JPH04112232U - カメラの測光装置 - Google Patents

カメラの測光装置

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JPH04112232U
JPH04112232U JP1991023333U JP2333391U JPH04112232U JP H04112232 U JPH04112232 U JP H04112232U JP 1991023333 U JP1991023333 U JP 1991023333U JP 2333391 U JP2333391 U JP 2333391U JP H04112232 U JPH04112232 U JP H04112232U
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秀明 辻
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旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周期的に変化される受光光量から、その平均
の受光データ値を得るようにした測光装置における記憶
装置の低容量化及び測光時間の短縮化を図る。 【構成】 受光光量に応じた電気信号を出力する受光素
子1と、一定の時間を計測するタイマーカウンタ51
と、受光素子1の出力を前記一定時間内に複数回サンプ
リングしてデジタルデータに変換する測光手段2,3
と、デジタルデータを記憶する2個の記憶手段53A,
53Bと、サンプリングされたデジタルデータを記憶手
段53A,53Bに夫々記憶されたデータと比較し、そ
の大きい方及び小さい方のデータを夫々の記憶手段に記
憶させ、前記一定時間の経過後に各記憶手段に記憶され
ている最大値と最小値の平均を算出して測光値として出
力する演算部53とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカメラの露出制御装置に関し、特に露出を決定する際に必要とされる 被写体の明るさを測定するための測光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラの露出制御装置の一部として構成される測光装置は、被写体の明 るさに応じて出力が変化する受光素子を利用して測光を行っている。この場合、 交流を用いた電灯のようにある一定周期で明るさが変化されるフリッカ光におい ては、一定時間内に複数回のサンプリングを行い、これらサンプリング値の平均 値を求めることで測光データ値を得ており、このデータ値に基づいて露出制御を 行っている。
【0003】 このため、従来の測光装置では、複数のサンプリング値を記憶するための記憶 装置と、この記憶装置に記憶された各サンプリング値を加算し、かつ除算を行う 演算回路が設けられている。この場合、記憶装置に各サンプリング値を記憶し、 かつこれを読み出すために、これらを制御するためのCPU、やアドレスデコー ダ等が設けられることは言うまでもない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の測光装置では、複数のサンプリング値を一旦記憶するための 記憶装置が必要とされるが、高精度の測光を行うためにはフリッカ光の一周期に 対して少なくとも50以上のサンプリング数が要求されているため、これらのサ ンプリング値を一旦記憶させるためには少なくとも50以上の記憶容量が必要と なり、記憶装置に大きな容量のものが必要となる。又、記憶装置の大容量化に伴 ってこれらを制御するための回路が複雑化されることになり、測光装置のシステ ムが複雑化するという問題がある。又、多数のデータを演算処理するために処理 時間が長くなり、測光時間の短縮化の障害となる。 本考案の目的は極めて小さな容量の記憶装置で、しかも短時間で好適な測光を 行うことを可能にしたカメラの測光装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の測光装置は、受光光量に応じた電気信号を出力する受光素子と、一定 の時間を計測する計時手段と、受光素子の出力をこの一定時間内に複数回サンプ リングしてデジタルの測光データとして出力する測光手段と、デジタルデータを 記憶する2個の記憶手段と、サンプリングされた測光データを記憶手段に夫々記 憶されたデータと比較し、その大きい方及び小さい方のデータを夫々の記憶手段 に記憶させ、前記一定時間の経過後に各記憶手段に記憶されている最大値と最小 値の平均を算出して測光値として出力する演算手段とを備える。 ここで、測光手段は測光回路とA/D変換回路で構成することができる。又、 計時手段と、記憶手段と、演算手段とはマイクロコンピュータ内に設け、特に計 時手段はタイマカウンタとして、又、記憶手段と演算手段は演算部として構成す ることができる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の構 成を示すブロック図である。図において、1は受光量に応じて電気出力が変化さ れるフォトダイオードやフォトトランジスタ等の光電変換素子からなる受光素子 であり、その電気出力は測光回路2において増幅されて測光データとして出力さ れる。この測光データはA/D変換回路3でディジタル値に変換され、マイクロ コンピュータ5に入力される。このマイクロコンピュータ5には、露出制御装置 、測光スイッチ6、レリーズスイッチ7、電源8及びトランジスタ9が接続され ており、測光スイッチ6の状態に基づいてトランジスタ9のベース電位を制御す ることで電源を前記受光素子1、測光回路2、A/D変換回路3及び露出制御装 置4に接続した上で測光動作を開始する。又、レリーズスイッチ7がオンされた ときに測光データに基づいて露出制御装置4を制御する。
【0007】 前記マイクロコンピュータ5は、リセット時から一定時間を計時するタイマカ ウンタ51と、このタイマカウンタ51の計時出力に基づいて動作を行う制御部 52と、この制御部52により所定のシーケンスで動作される演算部53とを備 えている。この演算部53は、所要の演算を行う演算回路とともに、測光データ の最大値と最小値を夫々記憶可能なメモリ53A,53Bを備えており、A/D 変換回路3から入力される測光データと、このメモリ53A,53Bに記憶され ているデータとを比較して、大きい方又は小さい方を夫々前記メモリ53B,5 3Aに記憶させる。又、一定時間経過部にメモリ53A,53Bに夫々記憶され ている最大値と最小値のデータの平均値を算出し、この平均値を露出制御装置4 に出力させるるように構成されている。
