JPH04113710A - 自動レベル制御装置 - Google Patents

自動レベル制御装置

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JPH04113710A
JPH04113710A JP23364290A JP23364290A JPH04113710A JP H04113710 A JPH04113710 A JP H04113710A JP 23364290 A JP23364290 A JP 23364290A JP 23364290 A JP23364290 A JP 23364290A JP H04113710 A JPH04113710 A JP H04113710A
Authority
JP
Japan
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signal
level
output
circuit
zero
Prior art date
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JP23364290A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Miyaji
達生 宮地
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動レベル制御装置に関し、より詳細には、
信号伝送における自動レベル制御装置に関する。例えば
、信号の記録、蓄積、再生における自動レベル制御装置
に適用されるものである。
従来技術 信号の伝送や、記録、蓄積、再生の過程で、信号レベル
を一定に保つために用いられる自動レベル制御装置(A
GC)では、入力信号のレベル変動に対して出力信号レ
ベルを一定に保つために。
一般に信号のレベルを求め、利得制御信号を生成して可
変利得増幅器でレベルを制御する。信号レベルを求める
方式、信号のパワに着目する方式、信号のピーク値に着
目する方式、信号の全波あるいは半波検波値に着目する
方式などがある。また、信号レベルの検出を可変利得増
幅器の入力側で行なうフィードフォワード型、出力側で
行なうフィートバンク型の制御方式がある。いずれの方
式であっても、信号レベル検出部には残留リップルを取
り除くための時定数が挿入されていた。
すなおち、信号の伝送や、記録、蓄積、再生の過程で信
号のレベルを一定に保つために用いられる自動レベル制
御装置において、従来は利得制御信号の作成にあたり、
入力信号を自乗、半波、余波あるいはピーク検波したの
ちに時定数回路を通し、利得制御信号の平滑化を行って
いた。これは利得制御信号に残留するリップルにより入
力信号が再変調され、歪が発生するのを防止するためで
ある。
ところが、信号レベルが急速に変動するような入力信号
を処理する場合、レベルの急速な変動に追従するために
は前記時定数を小さく設定せざるを得す、歪み発生を招
いていた。このように、自動レベル制御装置には追従速
度と歪性能の相反する要求が課せられていた。
目     的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
追従速度と歪性能をより高い次元で両立させるために、
波形の概形を保存しつつ、信号レベルの制御をおこない
、信号のゼロ交差点に着目し、このゼロ交差点間の信号
レベルを一定に保つように動作すること、また、利得制
御信号を信号のゼロ交差点近傍で変化させることで、歪
、雑音の発生を低く抑えることを可能とした自動レベル
制御装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
構   成 本発明は、上記目的を達成するために、(1)入力信号
のゼロ交差点を検出する検出手段と、該ゼロ交差点検出
手段で検出されたゼロ交差点情報に基づき、あるゼロ交
差点から次のゼロ交差点までの区間の信号レベルを計算
する信号レベル計算手段と、該信号レベル計算手段によ
り計算された前記信号レベルに基づき利得制御信号を発
生する利得制御信号発生手段と、入力信号の遅延をおこ
なう遅延手段と、該遅延手段の出力を前記利得制御信号
により信号レベルを変化させて出力する可変利得増幅手
段とを具備すること、或いは、(2)入力信号のゼロ交
差点を検出する検出手段と、該ゼロ交差点検出手段で検
出されたゼロ交差点情報に基づき、あるゼロ交差点から
所定の時間が経過した後の次のゼロ交差点までの区間の
信号レベルを計算する信号レベル計算手段と、該信号レ
ベル計算手段により計算された前記信号レベルに基づき
利得制御信号を発生する利得制御信号発生手段と、入力
