JP2008139429A - 表示装置及び携帯機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の種類に関わらず、見やすい画像を表示する。
【解決手段】周波数判定部80aは、SDRAM54に記憶された画像データに基づいて、表示画像の空間周波数を算出する。その後、周波数判定部80aは、この空間周波数が閾値fthよりも大きいか否かを判定する。空間周波数が閾値fthよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度をX2に調節する。また、空間周波数が閾値fth以下であると判定された場合、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度をX1(<X2)に調節する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶パネルを照明して画像を表示する表示装置、及びこれを備えた携帯機器に関する。
従来、デジタルカメラや携帯電話等の携帯機器には、液晶表示装置(LCD)が設けられている。LCDは、画像を表示する液晶パネルと、この液晶パネルを照明する照明装置とを備えて構成されているが、照明装置での消費電力が大きいという問題がある。
このような問題を解決するために、省電力モードに設定されている時に、非省電力モード時よりも照明装置の輝度を使用に支障のない範囲内で下げて、照明装置による消費電力を低減したデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、画像データの記録が停止されたスタンバイモードにおいて、照明装置の輝度を記録モード時と異なる輝度にするデジタルカメラ(例えば、特許文献2参照)や、警告時に輝度を通常よりも高くする表示装置(例えば、特許文献3参照)や、通常の表示モードよりも表示画像のコントラストを向上させるとともに、輝度成分を反転させて表示させるモードを設けて、弱視者でも認識が容易な画像を表示させる表示装置(例えば、特許文献4参照)が知られている。
特開2005−130034号公報 特開2005−167886号公報 特開2001−315547号公報 特開2003−298932号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4に記載の表示装置では、画像の種類、例えば、画像の空間周波数や、画像に含まれるアイコンのサイズまたは文字数や、画像の色レベル等によっては、画像が見にくいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像の種類に関わらず見やすい画像を表示することが可能な表示装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、画像を表示する液晶パネルと、この液晶パネルを照明する照明手段とを備えた表示装置であり、前記照明手段の輝度を調節する輝度調節手段と、前記液晶パネルに表示する前記画像の空間周波数を検出して、前記空間周波数が閾値よりも大きいか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記空間周波数が前記閾値よりも大きいと判定された場合、前記閾値以下の場合よりも前記輝度が高くなるように前記輝度調節手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の表示装置は、前記照明手段の輝度を調節する輝度調節手段と、前記液晶パネルに表示する前記画像に含まれるアイコンサイズ及び文字数を検出して、前記アイコンサイズ及び前記文字数が各々の閾値よりも大きいか否かを判定するアイコンサイズ及び文字数判定手段と、前記アイコンサイズ及び文字数判定手段によって、前記アイコンサイズが閾値以下であると判定された場合、前記閾値よりも大きい場合よりも前記輝度が高くなるように前記輝度調節手段を制御し、前記文字数が閾値よりも大きいと判定された場合、前記閾値以下の場合よりも前記輝度が上昇するように前記輝度調節手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
さらに、前記画像は、メニュー画像またはガイダンス画像であり、前記アイコンサイズ及び文字数判定手段は、前記メニュー画像またはガイダンス画像に含まれる前記アイコンサイズ及び前記文字数を検出することが好ましい。
また、本発明の表示装置は、前記照明手段の輝度を調節する輝度調節手段と、前記液晶パネルに表示される前記画像の色情報に基づいて各色の色レベルを算出し、特定の色レベルが閾値よりも大きいか否かを判定する色レベル判定手段と、前記色レベル判定手段によって、前記色レベルが前記閾値よりも大きいと判定された場合、前記閾値以下の場合よりも前記輝度が高くなるように前記輝度調節手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
さらに、前記輝度の調節範囲が異なる複数の判定モードを有し、前記制御手段は、前記輝度調節手段を制御して、前記各判定モードに対応する前記調整範囲内で前記輝度を調節することが好ましい。また、前記閾値が異なる複数の判定モードを有し、前記判定手段は、前記各判定モードに対応する前記閾値によって判定処理を行うことが好ましい。
