JPH0532379U - 旋回台を有する作業車のロータリージヨイント集合体 - Google Patents
旋回台を有する作業車のロータリージヨイント集合体Info
- Publication number
- JPH0532379U JPH0532379U JP8806691U JP8806691U JPH0532379U JP H0532379 U JPH0532379 U JP H0532379U JP 8806691 U JP8806691 U JP 8806691U JP 8806691 U JP8806691 U JP 8806691U JP H0532379 U JPH0532379 U JP H0532379U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary joint
- hose
- inner member
- swivel base
- joint assembly
- Prior art date
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は,旋回台を有する作業車のロータリ
ージョイント集合体、特に、流体通路を増やすために、
第1ロータリージョイント3と、この第1ロータリージ
ョイント3の下方に配置した第2ロータリージョイント
8とからなるロータリージョイント集合体に関するもの
である。この種のロータリージョイント集合体は、第2
ロータリージョイント8からのホース11を、第1ロー
タリージョイント3の内側部材4の中空穴4a内を経て
上方に導出している。この場合、ホース11が揺動して
損傷し易く、またホース11の上方への突出量が大きく
るという問題があった。この考案は、簡単なホース押さ
え金具13を付加することで、上記問題点を解決するこ
とにある。 【構成】 第1ロータリージョイント3の内側部材4a
の上端部に、内側部材の中空穴4aを覆うホース押さえ
金具13を螺子止めし、このホース押さえ金具13によ
り、ホース11の揺動と上方への突出を押さえた。
ージョイント集合体、特に、流体通路を増やすために、
第1ロータリージョイント3と、この第1ロータリージ
ョイント3の下方に配置した第2ロータリージョイント
8とからなるロータリージョイント集合体に関するもの
である。この種のロータリージョイント集合体は、第2
ロータリージョイント8からのホース11を、第1ロー
タリージョイント3の内側部材4の中空穴4a内を経て
上方に導出している。この場合、ホース11が揺動して
損傷し易く、またホース11の上方への突出量が大きく
るという問題があった。この考案は、簡単なホース押さ
え金具13を付加することで、上記問題点を解決するこ
とにある。 【構成】 第1ロータリージョイント3の内側部材4a
の上端部に、内側部材の中空穴4aを覆うホース押さえ
金具13を螺子止めし、このホース押さえ金具13によ
り、ホース11の揺動と上方への突出を押さえた。
Description
【0001】
本考案は、走行体に水平旋回自在に搭載した旋回台を有する作業車の、前記旋 回台の旋回中心と同軸上に配置され、走行体と旋回台との間の流体通路を形成す るロータリージョイント集合体、特に多数の流体通路を形成するために、第1ロ ータリージョイントと、第2ロータリージョイントを上下に配置してなるロータ リージョイント集合体に関するものである。 この種のロータリージョイント集合体は、移動式クレーンあるいは高所作業車 に用いられている。
【0002】
この種のロータリージョイント集合体の従来例を図2に基づいて説明する。図 2において、1は走行体、2はこの走行体1上に水平旋回自在に搭載した旋回台 である。3は、旋回台2の旋回中心2aに同軸上に配置され走行体1と旋回台2 との間で複数の流体通路を形成する第1ロータリージョイントである。このロー タリージョイント3は、旋回台2側に連結され中空穴4aを備えた内側部材4と 、走行体1側に連結され前記内側部材4に摺動自在に外嵌された外側部材5とか らなり、前記内側部材4と外側部材5間の摺動回転部を経過する複数の流体通路 (図示せず)を介して前記走行体1と旋回台2間で作動油を給排するものである 。6,6…は、第1ロータリージョイント3の内側部材4と旋回台2上の油圧機 器(図示せず)を接続する配管である。7,7…は、第1ロータリージョイント 3の外側部材5と走行体1上の油圧機器(図示せず)を接続する配管である。
【0003】 8は、前記第1ロータリージョイント3の下側で旋回台2の旋回中心2aに同 軸上に配置され走行体1と旋回台2との間で流体通路を形成する第2ロータリー ジョイントである。この第2ロータリージョイント8は、互いに摺動回転自在に 嵌挿した外側部材9と内側部材10とからなり、これら両部材9,10の一方の 部材(外側部材)9の上端部を、前記第1ロータリージョイント3の内側部材4 の下端部に連結し、他方の部材(内側部材)10を、前記第1ロータリージョイ ント3の外側部材5または走行体1の適所に連結しており、両部材9,10間の 摺動回転部を経過する流体通路を介して前記走行体1と旋回台2間で流体を給排 するものである。11は、第2ロータリージョイント8(外側部材9)と旋回台 2上の流体機器(図示せず)を接続する配管であり、この配管11は、その一端 を第2ロータリージョイント8に連結され第1ロータリージョイント3の内側部 材4の中空穴4aを通って上方に導出された可撓性のホースで構成されている。 また、12は、第2ロータリージョイント8(内側部材10)と走行体1上に配 置した配管である。