信号の遅延をおこなう遅延手段と、該遅延手段の出力を
前記利得制御信号により信号レベルを変化させて出力す
る可変利得増幅手段とを具備することを特徴としたもの
である。以下、本発明の実施例−に基づいて説明する。
第1図は、本発明による自動レベル制御装置の一実施例
を説明するための構成図で、図中、10はゼロ交差点検
出手段、20は信号レベル検出手段、21は自乗回路、
22は累積回路、23は計時カウンタ、24.25は除
算回路、26は平方根回路、30は利得制御信号発生手
段、31は蓄積回路、32はレベル判定回路、33は切
り替え回路、40は遅延手段、50は可変利得増幅手段
である。
信号レベル検出手段20内の自乗回路21は被処理信号
ISの自乗値を逐次的に出力する。一方ゼロ交差点検出
手段10は、被処理信号1.Sのゼロ交′差点において
ゼロ交差点検出信号ZPを出力する。累積回路22は、
ゼロ交差点検出手段10の8力信号を受けると内部に蓄
積された前回の累積結果をクリアしたのち、自乗回路2
1の出力値の累積加算動作を開始し1次にゼロ交差点検
出信号zPを受けると累積動作を停止し、累積結果Sを
出力する。一方、ゼロ交差点検出信号ZPは計時カウン
タ23に加えられる。該計時カウンタ23は、ゼロ交差
点検出信号を受けるとその時点のカウンタ値を出力した
後、カウンタをゼロクリアし、新たな経時を開始するよ
う構成されている。
従って、計時カウンタの出力Cは、ゼロ交差点からゼロ
交差点の時間間隔を示す値となる。累積回路の出力Sは
、除算回路24により、計時カウンタの出力Cで除され
る。即ち、除算回路24の出力値をDとすると D=S/C である。
除算回路24の出力りは、第二の除算回路25により、
希望の出力レベルに相当する数値Rで除される。即ち、
除算回路25の出力値をQとすると、 Q=D/R である。
平方根回路26は、上記除算回路25の出力値Qの平方
根を求め、出力する。この平方根回路26の出力Pは、
利得制御信号発生手段30に導かれる。
以上の動作はゼロ交差点間の実効値を計算し、希望レベ
ルの何倍に相当するかを求め、レベル補正に要する利得
の逆数を求めている。本発明の実施例では信号レベルの
尺度として実効値を用いているが、自乗回路21のかわ
りに絶対値回路をもちい、平方根回路26を取り除くこ
とで、被処理信号のゼロ交差点間の平均値を信号レベル
の尺度として用いてもよい。
上述の動作の傍ら、被処理信号ISはゼロ交差点検出信
号ZPと共に、遅延手段40に蓄積される。該遅延手段
40は、ゼロ交差点検出信号ZPと、被処理信号ISの
2つのチャネルを持つ先入れ先出し型(F I F○)
のメモリで構成され、遅延を受けたゼロ交差点検出信号
ZPDと、遅延を受けた被処理信号ISDを出力する。
利得制御信号発生手段30は、信号レベル検出手段20
の中の平方根回路の出力Pを蓄積する蓄積回路31と蓄
積回路31の出力値があらかしめ定められた数値T1よ
り小さいか否かを判定するレベル判定回路32、および
蓄積回路31の出力とあらかじめ定められた数値T2を
レベル判定回路32の出力により切り替えて出力する切
り替え回路33とから構成される。蓄積回路31は、先
入れ先出し型(FIFO)のメモリで構成され、遅延手
段40からの遅延を受けたゼロ交差点検出信号ZPDが
到来する度に蓄積した値を出力する。
切り替え回路33は、蓄積回路31の出力値があらかじ
め定められた数値T1より小さい場合、あらかしめ定め
られた数値T2を出力し、蓄積回路31の出力値があら
かしめ定められた数値T1より大きい場合、蓄積回路3
1の出力値をそのまま出力するよう構成される。これら
レベル判定回路32および切り替え回路33は、入力信
号のレベルが小さい場合に、後に速入る可変利得増幅手
段の利得が過大に設定されるのを防止する働きを行う。
ここで数値T1とT2は、同し値を共用しても構わない
。この切り替え回路33の出力を、利得制御信号発生手
段30の出力Gとする。可変利得増幅手段50は、除算
回路で構成され、遅延手段からの遅誕を受けた被処理信
号ISDを、利得制御信号発生手段の出力Gで除し、レ
ベル制御された信号O8を出力する。
第2図は、第1図における自動レベル制御装置の各部の
信号を示す図である。被処理信号ISのゼロ交差点イに
おいて、ゼロ交差点検出手段10はゼロ交差点検出信号
ZPIを発生し、累積回路22は被処理信号ISの自乗
値である自乗回路21の出力の累積を開始する。同時に
、計時カウンタ23は、ゼロ交差点間隔の計時を開始す
る。
被処理信号ISの次のゼロ交差点口において、ゼロ交差
点検出手段10は、ゼロ交差点検出信号ZP2を発生し