また、本発明の携帯機器は、上記の表示装置を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、画像の空間周波数が閾値よりも大きいか否かを判定して、画像の空間周波数が閾値よりも大きい時に、空間周波数が閾値以下の場合よりも照明手段の輝度を高くするので、画像の空間周波数に関わらず見やすい画像を表示することが可能である。
また、画像に含まれるアイコンサイズ及び文字数が閾値よりも大きいか否かを判定して、アイコンサイズが閾値以下の場合や文字数が閾値よりも大きい場合に、照明手段の輝度を通常よりも高くするので、画像に含まれるアイコンサイズ及び文字数に関わらず見やすい画像を表示することが可能である。
特定の色レベルが閾値よりも大きいか否かを判定して、この色レベルが閾値よりも大きいと判定された場合、閾値以下の場合よりも照明手段の輝度を高くするので、B(青色)のように視認しにくい色が多く含まれる場合でも、見やすい画像を表示することができる。
また、輝度の調節範囲が異なる複数の判定モードを有し、各モードに対応する調節範囲内で輝度を調節することによって、照明手段の輝度を最適な状態に調節することが可能である。さらに、閾値が異なる複数の判定モードを有し、各判定モードに対応する閾値によって判定処理を行うので、照明手段の輝度を最適な状態に調節することが可能である。
図1に示すデジタルカメラ10は、カメラ本体11の前面に、スライド操作可能なレンズバリア12を備えている。このレンズバリア12を開放位置(図1に示す位置)にスライドさせることによって、撮影レンズ13、ストロボ発光窓14が前面に露呈される。また、カメラ本体11の前面には、光学ファインダを構成するファインダ対物窓15が設けられている。
前述のレンズバリア12は、電源操作部材を兼用しており、前述の開放位置にスライド操作された時に、カメラ本体11の電源がONとなり、撮影レンズ13及びストロボ発光部14が遮蔽される遮蔽位置にスライド操作された時に、カメラ本体11の電源がOFFとなる。
また、図2に示すように、カメラ本体11の背面には、LCD16、光学ファインダを構成するファインダ接眼窓17、複数の操作部材で構成される操作部18が設けられている。LCD16には、スルー画、再生画像、及び各種設定画面等が表示される。
操作部18は、モード切替ボタン21、戻しボタン22、送りボタン23、ズームボタン24、メニューボタン25、キャンセルボタン26、及び表示ボタン27で構成されている。
モード切替ボタン21は、撮影モードと、再生モードとを切り替える際に、スライド操作される。また、送りボタン23及び戻しボタン22は、再生モードにおいて、再生画像を順送り及び逆送りする際に、押圧操作される。ズームボタン24は、撮影レンズ13の焦点距離を変更する際に、上下方向に押圧操作される。また、戻しボタン22、送りボタン23、及びズームボタン24は、設定画面内でカーソルを移動する際のカーソル操作ボタンとしても用いられる。
メニューボタン25は、メニュー画面をLCD16に表示させる際に押圧操作される。また、キャンセルボタン26は、メニュー画面内での各種設定操作を途中でやめる場合や、前画面に戻す場合に押圧操作される。表示ボタン27は、LCD16のON、OFFを切り替える際に押圧操作される。
また、カメラ本体11の上面には、シャッタボタン28が設けられている。このシャッタボタン28は、2段押しのボタンであり、このシャッタボタン28が半押しされた時に、各種撮影準備処理が実行され、半押しよりさらに押し込まれて全押しされた時に、撮影処理が実行される。
カメラ本体11の側面には、記録メディアスロット30が設けられている。この記録メディアスロット30には、画像データが記憶される記憶手段である記録メディア31が着脱自在に装填される。
次に、図3を参照して、デジタルカメラ10の電気的構成について説明する。デジタルカメラ10は、システムコントローラ(制御手段)40によって各部が制御されている。このシステムコントローラ40は、図示しないROM及びRAMを備えている。ROMには、カメラ本体11内の各部を制御するための制御プログラムや、各種制御用データ等が記憶されており、RAMには、作業用データが一時的に記憶される。システムコントローラ40は、これらのプログラムや各種制御用データ等に基づいて各部を制御する。また、システムコントローラ40には、操作部18及びシャッタボタン28が接続されており、操作部18及びシャッタボタン28から入力される操作信号に基づいて各部を制御する。
撮影レンズ13は、焦点距離を変更可能なレンズであり、ズームレンズ41と、絞り42と、フォーカスレンズ43とを備えて構成されている。ズームレンズ41は、ズームモータ44によって、撮影レンズ13の光軸方向に沿って移動される。また、絞り42は、アイリスモータ45によって駆動されて開口径が変更され、後述するCCDイメージセンサ(以下、単にCCDと称する)48の受光面に入射する被写体光の光量を調節する。さらに、フォーカスレンズ43は、フォーカスモータ46によって光軸方向に沿って移動される。
各モータ44〜46は、モータドライバ47を介してシステムコントローラ40に接続されている。モータドライバ47は、システムコントローラ40からの指示に基づいて、各モータ44〜46に駆動パルスを送信する。各モータ44〜46は、この駆動パルスによって駆動する。
この撮影レンズ13の背後には、CCD48が配置されている。CCD48は、受光素子(フォトダイオード)が2次元的に配列された受光面を備えており、撮影レンズ13を透過して受光面に結像された被写体光を光電変換し、光量に応じた信号電荷を蓄積する。各受光素子に蓄積された信号電荷は、CCDドライバ49から与えられるパルスに基づいて、その電荷量に応じた電圧信号(撮像信号)として順次に読み出される。
CCD48から出力された撮像信号は、アナログ信号処理部50に入力される。このアナログ信号処理部50は、相関二重サンプリング回路(CDS)50a、オートゲインコントロール・アンプ(AMP)50b、及びA/D変換器50cで構成されている。
撮像信号は、CDS50aによってノイズが除去され、AMP50bによって増幅される。さらに、撮像信号は、A/D変換器50cによって、アナログ信号からデジタル信号の画像データに変換される。
タイミングジェネレータ(TG)51は、システムコントローラ40の指示に従ってCCDドライバ49及びアナログ信号処理部50に対してタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。また、このTG51から入力されるタイミング信号(クロックパルス)により、CCD48の電子シャッタ速度(露光時間)が決定される。つまり、システムコントローラ40は、絞り42の絞り値とCCD48の露光時間とを制御することによって、露出を制御する。
アナログ信号処理部50には、画像入力コントローラ52が接続されている。この画像入力コントローラ52は、データバス53を介してSDRAM54に接続されており、SDRAM54に1画面分の画像データを記憶させる。また、データバス53には、画像入力コントローラ52及びSDRAM54の他に、デジタル信号処理回路55、圧縮伸張処理回路56、LCDドライバ57、メディアコントローラ58、AE検出回路59、AF検出回路60、及び輝度調節回路61が接続されている。
デジタル信号処理回路55は、SDRAM54に記憶された画像データに対して、階調変換処理、輪郭強調処理、ノイズ低減処理、ホワイトバランス補正処理、及びYC変換処理等の所定の信号処理を施す。なお、スルー画を表示する場合には、撮影時よりも低解像度の画像データがSDRAM54に記憶され、この低解像度の画像データに対して前述の信号処理が行われる。その後、システムコントローラ40の指示に従って、SDRAM54から低解像度の画像データが順次に読み出され、LCDドライバ57を介して、スルー画としてLCD16に表示される。
前述のシャッタボタン28は、2段階押圧式のスイッチであり、シャッタボタン28が、軽く押下(半押し)されて1段目のスイッチがONにされると、後述するAE制御及びAF制御等の撮影準備動作が行われる。また、シャッタボタン28が半押しされた状態から、さらに押下(全押し)されると、AE制御によって設定された露出値にて、CCD48に対して本露光が行われる。
この時、前述のSDRAM54には、スルー画時よりも高解像度の画像データが記憶され、この画像データに対して前述の信号処理が施される。信号処理が施された画像データは、圧縮伸張処理回路56によって所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式)で圧縮される。圧縮処理後、画像データは、メディアコントローラ58を介して記録メディア31に記憶される。
また、再生モード時には、メディアコントローラ58を介して記録メディア31から読み出された画像データが、圧縮伸張処理回路56によって伸張され、LCDドライバ57を介してLCD16に再生画像として表示される。
AE検出回路59は、シャッタボタン28が半押しされた時に、SDRAM54に記憶された画像データに基づいて、被写体輝度を測光する測光して露出値が最適となるAE評価値を検出し、このAE評価値をシステムコントローラ40に出力する。また、AF検出回路60は、シャッタボタン28が半押しされてフォーカスレンズ43が光軸方向に移動されている時に、SDRAM54に記憶される画像データを取得し、画像データの高周波成分を積算して、AF評価値(積算値)をシステムコントローラ40に逐次出力する。
システムコントローラ40は、AE評価値に基づいて、絞り42の開口径、及びCCD48の電子シャッタ速度を設定する。さらに、システムコントローラ40は、AF評価値が最大(ピーク)となる位置(合焦位置)に、フォーカスレンズ43を移動させる。
図4に示すように、LCD16は、液晶パネル70と、バックライト71とを備えて構成されている。液晶パネル70は、前述のLCDドライバ57と接続されており、このLCDドライバ57によって駆動されて画像を表示する。バックライト71は、液晶パネル70を照明する照明手段であり、液晶パネル70を背後から照明する。本発明の表示装置は、このLCD16と、バックライト71の輝度を調節する輝度調節回路61と、この輝度調節回路61を制御するシステムコントローラ40とで構成されている。
バックライト71は、例えば、複数の発光ダイオード(LED)72が直列に接続されて構成されている。なお、LED72の個数は適宜変更可能であり、直列に接続された複数のLED72を並列に複数列も設けても良い。このバックライト71の正極端子P1は、DC/DCコンバータ75の正極と接続されており、負極端子P2は、輝度調節回路61を介して端子P3に接続されている。DC/DCコンバータ75の負極は、端子P3と接続されており、この端子P3は、接地されている。
