JPH04112350U - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH04112350U
JPH04112350U JP2129991U JP2129991U JPH04112350U JP H04112350 U JPH04112350 U JP H04112350U JP 2129991 U JP2129991 U JP 2129991U JP 2129991 U JP2129991 U JP 2129991U JP H04112350 U JPH04112350 U JP H04112350U
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JP
Japan
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injection nozzle
water supply
water
nozzle
supply pump
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Application number
JP2129991U
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English (en)
Inventor
政明 川隅
Original Assignee
ホシザキ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の吐出口を備えて安価な給水ポンプを使
用しながら中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルに十分に
給水すること。 【構成】 洗浄室Rの下部に下段噴射ノズル21を備え
るとともに洗浄室の上部に上段噴射ノズルを備え、また
これら両噴射ノズルの間に中段噴射ノズルを備えてな
り、洗浄室Rの下方に配設した給水ポンプから前記各噴
射ノズルに給水するようにした食器洗浄機において、前
記給水ポンプとして単一の吐出口32を備える給水ポン
プ30を採用し、この給水ポンプ30の吐出口32に同
吐出口32から供給される給水を前記下段噴射ノズルへ
の給水と前記中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルへの給
水に分流する分岐パイプ40を連結し、また前記下段噴
射ノズルに至る分流通路Pに絞り42を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食器洗浄機に係り、特に、洗浄室の下部に下段噴射ノズルを備える とともに洗浄室の上部に上段噴射ノズルを備え、またこれら両噴射ノズルの間に 中段噴射ノズルを備えてなり、前記洗浄室の下方に配設した給水ポンプから前記 各噴射ノズルに給水するようにした食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の食器洗浄機は、例えば特開昭59−103640号公報に示されてい る。しかして、同公報にて提案されている食器洗浄機においては、給水ポンプと して一対の吐出口を備える給水ポンプが採用されていて、同給水ポンプの一方の 吐出口から下段噴射ノズルに給水がなされ、また他方の吐出口から中段噴射ノズ ル及び上段噴射ノズルに給水がなされるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の食器洗浄機においては、給水ポンプとして一対の吐出口を備え た特殊で高価なポンプを採用しなければならないといった問題と、給水ポンプの 他方の吐出口からの給水で中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルの両噴射ノズルに て使われる給水を賄う必要があり、中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルに十分に 給水を行うことが難しいといった問題がある。後者の問題は、前記中段噴射ノズ ルとして上方及び下方に噴射可能な噴射ノズルを採用して、中段噴射ノズルに多 量の給水を行う必要がある場合に、特に問題である。 本考案は、上記した各問題に対処すべくなされたものであり、単一の吐出口を 備えて安価な給水ポンプを使用しながら中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルに十 分に給水することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案においては、洗浄室の下部に下段噴射 ノズルを備えるとともに洗浄室の上部に上段噴射ノズルを備え、またこれら両噴 射ノズルの間に中段噴射ノズルを備えてなり、前記洗浄室の下方に配設した給水 ポンプから前記各噴射ノズルに給水するようにした食器洗浄機において、前記給 水ポンプとして単一の吐出口を備える給水ポンプを採用し、この給水ポンプの吐 出口に同吐出口から供給される給水を前記下段噴射ノズルへの給水と前記中段噴 射ノズル及び上段噴射ノズルへの給水に分流する分岐パイプを連結し、また前記 下段噴射ノズルに至る分流通路に絞りを設けた。
