JPH04112732A - 水槽装置 - Google Patents

水槽装置

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JPH04112732A
JPH04112732A JP2230963A JP23096390A JPH04112732A JP H04112732 A JPH04112732 A JP H04112732A JP 2230963 A JP2230963 A JP 2230963A JP 23096390 A JP23096390 A JP 23096390A JP H04112732 A JPH04112732 A JP H04112732A
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tank
aquarium
drainage
water surface
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Noritada Yoshino
吉野 則忠
Koichi Nakagami
中上 光一
Hiroji Takami
高見 博治
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KIE TAAMINARU KK
YUUSEN NABUTETSUKU KK
Keihin Dock Co Ltd
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KIE TAAMINARU KK
YUUSEN NABUTETSUKU KK
Keihin Dock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、魚介類の養殖用、鑑賞用の水槽。
プールあるいは風呂等の各種水槽装置に係り、特に水槽
の排水部の構造の改良に関する。
[従来の技術] 一般に、魚介類の養殖用、観賞用の水槽、プールあるい
は風呂等の各種水槽装置において、水槽から排水する場
合には、槽底に設けた排水口から排水する方法が採られ
ている。
[発明が解決しようとする課題〕 前記従来の水槽装置においては、槽底に設けられた排水
口から、水槽内の水を単に排出するのみであるので、槽
底上の滞留物や水面上の浮遊物を、排水動作のみにより
排出することはできず、排水とは別の方法により、排出
除去しなければならず、その作業が容易でないという問
題がある。
特に、排水を浄化した後、再び水槽に戻すfi El浄
化方式を採る平目等の養殖水槽装置においては、槽底上
の滞留物や水面上の浮遊物を迅速に排出することが、少
ない循環水量で水槽内を常に清浄に保つことができる堆
−の方法であるので、極めて重要である。
本発明は、かかる現況に鑑みなされたもので、排水動作
により、槽底上の滞留物や水面上の浮遊物を自動的に排
出することができる水槽装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成する手段として、槽底が排水
点に向かって下り勾配に傾斜する水槽と;前記排水点に
設置され、槽底近傍位置に槽底上の滞留物を排出する底
部排出部を有するとともに、水面近傍位置に水面上の浮
遊物を排出する水面排出部を有する排水機構と;前記水
槽に水を供給する水供給機構と;を備え、前記排水機構
として、水槽内の水位に応じ水面排出部の位置を調節す
る調節手段を有するものを用いるようにしたことを特徴
とする。
そして、本発明においては、排水機構を、排水点に立設
されたパイプ材で形成するとともに、底部排出部および
水面排出部を、このパイプ材の周面に設けられた開口で
形成し、かつ調節手段を、前記パイプ材の外周面にそっ
てスライド可能な調節筒で形成することが好ましい。
また、調節筒を、水没部の浮力によりパイプ材の外周面
にそってスライド可能な構造とすることが好ましい。
また、水槽を、排水点を中央に有する円筒状に形成する
ことが好ましい。
さらに、水供給機構からの水を、水槽の内周面にそって
一方向に吐出させ、かつ水槽の水面上に、水面上の浮遊
物を水面排出部まで案内する浮遊物案内材を配するよう
にすることが、より好ましい。
[作用] 本発明に係る水槽装置においては、水槽内の水が、排水
機構から排出されるとともに、水供給機構から、水槽に
水が供給される。そして、排水と水供給とにより、水槽
内には、排水機構に向かう水流が生じる。
ところで、水槽の槽底は、排水点に向かって下り勾配に
傾斜しているので、槽底上の滞留物は、前記水流により
排水点まで案内され、底部排水部から迅速に排出される
。また、水面上の浮遊物も、前記水流により排水点まで
案内され、水面排出部から迅速に排出される。
そして、本発明において、排水機構を、排水点に立設さ
れたパイプ材で形成するとともに、底部排出部および水
面排出部を、このパイプ材の周面に設けられた開口で形
成し、かつ調節手段を、前記パイプ材の外周面にそって
スライド可能な調節筒で形成することにより、構造を簡
素化することが可能となる。
また、調節筒を、水没部の浮力によりパイプ材の外周面
にそってスライド可能な構造とすることにより、水槽内
の水位変動に伴なう水面排出部の位置調節を、自動的に
行なうことが可能となる。
また、水槽を、排水点を中央に有する円筒状に形成する
ことにより、排水機構に向かう水流が発生し易くなり、
異物排出を促進させることが可能となる。
さらに、水供給機構からの水を、水槽の内周面にそって
一方向に吐出させ、かつ水槽の水面上に、水面上の浮遊
物を水面排出部まで案内する浮遊物案内材を配するよう
にすることにより、排水機構に向かう水流がより確実に
得られ、大型の水槽であっても、異物を確実に排出する
ことが可能となる。また、魚介類用の水槽に適用した場
合には、一箇所で投入した館が、前記水流により水槽内
に分散し、給餌作業の省力化が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の第1実施例を、第1図ないし第4図を参
照して説明する。
第4図は、本発明に係る水槽装置を、平目の養殖水槽に
適用して水循環浄化装置を構成した場合を示すもので、
この水循環浄化装置は、20℃前後に保持された水を収
容する養殖水槽1と、この養殖水槽1から排出された水
の一部を循環させて浄化する浄化手段2と、前記養殖水
槽1から排出された水の残部を循環させて浄化、調温、
オゾン処理する処理手段3とを備^ており、前記両手段
2.3の循環水量は、例えば5:3程度の比率になるよ
う、浄化手段2の方が多めに設定されている。
前記養殖水槽1は、第1図および第2図に示すように、
槽底1aが中心に向かって漏斗状に傾斜する円筒状に形
成されており、その中心部には、養殖水槽1内の水(平
目の場合は海水)を槽外に排出する排水機構4が立設さ
れている。
この排水機構4は、第1図ないし第3図に示すように、
上端閉塞の筒状をなしており、その下端の前記槽底1a
に対応する部分には、槽底1a上に沈殿、滞留する滞留
物を排出する底部排出口4aが設けられているとともに
、排水機構4の水面近傍位置には、水面上に浮遊する油
脂類等の浮遊物−を排出する水面排出口4bが設けられ
ており、水面排出口4bは、排出機構4の外周部に上下
に位置調節可能に装着された調節筒5により開閉され、
水面位置を変更する際に、これに合わせて水面排出口4
bの位置を実質的に調節できるようになっている。
また、前記浄化手段2および処理手段3で処理された後
の清浄水は、第1図、第2図および第4図に示すように
、戻し配管6を介して養殖水槽lに戻されるようになっ
ており、この戻し配管6は、前記養殖水槽lの内周面i
bにそって一方向に清浄水を吐出するようになっている
。そしてこれにより、第2区に矢印で示すように、養殖
水槽1内に時計廻りの水流が形成されるようになってい
る。
養殖水槽1の水面上には、第1図および第2図に示すよ
うに、前記内周面1bから排水機構4に向かう湾曲した
浮遊物案内部材7が配置されており、前記水流により水
面上を移動する浮遊物は、この浮遊物案内部材7により
水面排出口4bまで案内され、迅速に排出されるように
なっている。
これについては、後に詳述する。
前記浄化手段2は、第4図に示すように、濾材が投入さ
れた濾過器8を備えており、この濾過器8には、前記養
殖水槽1からの排水のうち、第1分岐管9に流れ込んだ
排水が、開閉弁10.切換使用される一対のストレーナ
11.逆洗ポンプを兼ねる濾過ポンプ12および手動5
方弁13を順次介して供給され、この濾過器8で浄化さ
れた清浄水は、送給管14を介して混合器15に送られ
るようになっている。そして、この混合器15において
、後述する処理手段3からの処理水と混合された後、前
記戻し配管6を介して養殖水槽1に戻されるようになっ
ている。
前記開閉弁10と一対のストレーナ11との間には、第
4図に示すように、逆洗時に開となる常閉弁16を介し
て逆洗タンク17が接続されており、この逆洗タンク1
7内の逆洗水が、前記濾過ポンプ12の起動により濾過
器8に送られ、濾過器8の逆洗が行なわれるようになっ
ている。
一方、前記処理手段3は、第4図に示すように、濾過器
18.調整槽19.調温槽20およびオゾン反応塔21
を備えており、前記養殖水槽1からの排水のうち、第2
分岐管22に流れ込んだ排水が、この処理手段3により
浄化、調温、オゾン処理されるようになっている。
すなわち、前記濾過器18は、前記浄化手段2の濾過器
8と同一構成となっており、この濾過器18には、第2
分岐管22に流れ込んだ排水が、切換使用される一対の
ストレーナ23.濾過ポンプ24.電動3方弁25およ
び自動5方弁26を順次介して供給され、この濾過器1
8で浄化された清浄水は、送給管27を介して調整槽1
9に送られるようになっている。
この調整槽19は、第4図に示すように、下開口仕切板
19aと上開口仕切板19bとを備えており、前記送給
管27から調整槽19に供給された清浄水は、前記両仕
切板19a、19bを通して調温槽20に送られるよう
になっている。そして、両仕切板19a、19bを通過
する間に、清浄水中の異物が比重分離され、清浄水中か
ら除去されるようになっている。
前記調温槽2oには、第4図に示すように、加熱器28
が設置されており、この加熱器28には、ボイラ29か
らの温水が、循環加熱ポンプ30を介し供給され、調温
槽20内の清浄水が、設定温度まで加温されるようにな
っている。この調温槽20には、調温槽20内の水位が
低下した際に、海水ラインからの海水が、補給水電動弁
31を介して補給されるようになっており、また、前記
ボイラ29には、その水位が低下した際に、水道水がジ
スターン32を介し補給されるようになっている。
なお、調温槽20内の清浄水を冷却する必要がある場合
には、ボイラ29に代えて冷却器(図示せず)が用いら
れ、この冷却器で冷却された冷却水が加熱器28に送ら
れる。
前記調温槽20の出側には、第4図に示すように循環ポ
ンプ33.補給水ポンプ34および逆洗ポンプ35がそ
れぞれ設けられており、前記循環ポンプ33から吐出さ
れた調温水は、オゾン供給電磁弁36およびオゾン供給
ポンプ37を介し送られてくるオゾン発生器38からの
オゾンとともにオゾン反応塔21に送られ、オゾン処理
されるようになっている。そして、オゾン処理後の処理
水は、第4図に示すように、送給管39を介して前記混
合器15に送られるようになっている。
また、前記補給水ポンプ34から吐出された調温水は、
第4図に示すように、補給水配管40を介して前記混合
器15に送られるようになっており、また、前記逆洗ポ
ンプ35から吐出された調温水は、逆洗配管41を介し
て前記電動3方弁25に送られ、濾過器18の逆洗時に
使用されるようになっている。
また、前記調温槽20から送出される調温水の一部は、
第4図に示すように、常閉弁42を有する調温配管43
を介し、前記開閉弁10の入側に供給されるようになっ
ており、この調温水は、逆洗後の濾過器8内に送られて
濾過器8内を調温するようになっている。
前記オゾン反応塔21は、例えば実開平1−15279
6号公報の第7図および第8図に開示されたものと同一
構造をなしており、オゾンとともにオゾン反応塔21の
下端部に導入された調温水は、オゾン反応塔21内を螺
旋状に回転しながら上昇し、その間にオゾンと充分に接
触して短時間で完全に処理されるようになっている。そ
して、オゾン反応塔21上端の気液分離器44で分離さ
れた排オゾンは、第4図に示すように、前記送給管27
の途中に設けたエアレータ45にオゾン配管46を介し
供給され、前記調整槽19に送られて再使用されるよう
になっている。
一方、前記混合器15は、例えばスタティックミキサで
構成されており、前記各配管6,39゜40からの水は
、この混合器22で混合された後、戻し配管6を介し養
殖水槽lに戻され、閉ループを構成するようになってい
る。
前記戻し配管6の途中には、第4図に示すように、エア
レータ47が設けられており、このエアレータ47には
、大気吸入切換弁48およびエアポンプ49がそれぞれ
接続されて溶存酸素の富化がなされるようになっている
とともに、前記エアポンプ49のa側には磁化器50が
設置され、エアポンプ49からのエアを磁石により活性
化するようになっている。
なお、第4図において、符号51は排水ビットである。
次に、本実施例の作用について説明する。
平目を養殖するための養殖水槽1の水は、排水機構4を
介し槽外に排出されるが、この排水は、第1分岐管9と
第2分岐管22とに、例えば5:3の割合で分岐される
第1分岐管9に流れ込んだ排水は、開閉弁10.いずれ
か一方のストレーナ11.濾過ポンプ12および手動5
方弁13を順次介し濾過器8に送られ、この濾過器8に
おいて浄化される。そして、浄化後の清浄水は、送給管
14を介して混合器15に送られる。
一方、第2分岐管9に流れ込んだ排水は、いずれか一方
のストレーナ23.濾過ポンプ24.電動三方弁25お
よび自動5方弁26を順次介し濾過器18に送られ、こ
の濾過器18において浄化される。そして、浄化後の清
浄水は、送給管27を介し調整槽19に送られ、清浄水
中の異物が比重分離される。これにより、より清浄な水
が得られる。
この水は、その後調温槽20に送られ、平目の養殖の場
合には、通常加温されて20℃前後の設定温度に維持さ
れる。そして、この調温水は、その後オゾン反応塔21
に送られ、調温水の殺菌。
脱臭、溶存酸素の富化およびアンモニアやチッ素酸化物
等の有害物の分解処理がなされる。
この際、オゾン反応塔21からの排オゾンは、オゾン配
管46を介してエアレータ45に送られ、送給管27を
流れる清浄水に、エアとともに添加されて調整槽19で
再使用される。このため、排オゾンの大気放出に伴なう
不具合がないとともに、調整槽19における浄化処理を
より促進させることができる。
このようにして、オゾン反応塔21で処理された処理水
は、送給管39を介して混合器15に送られ、送給管1
4を介し混合器15に送られてきた清浄水と混合されて
戻し配管6により養殖水槽1に戻される。この混合器1
5にはまた、養殖水槽1の水位が低下した場合には、補
給水ポンプ34から吐出された補給水が、補給水配管4
0を介して送られ、前記処理水および清浄水と混合され
て戻し配管6により養殖水槽1に戻される。この混合器
15による混合により、各水量の温度差が平均化され、
これらを各別に養殖水槽1に戻す場合に比較して養殖水
槽l内の温度分布のバラ付きが抑えられ、より安定した
水温制御が可能となる。
混合器15からの水が、戻し配管6を介して養殖水槽1
に戻される場合、戻し配管6途中のエアレータ47によ
り、エアが添加されるとともに、エアポンプ49からの
エアは、磁化器50により活性化される。このため、溶
存酸素の富化が促進されるとともに、アンモニアやチッ
素酸化物等の有害物の分解効率が向上し、養殖水槽1内
を清潔にすることができる。
ところで、戻し配管6から養殖水槽1内に戻される水は
、第1図および第2図に示すように、養殖水槽1の内周
面1bにそって一方向に吐出され、しかも、養殖水槽1
内の水は、濾過ポンプ12.24の吸引力により、養殖
水槽1中央部の排水機構4に吸引される。このため、養
殖水槽1内には、第2図に矢印で示すように、中心に向
かう渦流が発生することになる。
養殖水槽1内に渦流が発生すると、槽底1aに滞留して
いた滞留物は、槽底1aの傾斜面にそって、迅速かつ確
実に底部排出口4aから排出され、また水面上の浮遊物
は、浮遊物案内部材7によるガイドと相俟って、迅速か
つ完全に水面排出口4bから排出される。このため、こ
れらの腐敗による水質汚濁を防止でき、結果として、浄
化手段2および処理手段3による処理水量を少なくして
、装置構成を小型化できる。
第5図は、本発明の第2実施例を示すもので、前記第1
実施例における排水機l114に代えて排水機構104
を用いるようにしたものである。
すなわち、この排水機構104は、第5図に示すように
、上端閉塞の筒状をなしており、その下端の槽底1aに
対応する部分には、槽底1a上に沈殿、滞留する滞留物
を排出する底部排出口104aが設けられているととも
に、排水機構104の水面近傍位置には、水面上に浮遊
