JPH04111289U - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH04111289U
JPH04111289U JP1974891U JP1974891U JPH04111289U JP H04111289 U JPH04111289 U JP H04111289U JP 1974891 U JP1974891 U JP 1974891U JP 1974891 U JP1974891 U JP 1974891U JP H04111289 U JPH04111289 U JP H04111289U
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一行 伊藤
希 猪股
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テイーデイーケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平滑用コンデンサの不必要な高耐圧化を図るこ
となくなく、過電圧保護を確実に行なえる電源回路を提
供する。 【構成】選択的に入力される電圧値の異なる2種の交流
電源のうち、一方の交流電源の入力時に切換回路4が閉
路されて倍電圧整流回路を構成し、他方の交流電源の入
力時に切換回路4が開路されてブリッジ整流回路を構成
し、2種の交流電源を略同一値の直流電圧V0 に変換し
て出力する。電圧監視回路8、9は第1のコンデンサ5
及び第2のコンデンサ6の端子電圧V01、V02を個別に
検出して過電圧検出信号を出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばAC 100VとAC 200Vの交流入力に対し、前者に対しては 倍電圧整流、後者にはブリッジ整流になるように切替え、2つの異なる交流電源 系に対して、略同一値の直流出力を得るようにした電源回路に関する。本考案に 係る電源回路は、例えばスイッチング電源のようにそれ自体独立した形態を取る 電源のみならず、各種電子機器の電源部等のように独立した形態を取らない電源 等にも、広く適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
図5はこの種の電源回路の一般的な回路構成を示す図である。図5において、 1は交流電源、2はヒューズ等の過電流保護素子、3はダイオードブリッジ回路 、4は切換回路、5は第1のコンデンサ、6は第2のコンデンサ、7は負荷であ る。第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6はコンデンサ回路を構成してい る。
【0003】 交流電源1は、例えばAC 100VとAC 200Vのように、電圧値の異なる2種 の交流電源で構成され、何れか一方が選択的に供給される。ダイオードブリッジ 回路3は、交流電源を受ける交流入力端31、32及び整流出力端33、34を 有している。コンデンサ回路を構成する第1のコンデンサ5及び第2のコンデン サ6は、容量値がほぼ同一であって、ダイオードブリッジ回路3の整流出力端3 3、34から導かれた直流ラインaーb間において直列に接続されている。
【0004】 切換回路4は、一方の交流電源、例えばAC 100Vの入力時に短絡されて、ダ イオードブリッジ回路3による倍電圧整流回路を構成し、他方の交流電源、例え ばAC 200Vの入力時に開放されて、ダイオードブリッジ回路3による通常のブ リッジ整流回路が構成されるように、ダイオードブリッジ回路3の交流入力端3 2と、第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6の接続点との間に接続されて いる。切換回路4は機械的スイッチ、差込み式ジャンパ線または半導体スイッチ 等を含んで構成される。負荷7には各種の電子機器が含まれる。例えばDCーD Cコンバータ等である。
【0005】 交流電源1がAC 100VとAC 200Vとの間で選択される場合を仮定する。A C 200Vが選択されたとき、切換回路4が開路される。すると、切換回路4を含 む回路を除去した回路構成となるから、交流電源1から供給されたAC 200Vの 交流入力は、ブリッジ整流回路3で全波整流され、その整流出力が第1のコンデ ンサ5及び第2のコンデンサ6により平滑化され、直流ラインaーb間にAC20 0 Vに対応した直流電圧V0 が得られる。
【0006】 交流電源1としてAC 100Vが選択された場合は、切換回路4が閉じられる。 すると、正サイクル時には、ブリッジ整流回路3を構成するダイオードの1つを 通してAC 100Vが整流され、その整流出力が第1のコンデンサ5によって平滑 化される。このとき、第1のコンデンサ5の端子電圧V01はAC 100Vに対応し た直流電圧となる。一方、負サイクル時には、ブリッジ整流回路3を構成する他 のダイオードを通してAC 100Vが整流され、その整流出力がコンデンサ第2の コンデンサ6によって平滑化される。このとき、第2のコンデンサ6の端子電圧 V02はAC 100Vに対応した直流電圧となる。直流ラインaーb間には、正サイ クル時の端子電圧V01と負サイクル時の端子電圧V02を重ね合せた倍電圧直流電 圧V0 が得られる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した電源回路には次のような問題がある。 (A)AC 200Vの入力時に切換回路4が短絡故障を生じた場合、AC 200Vの 倍電圧整流出力が得られる。このため、第1のコンデンサ5及び第2のコンデン サ6の端子電圧V01、V02は通常の約2倍もの過電圧となる。第1のコンデンサ 5及び第2のコンデンサ6には、通常、短時間の過電圧に対しては、それに耐え 得るだけの耐圧特性が付与されている。しかしながら、切換回路4の短絡故障は 、故障検知回路を持たない限り、外部からは分らない。このため、過電圧状態が 第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6の耐え得る時間を超えて長時間継続 しがちであり、第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6の破壊、それに伴う 火災等、重大な事故に発展することがあった。AC 200V入力時に誤って切換回 路4が閉じられた場合も、上記と同様の問題を生じる。 (B)第1のコンデンサ5及び第2のコンデサ6として、切換回路4の短絡故障 時の過電圧に充分に耐え得る高耐圧コンデンサを用いれば、上述の問題を解決で きる。しかし、コンデンサは耐圧が高くなればなる程、大型になると共に高価に なり、実用的要求に対応できなくなる。 (C)上述の過電圧が負荷7に印加され、負荷7を損傷することもある。負荷7 の過電圧損傷は、第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6の高耐圧化を図っ たとしても解決することができない。
【0008】 そこで、本考案の課題は、上述する従来の問題点を解決し、平滑用コンデンサ の不必要な高耐圧化を図ることなく、過電圧保護を確実に行なえる電源回路を提 供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題解決のため、本考案は、電圧値の異なる2種の交流電源が選択的 に入力され、前記2種の交流電源を略同一値の直流電圧に変換して出力する電源 回路であって、ダイオードブリッジ回路と、コンデンサ回路と、切換回路と、電 圧監視回路とを含み、 前記ダイオードブリッジ回路は、前記交流電源を受ける交流入力端及び整流出 力端を有しており、 前記コンデンサ回路は、少なくとも第1のコンデンサ及び第2のコンデンサを 含み、第1のコンデンサ及び第2のコンデンサは、前記ダイオードブリッジ回路 の整流出力端間において直列に接続されており、 前記切換回路は、一方の交流電源の入力時に閉路されて前記ダイオードブリッ ジ回路による倍電圧整流回路を構成し、他方の交流電源の入力時に開路されて前 記ダイオードブリッジ回路によるブリッジ整流回路が構成されるように、前記ダ イオードブリッジ回路の交流入力端の1つと、前記第1のコンデンサ及び第2の コンデンサの接続点との間に接続されており、 前記電圧監視回路は、前記第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの端子電圧 を個別に検出して過電圧検出信号を出力すること を特徴とする。
【0010】
【作用】
具体例として、交流電源がAC 100VとAC 200Vとの間で選択される場合を 仮定する。AC 200Vの入力時に切換回路に短絡故障を生じた場合、または、A C 200V入力時に誤って切換回路が閉じられた場合、AC 200Vの倍電圧整流出 力が得られ、第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの端子電圧は通常の約2倍 の過電圧となることは前述した通りである。ここで、本考案に係る電源回路は、 電圧監視回路を含み、電圧監視回路は第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの 端子電圧を検出して過電圧検出信号を出力するようになっているから、上述の過 電圧を速やかに検出できる。過電圧検出信号は、交流入力回路の遮断、負荷の動 作停止または警報信号等として利用できる。このため、第1のコンデンサ及び第 2のコンデンサの破壊及びそれに伴う火災等の事故を防止できるようになると共 に、負荷を過電圧から保護することができるようになる。
【0011】 電圧監視回路は、第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの端子電圧を個別に 検出するようになっているから、第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの加算 端子電圧を検出する場合に比較して、電圧監視回路の回路構成が容易であり、ま た、検出の信頼性も高くなる。
【0012】 しかも、第1のコンデンサ及び第2のコンデサとして、高耐圧のものを使用す る必要がないので、大型化やコストアップを招くことがない。
【0013】