【0004】 このように構成したロータリージョイント集合体は、第1ロータリージョイン ト3の下方に配置した第2ロータリージョイント8により、走行体1と旋回台2 間の流体通路を増やすことができるという効果をもっている。
【0005】
しかしながら、この様に構成した従来のロータリージョイント集合体にあって は、第2ロータリージョイント8と旋回台2上の油圧機器を接続する可撓性のホ ース11が、作業機の振動に起因して、第1ロータリージョイント3の内側部材 4の中空穴4a内で揺動して損傷するという問題があった。また、中空穴4aか らのホース11が第1ロータリージョイント3から上方に大きく突出し、結果と してロータリージョイント集合体の高さ寸法が大きくなるという問題があった。 この考案は、上記の従来技術の問題点を解決したロータリージョイント集合体 を提供しようとするものである。
【0006】
上記の目的を達成するため、本考案の旋回台を有する作業車のロータリージョ イント集合体は、上記した従来のロータリージョイント集合体の第1ロータリー ジョイント3における内側部材4の上端部に、内側部材4の中空穴4aを覆うホ ース押さえ金具を螺子止めし、このホース押さえ金具により前記ホースの導出方 向を規制するようにしたのである。
【0007】
以上の如く構成した本考案の旋回台を有する作業車のロータリージョイント集 合体は、第2ロータリージョイント8と旋回台2上の油圧機器を接続する可撓性 のホース11の中空穴4aからの導出部が、ホース押さえ金具13よって押さえ られるので、当該ホース11の中空穴4a内での揺動が規制され、また、ホース 11の中空穴4aからの導出方向がホース押さえ金具により強制的に横方向に案 内されるので、ホース11の第1ロータリージョイント3上方への突出量を小さ くでき、それだけロータリージョイント集合体の高さ寸法を小さくできるのであ る。
【0008】
以下本考案の旋回台を有する作業車のロータリージョイント集合体の実施例を 、図1に基づいて説明する。 本考案のロータリージョイント集合体は、上述した従来のロータリージョイン ト集合体にホース押さえ金具を追加して構成したものであるから、従来のロータ リージョイント集合体の説明にあたって用いた符号は、以下の説明におても同義 のものとして援用する。
【0009】 図1において、13は、第1ロータリージョイント3における内側部材4の上 端部に、内側部材4の中空穴4aを覆うよう配置したホース押さえ金具である。 このホース押さえ金具13は、螺子14,14…でもって内側部材4に着脱自在 に取り付けられている。ホース11の中空穴4aからの導出部は、このホース押 さえ金具13で押さえられて揺動が規制されると共に、ホース11の中空穴4a からの導出方向が強制的に横方向に案内され、ホース11の第1ロータリージョ イント3上方への突出が小さくなっている。
【0010】 尚、この実施例のホース押さえ金具13は、その外周に下方に延出した円筒状 の縦壁13aを備えており、この縦壁13aの適所にはホース11を経過させる 切り欠き13bを設けている。 また、上記実施例では、第2ロータリージョイント8が、単一の流体通路を形 成するものとして説明したが、複数の流体通路を形成するものにしても良いこと 勿論である。この場合、第1ロータリージョイント3の内側部材4の中空穴4a から導出されるホース11が複数本になる。そしてこの場合において、上記実施 例の如くホース押さえ金具13に切り欠き13bを設ける場合は、当該切り欠き 13bを各ホース11毎に設ければよい。
【0011】
以上の如く構成した本考案の旋回台を有する作業車のロータリージョイント集 合体は、従来のものに単にホース押さえ金具を付加するだけの簡単な構成でもっ て、従来のロータリージョイント集合体が持っていた欠点を解決し得たので、そ の実用上の効果は大きなものである。
【図1】本考案の旋回台を有する作業機のロータリージ
ョイント集合体の説明図。
ョイント集合体の説明図。
【図2】従来の旋回台を有する作業機のロータリージョ
イント集合体の説明図。
イント集合体の説明図。
1 走行体 2 旋回台 3 第1ロータリージョイント 4 内側部材 4a 中空穴 5 外側部材 6 配管 7 配管 8 第2ロータリージョイント 9 外側部材 10 内側部材 11 ホース 12 配管 13 ホース押さえ金具
Claims (1)
- 【請求項1】 走行体に水平旋回自在に搭載した旋回台
を有する作業車の、前記旋回台の旋回中心に同軸上に配
置され、走行体と旋回台との間の流体通路を形成するロ
ータリージョイント集合体であって、 旋回台側に連結され中空穴を備えた内側部材と、走行体
側に連結され前記内側部材に摺動自在に外嵌された外側
部材とからなり、前記内側部材と外側部材間の摺動回転
部を経過する作動油路を介して前記走行体と旋回台間で
