなり、利得増幅器2の利得
は一定値に固定される。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、AGC回路が動
作するよう操作されているか否かの表示をビユー
フアインダ内に行なえるばかりでなく、AGC回
路が実際に利得が上昇した状態で動作しているこ
とをも同じビユーフアインダ内に表示することが
でき、よつて撮像者をしてAGC回路の動作状態
を続行するか否かの判断を、感度と画質との兼ね
合いで被写体に応じて最適に行なわせることがで
きる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一例を示すブロツク系統
図、第2図A〜Cは夫々本考案装置によるビユー
フアインダ内での表示の各態様を示す図、第3図
は本考案装置の要部の一実施例を示す回路図であ
る。 1……映像信号入力端子、2……利得増幅器、
3……AGC制御部、4……AGC回路(自動利得
制御回路)、5……スイツチ、6……映像信号出
力端子、7……表示用文字発生回路、8……ビユ
ーフアインダ、Q1……PNPトランジスタ、Q2
…NPNトランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビジヨンカメラにより被写体を撮像して得
    られた映像信号を増幅する利得増幅器と、該利得
    増幅器の利得を一定値に固定するか可変制御する
    かの切換えを行なうスイツチと、該利得増幅器と
    共にAGC回路を構成し該スイツチの切換操作に
    連動して該利得増幅器の利得を制御する制御信号
    を発生する制御部と、該スイツチ及び制御部の各
    出力信号が夫々供給され該利得増幅器の利得制御
    が固定か可変かを示す第1の表示と該利得増幅器
    の利得が可変制御される場合はその利得が上昇し
    たか否かを示す第2の表示とを夫々テレビジヨン
    カメラのビユーフアインダ内に表示する表示手段
    とより構成したAGC回路の動作状態表示装置。
JP8380585U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0411413Y2 (ja)

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JP8380585U JPH0411413Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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JP8380585U JPH0411413Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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JPS61199977U JPS61199977U (ja) 1986-12-15
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