【0008】 この構成の測光装置の動作を図2のフローチャートを用いて説明する。先ず、 測光スイッチがオンされて信号P1がマイクロコンピュータ5に入力されると( ステップ11)、マイクロコンピュータ5は信号P3をトランジスタ9のベース に入力させ、トランジスタ9をオンさせて受光素子1、測光回路2、A/D変換 回路3及び露出制御装置4に電源8を接続し、動作状態とする(ステップ12) 。又、これと同時にタイマカウンタ51をリセットして一定時間の計時を開始さ せ、更に最大値メモリ53Aに16進データの最小値である00(H)を入力し 、最小値メモリ53Bに16進データの最大値であるFF(H)を入力し、夫々 を記憶させる(ステップ13)。
【0009】 そして、受光素子1での受光が開始され、測光回路2及びA/D変換回路3を 通して受光光量に応じた測光データが順次マイクロコンピュータ5に入力される (ステップ14)。すると、マイクロコンピュータ5の演算部53では、入力さ れる測光データとメモリ53A,53Bに記憶されているデータとを順次比較し 、大きい方をメモリ53Aに、小さい方をメモリ53Bに夫々記憶させる(ステ ップ15〜18)。これをタイマカウンタ51の一定時間が経過するまで継続す る。これにより、メモリ53A,53Bには順次それ迄の測光データの最大値と 最小値が更新されながら記憶される。一定時間が経過すると(ステップ19)、 演算部53はメモリ53A,53Bに夫々記憶されているデータを取り出して、 両者の平均値を算出する(ステップ20)。この算出に際しては、各メモリ53 A,53Bのデータの和を求める計算と、和を2で割る商を求める計算との2つ の工程で良く、特にこの場合2進数を用いた演算では各メモリ53A,53Bの データの和に1を加算し、桁を1つ下位にシフトさせることで四捨五入された商 を簡単に得ることができる。得られた平均値は露出制御装置4に出力され、ここ で所定の露出演算処理が行われる(ステップ21)。
【0010】 その後、測光スイッチが未だにオンされているときには、再度タイマーカウン タ51を動作させて所定の時間その状態を確保し(ステップ22〜25)、この 時間が経過する前にレリーズスイッチ7がオンされて信号P2がマイクロコンピ ュータ5に入力されたときには、露出制御装置4に信号を出力し、前工程で露出 演算処理されたデータに基づいて露出制御を行わせる(ステップ26,27)。 時間経過前にレリーズスイッチ7がオンされないときには、信号P3によりトラ ンジスタ9をオフさせ、受光素子1等への電源8の接続を解除させる(ステップ 28)。
【0011】 したがって、図3に示すように、受光素子1で受光するフリッカ光の周期に対 してタイマカウンタ51の設定時間tを若干長く設定し、この設定時間t内で充 分な数Nのサンプリングを行って得た測光データの最大値と最小値をマイクロコ ンピュータ5において求め、これら最大値と最小値の平均を算出することで、フ リッカ光の平均光量を得ることができる。図3では9個のサンプリングとし、得 られたデータa1 〜a9 の内の最大値a3 と最小値a6 の平均値を求めている。 尚、測光データの最大値と最小値から平均値を得た場合でも、フリッカ光のよう に周期的に光量が変化される場合には、多数のサンプリングにより得られた測光 データの全平均を求めた場合と略同じ測光データ値を得ることができるため、そ のために測光データ値に誤差や精度の低下が生じることは殆ど無い。又、サンプ リング数Nは50以上にすることが好ましい。
【0012】 このように、サンプリング数を極めて多くの数に設定した場合でも、マイクロ コンピュータ5の演算部53においては、順次入力される測光データとメモリ5 3A,53Bに記憶されているデータと比較した上で、その大きい方及び小さい 方のデータをメモリ53A,53Bに書き換えるだけで良いため、メモリは2個 で良い。したがって、メモリの数を低減して測光装置の構成の簡略化を図ること ができ、同時にメモリを制御するための回路も簡略化して測光装置を簡易に構成 することが可能となる。しかも、2つのデータの和と商を求める演算だけでよい ため、演算時間を短くして測光時間の短縮化を図ることもできる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、一定時間にサンプリングした測光データを、順 次2個のメモリに記憶されているデータと比較してその大きい方及び小さい方の データに書き換え、一定時間経過後にメモリに記憶されているデータの最大値と 最小値の平均値に基づいて測光データの平均値を得ているので、最低2個のメモ リで測光データの平均値を得ることができ、かつその演算を容易に行うことがで き、測光装置の構成の簡略化を実現することができる。又、演算に際しては、2 つのデータの和と商を求める計算工程のみで良いため、演算工程を低減し、測光 時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロック図である。
【図2】本考案の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】本考案の動作を説明するための測光データとそ
のサンプリング状態を示す図である。
【符号の説明】
1 受光素子 2 測光回路 3 A/D変換回路 4 露出制御装置 5 マイクロコンピュータ 51 タイマカウンタ 52 制御部 53 演算部 53A,53B メモリ 6 測光スイッチ 7 レリーズスイッチ 8 電源 9 トランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光光量に応じた電気信号を出力する受
    光素子と、一定の時間を計測する計時手段と、前記受光
    素子の出力を前記一定時間内に複数回サンプリングして
    デジタルの測光データとして出力する測光手段と、デジ
    タルデータを記憶する2個の記憶手段と、サンプリング
    された測光データを前記記憶手段に夫々記憶されたデー
    タと比較し、その大きい方及び小さい方のデータを夫々
    の記憶手段に記憶させ、前記一定時間の経過後に各記憶
    手段に記憶されている最大値と最小値の平均を算出して
    測光値として出力する演算手段とを備えることを特徴と
    するカメラの測光装置。
JP1991023333U 1991-03-18 1991-03-18 カメラの測光装置 Expired - Fee Related JP2526648Y2 (ja)

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