JPH04112177A - 油圧式エレベータの制御装置 - Google Patents

油圧式エレベータの制御装置

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JPH04112177A
JPH04112177A JP22535090A JP22535090A JPH04112177A JP H04112177 A JPH04112177 A JP H04112177A JP 22535090 A JP22535090 A JP 22535090A JP 22535090 A JP22535090 A JP 22535090A JP H04112177 A JPH04112177 A JP H04112177A
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JP
Japan
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oil
hydraulic jack
hydraulic
car
check valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP22535090A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Sasaki
英一 佐々木
Tomofumi Hagitani
知文 萩谷
Kazutoshi Takeda
武田 和利
Noboru Arahori
昇 荒堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧式エレベータの制御装置に係り、特に、
下降運転時の停電等による乗りかごの停止ショックを沙
さくすることを図った油圧式エレベータ制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
油圧式エレベータでは、油圧ジヤツキと油圧ポンプとを
連結する配管の途中に電磁式の逆止弁を配置し、油圧ポ
ンプの駆動源となるモータの回転数を制御することによ
って油圧ジヤツキへ供給あるいは排出する油の流量を制
御し、この油圧ジヤツキで直接あるいは間接に乗りかご
を昇降させている。この方式の油圧エレベータでは、下
降運転時に制御装置の故障あるいは停電などでモータの
制動動力が無くなった場合、逆止弁が開いた状態から閉
じるまでの遅れ時間の間に乗りかごが増速することにな
る。これに対処して、モータと油圧ポンプとの連結部に
ブレーキ装置を設け、乗りかごの増速を制限する方式(
特開昭60−248585号)が考案されていた。しか
し、この方式では、ブレーキ装置を追加することにより
、コスト高となり、保全性が低下するという問題があっ
た。
この問題点を解決するには、遅れ時間を少なくするため
に逆止弁としてパイロット弁を用い、パイロット流体圧
を利用して逆止弁の開閉を行い、停電などの異常時には
制御指令を遮断することで速やかに乗りかごを停止させ
る方式が考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記パイロット弁を用いる方式によれば、新たな装置を
追加することなく、乗りかごの増速を防ぐことができる
が、停電などで乗りかごを停止させる際に弁を急速に閉
じることから、油圧ジヤツキから排出されていた油を瞬
時に断つことになり、乗りかごの停止ショックが大きく
なるという安全上の問題が生じる。
本発明の目的は、従来技術での上記した諸問題点を解決
し、停電などの異常時の乗りかごの停止ショックを緩和
することのできる油圧式エレベータ制御装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の本発明においては、
油圧ジヤツキの本体あるいは、油圧ジヤツキと逆止弁と
を結んでいる配管の途中に第2の配管を介して油溜りを
接続し、この第2の配管の径路途中に、消磁により開路
する電磁切換弁を配置する構成とする。
また、第2の本発明においては、上記油溜りを複数個の
容器で構成し各容器を分岐管を介して共通に電磁切換弁
につなぎ、かつ、上記第2の配管の途中に、流量調整可
能の絞りを配置する構成とする。
〔作用〕
乗りかごの停止ショックαはα=v/l(vは乗りかご
の速度、tは乗りかごが停止するまでの時間)であるか
ら、停止ショックの大きさは、乗りかごが停止するまで
の時間t、すなわち、逆止弁が開状態から閉じるまでの
時間で決まる。しかし、逆止弁の閉弁に要する時間を長
くして停止ショックを緩和するということは、通常の運
転時に、乗りかごが着床した後に逆止弁が閉じる時間も
遅くなることになり、その間、乗りかごを保持できない
という不具合を生じ、好ましくない。また、乗りかごの
停止ショックは、ある制動距離があれば緩和される。そ
こで、本発明では、逆止弁が閉じるのと同時に、油ジヤ
ツキ内の油の一部を排出することにより、乗りかごにあ
る程度の制御距離を与え、これにより停止ショックを緩
和するようにしたものである。
油圧ジヤツキから排出される、停止ショック緩和用の油
を収納するのには油溜り容器を用いる。
この容器の容量を、乗りかごの停止ショックを緩和させ
るのに必要な制動距離に見合う油量を収容するのに十分
なものとすることにより、適切な停止ショックを得るこ
とができる。また、容器に油を排出する手段としては、
消磁により開弁する電磁切換弁を用いる。これによって
、停電あるいは非常停止指令によってのみ油圧ジヤツキ
内の油を油溜り容器へ排出することになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図の回路構成図により説
明する。1は乗りかごで油圧ジヤツキ2で直接的にある
いは間接的に(図示は直接的に駆動する方式である。)
駆動される。逆止弁6と油圧ジヤツキ2は配管9で連結
されている。7は正転、逆転可能なポンプでモータ8に
よって回転駆動される。ポンプ7の片側は逆止弁6に連
結されており1反対側は濾過装置11に結ばれていて、
この濾過装置11はタンク10の中に設置されている。
4は、本発明において設けられる電磁切換弁であり、第
2の配管12を介して、油圧ジヤツキ2の本体に、ある
いは配管9に連結される(図示は油圧ジヤツキ2の本体
に連結される場合を示す)。第2の配管12の途中には
絞り13が設けられ、電磁切換弁4の油圧ジヤツキ2の
側と反対の側には油溜り容器5が分岐管13を介して設
けられている。分岐管13には複数個の油溜り容器が取
り付けられるものである(図示は3つの分岐管があり、
そのうちの2つに油溜り容器を設けた場合を示す)。
エレベータの上昇運転時には、ポンプ7をモータ8で回
転させ、タンク1oから油を吸い込んて逆止弁6の向き
に吐出す。油は逆止弁6および配管9を通り、油圧ジヤ
ツキ2へ送り込まれる。この時、電磁切換弁4は励磁さ
れているので油圧ジヤツキ内の油が油溜り容器5に排出
されることはない。
エレベータの下降運転は、逆止弁6を励磁し開くことに
より油圧ジヤツキ2とポンプ7の間の流路を連結し、ポ
ンプ7を回転させ、油圧ジヤツキ2内の油をタンク10
へ排出することで行う。この時も、電磁切換弁4は励磁
されているので、油圧ジヤツキ2内の油が油溜り容器5
に排出されることはない。
下降運転中に停電が起きた場合には逆止弁6と電磁切換
弁4への電源供給は断たれる。この時、逆止弁6は瞬時
に閉弁し、乗りかご1は停止する。
これと同時に電磁切換弁4も消磁するので、電磁切換弁
4は開路状態となり、油圧ジヤツキ2内の油が油溜り容
器5に排出される。このため、乗りかご1は急速に停止
することなく、ある時間だけ遅れて停止する。
第2図に、停電による乗りかご停止時のエレベータ速度
の時間的変化を示す。下降運転中、逆止弁6と電磁切換
弁4は励磁状態にあって乗りかごは下降している。停電
の時点で逆止弁6と電磁切換弁4は消磁するので乗りか
ごは減速し、停止する。第2図で、停電時点後の実線で
描いた特性曲線が、本実施例装置の電磁切換弁4と油溜
り容器5を設けた場合のもので、破線で描いた特性曲線
が、従来の逆止弁6のみで停止した場合のものである。
両特性曲線を比較して、本実施例装置による特性の方が
、停止時のショックが緩和されていることが判る。絞り
3は可変流量式の絞りを用いており、油圧ジヤツキ2か
ら油溜り容器5へ排出する油の流出速度を調整できるの
で、エレベータの仕様が異なり、大きさの違う絞りが必
要になった場合においても対応することができる。
また、油溜り容器の容量は、乗りかごの制御距離となる
ので、あまり大容量でも安全上好ましくない。しかし、
この容量は乗りかごやエレベータの仕様によって変える
ことが必要であるため、大きさの異なる容器を準備しな
ければならず、製造上好ましくない。そこで、本実施例
のように、分岐管を設けて複数個の容器を取り付けるこ
とができるようにしておけば、必要な数の容器を取り付
けるだけで、大きさの異なる容器をいくつも予め製作し
ておく必要はなくなる。
以上のように、本実施例によれば、停電時の油圧ジヤツ
キ内の油の一部を自動的に排出させることで停電時の乗
りかごの停止ショックを緩和することができ、さらに、
油の排出速度を調整できる絞りを設けたことで、あらゆ
る仕様のエレベータに対し良好な停止ショックを得るこ
とができると同時に、排出する油の全量も容器の個数を
選ぶことで簡単に対応できるという効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、第1の本発明によれば、停電など
により逆止弁が消磁すると同時に、油圧ジヤツキ内の油
の一部を自動的に排出させる構成としたことにより、逆
止弁の閉じる時間は短くしたまま、下降運転時の停電等
による乗りかごの停止ショックを小さくすることができ
る。
また、第2の本発明によれば、上記効果に加えて、油圧
ジヤツキから油溜り容器へ排出する油の流出速度を調整
する絞りを設けたことにより、仕様の異なるエレベータ
に対しても簡単な調整操作で対応させることができ、さ
らに、複数個の油溜り容器を分岐管を介して電磁切換弁
に接続する構成としたことにより、油圧ジヤツキから排
出する油の全量も油溜り容器の個数を選ぶことで簡単に
対応可能となり、容量の異なる容器を多数個、予め製作
しておく必要もなくなり、常に良好な停止ショックを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成図、第2図は本実
施例装置と従来装置とで、下降運転中に停電が起きた場
合の乗りがご速度の時間的変化を比較して示した図であ
る。 1・・・乗りかご、2・・・油圧ジヤツキ、3・・・絞
り、4・・・電磁切換弁、5・・・油溜り容器、6・・
・逆止弁、7・・・ポンプ、8・・・モータ、9・・・
配管、10・・・タンク。 11・・・濾過装置、12・・・第2の配管、13・・
・分岐管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、油圧ジャッキと油圧ポンプとを連結する配管の途中
    に電磁式の逆止弁が配置され、油圧ポンプの回転数を制
    御することによつて油圧ジヤツキへ供給あるいは排出す
    る油の流量を制御し、この油圧ジャッキで直接あるいは
    間接に乗りかごを昇降させる油圧式エレベータにおいて
    、上記油圧ジャッキの本体あるいは上記配管の径路途中
    に第2の配管を介して油溜りを接続し、この第2の配管
    の径路途中に、消磁により開路する電磁切換弁を配した
    ことを特徴とする油圧式エレベータの制御装置。 2、請求項1記載の油溜りは、複数の容器で構成されて
    いて各容器は分岐管を介して前記電磁切換弁に接続され
    ており、かつ、前記第2の配管の途中に、流量調整可能
    の絞りが配されていることを特徴とする油圧式エレベー
    タの制御装置。
JP22535090A 1990-08-29 1990-08-29 油圧式エレベータの制御装置 Pending JPH04112177A (ja)

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