JPH04111578U - エアーコンプレツサ - Google Patents
エアーコンプレツサInfo
- Publication number
- JPH04111578U JPH04111578U JP2217991U JP2217991U JPH04111578U JP H04111578 U JPH04111578 U JP H04111578U JP 2217991 U JP2217991 U JP 2217991U JP 2217991 U JP2217991 U JP 2217991U JP H04111578 U JPH04111578 U JP H04111578U
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- JP
- Japan
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- compressor
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- handle
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- damping material
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Links
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Landscapes
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運搬時などにおいてエアーコンプレッサの自
重によってカバーとコンプレッサ部との間に設けられた
フロート構造のための制振材にストレスが加わるのを防
止し、防音効果が高く、またデザイン的に優れた、エア
ーコンプレッサを提供すること。 【構成】 コンプレッサ部2,3と、コンプレッサ部
2,3,の少なくとも一部を覆うカバー6とを有してい
る。コンプレッサ部に取手芯21を一体に設ける。また
カバーに取手部61を形成するとともに、取手芯を取手
部の内側に位置させる。取手部と取手芯との間に形成さ
れた隙間には制振材9を設ける。
重によってカバーとコンプレッサ部との間に設けられた
フロート構造のための制振材にストレスが加わるのを防
止し、防音効果が高く、またデザイン的に優れた、エア
ーコンプレッサを提供すること。 【構成】 コンプレッサ部2,3と、コンプレッサ部
2,3,の少なくとも一部を覆うカバー6とを有してい
る。コンプレッサ部に取手芯21を一体に設ける。また
カバーに取手部61を形成するとともに、取手芯を取手
部の内側に位置させる。取手部と取手芯との間に形成さ
れた隙間には制振材9を設ける。
Description
【0001】
この考案は、エアーコンプレッサに関し、より詳しくは、コンプレッサ部とそ
の防音用のカバーとを有して構成されるエアーコンプレッサに関するものである
。
【0002】
エアーコンプレッサとしては、斜板式のレシプロ部を用いたものやスクロール
式のコンプレッサ部を用いたものが知られている。いずれの形式でも、これらコ
ンプレッサ部を駆動することで、気体、具体的には、空気を吸入し、それを高圧
に圧縮して外部の空気機器に動力として供給する働きをする。
ところで、この種のエアーコンプレッサでは、コンプレッサ部の駆動の際に生
じる振動に伴って騒音が発生する。そこで、例えば家庭用などに使用されるポー
タブル形のエアーコンプレッサでは、上記コンプレッサ部などをカバーで覆って
防音する構成が採られる。またこの場合には、一般的に、コンプレッサを運ぶ際
の便宜などのために、カバーには取手部が設けられる。
ところでカバーで覆う場合、金属板や硬質合成樹脂板などでできたカバーを直
接コンプレッサ部に組付けると、コンプレッサ部からの振動伝播によってカバー
が発音体となり、防音効果が著しく低減してしまう。
そこで、カバーを浮かせた状態でコンプレッサ部に組付ける、所謂フロート構
造が採用されている。この場合、カバーとコンプレッサ部との接触部分にはラバ
ー材などでできた制振材を設けてコンプレッサ部からカバーへの振動伝播を抑制
ないし阻止して防振をする構成が通常採られる。
【0003】
しかしながら、上記のようなフロート構造とした場合、カバ−と取手部とが一
体であるため、取手部を持つ時にカバーとコンプレッサ本体とを組付けているフ
ロート用の上記ラバー材などにコンプレッサ部の自重がかかり、この際に加わる
ストレスによってラバー材の劣化が速まる結果、経時的な防振効果の低減や劣化
が加速されるという問題がある。
そこで、取手部をカバーと別体としてこれをコンプレッサ部に組付けることで
、フロート用のラバー材に上記自重を掛けないようにすることが考えられる。
ところがこの場合、カバーがフロート構造でコンプレッサ部に組付けられる一
方で、取手部がコンプレッサ部に直接組付けられることになり、このためカバー
と取手部との間にこれらの接触防止のための隙間を設けなければならず、結果的
にデザインが悪くなって商品価値の低下を招くなどの欠点があり、好ましくない
。
【0004】
それ故にこの考案の課題は、フロート構造のための制振材にストレスが加わる
のが防止され、防音効果が高く、且つデザイン的に優れたエアーコンプレッサを
提供することにある。
【0005】
この考案によれば、コンプレッサ部と、前記コンプレッサ部の少なくとも一部
を覆うカバーとを有してなるエアーコンプレッサであって、前記コンプレッサ部
には取手芯が設けられており、前記カバ−には取手部が形成されており、前記取
手芯は前記取手部の内側に位置しており、前記取手部と前記取手芯との間に形成
された隙間には制振材が設けられていることを特徴とするエアーコンプレッサが
得られる。
【0006】
このようにコンプレッサ部に一体に設けた取手芯をカバーの取手部の内側に設
けたので、この取手部を把持するなどしてエアーコンプレッサを持上げた場合に
は、その自重が取手部の内側に位置する取手芯に加わり、カバー自体に加わるこ
とはない。この結果、運搬時などにおいてエアーコンプレッサの自重によってカ
バーとコンプレッサ部との間に設けられた制振材にストレスが加わるのが防止さ
れる。
また、取手部と取手芯との間に設けた制振材によって、コンプレッサ部の振動
