JPH04112871U - 油圧エレベータ装置 - Google Patents

油圧エレベータ装置

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JPH04112871U
JPH04112871U JP2241891U JP2241891U JPH04112871U JP H04112871 U JPH04112871 U JP H04112871U JP 2241891 U JP2241891 U JP 2241891U JP 2241891 U JP2241891 U JP 2241891U JP H04112871 U JPH04112871 U JP H04112871U
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oil
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cooling device
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金久 横山
和利 武田
英一 佐々木
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株式会社日立ビルシステムサービス
株式会社日立製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油冷却装置の設置場所にかかわらず、油圧パ
ワーユニットの配管、配置および支持金具等の変更を不
要とさせる。 【構成】 油冷却装置10に至る吸込用配管4の両端
を、油タンク2の側面で支持して外部へ導出し、同様に
吐出用配管7の両端を油タンク2の側面で支持して外部
へ導出して設け、油冷却装置10と接続する場合、その
油冷却装置10に近い方の配管4、7の一端にそれぞれ
ホース接続用継手6を取付け、それぞれホース8、9を
介して油冷却装置10に接続する。一方、各配管4、7
の他端には盲栓5を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油圧エレベータ装置に係わり、特に冷却装置を接続する油圧パワーユ ニットをもつ油圧エレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧エレベータ装置は、実開昭61−142770号公報に記載のよう に油圧パワーユニットの油タンクの上面に吸込用配管と吐出用配管が、油冷却装 置の効果を発揮するために近接して立上げられており、各配管は油タンク上のタ ンクカバーを超えたところまで水平方向の配管に接続し、しかも油タンク上部の 油タンク内点検用蓋を避けて油タンク端部まで導かれている。このため配管は途 中の数個所で支持台によって固定されている。油タンク端部からはホース接続用 継手を介して吸込用ホース、吐出用ホースが接続されて、油冷却装置へと至って いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の油圧エレベータ装置は上述のように構成されていたため、油タンク上に 油冷却装置用の配管の端部が位置することになり、一方、油冷却装置は機械室よ り設置場所を自由に選択できないため、油圧パワーユニットに対する油冷却装置 の位置によっては、油タンク上の油冷却装置用配管およびその配置、配管の支持 位置を変更しなければならない。
【0004】 本考案の目的とするところは、油圧パワーユニットに対する油冷却装置の設置 場所にかかわらず、油タンク上の配管およびその配置、支持位置の変更を要しな い油圧エレベータ装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、油冷却装置用の吸込口に接続する吸込用 配管と、油冷却装置用の吐出口に接続する吐出用配管の端部を油タンクの側面で 支持して外部へ導出したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案による油圧エレベータ装置は上記の如く構成したので、吸込用配管およ び吐出用配管は油タンク側面より導出したそれぞれ端部で継手を接続可能であり 、油冷却装置に近い方の端部に継手を接続し、ホース等を介して油冷却装置に接 続することができる。油タンクより導出した配管のうち、油冷却装置に接続しな い端部には閉端部用継手である盲栓を接続すれば良い。
【0007】 また油タンクの側面で両配管の端部を支持しながら外部へ導出しているため、 上述のように油冷却装置と接続する端部がいずれであっても、これら両配管のた めの支持構造を変更する必要がない。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。 図1および図2は油圧エレベータ装置の油圧パワーユニットの斜視図と平面図で ある。油圧パワーユニット12はモータやポンプ等を包括する油圧パワーユニッ ト用フレーム1の上に油タンク2が配置されており、油タンク2の中の上方に吸 込用配管4が油タンク2の側面で支持されて外部へ導出されると共に、油タンク 2の油を吸込めるよう吸込口が設けられその先端には油冷却装置用フィルタ3が 取付けられている。また同様に、タンク2の中に上方に、吐出用配管7も油タン ク2の側面で支持されて外部に導出されており、吐出用配管7にその吐出口が油 タンク2の内部に設けられている。
【0009】 油圧パワーユニット12を油冷却装置10に接続する場合、吸込用配管4の油 タンク2から出た油冷却装置10側の一端にホース接続用継手6を接続し、吸込 用ホース8を介して油冷却装置10に接続し、吸込用配管4の他端は盲栓5を取 付けて閉端とする。吐出用配管7も同様に一端にホース接続用継手6を接続し、 吐出用ホース9を介して油冷却装置10に接続すると共に、吐出用配管の他端は 盲栓5を取付けて閉端とする。このように吸込用および吐出用配管4、7を油タ ンク2内に収容することによって、油タンク2上は配管が無くなり保守作業にお ける障害になることもなく、また油タンク2の側面で支持することにより補強の 役目も果たすようになる。
【0010】 また、油冷却装置11のような位置に設置されていても、ホース接続用継手6 の位置を吸込用および吐出用配管4、7に取付ける位置を盲栓5と逆にすること により対応することができるので、配管自体の変更や配置、また配管支持位置の 変更は必要がない。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、油冷却装置用の吸込用配管および吐出用配管を タンク両側面で支持して外部へ導出するようにしたため、機械室によって油冷却 装置の位置が変わったとしても、油圧パワーユニット側の吸込および吐出用配管 およびその配置、配管支持位置を変更する必要がなく、油圧パワーユニットの標 準化が可能となり、設計時間短縮、製作日数短縮等が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による油圧エレベータ装置の
油圧パワーユニットの斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
2 油タンク 4 吸込用配管 7 吐出用配管 12 油圧パワーユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐々木 英一 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧パワーユニットに包括される油タン
    ク内に、油冷却装置用の吸込口および吐出口を備えた油
    圧エレベータ装置において、上記吸込口に接続する吸込
    用配管と、吐出口に接続する吐出用配管の端部を上記油
    タンクの側面で支持して外部へ導出したことを特徴とす
    る油圧エレベータ装置。
JP1991022418U 1991-03-15 1991-03-15 油圧エレベ―タ装置 Expired - Fee Related JP2504138Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012880A (ja) * 1973-06-06 1975-02-10
JPS62275986A (ja) * 1986-05-22 1987-11-30 三菱電機株式会社 油圧エレベ−タ−の油圧パワ−ユニツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012880A (ja) * 1973-06-06 1975-02-10
JPS62275986A (ja) * 1986-05-22 1987-11-30 三菱電機株式会社 油圧エレベ−タ−の油圧パワ−ユニツト

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