このDC/DCコンバータ75は、バッテリ(図示せず)から給電され、直流電圧を所定の電圧に変換して、バックライト71と、カメラ本体11内のその他の各部にも電源供給を行う。バックライト71には、DC/DCコンバータ75の出力電圧から輝度調節回路61による電圧降下分を差し引いた電圧、すなわち、正極端子P1の電位をV1,負極端子P2の電位をV2とすると、駆動電圧(V1−V2)がとして印加される。
輝度調節回路61は、3つの抵抗R1〜R3と、2つのトランジスタTr1,Tr2とで構成されている。抵抗R1〜R3は、負極端子P2に対して並列に接続されており、抵抗R1及び抵抗R2は異なる抵抗値にされている。また、トランジスタTr1は、コレクタ電極が抵抗R1に対して直列に接続されており、エミッタ電極が端子P3に接続され、ベース電極がデータバス53を介してシステムコントローラ40に接続されている。
トランジスタTr2は、コレクタ電極が抵抗R2に対して直列に接続されており、エミッタ電極が端子P3に接続され、ベース電極がデータバス53を介してシステムコントローラ40に接続されている。また、抵抗R3は、端子P3に直接接続されている。
システムコントローラ40は、トランジスタTr1,Tr2のON,OFFを制御して、抵抗R1〜R3の合成抵抗を4通りに変化させる。トランジスタTr1,Tr2の両方がONにされている場合、抵抗R1〜R3の全てに電流が流れるので、合成抵抗値R=R1・R2・R3/(R1・R2+R2・R3+R1・R3)となる。
トランジスタTr1,Tr2の両方がOFFにされている場合、抵抗R3にのみ電流が流れるので、合成抵抗値R=R3となる。トランジスタTr1がON,トランジスタTr2がOFFの場合、抵抗R1,R3にのみ電流が流れるので、合成抵抗値R=R1・R3/(R1+R3)となる。また、逆に、トランジスタTr1がOFF,トランジスタTr2がONの場合、抵抗R2,R3にのみ電流が流れるので、合成抵抗値R=R2・R3/(R2+R3)となる。
このように、輝度調節回路61は、合成抵抗値Rを4通りに変更可能であり、負極端子P2の電位V2を変化させて、バックライト71の駆動電圧(V1−V2)を4通りに変更して、バックライト71の輝度を調節することができる。本実施形態において、バックライト71の輝度を4通りの輝度X1,X2,X3,X4(cd/cm)(X1<X2<X3<X4)に調節する場合について説明する。
また、システムコントローラ40は、周波数判定部80aと、アイコンサイズ及び文字数判定部80bと、色レベル判定部80cと、モード判定部81とを備えている。周波数判定部80aは、表示画像を複数のエリア、例えば、5×5の25エリアに分割し、各エリアの空間周波数を算出して、これらの平均値を算出する。この空間周波数とは、図5(A)のグラフに示すように、明暗の差が粗い画像ほど低く、図5(B)のグラフに示すように、明暗の差が微細な画像ほど高い。なお、これらのグラフにおいて、横軸は空間座標、縦軸は明度である。周波数判定部80aは、この平均値が閾値以上か否かを判定する。なお、空間周波数は、前述したように画像全体の平均値ではなく、主要部(画像の中央部)の平均値でも良い。
アイコンサイズ及び文字数判定部80bは、システムコントローラ40内のROMに記憶されたメニュー及びガイダンス画像データに基づいて、表示画像に含まれるアイコンのサイズ、及び表示画像に含まれる文字数を検出する。さらに、アイコンサイズ及び文字数判定部80bは、これらが閾値以上か否かを判定する。
色レベル判定部80cは、SDRAM54に記憶された画像データから色情報を取得し、この色情報に基づいて各色の色レベル(RGB比率)を検出する。さらに、色レベル判定部80cは、この色レベルが閾値以上か否かを判定する。なお、色レベルは、RGB各色のデータに基づいて算出しても良いし、YC変換後の輝度信号Y及び色差信号Cr,Cbに基づいて算出しても良い。
LCD16に画像を表示する場合、システムコントローラ40が、周波数判定部80a、アイコンサイズ及び文字数判定部80b、及び色レベル判定部80cのいずれかの判定結果に基づいて、輝度調節回路61を制御してバックライト71の輝度を調節する。また、各判定部80a〜80cには、複数の判定モード、例えば、第1判定モードと、第2判定モードとが設定されている。これらの第1及び第2判定モードでは、異なる輝度調節範囲及び閾値が設定されている。なお、各判定部80a〜80cに対して、複数の判定モードを設定せずに、輝度調節範囲及び閾値を固定にしても良い。
モード判定部81dは、複数の判定モードのうち、いずれの判定モードに設定されているかを検出するとともに、各モードに対応する輝度調節範囲または各モードに対応する閾値を設定する。なお、前述の判定モードは、ユーザが操作部18を操作することによって、複数の判定モードから選択される。
システムコントローラ40は、この輝度調節範囲または閾値に基づいて、周波数判定部80a、アイコンサイズ及び文字数判定部80b、及び色レベル判定部80cのいずれかを制御することによって判定処理を実行させる。
システムコントローラ40は、各判定部80a〜80cから判定結果を取得するとともに、この判定結果に基づいて輝度調節回路61を制御してバックライト71の輝度を調節する。
次に、上記構成のデジタルカメラ10の作用について説明する。最初に、図6のフローチャートを参照して、表示画像の空間周波数に基づいてバックライト71の輝度を調節する場合について説明する。
