JPH04113833U - フアンモータの取付構造 - Google Patents
フアンモータの取付構造Info
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- JPH04113833U JPH04113833U JP1683791U JP1683791U JPH04113833U JP H04113833 U JPH04113833 U JP H04113833U JP 1683791 U JP1683791 U JP 1683791U JP 1683791 U JP1683791 U JP 1683791U JP H04113833 U JPH04113833 U JP H04113833U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan motor
- underframe
- vibration
- mounting structure
- elastic body
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- Pending
Links
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- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 abstract description 9
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動の伝播を低減でき、騒音の発生を抑える
ことができるファンモータの取付構造を提供する。 【構成】 ファンモータ1をゴムブッシュ4を介して台
枠3に取付けることにより、ファンモータ1の振動を該
ゴムブッシュ4で低減し、台枠3に伝播する振動を少な
くする。
ことができるファンモータの取付構造を提供する。 【構成】 ファンモータ1をゴムブッシュ4を介して台
枠3に取付けることにより、ファンモータ1の振動を該
ゴムブッシュ4で低減し、台枠3に伝播する振動を少な
くする。
Description
【0001】
本考案は冷凍・冷蔵機器のファンモータ、特に凝縮器冷却用のファンモータの
取付構造に関するものである。
【0002】
図2は従来のこの種のファンモータの取付構造を示すもので、ファンモータ1
は固定板2を介して機器のケーシング、例えば台枠3に直接、取付けられていた
。
【0003】
しかしながら、前記ファンモータ1はその運転に伴って振動を発生するため、
この振動が固定板2を介して台枠3に伝播し、該台枠3自体やこれに取付けられ
た他の部品を振動させて騒音を発生したり、また、該台枠3に他の振動源、例え
ば圧縮機が取付けられている場合にはそれぞれの振動が共鳴し合ってうなり音を
発生するという問題があった。
【0004】
本考案は前記従来の問題点に鑑み、振動の伝播を低減でき、騒音の発生を抑え
ることができるファンモータの取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案では前記目的を達成するため、請求項1として、ファンモータを機器の
ケーシング(台枠)に固定的に取付けるファンモータの取付構造において、ファ
ンモータを弾性体を介して台枠に取付けたファンモータの取付構造、また、請求
項2として、ファンモータの振動数Nに対して下記式を満足する固有振動数fを
有する弾性体を用いた請求項1記載のファンモータの取付構造を提案する。
【0006】
2≦N/f≦3
但し、N=fo ・n、f=(1/2π)・(K・g/W)1/2 、fo はファン
モータの回転数、nはファンモータの羽根の枚数、Kはバネ定数、gは標準重力
加速度、Wは弾性体1個当りに加わる荷重である。
【0007】
本考案の請求項1によれば、ファンモータの振動は弾性体で吸収・低減されて
台枠に伝播するため、台枠に発生する振動は少なく、従って、騒音も小さくなる
。また、請求項2によれば、弾性体がファンモータを支えきれなくなることもな
く、台枠に伝播する振動を効果的に低減できる。
【0008】
図1は本考案のファンモータの取付構造の一実施例を示すもので、図中、従来
例と同一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、1はファンモータ、3は台枠
、4はゴムブッシュ、5は固定板である。
【0009】
ゴムブッシュ4は、中央にネジを通すための透孔(図示せず)を備えた略円柱
状のゴムからなり、ファンモータ1の振動数Nに対して下記式(1) を満足する固
有振動数fを備えている。
【0010】
2≦N/f≦3 ………(1)
但し、N=fo ・n、f=(1/2π)・(K・g/W)1/2 、fo はファン
モータの回転数(Hz )、nはファンモータの羽根の枚数、Kはバネ定数(N/
m)、gは標準重力加速度(9.80m/s2 )、Wは弾性体1個当りに加わる荷重
(kg)である。
【0011】
固定板5はゴムブッシュ4の分だけ高さが低い点を除いて従来の固定板2とほ
ぼ同様である。ファンモータ1は固定板5にネジ等により取付けられ、さらに該
固定板5はゴムブッシュ4を介して台枠3にネジ等により取付けられている。
【0012】
前記構成によれば、ファンモータ1の振動はゴムブッシュ4で吸収・低減され
て台枠3に伝播するため、台枠3に発生する振動は少なく、従って、発生する騒
音も小さくなる。
【0013】
図3は振動源(ここではファンモータ1)から弾性体(ここではゴムブッシュ
4)を介して伝播する振動の伝達率と、前記振動数N及び固有振動数fの比N/
fとの関係を振動理論に基いて示すもので、これに従って、前記(1) 式に示した
範囲の根拠を説明する。
【0014】
図3から分るように0<N/f≦21/2 であれば、ファンモータ1で発生した
振動以上の振動が台枠3に伝播し、特にN/f=1ではファンモータ1と台枠3
とが共振してしまう。また、N/f>21/2 であれば、台枠3に伝播する振動は