作動油を給排する第1ロータリージョイント、および、 互いに摺動回転自在に嵌挿した内外両部材の一方の部材
の上端部を前記第1油圧ロータリージョイントの内側部
材の下端部に連結し、他方の部材を前記第1油圧ロータ
リージョイントの外側部材または走行体の適所に連結し
て、前記第1油圧ロータリージョイントの下側に配置さ
れ、両部材間の摺動回転部を経過する流体通路を介して
前記走行体と旋回台間で流体を給排する第2ロータリー
ジョイントとからなり、 特に、第2ロータリージョイントと旋回台側との流体連
結が、第2ロータリージョイントの一方の部材にその一
端を連結され第1ロータリージョイントの内側部材の中
空穴を通って上方に導出された可撓性のホースを介して
行われるようにしたものにおいて、 第1ロータリージョイントの内側部材の上端部に内側部
材の中空穴をを覆うホース押さえ金具を螺子止めし、こ
のホース押さえ金具により前記ホースの導出方向を規制
するようにしたことを特徴とする旋回台を有する作業車
のロータリージョイント集合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8806691U JP2546594Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 旋回台を有する作業車のロータリージョイント集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8806691U JP2546594Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 旋回台を有する作業車のロータリージョイント集合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532379U true JPH0532379U (ja) | 1993-04-27 |
JP2546594Y2 JP2546594Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13932483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8806691U Expired - Lifetime JP2546594Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 旋回台を有する作業車のロータリージョイント集合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546594Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452523B1 (ko) * | 2002-03-29 | 2004-10-12 | 주식회사수산중공업 | 크레인 탑재형 차량의 전원 제어 장치 |
WO2019123820A1 (ja) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP2021519074A (ja) * | 2018-04-04 | 2021-08-10 | ラウリ カレルボ ケトーネンLauri Kalervo Ketonen | 完全回転式回転装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP8806691U patent/JP2546594Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452523B1 (ko) * | 2002-03-29 | 2004-10-12 | 주식회사수산중공업 | 크레인 탑재형 차량의 전원 제어 장치 |
WO2019123820A1 (ja) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP2019112807A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | 株式会社クボタ | 作業機 |
CN111492110A (zh) * | 2017-12-22 | 2020-08-04 | 株式会社久保田 | 作业机 |
EP3730703A4 (en) * | 2017-12-22 | 2021-12-15 | Kubota Corporation | CONSTRUCTION MACHINE |
US11982068B2 (en) | 2017-12-22 | 2024-05-14 | Kubota Corporation | Working machine |
JP2021519074A (ja) * | 2018-04-04 | 2021-08-10 | ラウリ カレルボ ケトーネンLauri Kalervo Ketonen | 完全回転式回転装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2546594Y2 (ja) | 1997-09-03 |
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