JPH04111717A - ワイヤカット放電加工機の自動結線装置 - Google Patents

ワイヤカット放電加工機の自動結線装置

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JPH04111717A
JPH04111717A JP23018290A JP23018290A JPH04111717A JP H04111717 A JPH04111717 A JP H04111717A JP 23018290 A JP23018290 A JP 23018290A JP 23018290 A JP23018290 A JP 23018290A JP H04111717 A JPH04111717 A JP H04111717A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、ワイヤカット放電加工機の自動結線装置(
以下、必要に応じA W T −AutoIIlati
cWire Threading−装置と略記する。)
に係り、特に放電加工作業開始時又は断線後の作業再開
時にガイドパイプを用いて加工開始孔(initial
 hole)にワイヤを挿通するタイプのものにおいて
、曲りや癖等のワイヤ先端の状態や、ワイヤがパイプ上
端に当接することにより座屈等が発生したとしても、ワ
イヤを開始孔に確実にセットすることのできるAWT装
置に関する。
(従来の技術) 近年、ワイヤカット放電加工作業の迅速化及び無人化を
図るためAWT装置が広く利用されるようになってきて
いる。このAWT装置については、特許庁の藤本信男氏
により雑誌「応用機械工学」の1986年7月号のPP
 HIS−189に「特許ハイライト−放電加工機のワ
イヤ自動供給」と題して詳細な考察か為されている。こ
の記11においては、二の明細書に記載された技術か、
ガイドパイプによるワイヤの挿入を実現する技術(以−
ド、パイプカイト方式とする)として紹介されており、
例えば特開昭55−184438号(特公昭62−11
970号)か例示されている。このパイプカイトh式の
AWT装置の他の先行例としては、特開昭56−894
36号(特公昭63−31333号)及び特開平2−1
60422号等かある。
第12図は、従来のワイヤカット放電加工機の例を示す
斜視図であり、ワイヤを本機に結線している状態を示し
ている。同図において、AWT装置1は、ワイヤ2を被
加工物3(以下、ワークとする)方向に供給するための
1対のローラ4a及び4bと上部案内コマ4cよりなる
ワイヤ送り機構4と、ワイヤ2をその中に挿通させてワ
ーク3の開始孔3aに案内するカイトパイプ5と、この
パイプ5の上端か固定されてパイプ5を昇降させる昇降
機構6と、昇降機構6を上下に駆動するための駆動機構
7と、必要に応してワイヤ2の切断を行う切断機構8と
、ワイヤ案内及び給電機構9とより概略構成されている
。この案内・給電機構9の内部には、ワイヤ2を案内す
るワイヤガイドと、放電加工時には電極としてのワイヤ
2に放電パルス電流を供給する給電コマと(其に図弓く
されず)か設けられている。
昇降機構6は、送り機構4と切断機構8との間こ固定さ
れた固定レール6aと、この固定レール6aの案内溝に
案内部か係合して溝方向に往復動する可動部材6bとよ
り構成されている。
駆動機構7出しては種々のものか考えられるか、ここで
はヘルド及びプーリか用いられている。即ち、その両端
か可動部材6bの上端及び下端にそれぞれ固定された動
力伝達用のベルト7aと、このベルト7aを夫々案内す
る上プーリ7b及び下プーリ7Cと、可動部材6bを固
定レール7aの溝に沿わせてなるべくふれることの無い
ように滑動させるために固定レールの上下端に回転自在
に固定された上下の案内ロール7d及び7eとより構成
されている。
また、案内・給電機構9はコマ状の給電体と、ワイヤ2
を案内するワイヤガイドとか内部に収容され下端部か加
工液噴射ノズルとなった本体9aと、この本体9aを固
定するための支持枠9bとにより構成されている。
上記構成を有する従来のAWT装置1は、ワイヤ2の開
始又は切断先端を上部案内コマ4cの案内孔に挿通した