、累積回路22は、累積を停止し、ここまでの累積結果
Sを出力する。計時カウンタ23は、計時を停止し、Z
PIからZP2の時間間隔を示す数値Cを出力する。数
値Sは、除算回路24で数値Cにより除され、更に除算
回路25で希望の出力レベルに相当する数値Rで除され
、数値Qとなる。この数値Qは、ZPIからZP2の区
間において、被処理信号ISの実効値が希望する実効値
の何倍であるかを示す値である。数値Qは、更に平方根
回路26により、数値Pとなる。
数値Pは、被処理信号のレベルを補正するのに用いられ
る利得値の逆数である。数値Pは、利得制御信号発生手
段の蓄積回路31に蓄えられる。
一方被処理信号ISとゼロ交差点検出信号zP1は遅延
手段40により遅延を受ける。ZPIが遅延手段40か
らZPDIとして出力されたとき、この信号を用いて制
御信号発生手段の蓄積回路31からすでに蓄積された数
値Pを読みだす。読みだされた数値Pがあらかじめ定め
られた数値T1より大きければ、この数値Pがそのまま
切り替え回路33の出力Gとなり、また数値PがT1よ
り小さければ、あらかじめ用いられた数MT2が切り替
え回路33の出力Gとなる。このGの値を用いて、遅延
手段40からの遅延を受けた被処理信号ISDを可変利
得増幅手段50で除算を行い、本発明の自動レベル制御
装置の出力O8とする。
可変利得増幅手段50は、遅延手段40からゼロ交差点
検出信号ZP2の遅延されたものZPD2が出力される
まで、Gによる除算を継続する。以上、一つのゼロ交差
区間について説明を行ったが。
以降ゼロ交差区間毎に数値Gを計算し、遅延された被処
理信号ISDを除し、O8を出力する動作を繰り返す。
第3図は、本発明による自動レベル制御装置の他の実施
例を示す図で、図中、27はゲート回路で、その他第1
図と同し作用をする部分は第1図と同一の参照番号を付
しである6 信号レベル検出手段20内の自乗回路21は被処理信号
ISの自乗値を逐次的に出力する。一方ゼロ交差点検出
手段10は、被処理信号ISのゼロ交差点においてゼロ
交差点検出信号ZPを出力する。ゼロ交差点検出信号Z
Pは、計時カウンタ23に加えられる。該計時カウンタ
23は、カウンタ出力Cと禁止解除出力NI&持ち、ゼ
ロ交差点検出信号zPを受けるとその時点のカウンタ値
を出力した後、カウンタをゼロクリアし、禁止解除出力
NIをオフにし、新たな経時を開始する。
禁止解除出力NIがオフの状態では、計時カウンタ23
は、ゼロ交差点検出信号ZPの入力を受は付けない。計
時開始後、あらかじめ定められた時間Nが経過すると、
禁止解除出力NIをオンにする一方、自らもゼロ交差点
検出信号ZPの入力を受は付ける状態に推移する。この
状態で新たなゼロ交差点検出信号ZPを受けるとその時
点のカウンタ値を出力した後、カウンタをゼロクリアし
、禁止解除出力NIをオフにし、新たな経時を開始する
。従って、計時カウンタの出力Cは5ゼロ交差点からあ
る定められた時間Nが経過したのちの次のゼロ交差点ま
での時間間隔を示す値となる。
ゲート回路27は、ゼロ交差点検出信号ZPと禁止解除
出力NIの二つの入力を有し、ゲート済みゼロ交差点検
出信号ZPGを出力する。ゲート回路27は、禁止解除
出力NIがオンの状態でゼロ交差点検出信号ZPをその
ままゲート済みゼロ交差点検出信号ZPGとして出力し
、禁止解除出力NIがオフの場合は何も出力しない。す
なわち禁止解除出力N工がオフの状態ではゼロ交差点検
出信号ZPを後続の累積回路22に伝達しないように構
成されている。累積回路22は、ゲート回路27の出力
信号ZPGを受けると内部に蓄積された前回の累積結果
をクリアしたのち、自乗回路21の出力値の累積加算動
作を開始し、次にゲート済みゼロ交差点検出信号ZPG
を受けると累積動作を停止し、累積結果Sを出力する。
一方、累積回路の出力Sは、除算回路24により、計時
カウンタの出力Cで除される。すなわち、除算回路24
の出力値をDとすると。
D=S/C である。
除算回路24の出力りは、第二の除算回路25により、
希望の出力レベルに相当する数値Rで除される。即ち、
除算回路25の出力値をQとすると、 Q=D/R である。
平方根回路26は、上記除算回路25の出方値Qの平方
根を求めて出力する。この平方根回路26の出力Pは、
利得制御信号発生手段3oに導かれる。
以上の動作はあるゼロ交差点から、あらかじめ定められ
た時間Nが経過した後の次のゼロ交差点までの実効値を
計算し、希望レベルの何倍に相当するかを求め、レベル
補正に要する利得の逆数を求めている。本発明の実施例
では信号レベルの尺度として実効値を用いているが、自
乗回路21のかわりに絶対値回路をもちい、平方根回路
