JPH04113413U - マグネツトロータ - Google Patents

マグネツトロータ

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JPH04113413U
JPH04113413U JP1739691U JP1739691U JPH04113413U JP H04113413 U JPH04113413 U JP H04113413U JP 1739691 U JP1739691 U JP 1739691U JP 1739691 U JP1739691 U JP 1739691U JP H04113413 U JPH04113413 U JP H04113413U
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JP
Japan
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rotor
ribs
magnetic
shaft
magnet
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JP1739691U
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真二郎 上田
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松下電器産業株式会社
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主に回転数センサに用いられるマグネットロ
ータに関するものであり、特に温度サイクルの熱ストレ
スによるマイクロクラックの発生を防止するとともに高
磁束の得ることを目的とするものである。 【構成】 軸11に固着されたプラスチックマグネット
のロータ12に肉ヌスミ13を設けて、マイクロクラッ
クの発生を防止するとともに、肉ヌスミ13間に設けた
複数のリブ14のロータ12の外周部分に磁極を着磁
し、リブ14を磁路として使用して高磁束を維持するも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主に回転数センサに用いられるプラスチックよりなるマグネットロー タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のマグネットロータを図4,図5により説明する。
【0003】 図4によると、1は軸であり、着磁されたプラスチックマグネットよりなるロ ータ2を固着しており、5はこのロータ2を着磁した磁極である。
【0004】 図5は他の従来技術によるマグネットロータで1aは軸であり、着磁されたプ ラスチックマグネットよりなるロータ2aを固着しており、5a〜5cはこのロ ータ2aを着磁した磁極である。
【0005】 なお、3はロータ2aの薄肉部である肉ヌスミ部であり、ロータ2aはリブ4 によって外周と中心部が接続されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来のマグネットロータは、肉ヌスミがなく、十分 な磁力は得ることができるが、プラスチックマグネットのロータ2が厚肉となっ ているため、温度サイクル等の熱ストレスにより軸1とプラスチックマグネット のロータ2間に応力が発生し、このロータ2にクラックが発生する危険性があっ た。
【0007】 また、図5に示す従来のマグネットロータは、上記課題は解決するが磁極5a ・5b間の磁路6aはプラスチックマグネット内で閉磁路を形成できず充分な磁 束を得ることができなく、また、5c・5d間の磁路6bと異なるため磁路6a ,6bの磁束を均一な磁束とすることができなかった。
【0008】 本考案はこのような従来の課題を解決するものであり、信頼性の高い高磁束の 得られるマグネットロータを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、軸の同心円上に配された肉ヌスミと、前 記軸に対し放射状に配された少なくとも4つのリブとを有し、前記リブの位置に 前記リブと同数の磁極を着磁したものである。
【0010】
【作用】
上記構成により肉ヌスミによって熱ストレスによる応力を緩和するとともに、 各リブでそれぞれの磁極の磁路を形成して均一で高磁束を得ることができるもの である。
【0011】
【実施例】
本考案のマグネットロータの一実施例を図1〜図2により説明する。
【0012】 同図によると、11は軸であり、着磁されたプラスチックマグネットよりなる ロータ12を一体成型によって固着しており、13は軸11と同心円上にロータ 12に設けた薄肉部である肉ヌスミである。なお、14はロータ12の外周と中 心部を接続するリブであり、ロータ12にはこのリブ14の位置の外周に着磁し た磁極15が形成されている 従って磁路16はリブ14によって略閉磁路を形成して高磁力を得ることとな るとともに肉ヌスミ13によって熱ストレスによる応力の低減を図っている。
【0013】 図3は本考案の他の実施例であり、図1の実施例と異なるのは肉ヌスミ13a をロータ12aの下面部を残して設け、面方向に着磁した点であり、磁路16a は上下面方向にリブ14aによって閉磁路を形成したものである。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記実施例より明らかなように、肉ヌスミとリブを設け、リブと同数 の磁極をリブと同じ位置に着磁することにより、信頼性の高い高磁力のマグネッ トロータを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるマグネットロータの斜
視図
【図2】同磁路を説明するための上面図
【図3】同他の実施例のマグネットロータの一部断面斜
視図
【図4】同従来のマグネットロータの斜視図
【図5】同磁路を説明するための上面図
【符号の説明】
11 軸 12 ロータ 13 肉ヌスミ 14 リブ 15 磁極

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸と、この軸に固着されたプラスチックマ
    グネットのロータと、前記軸に対し放射状に配された少
    なくとも4つのリブと、このリブ間に設けられた肉ヌス
    ミと、前記リブの位置の前記ロータの外周に前記リブと
    同数の磁極着磁したことを特徴とするマグネットロー
    タ。
  2. 【請求項2】リブの位置に面方向に着磁された請求項1
    記載のマグネットロータ。
JP1739691U 1991-03-22 1991-03-22 マグネットロ―タ Expired - Lifetime JP2500311Y2 (ja)

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JPH04113413U true JPH04113413U (ja) 1992-10-05
JP2500311Y2 JP2500311Y2 (ja) 1996-06-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013114433A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 三菱電機株式会社 ポンプ及び冷凍サイクル装置並びにポンプの製造方法

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JPWO2013114433A1 (ja) * 2012-01-31 2015-05-11 三菱電機株式会社 ポンプ及び冷凍サイクル装置並びにポンプの製造方法
US10132320B2 (en) 2012-01-31 2018-11-20 Mitsubishi Electric Corporation Pump, refrigeration cycle apparatus, and method for manufacturing pump

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JP2500311Y2 (ja) 1996-06-05

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