後、図示されないモーフを回転駆動させて送りローラ4
a及び4bを送り方向に回転させてワーク3方向に供給
する。このとき、昇降機構6は可動部材6bか最上部に
位置するように上昇させられている。送りローラ4a及
び4bが回転してワイヤ2の先端かワーク3側に送られ
てきたときに、この可動部+J’6bの上端よりその上
端か多少突出しているパイプ5の上端か、ワイヤ2の先
端を捕捉してパイプ5内にワイヤ2か挿通される。
その後、ワイヤ2はローラ4a及び4bの回転に伴いパ
イプ5の下端開口部より突出するまで送り込まれる。こ
れと同時に昇降機構6は駆動機構7の駆動に基づいて下
降し始めることにより、パイプ5は切断機構8の案内孔
から案内・給電機構9の案内孔を介してワーク3の開始
孔3a内に挿通され、ワーク3の下側に設けられた図示
されない引出し用の下部ローラの間に挾まれるようにし
て引き出される。
その後、ワイヤ供給方向変更用の図示されないプーリを
介してやはり図示されない巻取リールによりワイヤ2の
先端か巻き取られた後、駆動機構7により昇降機構6か
再度上昇させられてパイプ5の下端が図示のように切断
機構8の案内孔よりも上方まで引上げられたところで停
止し、ワイヤ2の張設か完了する。その後、案内・給電
機構9の図示されない給電コマを介して放電パルス電流
か供給されると共にワーク3か図示されないXY子テー
ブルよりプログラムされた加工形状に沿って移動させら
れることにより、ワイヤカット放電加工が行われる。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成により上述のように動作する従来のワイヤカッ
ト放電加工機におけるAWT装置は、以下のような問題
点を何していた。
まず、ワイヤ送り機構4の1対のローラ4a及び4bの
ワイヤの出側である下端と、昇降機構6を最上部位置ま
で動作させたときのパイプ5の上端との間は数少とした
場合でも、第12図に符号りて示す間隙かできてしまう
二とになる。この間隙りだけ送り機構4とガイドパイプ
5とか離れていることにより、加工の開始前又は断線後
の加工再開前にワイヤ2の先端をパイプ5内に挿通する
際に、ワイヤ先端か曲っていたりすると、先端かパイプ
5の上端から逸れてしまい、確実にワイヤをセットてき
ないという問題があった。
また、間隙りが存在する二とにより、ワイヤ2をローラ
4a及び4bにより送り込み、ガイドパイプを通過させ
た後さらに上下のワイヤカイトを通して巻取ローラにワ
イヤの先端か到達するまで送り込む際に、ワイヤ2の先
端が供給方向から横に逸れてしまい、第12図に示すよ
うな座屈Bか発生してしまうという問題もあった。
さらに、上記従来のガイドパイプ5が、昇降機構4によ
り最下限まで下降すると、前記間隙りは更に大きくなっ
てしまい、このためワイヤ2かこの大きくなった間隙り
て座屈を起こし、結線率を低下させてしまうという問題
もあった。
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
あり、送りローラの出側と往復動するガイドパイプの挿
入口との間に形成される間隙において送り機構からワー
ク方向に供給されるワイヤか座屈したり、この間隙にお
いてワイヤ先端かパイプの挿入側開口部から逸れたりす
るのを防止できるワイヤカット放電加工機の自動結線装
置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明に係るワイヤカット放
電加工機の自動結線装置は、電極となるワイヤを被加工
物方向に順次供給するワイヤ送り機構と、この送り機構
の出側に設けられて往復運動により前記ワイヤの先端を
前記被加工物の加工開始孔内に案内するガイドパイプと
より成るものにおいで、前記ワイヤ送り機構から供給さ
れるワイヤ先端が前記挿入口より逸れたり、前記ワイヤ
が送り機構の出側とガイドパイプのワイヤ挿入口との間
で供給中に座屈したりするのを防止する座屈防止機構を
設けたものである。
(作 用) この発明は以上のように構成したので、放電加工開始前
に供給リールから送り機構により供給されるワイヤの先
端を、ガイドパイプのワイヤ挿入口に挿通させる際に、
ワイヤ先端に曲りや癖かあることによりワイヤか正規の
供給軌跡からある程度外れている場合でも、上記座屈防
止機構が設けられているために、供給されて来るワイヤ
の先端を確実に捕らえて、ガイドパイプ内に案内するこ
とになる。この状況においては、座屈防止機構は第2の
ワイヤ案内部材として機能していることになる。
また、−旦ワイヤかガイドパイプ内に挿入された後は、
ワイヤ供給速度、ワイヤとパイプ内壁との摩擦応力、下
側ワイヤガイドのガイド孔の中心とワイヤの軸心との作
かなすれ等の条件により送り機構出側とガイドパイプ挿
入口との間でワイヤか座屈を起こし易くなるか、この発
明によれば上記座屈防止機構か設けられているので、ワ
イヤの供給途中における種々の条件の変化により弛みか
発生しても、座屈防止機構によりワイヤは確実にガイド
パイプ方向に案内され、ワイヤの座屈、づつ掛かり及び
切断等が防止されることになる。
(実施例) 以下、添付図面に基づいてこの発明に係るワイヤカット
放電加工機の自動結線装置の幾つかの好適な実施例を詳
細に説明する。
第1図ないし第5図は、この発明の第1実施例による自
動結線(AWT)装置を示している。
第1図及び第2図において、第12図と同一符号で示し
た構成要素は、従来のAWT装置の構成要素と同一の又
はこれに相当するものを示しており、重複説明を省略す
る。第1実施例によるAWT装置10は、ワイヤ送り機
構4とパイプ昇降機構6の可動部材6bとの間の間隙り
に固定された座屈防止機構11を有している。
この座屈防止機構11の1苫成は、第1図、第3図及び
第4図に示されている。即ち、防止機構11は、箱状の
ケーシング12と、このケーシング12内にワイヤの正
規の通過軌跡を回転中心軸として回転自在に支承される
と共に前記軌跡より偏心して穿設された偏心孔13aを
有する偏心回転体13と、この回転体13を回転自在に
支承するベアリング14と、回転体13を回転させるた
めのプーリI5及びI6と、プーリ15及び16間に張
設されたベルト17と、その回転軸18aにプーリ16
か取付けられる回転体13の回転駆動用モータ18とよ
り構成されている。前記ベアリング14は、前記ケーシ
ング12の内壁に固定されるアウターレース14aと、
前記回転体13の外周に固定されたインナーレース14
bと、両レース14a及び14b間に転勤自在に複数個
設けられた転動球14cとより構成されている。また、
プーリ15は、(偏心回転体13の下端に固定されてい
る。
上記構成を有する座屈防止機構11は、モータ18の回
転駆動により、その出力軸18aに固定されたプーリI
Bか回転し、ヘルド17を介してその回転出力かプーリ
15に伝達される。プーリ15の回転により偏心回転体
13が回転してワイヤ2をガイドパイプ5まで案内する
。この案内動作を第4図により説明すると、偏心孔13
aは回転により如何なる位置にあるときでもガイドパイ
プ5の径の延長を充分含むように偏心回転体13に穿設
されており、また回転により例えば第3図に示されるワ
イヤ先端2aのように曲りがある場合でも、偏心孔13
aかこの先端2aを何れかの位置で捕らえることができ
る。このため、ワイヤ2はガイドパイプ5の挿入口5a
に確実に挿入されることになる。
また、ワイヤ2かガイドパイプ5内に送られて巻取ロー
ラ(図示されず)にワイヤ2の先端2aが到達するまで
の間に、何らかの理由でワイヤか接触抵抗を受けて座屈
又は撓みを生した場合に、偏心孔13aの内壁により撓
み部分か正規の通過軌跡である偏心回転体の中心方向に
押されるため、ワイヤ2はこの接触部分から離れるよう
に通過位置を修正するように移動し、ワイヤ2は確実に
ガイドパイプ5内に送り込まれる。
なお、第1図に示される間隙りかケーシング12の高さ
よりも広い場合には、第4図に示すように、パイプ挿入
口5aの上昇の際の停止位置を決めると共に漏斗状の案
内部19aを有する固定ガイド部材19を設けるように
してもよい。
また、上記第1実施例においては座屈防止機構を偏心回
転体により構成するものとして説明したが、この発明は
これに限定されず、第6図ないし第8図に示す第2ない
し第4実施例のような構成を有する座屈防止機構20.
30及び40により構成するようにしてもよい。
第6図に示される第2実施例の座屈防止機構20は、送
り機構4の出側になるべく近い位置にその上端が位置す
るように固定された円筒体21と、上端が円筒体21の
内側端面21aに固定され、下端が昇降機構6の可動部
材6bの上面に形成された細穴6Cに固定されたバネ2
2とにより構成されている。上記端面21aの中心には
、透過孔21bが穿設されている。
このような構成において、送り機構4によりワイヤ2か
供給されてくると、ワイヤ先端2aは透過孔21bを介
して円筒体21及びバネ22の内側に案内される。その
後、細穴6Cよりガイドパイプ5内に導かれる。なお、
この細穴6Cは、最外周側にバネ受は部分を残して漏斗
状にガイドパイプ5の上端に連通させてもよい。
この第2実施例の座屈防止装置によれば、昇降機構6の
可動部材6bかパイプ5をワークの開始孔に挿入するた
めに最下降した際、バネ22が最も伸びきった状態とな
り、バネの径か最も細くなるため、ワイヤをワークにセ
ットするときのワイヤの座屈をより完全に防止できると
いうこの実施例に特有の効果を奏する。
次に、第7図に基づいてこの発明の第3実施例によるA
WT装置の座屈防止機構を説明する。
第3実施例による座屈防止機構30は、軸方向に伸縮自
在のベローズ管31とこのベローズ管31の上端部31
aを放電加工機の本体側に固定するための固定部材32
とより構成されている。ベローズ管31の下端部31b
は第2実施例と同一構成の韮穴6cが形成された可動部
材6bに固定されている。この実施例における細穴6C
の構成についても、第2実施例と同様に漏斗状ないしは
テーパ状の内周面を有するように構成してもよい。
さらに、第8図に示される第4実施例による座屈防止機
構40は、上部側か小径で下部側に大径となった入れこ
管(telescopic tube ) 41と、こ
の入れこ管41の上端部41aを加工機本体側に固定す
るための固定部材42と、より構成されている。入れこ
管41の下端部41bは第2ないし第3実施例と同様の
構成を有する昇降機構6の可動部材6bの細穴6cに固
定されている。
上記構成により、昇降機構6の可動部材6bが往復運動
するのに伴い、入れこ管41か伸縮して図示されない送
り機構の出側と可動部材6bとの間の間隙を常に塞いで
いるので、この間隙からワイヤ2の先端2aか飛び出し
たり、この間隙でワイヤ2か座屈したりするのを防止で
きる。
上述した第1ないし第4実施例によるAWT装置におい
ては、何れも座屈防止機構として特別な構成のものを適
用したが、この発明は上記構成に限定されず、より簡単
な機構により構成してもよい。
第9図にはこの発明による自動結線装置の第5実施例か
示されている。第5実施例にょる座屈防止機構50は、
第9図に示されるように、小径でがつ固定の座屈防止パ
イプ51と、このパイプ51を固定するための固定部材
52とより構成されており、また、この実施例において
は、ガイドパイプ5も昇降機構6の可動部材6bが最上
部位置にあるときに座屈防止バイブ51とリンクする部
分までは、パイプ51を収容できるようにワイヤ挿入口
5aがら大径部55となっている。この大径部55は段
部56を介してワーク側に小径となる小径部57に連な
っている。
なお、上記第2ないし第5実施例は何れも単一構成の座
屈防止機構20.30.40及び5oを適用するものと
して説明したが、この発明はこれにも限定されず、幾つ
かの種類の座屈防止機構を組合わせて適用するようにし
てもよい。
例えば、第1O図及び第11図に示される第6実施例は
、第1実施例の座屈防止機構llと第5実施例の座屈防
止機構50とを組合わせたものである。
第1O図及び第11図において、第1図、第3図及び第
9図と同一符号を付された部分は、第1及び第5実施例
の相当する構成要素を示している。なお、符号61はワ
ーク3の上部に位置する上部ワイヤ案内部材であり、ワ
ーク3の下側にはワイヤガイド62を備えた下部ワイヤ
案内部材63が設けられている。
この第6実施例の動作を説明すると、第10図に示す最
上部位置までガイドパイプ5か上昇している状態でワイ
ヤ2の先端2aが偏心回転体13の回転とその下側に固
定された座屈防止バイブ50とによりガイドパイプ5へ
と案内され、その後可動部材6bの下降に伴って、第1
1図に示されるように、ワーク3に穿設された加工開始
孔3a内にワイヤ2の先端2aが挿入される。その後、
先端2aは下部ワイヤ案内部材63のワイヤガイド62
のテーパ孔内を挿通させられて、図示されないブーりを
介して図示されない巻取リールに巻き取られる。ワイヤ
2が加工開始孔3a内にセットされると、昇降機構6の
可動部材6bが再び上昇させられて、ガイドパイプ5の
大径部55と固定の座屈防止バイブ50とが再度リンク
し、ガイドパイプ5の下部側の小径部57は開始孔3a
より引き抜かれる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、この発明に係るワイヤカッ
ト放電加工機の自動結線装置は、ワイヤ電極となるワイ
ヤを被加工物方向に順次供給するワイヤ送り機構と、こ
の送り機構の出側に設けられて往復運動により前記ワイ
ヤの先端を前記被加工物の加工開始孔内に案内するガイ
ドパイプとより構成されるものにおいて、前記ワイヤ送
り機構から供給される前記ワイヤ先端が前記挿入口より
逸れたり、前記ワイヤが前記送り機構の出側と前記ガイ
ドパイプのワイヤ挿入口との間で供給中に座屈したりす
ることを防止する座屈防止機構を設けたので、ワイヤ送
り機構の出側と往復動パイブの受入れ端との間に形成さ
れる間隙におけるワイヤの座屈を防止することかでき、
放電加工時に電極となるワイヤを被加工物の作業開始孔
に確実にセットすることか可能となる。
また、加工開始前又はワイヤ切断によるワイヤの本機へ
の装着時にも、座屈防止機構か設けられているので、上
記間隙におけるワイヤ先端のパイプ挿入口からの逸れを
防止することかできる。
さらに、ワイヤを被加工物の開始孔に装着するためにガ
イドパイプか最下限の位置まで移動して送り機構の下側
とパイプの挿入口との間隙が大きくなった場合であって
も、両者の間に座屈防止機構が設けられているので、ワ
イヤの座屈の発生を極力防止することかでき、AWT装
置における結線率を大幅に向上させる二とかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例によるワイヤカット放電
加工機の自動結線装置の概略を示す斜視図、第2図は同
しく正面図、第3図は第2実施例による自動結線装置の
偏心回転体を示す一部切断斜視図、第4図は同しく第1
実施例による自動結線装置の全体を示す概略断面図、第
5図は同しく偏心回転体の断面・L面図、第6図はこの
発明の第2実施例による自動結線装置の座屈防11−機
構を示す一部切断斜視図、第7図はこの発明の第3実施
例による自動結線装置の座屈防止機構を示す概略斜視図
、第8図はこの発明の第4実施例による自動結線装置の
座屈防止機構の概略を示す斜視図、第9図はこの発明の
第5実施例による自動結線装置の座屈防止機構を示す斜
視図、第10図及び第11図はこの発明の第6実施例に
よる自動結線装置の座屈防止機構を示す概略断面図、第
12図は従来のワイヤカット放電加工機の自動結線装置
の概略を示す斜視図である。 2・・・ワイヤ、2a・・・ワイヤ先端、3・・・被加
工物(ワーク)、3a・・・加工開始孔、4・・・ワイ
ヤ送り機構、5・・・ガイドパイプ、5a・・・ワイヤ
挿入口、5b・・・パイプ先端、6・・・昇降機構、6
b・・可動部材、11・・・座屈防止機構、13・・・
偏心回転体、20.30゜40、50・・・座屈防+1
−機構、22・・・ハネ(伸縮部材)、31・・ベロー
ズ管(伸縮部材)、41・・入れこ管(伸縮部材)、5
0・・座屈防止機構、51・・座屈防Wパイプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 放電加工時にワイヤ電極となるワイヤを被加工物方向に
    順次供給するワイヤ送り機構と、この送り機構の出側に
    設けられて往復運動により前記ワイヤの先端を前記被加
    工物の加工開始孔内に案内するガイドパイプと、より構
    成されるワイヤカット放電加工機の自動結線装置におい
    て、 前記ワイヤ送り機構から供給される前記ワイヤ先端が前
    記挿入口より逸れたり、前記ワイヤが前記送り機構の出
    側と前記ガイドパイプのワイヤ挿入口との間で供給中に
    座屈したりすることを防止する座屈防止機構を設けたこ
    とを特徴とするワイヤカット放電加工機の自動結線装置
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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