が取手芯を介して取手部ならびにカバーに伝わるのが防止される。
【0007】
以下に実施例を説明する。
図1はこの考案の一実施例によるエアーコンプレッサーを示す。このコンプレ
ッサ1はコンプレッサ部とこれの上部に設けたカバー6とを含んでいる。コンプ
レッサ部は、コンプレッサ本体2とこのコンプレッサ本体2の下に設けられたエ
アータンク3とを含んでいる。
【0008】
コンプレッサ本体2は、従来と同様に、圧縮作用を果たす圧縮要素部2aとこ
れを駆動するモータ部2bとなどから構成される。吸入フィルタを介して圧縮要
素部2aに吸入された空気は高圧に圧縮されてエアータンク3に供給され、更に
エアー吐出管4を介し、また圧力調整弁などにより圧力調整されて外部の空気機
器などに供給される。このコンプレッサ本体2の上部中央には、取手芯21が一
体に設けられている。
この取手芯21はコンプレッサ本体2と別体物とし、これをコンプレッサ本体
2にネジ止めなどにより固着したものでも良いし、あるいはコンプレッサ本体2
の外周部材と一体成形されたものでも良い。図において5はコンプレッサ本体2
を空冷するのに使用される冷却ファン、8は圧力計である。
【0009】
コンプレッサ本体2とエアータンク3とよりなるコンプレッサ部の上部には、
合成樹脂などでできた防音用のカバー6が設けられている。このカバー6は、対
称形状構造である左右(図1においては表裏)一対のカバー部材を組合せて構成
される2つ割り構造のもので、図1ではその一方だけが示されている。そして、
一対のカバー部材は、これらを組合せた状態において例えば図示したネジ穴62
においてネジなどで連結することで、互いに一体に固着される。
カバー6の下端部は、ラバー材などの弾性材でできた制振材7を介して、エア
ータンク3に当接している。この制振材7はカバー下端部あるいはエアータンク
表面のいずれかに貼り付けられている。
また、カバー6の上部には、把持用の取手部61が設けられている。この取手
部61は、図示したのは合成樹脂の一体成形により作られたものであるが、別体
物をネジ止めするなどしてカバー6に一体に設けられたものでも良い。
【0010】
図2(A) は、カバー6の取手部61における拡大図であり、取手部61と取手
芯21との間には、発泡密度の低いラバーなどの弾性材でできた制振材9が設け
られている。この制振材9は取手部61または取手芯21のどちらか一方に貼り
付けられている。よって、カバー6は取手芯21を含むコンプレッサ本体2と直
接には連結されていない。
図2(B) は、カバー6の取手部61を把持してエアーコンプレッサ1を持上げ
た状態を示したもので、この場合には、取手芯21の下側の制振材9が取手芯2
1と取手部61との間で挟まれて圧縮し、コンプレッサ1の自重は、この符号9
1で示した部分を介して取手芯21により支持される。すなわち、カバー6の下
端部では制振材7にはコンプレッサ本体2及びエアータンク3の重さは加わらず
、制振材7の変形はない。
【0011】
以上説明したように、この考案によれば、運搬時などにおいてエアーコンプレ
ッサの自重によってカバーとコンプレッサ部との間に設けられたフロート構造の
ための制振材にストレスが加わるのが防止される結果、防音効果が高く、且つデ
ザイン的に優れたエアーコンプレッサを提供することができる。
【0012】
更に、エアーコンプレッサの自重がコンプレッサ部に一体に設けた取手芯によ
り支持されるともに、取手部と取手芯との間に設けた制振材によってカバーへの
振動伝播が確実に阻止できる結果、簡単な構造で安価なフロート構造とすること
もできるという効果がある。
【図1】実施例のエアーコンプレッサの説明図である。
【図2】(A) は実施例のコンプレッサの要部を示した説
明図、(B)はそのコンプレッサ運搬時における状態を示
した説明図である。
明図、(B)はそのコンプレッサ運搬時における状態を示
した説明図である。
1 エアーコンプレッサ
2 コンプレッサ本体
3 エアータンク
4 エアー吐出管
5 冷却ファン
6 カバー
7 制振材
8 圧力計
9 制振材
21 取手芯
61 取手部
62 ネジ穴
Claims (1)
- 【請求項1】 コンプレッサ部と、前記コンプレッサ部
の少なくとも一部を覆うカバーとを有してなるエアーコ
ンプレッサであって、前記コンプレッサ部には取手芯が
設けられており、前記カバーには取手部が形成されてお
り、前記取手芯は前記取手部の内側に位置しており、前
記取手部と前記取手芯との間に形成された隙間には制振
材が設けられていることを特徴とするエアーコンプレッ
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2217991U JPH04111578U (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | エアーコンプレツサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2217991U JPH04111578U (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | エアーコンプレツサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111578U true JPH04111578U (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=31907724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2217991U Withdrawn JPH04111578U (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | エアーコンプレツサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111578U (ja) |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP2217991U patent/JPH04111578U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |