JPH04111786A - 工業用ロボット - Google Patents

工業用ロボット

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JPH04111786A
JPH04111786A JP23204890A JP23204890A JPH04111786A JP H04111786 A JPH04111786 A JP H04111786A JP 23204890 A JP23204890 A JP 23204890A JP 23204890 A JP23204890 A JP 23204890A JP H04111786 A JPH04111786 A JP H04111786A
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宏 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は工業用ロボットに係り、特に手首機構に支持さ
れた治具からのチューブの処理を容易にするよう構成し
た工業用ロボットに関する。
従来の技術 例えば多関節形の工業用ロボットではアーム先端に作業
用治具を支持する手首機構を設けてなり、手首機構の動
作により作業用治具を作業しやすい向きに動作させてい
る。ところか、塗装ガン。
シーリングガン等の作業用治具を有する塗装用ロボット
、シーリングロボットにおいては、塗装ガン、シーリン
グガンに塗料、エア、シーリング材等を供給するための
チューブか接続されている。
これらのチューブは通常手首機構を先端に有するアーム
の外周に結束してアーム動作を妨げないようにするとと
もに、塗装ガン等と手首機構との間は手首機構の動作範
囲分たるませである。
発明が解決しようとする課題 しかるに、従来の工業用ロボットでは手首機構近傍でチ
ューブを余分にたるませであるため、塗装ガン等の治具
を動作させるたびにチューブのたるみ部分がバタツクと
いった課題があり、狭い工場ではロボット近傍の周辺機
器にたるませたチューブが接触するおそれもあった。特
に静電形塗装ガンあるいは大形の塗装ガン等を有するロ
ボットの場合、チューブの本数が多くしかもチューブ取
り回しか難しいので、手首機構の動作を妨げず、且つ周
辺機器等の邪魔にならないようにチューブを配設するこ
とが難しいといった課題か生ずる。
そこで、本発明は上記課題を解決した工業用ロボットを
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、作業用治具を支持する中空状の支持部材と、 前記支持部材を回動する駆動手段と、 前記作業用治具に接続されたチューブと、を有し、 前記チューブは前記支持部材の内部に挿通され前記支持
部材の回動中心に設けられた開口より外部に引き出され
てなる。
作用 中空状の支持部材の内部に作業用治具からのチューブを
挿通し、支持部材の回動中心に設けられた孔よりチュー
ブを引き出すことにより、チューブのたるみ長さを短く
することができ、これによりチューブの取り回しか容易
になる。
実施例 第1図乃至第3図に本発明になる工業用口ホットの一実
施例を示す。尚、本実施例では塗装用ロボットを一例と
して説明する。
各図中、塗装用ロボットlは被塗物としての車体2か搬
送される搬送装置3の近傍に設置されている。この塗装
用ロボット1は後述するように車体2の側面のような曲
面を塗装するのに適したロボットである。
重装用ロボット1は、大略車体2の搬送方向(X方向)
に延在するように床面4に設置されたベース5と、ベー
ス5上をX方向に移動する垂直アーム6と、垂直アーム
6に支持されZ方向に昇降する水平アーム7と、よりな
る。水平アーム7は垂直アーム6の側面6aに設けられ
たガイド部6b、6cにガイドされて第1図、第2図中
実線で示す上昇位置Aと降下位置Bとの間を昇降する。
又、水平アーム7は比較的短く水平方向に延在しており
、水平アーム7の側面には手首駆動ユニット8が水平方
向(Y方向)に摺動自在に設けられている。手首駆動ユ
ニット8の先端には作業用治具としてのスプレガン9か
設けられており、塗装時スプレガン9は手首駆動ユニッ
ト8ととにも車体2の側面と略一定の距離を保つように
Y方向へ移動する。同時に手首駆動ユニット8は第1図
に示すようにスプレガン9が被塗面(車体2の側面)の
曲面に対し垂直方向から塗料を吹き付けるようにスプレ
ガン9をC方向に回動させる。尚、スプレガン9は塗着
効率の良いエア霧化静電スプレであり、塗料チューブ等
の高電圧供給用のケーブルが内蔵されたチューブも接続
されている。
第3図乃至第5図に示す如く、手首駆動ユニット8は、
スプレガン9をC軸、D軸を中心にC方向、D方向に回
動させる手首部10と、手首部lOの2軸を駆動する駆
動部11と、駆動部11からの回転駆動力を手首部1o
に伝達する伝達機構12とよりなる。尚、駆動部11と
伝達機構12はスプレガン9を回動させる駆動部を構成
する。
13は伝達機構12を収容する箱状のケースで、前記水
平アーム7にY方向へ摺動自在に取り付けられている。
ケース13の側面13aの先端側には手首部10かC方
向に回動自在に支承されている。
手首部10はケース13内の軸受14.15により軸承
されてX方向に延在する第1の中空軸16と、第1の中
空軸16の端部に一体的に固着されX方向と直交するY
方向に延在する第2の中空軸(支持部材)17と、一端
が第2の中空軸17内の軸受18.19により軸承され
他端にスプレガン9が取り付けられた第3の中空軸2o
とよりなる。第1の中空軸16はスプレガン9をC方向
に回動させるときのC軸であり、第3の中空軸20はス
プレガン9をD方向に回動させるときのD軸である。
第2の中空軸20は軸方向に貫通する通路20aを有し
ており、通路20aの一端はスプレガン9の取付部側に
面するよう開口し、通路20aの他端は第2の中空軸1
7の内部空間17aに開口している。又、第2の中空軸
17はC軸と同軸となるよう穿設された開口17bを有
する。
21はスプレ9に接続されたチューブで、塗料チューブ
21a、エアチューブ21b、電圧供給チューブ(内部
にケーブルを有する)210等が結束されている。これ
らのチューブ21a〜21Cは手首部10の内部を通っ
て、水平アーム7側へ延在している。即ち、複数のチュ
ーブ21a〜21cは第3の中空軸20の通路20aを
挿通されて第2の中空軸17の空間17aに至り開口1
7bより外部に引き出されている。
そのため、塗装作業時にスプレガン9がC方向に回動す
る時、スプレガン9のC軸の回動中心にある開口17b
より引き出されたチューブ21が大きく揺さぶられてバ
タツクことかなく、チューブ21が邪魔にならないよう
に配設されている。
尚、上記通路20a及び空間17aにおいては、各チュ
ーブ21a〜21cが結束されず若干弛ませた状態で挿
入されている。これはスプレガン9がD方向に回動する
ときの各チューブ21a〜21cのねじれを緩和して回
動負荷を抑えるためである。
従って、手首部lOより外部に引き出されたチューブ2
1は従来の如く大きく弛ませる必要かなく、略直線的に
配設することかできる。よって、スプレガン9に接続さ
れた複数のチューブ21a〜21cの取り回しか容易と
なり、組付作業を短時間で行える。
第3図に示す如く、駆動部11はC軸駆動用のモータ2
2とD軸駆動用のモータ23とを内圧防爆ケース24内
に収納してなる。一対のモータ22.23は出力軸22
a、23aがX方向に延在するよう平行に配設され、ケ
ース13の取付ベース13aに取付けられている。又、
取付ベース13aとケース24の周縁部との間にはパツ
キン25が介在し、ケース24内は密閉構造となってい
る。又、ケース24の上面には継手26が設けられてお
り、継手26にはケース24内に保護気体(例えばN2
ガス)を圧送するとともに内部にモータ22,23へ接
続されるケーブル(図示せず)が挿通されたチューブ2
7か接続される。
モータ22.23の出力軸22a、23aには延長軸2
8.29が連結され、延長軸28.29の端部は減速機
30.31に結合している。又、減速機30.31の外
周側は軸受32a、32b。
33a、33bにより軸承された駆動側プーリ34.3
5と結合されている。
一方、手首部IO側では第1の中空軸16の外周に従動
側プーリ36が設けられ、第1の中空軸16の内部通路
16aを貫通する軸37の一端には従動側プーリ38が
設けられている。又、軸37は他端にベベルギヤ40が
固着され、軸受39a〜39cにより軸承されている。
尚、ベベルギヤ40は第3の中空軸20の端部に一体的
に取付けられたベベルギヤ41と噛合している。
上記駆動側プーリ34.35と従動側プーリ36.38
はX方向上同じ位置にあり、プーリ34と36との間に
はベルト42が張設され、プーリ35と38との間には
ベルト43が張設されている。第5図に示す44はベル
ト42.43に当接するローラ45を支持ベース46と
ともにZ方向に変位させてベルト42.43のテンショ
ンを調整するようになっている。
又、駆動部11のケース24の壁面にはスプレガン9か
らのチューブ21を保持する保持具47が固着されてい
る。従って、手首部IOの開口17bより引き出された
チューブ21は若干たるませた状態で保持具47に保持
され、手首駆動ユニット8がX方向に移動するときチュ
ーブ21が大きく弛むことが防止される。48はゴム製
のカバーで、手首部lOの開口17bに嵌合するように
設けられ、チューブ21と開口17bとの間を閉塞して
いる。尚、カバー48は蛇腹状に形成されているので、
チューブ21のカーブに応じてどの方向にも撓むことが
できる。
ここで、上記構成になる塗装用ロボットlの塗装動作に
つき説明する。
被塗装物としての車体2が搬送装置3により塗装用ロボ
ット1の前に到着すると、水平アーム7が垂直アーム6
に沿ってZ方向に昇降する。又水平アーム7に支持され
た手首駆動ユニット8は車体2の側面の形状に応してス
プレガン9の先端と車体2の側面との距離か一定に保た
れるようにY方向ニ移動する。スプレガン9は塗料を車
体2の側面に吹き付けなからZ方向及びY方向に移動す
る。
又、スプレガン9はZ方向への移動とともに上記手首部
lOを介してC方向に回動し、塗料吹き付は方向が被塗
面の垂直方向となるように向きが調整される。即ち、モ
ータ22の出力軸22aの回転駆動力は延長軸28を介
して減速機30に伝達され、減速機30により減速され
た回転はプーリ34.ベルト42.プーリ36を介して
第1の中空軸16に伝達される。これにより、手首部1
0がスプレガン9とともにC方向に回動する。
尚、スプレガン9の向きは、水平アーム7が上昇位置A
にあるとき反時計方向に回動しながら車体2の側面上部
を塗装する。そして、水平アーム7が車体2の略中央に
降下したとき、スプレガン9は水平方向の向きとなる。
さらに水平アーム7か降下するにつれて、スプレガン9
は水平方向より除々に時計方向に回動して上向きとなる
。スプレガン9このように車体2に対する向きを変えな
から車体2の側面下部を塗装する。尚、水平アーム7が
降下位置Bから上昇位置Aへ上昇する過程では上記降下
時と逆の動作か行なわれ、スプレガン9の塗料吹き付は
方向が調整される。
このように、スプレガン9かC方向に回動するとき、ス
プレガン9からのチューブ21は、前述の如く手首部l
O内に通され且つC軸と同軸的に設けられた開口17b
より引き出されているため、スプレガン9の回動動作に
よりバタックこともなく、周辺機器等に接触することも
なくスプレガン9の動作を妨げないように配設されてい
る。特にチューブ本数が多い場合、あるいは大形のスプ
レガンを使用する場合、チューブ21の取り回しか有利
となる。
又、被塗面に対するスプレパターンの向きを変更すると
きは、モータ23の出力軸23aの回転か延長軸29を
介して減速機31に伝達され、減速機31からの回転は
プーリ35.ベルト43゜プーリ38を介して軸37に
伝達される。軸37の端部に設けられたベベルギヤ40
が第3の中空軸20と一体なベベルギヤ41に噛合して
いるので、スプレガン9はモータ23からの回転駆動力
により第3の中空軸20とともにD方向に回動され、ス
プレパターンの向きを変更する。
この場合、中空軸20内の通路20aに通された各チュ
ーブ21a〜21cがたるませであるため、スプレガン
9のD方向への回動により外部に引き出されたチューブ
21か大きく揺さぶられることはない。又、上記塗装動
作時、塗装用ロボットlは車体2との相対速度の変動等
による塗装ムラを無くすため、搬送装置3よりもゆっく
りとした速度で垂直アームをX方向へ移動させる。
尚、上記実施例では直交座標形の塗装用ロボットを例に
挙げて説明したが、本発明は上記以外の型式のロボット
例えば多関節形ロボット等にも適用することができる。
又、塗装用ロボット以外にも例えばシーリング材をシー
リングガンに供給するためのチューブを有するシーリン
グロボットにも適用することかできる。
発明の効果 上述の如く、本発明になる工業用ロボットは、中空状の
支持部材の内部に作業用治具からのチューブを挿通し、
支持部材の回動中心に設けられた孔よりチューブを引き
出すようにしたため、作業用治具からのチューブのたる
みをできるだけ短くすることができ、チューブが作業用
治具の動作により揺さぶられてバタツクことを防止でき
、チューブを邪魔にならないように配設することができ
る。従って、ロボットの動作によりチューブが周辺機器
等に接触することが防止され、狭い場所での使用に好適
である。さらに、チューブ本数か多い場合あるいは大形
の作業用治具が装着されてもチューブの取り回しか容易
となり、組付作業を短時間で行える等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる工業用ロボットの−実施例の正面
図、第2図はロボットの側面図、第3図は手首駆動ユニ
ットの横断面図、第4図は手首駆動ユニットの正面図、
第5図は手首駆動ユニットの背面図である。 1・・・塗装用ロボット、2・・・車体、3・・・搬送
装置、6・・・垂直アーム、7・・・水平アーム、8・
・・手首駆動ユニット、9・・・スプレガン、10・・
・手首部、11・・・駆動部、12・・・伝達機構、1
3・・・ケース、16・・・第1の中空軸、17・・・
第2の中空軸、17a・・・内部空間、17b・・・開
口、20・・・第3の中空軸、20a・・・通路、21
・・・チューブ、22.23・・・モータ、24・・・
内圧防爆ケース。 特許出願人 ト キ コ 株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 作業用治具を支持する中空状の支持部材と、前記支持部
    材を回動する駆動手段と、 前記作業用治具に接続されたチューブと、を有し、 前記チューブは前記支持部材の内部に挿通され前記支持
    部材の回動中心に設けられた開口より外部に引き出され
    てなることを特徴とする工業用ロボット。
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