26を取り除くことで、被処理信号の区間平均値を信号
レベルの尺度として用いてもよい。
上述の動作の傍ら、被処理信号ISはゲート済みゼロ交
差点検出信号ZPGと共に、遅延手段4oに蓄積される
。遅延手段40は、ゲート済みセロ交差点検出信号ZP
Gと、被処理信号■Sの2つのチャネルを持つ先入れ先
出し型(F I FO)のメモリで構成され5遅延を受
けたゲート済みゼロ交差点検出信号ZPDと、遅延を受
けた被処理信号ISDを出力する。
利得制御信号発生手段30は、信号レベル検出手段20
中の平方根回路の出力Pを蓄積する蓄積回路31と、蓄
積回路31の出力値があらかじめ定められた数値T1よ
り小さいか否かを判定するレベル判定回路32、および
蓄積回路31の出力とあらかじめ定められた数値T2を
レベル判定回路32の出力により切り替えて出力する切
り替え回路33とから構成される。蓄積回路31は先入
れ先出し型(F I FO)のメモリで構成され、遅延
手段4oからの遅延を受けたゼロ交差点検出信号ZPD
が到来する度に蓄積した値を出力する。
切り替え回路33は、蓄積回路31の出力値があらかじ
め定められた数値T1より小さい場合、あらかじめ定め
られた数値T2を出力し、蓄積回路31の出力値があら
かじめ定められた数値T1より大きい場合、蓄積回路3
1の出力値をそのまま出力するよう構成される。これら
レベル判定回路32および切り替え回路33は、入力信
号のレベルが小さい場合に、後に述へる可変利得増幅手
段の利得が過大に設定されるのを防止する働きを行う。
ここで数値T1とT2は、同し値を共用しても構わない
。この切り替え回路33の出力を、利得制御信号発生手
段30の出力Gとする。可変利得増幅手段5oは、除算
回路で構成され、遅延手段からの遅延を受けた被処理信
号ISDを、利得制御信号発生手段の出力Gで除し、レ
ベル制御された信号OSを出力する。
第4図は、第3図における自動レベル制御装置の各部の
信号を示す図である。被処理信号ISのゼロ交差点イに
おいて、ゼロ交差点検出回路10はゼロ交差点検出信号
ZPIを発生し、累積回路22は被処理信号ISの自乗
値である自乗回路21の出力の累積を開始する。同時に
、計時カウンタ23は、ゼロ交差点間隔の計時を開始し
、禁止解除出力NIをオフにする。被処理信号ISの次
のゼロ交差点口において、ゼロ交差点検出手段1oは、
セロ交差点検出信号ZP2を発生するが。
まだあらかしめ定められた時間Nが経過していないので
計時カウンタ23はZP2を無視して計時を続行し、ま
たゲート回路27の働きによりzP2は累積回路22に
は伝達されない。時間Nが経過すると、計時カウンタ2
3は、ゼロ交差点検出信号ZPを一受は付ける状態にな
り、また禁止解除出力NIをオンにする。被処理信号I
Sの次のゼロ交差点ハにおいて、ゼロ交差点検出手段1
0は、セロ交差点検出信号ZP3を発生し、計時カウン
タ23は、計時を停止し、ZPIからZP3の時間間隔
を示す数値Cを出力する。累積回路22は、ゲート回路
27をへてゲート済みセロ交差点検出信号ZPG3を受
け、累積を停止し、ここまでの累積結果Sを出力する。
数値Sは、除算回路24で数値Cにより除され、更に除
算回路25で希望の出力レベルに相当する数値Rで除さ
れ、数値Qとなる。この数値Qは、ZPIからZP3の
区間において、被処理信号ISのパワが希望するパワの
何倍であるかを示す値である。
数値Qは、更に平方根回路26により、数値Pとなる。
数値Pは、被処理信号のレベルを補正するのに用いられ
る利得値の逆数である。数値Pは、利得制御信号発生手
段の蓄積回路31に蓄えられる。
一方、被処理信号ISとゲート済みゼロ交差点検出信号
ZPCIは遅延手段4oにより遅延を受ける。ゼロ交差
点検出信号ZPGIが遅延手段40からZPDIとして
出力されたとき、この信号を用いて制御信号発生手段の
蓄積回路31がらすでに蓄積された数値Pを読みだす。
読みだされた数値Pがあらかじめ定められた数値T1よ
り大きければ、この数値Pがそのまま切り替え回路33
の出力Gとなり、また数値PがT1より小さければ、あ
らかじめ用いられた数値T2が切り替え回路33の出力
Gとなる。
この出力Gの値を用いて、遅延手段40からの遅延を受
けた被処理信号ISDを可変利得増幅手段50で除算を
行い、本発明の自動レベル制御装置の出力O8とする。
可変利得増幅手段50は、遅延手段40からゼロ交差点
検出信号ZP3の遅延されたものZPD3が出力される
まで、Gによる除算を継続する。以上、一つのゼロ交差
区間について説明を行ったが、以降ゼロ交差区間毎に数
値Gを計算し、遅延された被処理信号ISDを除し、O
8を出力する動作を繰り返す。