周波数判定部80aは、SDRAM54に記憶された画像データに基づいて、画像の空間周波数を算出する。その後、周波数判定部80aは、この空間周波数が閾値fthよりも大きいか否かを判定する。
空間周波数が閾値fthよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX2となるように駆動電圧(V1−V2)を調節する。また、空間周波数が閾値fth以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX1となるように駆動電圧を調節する。
また、前述のバックライト71の輝度調節と同時に、システムコントローラ40は、LCDドライバ57を制御して液晶パネル70に画像を表示させる。これにより、空間周波数に基づいて輝度調節されたバックライト70によって、液晶パネル70の画像が照明される。前述のように、空間周波数の高い(微細な)画像を表示する時には、LCD16の輝度を上げて見やすさを向上させ、空間周波数の低い画像を表示する時には、輝度を低下させて消費電力を削減することができる。また、上記説明において、輝度をX1,X2に調節する場合について説明したが、調節範囲は適宜変更可能である。
なお、上記実施形態において、輝度の調節範囲が固定の場合(判定モードが設定されていない場合)について説明したが、判定モードによって輝度の調節範囲を変更しても良い。図7のフローチャートを参照して、判定モード毎に輝度の調節範囲を変更する場合について説明する。なお、以下の説明では、第1及び第2判定モードとして、通常モード及び老年モードが設定される場合について説明する。
周波数判定部80aは、SDRAM54に記憶された表示画像データに基づいて、空間周波数を算出する。その後、モード判定部81は、老年モードに設定されているか否かを判定する。
老年モードに設定されていないと判定された場合(通常モードに設定されていると判定された場合)、モード判定部81は、バックライト71の輝度の調整範囲を輝度X1とX2との間に設定する。
その後、周波数判定部80aは、空間周波数が閾値fthよりも大きいか否かを判定する。空間周波数が閾値fthよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX1となるように駆動電圧を調節する。また、空間周波数が閾値fth以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX2(X2<X1)となるように駆動電圧を調節する。
また、老年モードに設定されていると判定されていると判定された場合、モード判定部81は、バックライト71の輝度の調節範囲を輝度X3とX4との間に設定する。周波数判定部80aは、空間周波数が閾値fthよりも大きいか否かを判定する。空間周波数が閾値fthよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX3となるように駆動電圧を調節する。また、空間周波数が閾値fth以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX4(X4<X3)となるように駆動電圧を調節する。
また、前述のバックライト71の輝度調節と同時に、システムコントローラ40は、LCDドライバ57を制御して液晶パネル70に画像を表示させる。これにより、空間周波数に基づいて輝度調節されたバックライト70によって、液晶パネル70の画像が照明される。このように、老年モードに設定されている場合に、輝度の調節範囲を上げることにより、高齢者に最適な輝度に調節することが可能である。
上記作用の説明では、通常モードと老年モードとで輝度の調節範囲を変更したが、空間周波数を判定する際の閾値をモード毎に変更しても良いし、モード毎に調節範囲及び閾値の両方を変更しても良い。なお、上記の表示画像としては、スルー画でも良いし、記録済みの再生画像でも良い。
次に、図8のフローチャートを参照して、表示画像に含まれるアイコンのサイズ、または表示文字数に基づいてバックライト71の輝度を調節する場合について説明する。ユーザが操作部18を操作することによって、メニュー画面またはガイダンス画面を表示させる。
システムコントローラ40は、操作部18からメニュー画面またはガイダンス画面を表示する指令を取得したか否かを判定する。メニューまたはガイダンス画像を表示する指令を取得していないと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX1となるように駆動電圧を調節する。
また、メニューまたはガイダンス画像を表示する指令を取得したと判定された場合、アイコンサイズ及び文字数判定部80bは、メニュー画面またはガイダンス画面に含まれるアイコンのサイズ、及び表示文字数を検出する。このアイコンサイズ及び表示文字数の検出は、メニュー画面またはガイダンス画面に対応する画像データをROMから読み出して行われる。なお、メニュー画面及びガイダンス画面毎のアイコンサイズ及び表示文字数を予めROM内に記憶させておいても良い。
その後、アイコンサイズ及び文字数判定部80bは、アイコンサイズがA×B(例えば、2×2)よりも小さいか否か、または、表示文字数がN(例えば、50)よりも大きいか否かを判定する。
アイコンサイズがA×Bよりも小さい、または、表示文字数がNよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX4となるように駆動電圧を調節する。
