JPH04111632U - モールス符号により音響表示する表示装置 - Google Patents
モールス符号により音響表示する表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電子機器の動作状態をモールス信号による音響
表示により、聴覚を通じて知ることができ、表示内容を
比較的適確に表示することを目的とする。 【構成】音響表示を希望する機器の動作状態や操作状態
を個々に対応する別個のモールス信号により音響表示す
る装置。
表示により、聴覚を通じて知ることができ、表示内容を
比較的適確に表示することを目的とする。 【構成】音響表示を希望する機器の動作状態や操作状態
を個々に対応する別個のモールス信号により音響表示す
る装置。
Description
【0001】
この考案は電子機器において、利用者が機器の動作状態を知るための手段の一
つとして利用するものであり、特に無線通信機器に適用して効果が大きいもので
ある。
【0002】
電子機器において、その動作状態を音響により表示することは古くから行なわ
れている。例えば有線電話器において、呼出しにベルやブザーの音響を使用する
ことはその実用の初期より行なわれて居り、自動交換になってからは断続音によ
り他の音響と分別すること、個々の電話機ごとに音調を変えて区別しやすい様に
している。さらに近時に至って送受話器外れの注意音、ドアホンとしての呼出音
等に音調や音色を変えて区別して居ることは周知のことである。
【0003】
さらにパソコンやワープロのような動作の複雑な電子機器では操作の確認や誤
操作の注意のためのビープ音を発生するのが一般化し、無線通信機器にも適用さ
れつつある。無線機では通常個所かの操作部があり、文字又は記号にて表示がさ
れているが、夜間に屋外での使用とか視力障害者の使用のために、目で見る表示
の他に音響表示を併用することが行なわれている。
【0004】
さらに操作個所の区別を認知する考案として〔動作確認音階装置〕(実用新案
出願番号 昭62−116385 実用新案公開番号 昭64−21539 出
願人 八重洲無線株式会社)がある。その概要は操作個所ごとに異る音調のビー
プ音を発音することにより操作個所で識別するとゆう趣旨のものである。この考
案は八重洲無線株式会社のアマチュア無線用FMトランシーバFT−5800形
に適用されて居り、11個所の操作状態を中央C音よりオクターブ上のC音まで
の9種の音階とその組合わせのビープ音により表示している。
【0005】
前記の従来例の項で述べたように、単一のビープ音による表示は機器の動作状
態や誤操作を感知するのには簡便であるが、表示する操作個所の判別が不可能で
ある。
【0006】
これに対して実願昭62−116385号のような、異る操作個所ごとに別個
の音調の異るビープ音を使用することにより、表示する操作個所を判別すること
が出来るが、実用上では使用者が操作個所と表示音調との関係を完全に把握する
ためには、個人差もあるが、相当の時間と若干の努力が必要であり、機器メーカ
間に統一の規格が有るわけで無いから、使用機器が異る場合には覚え直さなけれ
ばならない問題点があるので、さらに音響による表示内容が簡単明確に認識でき
る手段が望まれているところである。
【0007】
この考案においては電子機器の操作個所や動作状態の音響表示において、表示
内容に対応するモールス符号にて音響表示するものであって、すなわち通常のビ
ープ音の代りに操作個所や動作の名称や内容に関係のある頭文字や略文字のモー
ルス符号を出音することにより、操作者に一層詳細に正確な情報を供与し得るも
のである。
【0008】
その為の操作や動作をモールス符号として出音するには例えば図1に示すよう
に、操作部1は操作状態を電気的または機械的に表示部2で表示する従来の手段
と共に状態を示す電気信号11を出力し、信号11は出音スイッチ3を通してモ
ールス信号発生回路4に信号11を供給することにより、モールス信号発生回路
4は予め定められたモールス信号41を出力し、スピーカ5にて音響表示すれば
よい。
【0009】
図1は本考案による音響表示装置の一単位の構成であって、実際には音響表示
を必要とする操作部等の数だけこの回路を並置する代りに、信号11に操作部を
識別する情報を加えて置くことにより、モールス信号発生回路4では信号11中
の識別情報に対応するモールス信号を発生する等の手段により、全体の構成を簡
略化することが出来る。またスピーカ5およびこれを駆動する増幅器は電子機器
内蔵の物があれば、これを利用するのが普通である。
【0010】
またこの装置では単独の頭字や略記語の1文字のみならず、語句として複雑な
内容を音響表示することが可能であるが、それ等の詳細については実施例の項に
て述べる。
【0011】
モールス符号は古くから有線電話および無線通信において、文字伝送のための
表示符号として、概ね5個以内の短点と長線の組み合わせにより、英文アルファ
ベットと数字の個々に対応する符号が全世界共通に用いられて居り、別に日本国
内ではイロハ50音を表わす和文モールス符号も制定されている。さらに最近は
若干の記号についても追加されている。
【0012】
従って無意味なビープ音に代えて、表示内容に関連のある頭字や略記語のモー
ルス符号を用いることにより、多くの異る表示内容を知ることが可能である。
【0013】
特に無線通信においては微小電力通信およびアマチュア無線の初心者級を除き
、少なくも英文モールス信号の送受信能力が義務付けられて居るのであるから、
モールス符号による表示の解読については問題が無いのである。
【0014】
ここではアマチュア無線用通信機において、運用周波数をモールス符号により
音響表示する場合の構成および動作につき述べる。
【0015】
アマチュア無線ではAM・CW・SSB・FM等の電波形式に共通に使用する
ため、スーパーヘテロダイン受信回路を送信時には逆通とした回路構成が多く用
いられている。図2にはそのような通信機の受信状態での回路構成の概略を示す
。
【0016】
この場合に
運用周波数Fo=局部発振周波数f±中間周波数F
であるから、運用周波数Foは局部発振周波数fを変えることにより決定される
。
【0017】
実際的にはPLL(Phase Locked Loop)制御の局部発振器
を用い、発振周波数fをミクサに注入すると共に、中間周波数F相当量をオフセ
ットしたデジタル表示器により運用周波数Foを文字表示している。さらに現在
では局部発振回路にCPU(Cetral Processing Unit)
を用いて制御するのが普通である。図3にその構成例を示すが、現在多く実用さ
れている構成であるから詳しい説明は省略する。
【0018】
図4は図3の局部発振回路に本考案を適用して運用周波数をモールス符号にて
音響表示する装置の構成例を示すブロック図である。
【0019】
先づ本装置において、音響表示すべき文字・記号と、それに対応する指示コー
ドと、それにより発生すべき世界共通のモールス符号と、CPUより出力するモ
ールス符号2進化コードの関係を表1に示す。
【表1】
【0020】
次にモールス符号とモールス符号2進化コードの関係であるが、モールス符号
の1線−は2進化コードでは111であり、1点・は2進化コードでは1である
。また1符号を作る各線又は点の間隔は0であり、2符号の間隔は000である
から、1字分の2進化コードの最後には000が付加される。この構成を図5で
図示する。
【0021】
この機器はいわゆる2メータバンド用トランシーバであって、144.000
MHzから146.000MHzまでの送受信が出来るものである。ここではデ
ジタル表示器で144.123MHzと表示されている場合に、この表示周波数
をモールス符号による音響表示で出音する場合の構成例とその動作につき説明す
る。
【0022】
図4において10はCPU制御の局部発振部であって、通信機ミクサに局部発
振周波数12を、周波数表示器13に表示データ14を出力する。
【0023】
CPU11はPLL発振器を制御する一方で(CPUの機能が不足する場合に
は別のCPUを追加する)サブループを利用して表示のモールス信号を発生する
のである。
【0024】
局部発振周波数12は運用周波数より中間周波数だけオフセットしているから
、これをプリセットするか、周波数表示器13への表示データ14を利用して運
用周波数データとする。また操作キー16の操作状態により運用周波数が設定さ
れる構成では、操作キー16の状態を表示データとしても良い。
【0025】
いま運用周波数144.123MHzを音響表示する場合に、小数点やMHz
は無くても理解に支障は無いので通常省略し、その代りに必要ならば電波モード
を示すFM等とバンド幅のNarrowかWideか等を表示することも出来る
。
【0026】
そこで144123FMNと音響表示する場合であるが、数字の桁と表示内容
とCPUの表示コードエリアの関係を図6に、この内容をモールス信号として出
力する順序を図7に示す。またその際のCPU動作のフローチャートは図8の如
くである。
【0027】
周波数表示内外の操作部状態の音響表示を行う場合には、その操作状態に対応
するCPUの表示コードエリアを検索することになる。
【0028】
音響表示は不必要の場合にはかえって煩らわしいので、出音キー17を操作し
た場合にのみ動作するように構成するが、視力障害者等の使用に際しては出音キ
ー17はロックして常時動作とすることも可能である。
【0029】
この考案によれば機器の動作状態を音響表示するのに、万国共通のモールス符
号を使用して表示するのであるから、その内容を比較的的確に表示することが可
能であり、また実施例に示したように数桁の数字や文字も音響表示することも出
来るものである。
【0030】
特に通信機にあっては使用者の多くがモールス符号を習得して居り、また未熟
者は本装置によりモールス符号を反復聴取することで自然に理解力を向上するこ
とが出来る効果もある。
【図1】本考案装置の構成を示したブロック図である。
【図2】本考案実施例の通信機の受信状態での構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本考案実施例の通信機のCPU制御の局部発振
器の接続を示すブロック図である。
器の接続を示すブロック図である。
【図4】図3の局部発振回路に本考案を適用して運用周
波数をモールス符号にて音響表示する装置の実施構成例
を示したブロック図である。
波数をモールス符号にて音響表示する装置の実施構成例
を示したブロック図である。
【図5】モールス符号とその2進化コードとの関係を示
す図である。
す図である。
【図6】実施例における表示内容を表わす図である。
【図7】音響表示のモールス信号の発生順序を示す図で
ある。
ある。
【図8】CPUにおける表示コード通知よりモールス信
号出力までのフローチャート図である。
号出力までのフローチャート図である。
1 操作部
2 表示部
3 出音スイッチ
4 モールス信号発生回路
5 スピーカ10
CPU制御局部発振部
11 CPU
12 局部発振周波数
13 周波数表示器
14 表示データ
15 スピーカ
16 操作キー
17 出音キー
Claims (1)
- 【請求項1】 機器の動作状態を音響表示する電子機器
において、表示内容に対応するモールス符号により音響
表示する表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1962491U JPH04111632U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | モールス符号により音響表示する表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1962491U JPH04111632U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | モールス符号により音響表示する表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111632U true JPH04111632U (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=31905870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1962491U Pending JPH04111632U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | モールス符号により音響表示する表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111632U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962956A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-10 | Canon Inc | クラスタコントロ−ル装置のエラ−表示方式 |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP1962491U patent/JPH04111632U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962956A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-10 | Canon Inc | クラスタコントロ−ル装置のエラ−表示方式 |
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