する油脂類等の浮遊物を排出する水面排出口104bが
設けられている。そして、この水面排出口104bの外
周部には、水位変動に応じて水面排出口104bの位置
を自動的に調節する調節手段105が設けられている。
この調節手段105は、第5図に示すように、排水機構
104の外面にそってスライド自在な調節筒105aと
、この調節筒105aの外面にアーム106を介し周方
向に等間隔で例えば3個取付けられた浮体105bとを
備えており、前記調節間105aは、各浮体105bに
作用する浮力により排水機構104にそってスライドし
、水位変動に応じて水面排出口104bの位置を自動的
に調節できるようになっている。
なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構
成となっており、作用も同一である。
しかして、この調節子jU 105を用いることにより
、養殖水槽】の水位が変動しても、水面排出口104b
の位置を、実質的に自動調節することができ4作業が容
易である。
第6図は、本発明の第3実施例を示すもので、前記第1
実施例における排水機構4に代えて排水機構204を用
いるようにしたものである。
すなわち、この排水機構204は、第6図に示すように
、外周面に底部排出口204aを有する底部排水部材2
05と、外周面に水面排出口204bを有する水面排水
部材206とを備えており、これら両排水部材205,
206は、可撓性チューブ207を介し接続されている
とともに、この可撓性チューブ207よりも短い例えば
2本のチェーン208により連結されている。そして、
水面排水部材206は、その水没部分に作用する浮力に
より、チェーン208が弛みな(張設された状態で浮遊
し、これにより、水位変動に応じて水面排a口204b
の位置が自動的に調節されるようになっている。
なお、その他の一点については、前記第1実施例と同一
構成となっており、作用も同一である。
しかして、この排水機構204を用いることにより、前
記第2実施例と同様、水面排出口204bの位置が、水
位変動に応じて自動的に調節され、調節作業が不要とな
る。
ただし、この排水機構204の場合、水面排水部材20
6が水位変動に応じ養殖水槽1の中心からずれるごとに
なるので、所定長さのチェーン等を用いて、水面排水部
材206を浮遊物案内部7(第2図参照)に連結し、水
面排水部材206のずれ方向を規制するようにすること
が好ましい。
なお、前記各実施例においては、各排水機構4.104
,204が、養殖水槽1の中央部に設置される場合につ
いて説明したが、水槽底1aが、各排水4111114
,104,204に向がって下り勾配で傾斜していれば
、各排水機構4゜104.204は、必ずしも養殖水槽
1の中央部に設ける必要はない。また、養殖水槽1も、
円筒状をなすものに限らず、多角形状等、他の形状をな
す場合にも適用できる。
また、前記各実施例においては、循環水が1本の戻し配
管6を介し養殖水槽lに戻される場合について説明した
が、養殖水槽1の周方向に等間隔で複数本の戻し配管6
を配置するようにしてもよい。そしてこれにより、養殖
水槽1内に、より確実に安定した渦流を発生させること
ができる。
また、前記各実施例においては、平目の養殖に適用され
る水槽装置について説明したが、平目以外の魚介類の養
殖にも同様に適用でき、また養殖に限らず、水族館等の
魚介類観實用の水槽装置にも適用できる。また、魚介類
の水槽装置に限らず、温水プールや風呂等の水槽装置に
も同様に適用することができる。
また、前記各実施例においては、水槽から排出した水を
、浄化して再び水槽に戻す、いわゆる循環浄化方式の水
槽装置について説明したが、水槽からの排水を再使用せ
ず、排水と同量の新たな水を水槽に供給する。いわゆる
垂れ流し方式の水槽にも同様に適用できる。そして、こ
の場合には、排水、給水量を少なくしても、水槽内を宮
に清浄に保つことができるという効果が得られる。
C発明の効果コ 以上説明したように本発明は、水槽の槽底を、排水点に
向かって下り勾配に傾斜させるとともに、この排水点に
、底部排出口と水面排出口とを有する排水機構を設置し
、水供給機構から水を供給しつつ、排水機構から排水す
るようにしているので、水槽内に、排水機構に向かう水
流が発生し、この水流により、槽底上の滞留物および水