また、アイコンサイズがA×B以上、または、表示文字数がN以下であると判定された場合、アイコンサイズ及び文字数判定部80bは、アイコンサイズが、A×B≦(アイコンサイズ)<C×D(例えば、4×4)の範囲内か否か、または、表示文字数が、M(例えば、30)<(表示文字数)≦Nの範囲内か否かを判定する。
A×B≦(アイコンサイズ)<C×Dの範囲内、または、M<(表示文字数)≦Nの範囲内であると判定された場合、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX3となるように駆動電圧を調節する。
A×B≦(アイコンサイズ)<C×Dの範囲内、または、M<(表示文字数)≦Nの範囲内でないと判定された場合、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX2となるように駆動電圧を調節する。
また、前述のバックライト71の輝度調節と同時に、システムコントローラ40は、LCDドライバ57を制御して液晶パネル70に画像を表示させる。これにより、空間周波数に基づいて輝度調節されたバックライト70によって、液晶パネル70の画像が照明される。このように、アイコンサイズが小さい、または表示文字数が多いほど、バックライト71の輝度を高くするので、アイコンサイズや表示文字数に関わらず、見やすい画像を表示することができる。
次に、図9のフローチャートを参照して、色レベルに基づいてバックライト71の輝度を調節する場合について説明する。色レベル検出部80cは、LCD16に表示される表示画像データから色情報を取得して、RGB各色の色レベルを算出する。
その後、色レベル検出部80cは、B(青色)の色レベルが閾値以上か否かを判定する。色レベルが閾値よりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX2となるように駆動電圧を調節する。
また、色レベルが閾値以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX1となるように駆動電圧を調節する。
また、前述のバックライト71の輝度調節と同時に、システムコントローラ40は、LCDドライバ57を制御して液晶パネル70に画像を表示させる。これにより、空間周波数に基づいて輝度調節されたバックライト70によって、液晶パネル70の画像が照明される。このように、人間にとって視認しにくい色であるB(青色)が多く含まれる場合に、バックライト71の輝度を上げることによって、色レベルに関わらず見やすい画像を表示することができる。
上記作用の説明では、B(青色)の色レベルに基づいてバックライト71の輝度を調節する場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、R(赤色),G(緑色)の色レベルに基づいてバックライト71の輝度を調節しても良い。なお、G(緑色)は人間にとって視認しやすい色であり、Gの色レベルが高いときにバックライト71の輝度を低下させることによって、消費電力を削減可能である。
次に、図10のフローチャートを参照して、モード毎に色レベルの閾値を変更する場合について説明する。色レベル検出部80cは、LCD16に表示される表示画像データから色情報を取得して色レベルを算出する。
その後、モード判定部81は、老年モードに設定されているか否かを判定する。老年モードに設定されていないと判定された場合(通常モードに設定されていると判定された場合)、モード判定部81は、バックライト71の輝度の調整範囲を輝度X1とX2との間に設定する。
その後、色レベル判定部80cは、所定の色(例えば、赤)の色レベルが閾値Cthよりも大きいか否かを判定する。色レベルが閾値Cthよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX2となるように駆動電圧を調節する。また、色レベルが閾値Cth以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX1となるように駆動電圧を調節する。
また、老年モードに設定されていると判定されていると判定された場合、モード判定部81は、バックライト71の輝度の調節範囲を輝度X3とX4との間に設定する。その後、色レベル判定部80cは、色レベルが閾値Cthよりも大きいか否かを判定する。色レベルが閾値Cthよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX4となるように駆動電圧を調節する。また、色レベルが閾値fth以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX3となるように駆動電圧を調節する。
また、前述のバックライト71の輝度調節と同時に、システムコントローラ40は、LCDドライバ57を制御して液晶パネル70に画像を表示させる。これにより、空間周波数に基づいて輝度調節されたバックライト70によって、液晶パネル70の画像が照明される。
このように、赤の色レベルに基づいてバックライト71の輝度を調節する際に、老年モードに設定されている時に、通常よりも輝度の調節範囲を上げることによって、白内障を患った人の赤色の視認性を向上させることができる。