【0005】
【考案の作用・効果】
本考案による食器洗浄機においては、給水ポンプの単一の吐出口から分岐パイ プに給水がなされると、同分岐パイプにて給水が分流されて一方が下段噴射ノズ ルへと給水され他方が中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルへと給水される。しか して、下段噴射ノズルに至る分流通路には絞りが設けられているため、下段噴射 ノズルへの分流量が中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルへの分流量より所定量減 少させられる。 したがって、本考案による食器洗浄機においては、吐出口が一つで安価な給水 ポンプの採用により当該食器洗浄機を安価に構成できることは勿論のこと、絞り の程度を適宜に設定することにより、下段噴射ノズルにて必要な分流量を確保し ながら、中段噴射ノズル及び上段噴射ノズルの両噴射ノズルに必要な分流量を確 保することができて、全ての噴射ノズルを的確に機能させることができ、当該食 器洗浄機の洗浄能力を向上させることができる。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案による食 器洗浄機を示していて、この食器洗浄機においては、前方に開口を有する洗浄槽 11とこれの開口を開閉するドア12によって洗浄室Rが形成されている。洗浄 室Rの下部には下段噴射ノズル21が配設され、上部には上段噴射ノズル22が 配設され、またこれら両噴射ノズル21,22の間には中段噴射ノズル23が配 設されていて、洗浄室Rの下方に配設した給水ポンプ30から各噴射ノズル21 ,22,23に給水されるようになっている。なお、給水ポンプ30は洗浄槽1 1の下部に一体的に形成したタンク(図示省略)に接続される吸入口31を備え ている。
【0007】 また、この食器洗浄機においては、下段噴射ノズル21と中段噴射ノズル23 間が下段食器かごAの収容される下部洗浄スペースRaとされ、また中段噴射ノ ズル23と上段噴射ノズル22間が上段食器かごBの収容される上部洗浄スペー スRbとされていて、下段食器かごAには大きな食器(図示省略)が収納される ように、また上段食器かごBには小さな食器(図示省略)が収納されるようにな っている。なお、両食器かごA,Bは洗浄槽11の両側壁にて前後方向へ抜き差 し可能に支持されている。
【0008】 下段噴射ノズル21は、上方に噴射可能な噴射ノズルであり、洗浄槽11の底 壁中央に取付けた分岐パイプ40の上端に一体的に形成したノズル軸受41に従 来周知の方法にて脱着可能かつ回転自在に取付けられていて、分岐パイプ40に て分流される一方の給水によって回転するようになっている。上段噴射ノズル2 2は下方に噴射可能な噴射ノズルであり洗浄槽11の上壁中央に脱着可能に取付 けた接続パイプ24の上端に脱着可能かつ回転自在に取付けられ、また中段噴射 ノズル23は上方及び下方に噴射可能な噴射ノズルであり接続パイプ24の下端 に脱着可能かつ回転自在に取付けられていて、両噴射ノズル22,23は分岐パ イプ40にて分流される他方の給水(下部給水パイプ27,送水ホース26,上 部給水パイプ25及び接続パイプ24を通して給水される)によって回転するよ うになっている。
【0009】 各給水パイプ25,27は、図1及び図2にて示したように、洗浄槽11の後 壁を液密的に貫通して取付けられていて、洗浄室Rに略水平に配設されており、 上部給水パイプ25は中段噴射ノズル23側に所定量変位して接続パイプ24の 中間部位に連結され、また下部給水パイプ27は分岐パイプ40の中間部位に連 結されている。なお、上部給水パイプ25との干渉を避けるために、上段食器か ごBには図3に示したように平面視でU形状の逃げB1が形成されている。
【0010】 分岐パイプ40は、図2にて示したように、洗浄槽11の底壁中央にて同底壁 を貫通する給水ポンプ30の吐出口32に液密的に連結されていて、給水ポンプ 30から吐出される全流量が供給されるようになっており、下段噴射ノズル21 に至る分流通路Pには下段噴射ノズル21に向けて分流される給水量を上段噴射 ノズル22及び中段噴射ノズル23に向けて分流される給水量より所定量減ずる 絞り42が一体的に形成されている。
【0011】 上記のように構成した本実施例においては、給水ポンプ30の単一の吐出口3 2から分岐パイプ40に給水がなされると、同分岐パイプ40にて給水が分流さ れて一方が下段噴射ノズル21へと給水され他方が中段噴射ノズル23及び上段 噴射ノズル22へと給水される。しかして、下段噴射ノズル21に至る分流通路 Pには絞り42が設けられていて、下段噴射ノズル21に向けて分流される給水 量が上段噴射ノズル22及び中段噴射ノズル23に向けて分流される給水量より 所定量減少させられる。