ファンモータ1の振動より小さくなり、N/fが大きくなればなるほど小さくな
る。ここで、通常、振動数N及び加重Wは一定であるから、N/fを大きくする
にはバネ定数Kを小さくしなければならない。しかし、あまりバネ定数Kを小さ
くする、即ちゴムブッシュ4を柔らかくすると、ファンモータ1を支えきれなく
なるので、N/fを大きくするには限界がある。一方、N/fが21/2 付近では
台枠3に伝播する振動はそれ程減少せず、効果が少ない。従って、前述した(1)
式の範囲であれば、ゴムブッシュ4がファンモータ1を支えきれなくなることも
なく、台枠3に伝播する振動を効果的に低減できる。
【0015】
図4は本考案のファンモータの取付構造の他の実施例を示すもので、図中、従
来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、1はファンモータ、2は固
定板、3は台枠、6はゴムシートである。
【0016】
ゴムシート6は、ネジを通すための複数の透孔(図示せず)を備えたシート状
のゴムからなり、ファンモータ1の振動数Nに対して前記式(1) を満足する固有
振動数fを備えている。ファンモータ1は固定板2にネジ等により取付けられ、
さらに該固定板2はゴムシート6を介して台枠3にネジ等により取付けられてい
る。
【0017】
前記構成によれば、ファンモータ1の振動はゴムシート6で吸収・低減されて
台枠3に伝播するため、台枠3に発生する振動は少なく、従って、発生する騒音
も小さくなる。
【0018】
以上説明したように本考案の請求項1によれば、弾性体により振動を低減でき
るため、ファンモータから台枠に伝播する振動を低減でき、従って、騒音の発生
を抑えることができる。
【0019】
また、本考案の請求項2によれば、弾性体がファンモータを支えきれなくなる
こともなく、台枠に伝播する振動を効果的に低減できる。
【図1】 本考案のファンモータの取付構造の一実施例
を示す構成図
を示す構成図
【図2】 従来のファンモータの取付構造の一例を示す
構成図
構成図
【図3】 振動の伝達率とファンモータ及び弾性体の振
動数の比との関係を示すグラフ
動数の比との関係を示すグラフ
【図4】 本考案のファンモータの取付構造の他の実施
例を示す構成図
例を示す構成図
1…ファンモータ、3…台枠、4…ゴムブッシュ、6…
ゴムシート。
ゴムシート。
Claims (2)
- 【請求項1】 ファンモータを機器のケーシング(台
枠)に固定的に取付けるファンモータの取付構造におい
て、ファンモータを弾性体を介して台枠に取付けたこと
を特徴とするファンモータの取付構造。 - 【請求項2】 ファンモータの振動数Nに対して下記式
を満足する固有振動数fを有する弾性体を用いたことを
特徴とする請求項1記載のファンモータの取付構造。2
≦N/f≦3但し、N=fo ・n、f=(1/2π)・
(K・g/W)1/2 、fo はファンモータの回転数、n
はファンモータの羽根の枚数、Kはバネ定数、gは標準
重力加速度、Wは弾性体1個当りに加わる荷重である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1683791U JPH04113833U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | フアンモータの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1683791U JPH04113833U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | フアンモータの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113833U true JPH04113833U (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=31903707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1683791U Pending JPH04113833U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | フアンモータの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04113833U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100708620B1 (ko) * | 2005-12-20 | 2007-04-18 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 송풍장치의 지지구조 |
KR100827779B1 (ko) * | 2002-08-08 | 2008-05-07 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 팬모터 지지구조 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP1683791U patent/JPH04113833U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100827779B1 (ko) * | 2002-08-08 | 2008-05-07 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 팬모터 지지구조 |
KR100708620B1 (ko) * | 2005-12-20 | 2007-04-18 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 송풍장치의 지지구조 |
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