上記作用の説明では、通常モードと老年モードとで輝度の調節範囲のみを変更したが、色レベルを判定する際の閾値をモード毎に変更しても良い。以下に、図11のフローチャートを参照して、色レベルを判定する際の閾値をモード毎に変更する場合について説明する。なお、第1及び第2判定モードとして、アジアモード及びヨーロッパモードが設定されている場合を例に説明する。
色レベル検出部80cは、LCD16に表示される表示画像データから輝度信号Y,色差信号Cr,Cbを取得して、所定の色(例えば、赤)の色レベルを算出する。その後、モード判定部81は、アジアモードに設定されているか否かを判定する。アジアモードに設定されていないと判定された場合(ヨーロッパモードに設定されていると判定された場合)、モード判定部81は、バックライト71の輝度の調整範囲を輝度X1とX2との間に設定し、さらに、色レベル判定部80cの閾値として、閾値Cth1を設定する。
その後、色レベル判定部80cは、色レベルが閾値Cth1よりも大きいか否かを判定する。色レベルが閾値Cth1よりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX2となるように駆動電圧を調節する。また、色レベルが閾値Cth1以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX1となるように駆動電圧を調節する。
また、アジアモードに設定されていると判定されていると判定された場合、モード判定部81は、バックライト71の輝度の調節範囲を輝度X3とX4との間に設定し、さらに、色レベル判定部80cの閾値として、閾値Cth2(>Cth1)を設定する。
その後、色レベル判定部80cは、色レベルが閾値Cth2よりも大きいか否かを判定する。色レベルが閾値Cth2よりも大きいと判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX4となるように駆動電圧を調節する。また、色レベルが閾値Cth2以下であると判定された場合、システムコントローラ40は、輝度調節回路61を制御して、バックライト71の輝度がX3となるように駆動電圧を調節する。
また、前述のバックライト71の輝度調節と同時に、システムコントローラ40は、LCDドライバ57を制御して液晶パネル70に画像を表示させる。これにより、空間周波数に基づいて輝度調節されたバックライト70によって、液晶パネル70の画像が照明される。
前述の判定モード(アジアモード、ヨーロッパモード)の設定は、ユーザが操作部18を操作して言語設定を行った時に、この言語に対応する判定モードに自動的に設定されても良いし、操作部18によって選択可能にしても良い。
このように、赤の色レベルに基づいてバックライト71の輝度を調節する際に、アジアモードとヨーロッパモードとで輝度の調節範囲及び閾値を変更することによって、アジア等の原色が好まれる地域のモードに設定されている時には、赤が強調されるように輝度を上げ、ヨーロッパ等の落ち着いた色が好まれる地域のモードに設定されている場合には、赤が強調されないように輝度を下げることができる。このため、好まれる色が異なる地域毎に、色の強調度合を変更することができる。
また、上記作用の説明において、赤の強調度合をモード毎に変更する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、緑や青等の強調度合をモード毎に変更しても良い。さらに、アジア、ヨーロッパモードに限るものではなく、他の地域のモードを追加して様々な地域の好みに対応させることが好ましい。
次に、図12を参照して、輝度調節回路61の替わりに可変抵抗器を用いた場合について説明する。DC/DCコンバータ75は、バックライト71の正極端子P1,負極端子P2間に接続され、EVR(electric variable resistor)90は、DC/DCコンバータ75に対して直列に接続されている。
また、EVR90は、システムコントローラ40に接続されており、システムコントローラ40は、このEVR90の抵抗値を変化させることによって、正極端子P1,P2間の電位差を変化させる。このため、バックライト71の駆動電圧が変化して、輝度が調節される。
前述の輝度調節回路61では4段階で輝度調節を行っているが、このEVR90を用いることによってバックライト71の駆動電圧の制御を細かく行うことが可能であり、バックライト71の輝度調節をより細かく実施することが可能である。
なお、上記実施形態において、周波数判定部、アイコンサイズ及び文字数判定部、及び色レベル判定部の全てを設ける場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、これらの判定部の少なくとも1つが設けられていれば良い。また、これらの判定部をシステムコントローラ内に設ける場合を例に説明したが、これらの判定部をシステムコントローラの外部に設けても良い。
さらに、上記実施形態において、バックライトを複数のLEDで構成する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、複数の電球で構成しても良い。
また、上記実施形態において、2つの判定モードを設定した場合について説明を行ったが、これに限るものではなく、3つ以上の判定モードを設けても良い。
さらに、上記実施形態において、液晶パネルを背後から照明する透過型LCDを用いる場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、液晶パネルを前面側から照明する反射型LCDを用いても良い。