効   果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、以下
のような効果がある。
(1)請求項1に対応する効果:被処理信号のゼロ交差
点から次のゼロ交差点までの区間の信号レベルを求め、
このレベルからこの区間の信号レベルの補正に必要な利
得値を計算し、可変利得増幅器により信号のレベルを補
正する。ゼロ交差点間の利得は時間と共に変化せず、一
定の値であるのでセロ交差点間の波形形状は変形されず
に保存される。また1時定数を用いていないために信号
レベルの変化に高速に追従できる。
(2)請求項2に対応する効果:被処理信号のゼロ交差
点からあらかじめ定められた時間Nが経過した後のゼロ
交差点までの区間の信号レベルを求め、このレベルから
この区間の信号レベルの補正に必要な利得値を計算し、
可変利得増幅器により信号のレベルを補正する。ゼロ交
差点区間毎の信号レベルが大きく異なるような信号に対
し、波形形状の変形を抑制する効果を持つ。
(3)請求項1,2に対応する効果:該当区間内の波形
形状が保存されるために歪、雑音の発生を低く抑えるこ
とが可能なうえ、時定数を用いないために信号レベルの
変化に高速に追従することができ、上記追従性能と歪性
能を高い水準で満足できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による自動レベル制御装置の一実施例
を説明するための構成図、第2図は、第1図における自
動レベル制御装置の各部の信号を示す図、第3図は、本
発明による自動レベル制御装置の他の実施例を示す図、
第4図は、第3図における自動レベル制御装置の各部の
信号を示す図である。 10・・ゼロ交差点検出手段、20・・・信号レベル検
出手段、21・・自乗回路、22・・累積回路、23・
・・計時カウンタ、24.25・・・除算回路、26・
・・平方根回路、30・・利得制御信号発生手段、31
・蓄積回路、32・・レベル判定回路、33・・切り替
え回路、40・・・遅延手段、50・・・可変利得増幅
手段。 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力信号のゼロ交差点を検出する検出手段と、該ゼ
    ロ交差点検出手段で検出されたゼロ交差点情報に基づき
    、あるゼロ交差点から次のゼロ交差点までの区間の信号
    レベルを計算する信号レベル計算手段と、該信号レベル
    計算手段により計算された前記信号レベルに基づき利得
    制御信号を発生する利得制御信号発生手段と、入力信号
    の遅延をおこなう遅延手段と、該遅延手段の出力を前記
    利得制御信号により信号レベルを変化させて出力する可
    変利得増幅手段とを具備することを特徴とする自動レベ
    ル制御装置。 2、入力信号のゼロ交差点を検出する検出手段と、該ゼ
    ロ交差点検出手段で検出されたゼロ交差点情報に基づき
    、あるゼロ交差点から所定の時間が経過した後の次のゼ
    ロ交差点までの区間の信号レベルを計算する信号レベル
    計算手段と、該信号レベル計算手段により計算された前
    記信号レベルに基づき利得制御信号を発生する利得制御
    信号発生手段と、入力信号の遅延をおこなう遅延手段と
    、該遅延手段の出力を前記利得制御信号により信号レベ
    ルを変化させて出力する可変利得増幅手段とを具備する
    ことを特徴とする自動レベル制御装置。
JP23364290A 1990-09-03 1990-09-03 自動レベル制御装置 Pending JPH04113710A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7233200B2 (en) 2004-02-27 2007-06-19 Sony Corporation AGC circuit, AGC circuit gain control method, and program for the AGC circuit gain control method

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US7233200B2 (en) 2004-02-27 2007-06-19 Sony Corporation AGC circuit, AGC circuit gain control method, and program for the AGC circuit gain control method

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