JP2500311Y2 - マグネットロ―タ - Google Patents
マグネットロ―タInfo
- Publication number
- JP2500311Y2 JP2500311Y2 JP1739691U JP1739691U JP2500311Y2 JP 2500311 Y2 JP2500311 Y2 JP 2500311Y2 JP 1739691 U JP1739691 U JP 1739691U JP 1739691 U JP1739691 U JP 1739691U JP 2500311 Y2 JP2500311 Y2 JP 2500311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- shaft
- ribs
- magnet rotor
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主に回転数センサに用い
られるプラスチックよりなるマグネットロータに関する
ものである。
られるプラスチックよりなるマグネットロータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマグネットロータを図4,図5に
より説明する。
より説明する。
【0003】図4によると、1は軸であり、着磁された
プラスチックマグネットよりなるロータ2を固着してお
り、5はこのロータ2を着磁した磁極である。
プラスチックマグネットよりなるロータ2を固着してお
り、5はこのロータ2を着磁した磁極である。
【0004】図5は他の従来技術によるマグネットロー
タで1aは軸であり、着磁されたプラスチックマグネッ
トよりなるロータ2aを固着しており、5a〜5cはこ
のロータ2aを着磁した磁極である。
タで1aは軸であり、着磁されたプラスチックマグネッ
トよりなるロータ2aを固着しており、5a〜5cはこ
のロータ2aを着磁した磁極である。
【0005】なお、3はロータ2aの薄肉部である肉ヌ
スミ部であり、ロータ2aはリブ4によって外周と中心
部が接続されている。
スミ部であり、ロータ2aはリブ4によって外周と中心
部が接続されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す従来のマグネットロータは、肉ヌスミがなく、十分
な磁力は得ることができるが、プラスチックマグネット
のロータ2が厚肉となっているため、温度サイクル等の
熱ストレスにより軸1とプラスチックマグネットのロー
タ2間に応力が発生し、このロータ2にクラックが発生
する危険性があった。
示す従来のマグネットロータは、肉ヌスミがなく、十分
な磁力は得ることができるが、プラスチックマグネット
のロータ2が厚肉となっているため、温度サイクル等の
熱ストレスにより軸1とプラスチックマグネットのロー
タ2間に応力が発生し、このロータ2にクラックが発生
する危険性があった。
【0007】また、図5に示す従来のマグネットロータ
は、上記課題は解決するが磁極5a・5b間の磁路6a
はプラスチックマグネット内で閉磁路を形成できず充分
な磁束を得ることができなく、また、5c・5d間の磁
路6bと異なるため磁路6a,6bの磁束を均一な磁束
とすることができなかった。
は、上記課題は解決するが磁極5a・5b間の磁路6a
はプラスチックマグネット内で閉磁路を形成できず充分
な磁束を得ることができなく、また、5c・5d間の磁
路6bと異なるため磁路6a,6bの磁束を均一な磁束
とすることができなかった。
【0008】本考案はこのような従来の課題を解決する
ものであり、信頼性の高い高磁束の得られるマグネット
ロータを提供するものである。
ものであり、信頼性の高い高磁束の得られるマグネット
ロータを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために、軸の同心円上に配された肉ヌスミと、前記
軸に対し放射状に配された少なくとも4つのリブとを有
し、前記リブの位置に前記リブと同数の磁極を着磁した
ものである。
するために、軸の同心円上に配された肉ヌスミと、前記
軸に対し放射状に配された少なくとも4つのリブとを有
し、前記リブの位置に前記リブと同数の磁極を着磁した
ものである。
【0010】
【作用】上記構成により肉ヌスミによって熱ストレスに
よる応力を緩和するとともに、各リブでそれぞれの磁極
の磁路を形成して均一で高磁束を得ることができるもの
である。
よる応力を緩和するとともに、各リブでそれぞれの磁極
の磁路を形成して均一で高磁束を得ることができるもの
である。
【0011】
【実施例】本考案のマグネットロータの一実施例を図1
〜図2により説明する。
〜図2により説明する。
【0012】同図によると、11は軸であり、着磁され
たプラスチックマグネットよりなるロータ12を一体成
型によって固着しており、13は軸11と同心円上にロ
ータ12に設けた薄肉部である肉ヌスミである。なお、
14はロータ12の外周と中心部を接続するリブであ
り、ロータ12にはこのリブ14の位置の外周に着磁し
た磁極15が形成されている従って磁路16はリブ14
によって略閉磁路を形成して高磁力を得ることとなると
ともに肉ヌスミ13によって熱ストレスによる応力の低
減を図っている。
たプラスチックマグネットよりなるロータ12を一体成
型によって固着しており、13は軸11と同心円上にロ
ータ12に設けた薄肉部である肉ヌスミである。なお、
14はロータ12の外周と中心部を接続するリブであ
り、ロータ12にはこのリブ14の位置の外周に着磁し
た磁極15が形成されている従って磁路16はリブ14
によって略閉磁路を形成して高磁力を得ることとなると
ともに肉ヌスミ13によって熱ストレスによる応力の低
減を図っている。
【0013】図3は本考案の他の実施例であり、図1の
実施例と異なるのは肉ヌスミ13aをロータ12aの下
面部を残して設け、面方向に着磁した点であり、磁路1
6aは上下面方向にリブ14aによって閉磁路を形成し
たものである。
実施例と異なるのは肉ヌスミ13aをロータ12aの下
面部を残して設け、面方向に着磁した点であり、磁路1
6aは上下面方向にリブ14aによって閉磁路を形成し
たものである。
【0014】
【考案の効果】本考案は上記実施例より明らかなよう
に、肉ヌスミとリブを設け、リブと同数の磁極をリブと
同じ位置に着磁することにより、信頼性の高い高磁力の
マグネットロータを提供できるものである。
に、肉ヌスミとリブを設け、リブと同数の磁極をリブと
同じ位置に着磁することにより、信頼性の高い高磁力の
マグネットロータを提供できるものである。
【図1】本考案の一実施例であるマグネットロータの斜
視図
視図
【図2】同磁路を説明するための上面図
【図3】同他の実施例のマグネットロータの一部断面斜
視図
視図
【図4】同従来のマグネットロータの斜視図
【図5】同磁路を説明するための上面図
11 軸 12 ロータ 13 肉ヌスミ 14 リブ 15 磁極
Claims (2)
- 【請求項1】軸と、この軸に固着されたプラスチックマ
グネットのロータと、前記軸に対し放射状に配された少
なくとも4つのリブと、このリブ間に設けられた肉ヌス
ミと、前記リブの位置の前記ロータの外周に前記リブと
同数の磁極着磁したことを特徴とするマグネットロー
タ。 - 【請求項2】リブの位置に面方向に着磁された請求項1
記載のマグネットロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1739691U JP2500311Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | マグネットロ―タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1739691U JP2500311Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | マグネットロ―タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113413U JPH04113413U (ja) | 1992-10-05 |
JP2500311Y2 true JP2500311Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31904170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1739691U Expired - Lifetime JP2500311Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | マグネットロ―タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500311Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013114433A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 三菱電機株式会社 | ポンプ及び冷凍サイクル装置並びにポンプの製造方法 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP1739691U patent/JP2500311Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04113413U (ja) | 1992-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |