JPH04111306U - カテーテルを備えた血圧監視装置 - Google Patents

カテーテルを備えた血圧監視装置

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JPH04111306U
JPH04111306U JP2319891U JP2319891U JPH04111306U JP H04111306 U JPH04111306 U JP H04111306U JP 2319891 U JP2319891 U JP 2319891U JP 2319891 U JP2319891 U JP 2319891U JP H04111306 U JPH04111306 U JP H04111306U
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JP
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blood pressure
pressure value
catheter
cuff
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JP2319891U
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常雄 中川
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コーリン電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医師や看護婦等がカフによる血圧値を参考に
してカテーテルによる血圧値を一々補正する面倒な作業
を行わなくても信頼性の高い血圧値を一拍毎に把握し得
るカテーテルを備えた血圧監視装置を提供する。 【構成】 カテーテル34を用いて橈骨動脈から直接的
に測定された第1の血圧値とカフ10を用いて上腕動脈
から間欠的に測定された第2の血圧値との間の血圧値差
をそのカフ10による血圧測定毎に制御装置28により
算出するとともに、カテーテル34により逐次測定され
る第1の血圧値を、制御装置28により前記血圧値差に
基づいて補正して表示器32に逐次表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカテーテルを備えた血圧監視装置に関し、特に、カテーテルを用いて 末梢動脈から血圧測定する血圧監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
手術中などにおいて患者の循環動態を監視するために、橈骨動脈等の末梢動脈 内にカテーテルを刺し込んでその末梢動脈内の血圧値を直接測定し、その測定さ れた血圧値を連続的に表示することが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のように末梢動脈内から血圧値を直接測定する場合には、一拍 毎に血圧値が得られるとともに、ノイズ等の影響がある間接法に比較して高い信 頼性が得られる特徴があるが、手術中などにおいて血管を収縮または拡張させる 薬剤が投与されたり或いはメス等の使用によりショックが与えられたりすると、 測定される血圧値が影響を受け易い欠点があった。
【0004】 これに対し、末梢動脈よりも一層心臓に近い動脈、たとえば上腕動脈からカフ を用いて血圧値を測定し、そのカフによる血圧値を参考にして、カテーテルを用 いて末梢動脈から測定される血圧値に対して経験的に補正して把握することが行 われている。すなわち、医師や看護婦等は、カフにより血圧値が測定された時点 でそのカフによる血圧値とカテーテルによる血圧値との間の差を求め、それ以降 にカテーテルにより末梢動脈から直接的に測定された血圧値をその差に基づいて 換算して把握することが行われているのである。しかし、このように血圧値間の 差を求めたりカテーテルによる血圧値をカフによる血圧値に一々換算したりする 作業は医師や看護婦等にとって煩わしいものであった。
【0005】 本考案は以上のような事情を背景として為されたものであって、その目的とす るところは、医師や看護婦等がカフによる血圧値を参考にしてカテーテルによる 血圧値を一々補正する面倒な作業を行わなくても信頼性の高い血圧値を一拍毎に 把握し得るカテーテルを備えた血圧監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案のカテーテルを備えた血圧監視装置の要旨と するところは、(a) 末梢動脈からカテーテルを用いて第1の血圧値を直接的に測 定する第1血圧測定手段と、(b) 前記末梢動脈よりも心臓に近い動脈からカフを 用いて第2の血圧値を間欠的に測定する第2血圧測定手段と、(c) 前記第1の血 圧値と前記第2の血圧値との間の血圧値差を算出する血圧値差算出手段と、(d) 前記第1の血圧値を前記血圧値差に基づいて補正し、補正後の血圧値を表示器に 逐次表示させる血圧値補正表示手段とを含むことにある。
【0007】
【作用および考案の効果】
かかる構成のカテーテルを備えた血圧監視装置によれば、カテーテルを用いて 末梢動脈から直接的に測定された第1の血圧値とその末梢動脈よりも心臓に近い 動脈からカフを用いて間欠的に測定された第2の血圧値との間の血圧値差がその カフによる第2の血圧値の測定毎に血圧値差算出手段により算出されるとともに 、血圧値補正表示手段により、カテーテルにより逐次測定される第1の血圧値が 前記血圧値差に基づいて補正されてその補正された血圧値が表示器に逐次表示さ れることとなるので、医師や看護婦等はカフによる血圧値を参考にしてカテーテ ルによる血圧値を一々補正する面倒な作業を行わなくても、表示器に逐次表示さ れる補正後の血圧値を目視するだけで信頼性の高い血圧値を一拍毎に把握するこ とができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】 図3は、本考案のカテーテルを備えた血圧監視装置の一構成例を示す図である 。図において、10はゴム製袋状のカフであって、たとえば人体の図示しない上 腕部に巻回された状態で取り付けられる。カフ10には、圧力センサ14、切換 弁16、および空気ポンプ18が配管20を介してそれぞれ接続されている。圧 力センサ14は、カフ10内の圧力(カフ圧P)を検出してそのカフ圧Pを表す 圧力信号SP1 を静圧弁別回路22および脈波弁別回路24にそれぞれ供給する 。静圧弁別回路22はローパスフィルタを備えており、圧力信号SP1 に含まれ る定常的な圧力を表すカフ圧信号SKを弁別してそのカフ圧信号SKをA/D変 換器26を介して制御装置28へ供給する。脈波弁別回路24はバンドパスフィ ルタを備えており、圧力信号SP1 に含まれる脈波を表す脈波信号SMをA/D 変換器30を介して制御装置28へ供給する。この脈波は、被測定者の心拍に同 期して図示しない上腕動脈から発生してカフ10へ伝達された圧力振動波である 。上記切換弁16は、カフ10内への圧力の供給を許容する圧力供給状態、カフ 10内を徐々に排圧する徐速排圧状態、カフ10内を急速に排圧する急速排圧状 態の3つの状態に切り換えられるようになっている。
【0010】 上記制御装置28は、CPU、ROM、RAM、およびI/Oポート等を備え た所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPUは、ROMに予め記憶 されたプログラムに従ってRAMの記憶機能を利用しつつ信号処理を実行するこ とにより、I/Oポートから駆動信号を出力して図示しない駆動回路を介して切 換弁16および空気ポンプ18を制御することによりカフ圧Pを調節し、カフ圧 Pの降圧過程で逐次得られる脈波等に基づいて最高血圧値および最低血圧値を決 定してその決定した血圧値をCRTディスプレイ装置等の表示器32に表示させ 、かかる血圧測定を予め定められた一定時間毎に間欠的に繰り返す。
【0011】 また、制御装置28には、カテーテル34の一端部側に設けられた圧力トラン スデューサ36がA/D変換器38を介して接続されている。カテーテル34の 他端部側はカフ10が装着されていない上肢40の手首42の図示しない橈骨動 脈内に刺し込まれており、これにより、圧力トランスデューサ36は心拍に同期 して変動する橈骨動脈内の血圧Bp を直接的に検出してその血圧Bp を表す圧力 信号SP2 を図示しない増幅器およびA/D変換器38を介して制御装置28へ 供給する。制御装置28は、ROMに予め記憶されたプログラムに従って、血圧 Bp の変動波から1拍毎に最高血圧値および最低血圧値を決定するとともに、上 腕動脈から血圧値が測定されたときにその上腕動脈から測定された血圧値と橈骨 動脈から測定された血圧値との間の血圧値差を求め、末梢動脈から逐次測定され る血圧値をその血圧値差に基づいて補正し、その補正した血圧値を表示器32に 表示させる。本実施例においては、上記橈骨動脈が末梢動脈に、上記上腕動脈が 末梢動脈よりも心臓に近い動脈にそれぞれ相当する一方、上記カテーテル34、 圧力トランスデューサ36、および制御装置28等が第1血圧測定手段を、上記 カフ10、圧力センサ14、切換弁16、空気ポンプ18、静圧弁別回路22、 脈波弁別回路24、および制御装置28等が第2血圧測定手段を、上記制御装置 28が血圧値差算出手段および血圧値補正表示手段をそれぞれ構成する。
【0012】 以下、本実施例の血圧監視装置の作動を図1および図2に示すフローチャート に従って説明する。
【0013】 電源が投入されると、図示しない初期処理が実行された後、カテーテル34を 用いて血圧値を測定する図1のカテーテル血圧測定ルーチンとカフ10を用いて 血圧値を測定する図2のカフ血圧測定ルーチンとが並列処理される。まず、図2 のカフ血圧測定ルーチンにおいては、ステップSB1が実行されて図示しない起 動スイッチがON操作されたか否かが判断される。この判断が否定された場合に は待機状態とされるが、肯定された場合にはステップSB2が実行されることに より、予め定められた一定時間(たとえば5〜10分間)経過したか否かが判断 される。このステップSB2においては、たとえばタイマカウンタのカウントダ ウンにより計数されるようになっており、タイマカウンタの計数内容が「0」で あるときに前記一定時間経過したと判断されるのであるが、初回の血圧測定サイ クルではタイマカウンタの計数内容が「0」とされている。これにより、初回の 血圧測定サイクルにおいては、ステップSB2の判断は直ちに肯定されて続くス テップSB3が実行されることにより、切換弁16が圧力供給状態に切り換えら れ且つ空気ポンプ14が駆動されてカフ10内が予め定められた目標カフ圧Pm (たとえば180mmHg程度の圧力)まで昇圧された後空気ポンプ14が停止させ られる。次いで、ステップSB4が実行されて、切換弁16が徐速排圧状態に切 り換えられることにより、カフ10内の徐速降圧が開始される。
【0014】 次に、ステップSB5が実行されることにより、脈波信号SMが読み込まれて 脈波が1拍検出されたか否かが判断される。この判断が否定された場合にはステ ップSB5が繰り返し実行されるが、ステップSB5の判断が肯定された場合に は続くステップSB6の血圧値決定ルーチンが実行される。この血圧値決定ルー チンにおいては、検出された脈波の振幅およびその脈波が検出されたときのカフ 圧Pに基づいて最高血圧値および最低血圧値等の血圧値を決定するための良く知 られたオシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムに従ってたとえば最高血 圧値SYS2 および最低血圧値DIA2 が決定される。本実施例においては、こ れら最高血圧値SYS2 および最低血圧値DIA2 が第2の血圧値に相当する。 次に、ステップSB7が実行されることにより、最高血圧値SYS2 および最低 血圧値DIA2 の測定が完了したか否かが判断され、未だ完了していない場合に はステップSB5乃至ステップSB7が繰り返し実行される。血圧値の測定が完 了してステップSB7の判断が肯定された場合には、続くステップSB8が実行 されることにより、切換弁16が急速排圧状態に切り換えられてカフ10内が急 速に排圧される。
【0015】 次に、ステップSB9が実行されることにより、この時点の直前において後述 のカテーテル血圧測定ルーチンにて測定された最高血圧値SYS1 および最低血 圧値DIA1 と、カフ10を用いて測定された最高血圧値SYS2 および最低血 圧値DIA2 との間の最高血圧値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAが算出 される。すなわち、たとえば
【数1】および
【数2】に示すように、カテーテル 34による最高血圧値SYS1 および最低血圧値DIA1 からカフ10による最 高血圧値SYS2 および最低血圧値DIA2 をそれぞれ差し引くことにより、最 高血圧値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAが算出される。
【数1】 ΔSYS=SYS1 −SYS2
【数2】 ΔDIA=DIA1 −DIA2
【0016】 次いで、ステップSB10が実行されて、前記最高血圧値SYS2 および最低 血圧値DIA2 と前記最高血圧値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAとが、 たとえば図4に示すように表示器32に表示される。その後、再びステップSB 1に戻されて、前記起動スイッチがOFF操作されるまでの間、カフ10による 最高血圧値SYS2 および最低血圧値DIA2 の測定が前記一定時間毎に繰り返 し行われるとともに、それら最高血圧値SYS2 および最低血圧値DIA2 が測 定される毎に前記最高血圧値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAが新たに算 出されて、表示器32における表示値が逐次更新されることとなる。
【0017】 一方、図1のカテーテル血圧測定ルーチンにおいては、ステップSA1が実行 されて前記起動スイッチがON操作されたか否かが判断される。この判断が否定 された場合には待機状態とされるが、肯定された場合にはステップSA2が実行 されることにより、圧力信号SP2 が読み込まれてその圧力信号SP2 が表す血 圧BP の変動波(以下、単に血圧変動波という)が1拍検出されたか否かが判断 される。この判断が否定された場合にはステップSA2が繰り返し実行されるが 、血圧変動波が1拍検出されてステップSA2の判断が肯定された場合には、続 くステップSA3が実行されて、ステップSA2にて検出された血圧変動波の上 ピークおよび下ピークに基づいて最高血圧値SYS1 および最低血圧値DIA1 が決定される。本実施例においては、これら最高血圧値SYS1 および最低血圧 値DIA1 が第1の血圧値に相当する。
【0018】 次に、ステップSA4が実行されて、たとえば
【数3】および
【数4】に示す ように、カテーテル34により測定された最高血圧値SYS1 および最低血圧値 DIA1 から前記最高血圧値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAをそれぞれ 差し引くことにより、補正最高血圧値SYS1Rおよび補正最低血圧値DIA1Rが 求められる一方、上記ステップSA2にて橈骨動脈から検出された血圧変動波が たとえば前記最高血圧値差ΔSYS分だけ小さくされて、補正血圧変動波が求め られる。
【数3】 SYS1R=SYS1 −ΔSYS
【数4】 DIA1R=DIA1 −ΔDIA
【0019】 次に、ステップSA5が実行されて、カテーテル34による実測値である上記 最高血圧値SYS1 および最低血圧値DIA1 と、補正最高血圧値SYS1Rおよ び補正最低血圧値DIA1Rと、上記補正血圧変動波とが表示器32にたとえば図 4に示すように表示される。その後、再びステップSA1に戻されて、前記起動 スイッチがOFF操作されるまでの間、カテーテル34による、最高血圧値SY S1 、最低血圧値DIA1 、補正最高血圧値SYS1R、補正最低血圧値DIA1R 、および補正血圧変動波が表示器32に1拍毎にそれぞれ表示されることとなる 。なお、カフ血圧測定ルーチンの初回の血圧測定サイクルにおいて前記最高血圧 値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAが算出されるまでの間は、実測の血圧 値および血圧変動波を表示するように構成される。
【0020】 このように本実施例の血圧監視装置によれば、カテーテル34を用いて末梢動 脈から直接的に測定された最高血圧値SYS1 および最低血圧値DIA1 からそ の末梢動脈よりも心臓に近い上腕動脈からカフ10を用いて間欠的に測定された 最高血圧値SYS2 および最低血圧値DIA2 を差し引くことにより、最高血圧 値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAがカフ10による血圧測定毎に算出さ れるとともに、カテーテル34により逐次測定された最高血圧値SYS1 および 最低血圧値DIA1 が、それら最高血圧値SYS1 および最低血圧値DIA1 か ら最高血圧値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDIAを差し引くことにより補正 され、その補正後の補正最高血圧値SYS1Rおよび補正最低血圧値DIA1Rが表 示器32に逐次表示されることとなるので、医師や看護婦等は従来のようにカフ による血圧値を参考にしてカテーテルによる血圧値を一々補正する面倒な作業を 行わなくても、表示器32に逐次表示された補正最高血圧値SYS1Rおよび補正 最低血圧値DIA1Rを目視するだけで信頼性の高い血圧値を一拍毎に把握するこ とができる。
【0021】 また、本実施例によれば、カテーテル34により測定される血圧変動波も血圧 値差に基づいて補正されて表示されるので、その表示された補正血圧変動波から も信頼性の高い血圧値を読み取ることができる。
【0022】 また、本実施例によれば、カテーテル34による実測値である最高血圧値SY S1 および最低血圧値DIA1 とそれらの補正値である補正最高血圧値SYS1R および補正最低血圧値DIA1Rとが共に表示器32に表示されるように構成され ているため、必要に応じてより好適な方の血圧値を監視用に用いることができる 。すなわち、たとえば、手術中において血管を収縮または拡張させる薬剤が投与 されておらず且つメス等の使用により患者にショックが与えられていない場合等 においては、カテーテル34による実測値である最高血圧値SYS1 および最低 血圧値DIA1 に基づいて患者の血圧値を監視することができるのである。
【0023】 なお、前記実施例では、カテーテル34の末梢動脈内に刺し込まれる側と反対 側の端部に圧力トランスデューサ36が設けられているが、カテーテルの末梢動 脈内に刺し込まれる先端部分に超小型の圧力トランスデューサが設けられていて もよい。
【0024】 また、前記実施例では、カフ血圧測定ルーチンとカテーテル血圧測定ルーチン とは並列処理されているが、両血圧測定を直列的に処理するように構成すること もできる。
【0025】 また、前記実施例において、カフ10とカテーテル34とにより最高血圧値お よび最低血圧値を測定するのに加えて平均血圧値を測定し、その平均血圧値の血 圧値差を算出してその平均血圧値差に基づいてカテーテルによる平均血圧値を補 正して表示するようにしてもよい。
【0026】 また、前記実施例において、最高血圧値差ΔSYSおよび最低血圧値差ΔDI Aは表示されなくても差し支えない。
【0027】 また、前記実施例では、SYS1R,DIA1R等の補正血圧値に加えて補正血圧 変動波が表示器32に表示されるように構成されているが、血圧変動波は補正さ れていないものを表示するように構成してもよいし表示しなくてもよい。
【0028】 また、前記実施例では、血圧変動波は最高血圧値差ΔSYSに基づいて補正さ れているが、必ずしもその必要はなく、たとえば最高血圧値差ΔSYSと最低血 圧値差ΔDIAとの平均値に基づいて補正されてもよい。
【0029】 また、前記実施例では、カテーテル34を用いて橈骨動脈から第1の血圧値が 測定され且つカフ10を用いて上腕動脈から第2の血圧値が測定されているが、 必ずしもその必要はなく、たとえば、足背動脈からカテーテルを用いて第1の血 圧値を測定し且つその足背動脈よりも心臓に近い大腿動脈からカフを用いて第2 の血圧値を測定するようにしてもよい。
【0030】 また、前記実施例では、カフ10による血圧測定はカフ圧Pの降圧過程で行わ れているが、必ずしもその必要はなく、たとえばカフ圧Pの昇圧過程で行われて もよいことは勿論である。
【0031】 その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が加えられ得る ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の血圧監視装置のカテーテル34による血
圧測定作動を説明するためのフローチャートである。
【図2】図3の血圧監視装置のカフ10による血圧測定
作動を説明するためのフローチャートである。
【図3】本考案のカテーテルを備えた血圧監視装置の一
実施例の構成を示すブロック線図である。
【図4】図3における表示器32の一表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 カフ 14 圧力センサ 16 切換弁 18 空気ポンプ 22 静圧弁別回路 24 脈波弁別回路 28 制御装置 34 カテーテル 36 圧力トランスデューサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8932−4C A61B 5/02 337 M

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末梢動脈からカテーテルを用いて第1の
    血圧値を直接的に測定する第1血圧測定手段と、前記末
    梢動脈よりも心臓に近い動脈からカフを用いて第2の血
    圧値を間欠的に測定する第2血圧測定手段と、前記第1
    の血圧値と前記第2の血圧値との間の血圧値差を算出す
    る血圧値差算出手段と、前記第1の血圧値を前記血圧値
    差に基づいて補正し、補正後の血圧値を表示器に逐次表
    示させる血圧値補正表示手段とを含むことを特徴とする
    カテーテルを備えた血圧監視装置。
JP2319891U 1991-03-15 1991-03-15 カテーテルを備えた血圧監視装置 Pending JPH04111306U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180024266A (ko) * 2016-08-29 2018-03-08 정구종 손목형 스마트 혈압측정장치
JP2020505177A (ja) * 2017-02-02 2020-02-20 エドワーズ ライフサイエンシーズ コーポレイションEdwards Lifesciences Corporation 向上した心拍出量測定を提供する血流力学モニター

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63216535A (ja) * 1987-03-05 1988-09-08 コーリン電子株式会社 血圧測定装置

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