面上の浮遊物を、迅速に自動排出することができる。こ
のため、作業が容易であるとともに、少ない排水量で、
水槽内を常に清浄に保つことができる。そして、排水機
構は、水槽内の水位に応じ水面排出部の位置を調節する
調節手段を有しているので、水位変動にも充分対応させ
ることができる。
また、本発明において、排水機構を、排水点に立設され
たパイプ材で形成するとともに、底部排出部および水面
排出部を、このパイプ材の周面に設けられた開口で形成
し、かつ調節手段を、前記パイプ材の外面にそってスラ
イド可能な調節筒で形成することにより、排水機構の構
造が簡素化され、メンテナンスが容易であるとともに、
故障が少ない。
また、調節筒を、水没部の浮力によりパイプ材の外面に
そってスライド可能な構造とすることにより、水槽内の
水位変動に伴なう水面排出部の位置調節を、自動的に行
なうことができ、作業が容易である。
また、水槽を、排水点を中央に有する円筒状に形成する
ことにより、排水機構に向かう水流が発生し易くなり、
異物排出を促進させることができる。
さらに、水供給機構からの水を、水槽の内周面にそって
一方向に吐出させ、かつ水槽の水面上に、水面上の浮遊
物を水面排出部まで案内する浮遊物案内材を配するよう
にすることにより、排水機構に向かう水流がより確実に
得られ、大型の水槽であっても、異物を確実に排出する
ことができる。また、魚介類用の水槽に適用した場合に
は、一箇所で投入した餌が、前記水流により水槽内に分
散し、給餌作業を省力化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る水槽装置を示す断面
図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は排水機
構の詳細図、第4図は前記水槽装置を平目養殖用の水槽
に適用して水循環浄化装置を構成した場合を示す系統図
、第5図は本発明の第2実施例を示す第3図相当図、第
6図は本発明の第3実施例を示す第3図相当図である。 1;養殖水槽 1a:槽底 1b:内周面 2:浄化手段 3:処理手段 4.104,204:排水機構 4a、104a、204a:底部排出口4b、104b
、204b:水面排出口5.105a:調節筒 6:戻し配管 7:浮遊物案内部材 105:調節手段 105b:浮体 106:アーム 205:底部排水部材 206二水面排水部材 207:可撓性チューブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)槽底が排水点に向かって下り勾配に傾斜する水槽と
    ;前記排水点に設置され、槽底近傍位置に槽底上の滞留
    物を排出する底部排出部を有するとともに、水面近傍位
    置に水面上の浮遊物を排出する水面排出部を有する排水
    機構と;前記水槽に水を供給する水供給機構と;を備え
    、前記排水機構は、水槽内の水位に応じ水面排出部の位
    置を調節する調節手段を有していることを特徴とする水
    槽装置。 2)排水機構は、排水点に立設されたパイプ材で形成さ
    れているとともに、底部排出部および水面排出部は、こ
    のパイプ材の周面に設けた開口で形成され、かつ調節手
    段は、前記パイプ材の外周面にそってスライド可能な調
    節筒で形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    水槽装置。 3)調節筒は、水没部の浮力によりパイプ材の外周面に
    そってスライド可能となっていることを特徴とする請求
    項2記載の水槽装置。 4)水槽は、排出点を中央に有する円筒状をなしている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の水槽装置
    。 5)水供給機構からの水は、水槽の内周面にそって一方
    向に吐出され、かつ水槽の水面上には、水面上の浮遊物
    を水面排出部まで案内する浮遊物案内材が配されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の水槽
    装置。
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