また、上記実施形態において、本発明をLCDに適用した場合を例に説明したが、これに限るものではなく、自己発光型の表示装置、例えば、有機EL等に本発明を適用可能である。
さらに、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、表示装置を備えた携帯機器であれば良く、携帯電話や携帯型ゲーム機等に本発明を適用しても良い。
デジタルカメラの前面側の構成を示す斜視図である。 デジタルカメラの背面側の構成を示す斜視図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 表示装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像の空間周波数を説明するグラフである。 空間周波数に基づいて輝度を調節する表示処理を説明するフローチャートである。 空間周波数に基づいて輝度を調節する表示処理を説明するフローチャートであり、モード毎に輝度の調節範囲を変更する場合を示している。 アイコンサイズ及び表示文字数に基づいて輝度を調節する表示処理を説明するフローチャートである。 色レベルに基づいて輝度を調節する表示処理を説明するフローチャートである。 色レベルに基づいて輝度を調節する表示処理を説明するフローチャートであり、モード毎に輝度の調節範囲を変更する場合を示している。 色レベルに基づいて輝度を調節する表示処理を説明するフローチャートであり、モード毎に輝度の調節範囲及び閾値を変更する場合を示している。 表示装置の変形例を示すブロック図であり、EVRを用いた場合を示している。
符号の説明
10 デジタルカメラ
16 LCD
40 システムコントローラ
61 輝度調節回路
70 液晶パネル
71 バックライト
72 LED
80a 周波数判定部
80b アイコンサイズ及び文字数判定部
80c 色レベル判定部
81 モード判定部
90 EVR

Claims (7)

  1. 画像を表示する液晶パネルと、この液晶パネルを照明する照明手段とを備えた表示装置において、
    前記照明手段の輝度を調節する輝度調節手段と、
    前記液晶パネルに表示する前記画像の空間周波数を検出して、前記空間周波数が閾値よりも大きいか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記空間周波数が前記閾値よりも大きいと判定された場合、前記閾値以下の場合よりも前記輝度が高くなるように前記輝度調節手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 画像を表示する液晶パネルと、この液晶パネルを照明する照明手段とを備えた表示装置において、
    前記照明手段の輝度を調節する輝度調節手段と、
    前記液晶パネルに表示する前記画像に含まれるアイコンサイズ及び文字数を検出して、前記アイコンサイズ及び前記文字数が各々の閾値よりも大きいか否かを判定するアイコンサイズ及び文字数判定手段と、
    前記アイコンサイズ及び文字数判定手段によって、前記アイコンサイズが閾値以下であると判定された場合、前記閾値よりも大きい場合よりも前記輝度が高くなるように前記輝度調節手段を制御し、前記文字数が閾値よりも大きいと判定された場合、前記閾値以下の場合よりも前記輝度が上昇するように前記輝度調節手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする表示装置。
  3. 前記画像は、メニュー画像またはガイダンス画像であり、前記アイコンサイズ及び文字数判定手段は、前記メニュー画像またはガイダンス画像に含まれる前記アイコンサイズ及び前記文字数を検出することを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 画像を表示する液晶パネルと、この液晶パネルを照明する照明手段とを備えた表示装置において、
    前記照明手段の輝度を調節する輝度調節手段と、
    前記液晶パネルに表示される前記画像の色情報に基づいて各色の色レベルを算出し、特定の色レベルが閾値よりも大きいか否かを判定する色レベル判定手段と、
    前記色レベル判定手段によって、前記色レベルが前記閾値よりも大きいと判定された場合、前記閾値以下の場合よりも前記輝度が高くなるように前記輝度調節手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする表示装置。
  5. 前記輝度の調節範囲が異なる複数の判定モードを有し、前記制御手段は、前記輝度調節手段を制御して、前記各判定モードに対応する前記調整範囲内で前記輝度を調節することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の表示装置。
  6. 前記閾値が異なる複数の判定モードを有し、前記判定手段は、前記各判定モードに対応する前記閾値によって判定処理を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の表示装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項記載の表示装置を備えていることを特徴とする携帯機器。
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