【0012】 また、本実施例においては、中段噴射ノズル23と上段噴射ノズル22を給水 可能な接続パイプ24で接続して、この接続パイプ24の中間部位に上部給水パ イプ25を連結して分岐パイプ40にて分流された給水が下部給水パイプ27, 送水ホース26及び上部給水パイプ25を介して供給されるようにしたため、上 部給水パイプ25を通して供給された給水が接続パイプ24にて上下に分流され て中段噴射ノズル23と上段噴射ノズル22にそれぞれ給水される。したがって 、中段噴射ノズル23への給水通路に無駄な揚程がなく、給水ポンプ30の吐出 能力を高めることなく中段噴射ノズル23に必要な量を的確に給水することがで きる。しかも、本実施例においては、中段噴射ノズル23側に所定量変位して上 部給水パイプ25を接続パイプ24に連結させているため、中段噴射ノズル23 側への分流量を上段噴射ノズル22側への分流量に比して多くすることができて 中段噴射ノズル22に必要な量(中段噴射ノズル22は上方及び下方に噴射可能 な噴射ノズルであるため、上段噴射ノズル22にて必要な量より多い量)を的確 に給水することができる。
【0013】 したがって、本実施例においては、吐出口32が一つで安価な給水ポンプ30 の採用により当該食器洗浄機を安価に構成できることは勿論のこと、下段噴射ノ ズル21にて必要な分流量(例えば、全流量の略1/4)を確保しながら、中段 噴射ノズル23にて必要な分流量(例えば、全流量の略2/4)及び上段噴射ノ ズル22にて必要な分流量(例えば、全流量の略1/4)を確保することができ て、全ての噴射ノズル21,22,23を的確にかつ同等に機能させることがで き、当該食器洗浄機の洗浄能力を向上させることができるとともに、両洗浄スペ ースRa,Rbでの洗浄能力を均一化できる。
【0014】 また、本実施例においては、中段噴射ノズル23と上段噴射ノズル22を接続 する接続パイプ24の中間部位に給水ポンプ30からの給水を導く上部給水パイ プ25を連結するようにしたため、上段噴射ノズル22を可能な限り上方に配設 することができて、上段噴射ノズル22と中段噴射ノズル23間の上部洗浄スペ ースRaを十分に確保することができ、同上部洗浄スペースRaに比較的大きな 食器を収納できて一度に多量の食器を洗浄することができる。
【0015】 上記実施例においては、中段噴射ノズルとして上方及び下方に噴射可能な噴射 ノズル22が採用された食器洗浄機に本考案を実施したが、中段噴射ノズルとし て下方にのみ噴射可能な噴射ノズルが採用される食器洗浄機にも本考案は同様に 実施できるものである。この場合には、接続パイプ24の略中央に上部給水パイ プ25を連結して上段噴射ノズルと中段噴射ノズルに略同量の給水がなされるよ うにし、また絞り42の孔径を上記実施例より大きくして下段噴射ノズル21へ の分流量を上記実施例より多くするのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による食器洗浄機の一実施例を示す縦
断側面図である。
【図2】 図1に示した食器洗浄機の要部拡大断面図で
ある。
【図3】 図1に示した上段食器かごの平面図である。
【符号の説明】
21…下段噴射ノズル、22…上段噴射ノズル、23…
中段噴射ノズル、30…給水ポンプ、32…吐出口、4
0…分岐パイプ、42…絞り、P…分流通路、R…洗浄
室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室の下部に下段噴射ノズルを備える
    とともに洗浄室の上部に上段噴射ノズルを備え、またこ
    れら両噴射ノズルの間に中段噴射ノズルを備えてなり、
    前記洗浄室の下方に配設した給水ポンプから前記各噴射
    ノズルに給水するようにした食器洗浄機において、前記
    給水ポンプとして単一の吐出口を備える給水ポンプを採
    用し、この給水ポンプの吐出口に同吐出口から供給され
    る給水を前記下段噴射ノズルへの給水と前記中段噴射ノ
    ズル及び上段噴射ノズルへの給水に分流する分岐パイプ
    を連結し、また前記下段噴射ノズルに至る分流通路に絞
    りを設けたことを特徴とする食器洗浄機。
JP2129991U 1991-03-11 1991-03-11 食器洗浄機 Pending JPH04112350U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215875B1 (ja) * 1965-12-14 1977-05-04
JPS5910757B2 (ja) * 1980-04-17 1984-03-10 ダイキン工業株式会社 共沸溶剤組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215875B1 (ja) * 1965-12-14 1977-05-04
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