【実施例】 図1は本考案に係る電源回路の電気回路接続図である。図において、図5と同 一の参照符号は同一性ある構成部分を示している。8は第1の電圧検出回路、9 は第2の電圧検出回路、10はスイッチ回路であり、これらは、電圧監視回路を 構成している。第1の電圧検出回路8は、第1のコンデンサ5の端子電圧V01を 検出するように、第1のコンデンサ5の両端に接続され、第2の電圧検出回路9 は第2のコンデンサ6の端子電圧V02を検出するように、第2のコンデンサ6の 両端に接続されている。
【0014】 スイッチ回路10は、第1の電圧検出回路8及び第2の電圧検出回路9から、 過電圧検出信号が与えられてスイッチ動作をする。スイッチ回路10は、オンし た時に、交流ラインに直列に入る過電流保護素子2に過電流を流すように接続さ れている。具体的には、過電流保護素子2の一端を接続したダイオードブリッジ 回路3の交流入力端子31と、整流出力端子34との間に接続されている。
【0015】 AC 200V入力時に切換回路4に短絡故障を生じた場合、または、AC 200V 入力時に誤って切換回路4が閉じられた場合、第1のコンデンサ5及び第2のコ ンデンサ6の端子電圧V01、V02は通常の約2倍の過電圧となる。この過大な端 子電圧V01、V02は第1の電圧検出回路8及び第2の電圧検出回路9によって検 出される。過電圧検出信号は、スイッチ回路10に与えられ、スイッチ回路10 がオンとなる。このため、交流電源1ー過電流保護素子2ースイッチ回路10ー 交流電源1の回路ループが形成され、過電流保護素子2が遮断動作をし、交流電 源供給が遮断される。従って、第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6の破 壊、それに伴う火災等の事故を防止できるようになると共に、負荷7を過電圧か ら保護することができるようになる。
【0016】 しかも、第1の電圧検出回路8は第1のコンデンサ5の端子電圧V01を検出し 、第2の電圧検出回路9は第2のコンデンサ6の端子電圧V02を検出するという 如く、個別に検出するようになっているから、第1のコンデンサ5及び第2のコ ンデンサ6の加算端子電圧(V01+V02)を検出する場合に比較して、電圧監視 回路の回路構成が容易であり、また、検出の信頼性も高くなる。
【0017】 第1のコンデンサ5及び第2のコンデサ6としては、短時間過電圧耐圧保証が 得られればよく、高耐圧のものを使用する必要がないので、大型化やコストアッ プを招くことがない。
【0018】 図2は本考案に係る電源回路の更に別の実施例を示している。この実施例は負 荷7がDCーDCコンバータである場合に取り得る構成を示している。図におい て、71はスイッチング素子、72は変換トランス、73は出力回路、74は制 御回路である。スイッチング素子71はバイポーラ・トランジスタまたは電界効 果トランジスタ等によって構成される。このスイッチング素子71は主電極回路 を変換トランス72の入力巻線721に直列に接続し、入力巻線721を通して 、電源回路から与えられる直流電圧V0 をスイッチングする。スイッチング出力 は変換トランス72の出力巻線722に伝送され、出力回路73によって直流に 変換される。
【0019】 制御回路74は、出力端子11に現われる出力電圧Vooを監視し、出力電圧V ooが一定となるようなパルス幅制御等をスイッチング素子71に与える。制御回 路74には第1の電圧検出回路8及び第2の電圧検出回路9からの過電圧検出信 号が与えられている。制御回路74は第1の電圧検出回路8または第2の電圧検 出回路9から、過電圧検出信号が与えられたとき、スイッチング素子71のスイ ッチング動作を停止させ、出力端子11からの出力電圧Vooの出力をストップさ せる。
【0020】 AC 200V入力時に切換回路に短絡故障を生じた場合、または、AC 200V入 力時に誤って切換回路が閉じられた場合、スイッチング素子71のスイッチング 動作を停止させ、出力端子11からの出力電圧Vooの出力をストップさせるので 、負荷7を過電圧から保護できる。
【0021】 出力電圧Vooの出力がストップしても、第1のコンデンサ5及び第2のコンデ ンサ6に対して過電圧が印加され続けるが、出力電圧Vooのストップから回路異 常が分るので、交流電源1の遮断等の必要な対策を講じ、第1のコンデンサ5及 び第2のコンデンサ6の破壊、それに伴なう火災の発生を防止できる。交流電源 1の遮断は、人為的操作または出力電圧Vooのストップス信号を用いた自動制御 によって行なうことができる。
【0022】 図3は本考案に係る電源回路の更に具体的な回路図を示している。この実施例 は、図1に示した実施例の具体例である。第1の電圧検出回路8はツェナーダイ オード82を含んでいる。ツエナーダイオード82にはスイッチ回路10に対す る過電圧検出信号の絶縁伝送手段としてフォトカプラ81を構成する発光ダイオ ード811及び抵抗83が直列に接続されている。ツェナーダイオード82、発 光ダイオード811及び抵抗83は第1のコンデンサ5の端子間に接続されてい る。84は抵抗83と共に、第1のコンデンサ5の端子間電圧V01を分圧する抵 抗である。
【0023】 第2の電圧検出回路9はツェナーダイオード91を含んでいる。ツェナーダイ オード91には抵抗92が直列に接続されている。ツェナーダイオード91及び 抵抗92の直列回路は第2のコンデンサ6の端子間に接続されている。84は抵 抗92と共に、第2のコンデンサ6の端子電圧V01を分圧する抵抗である。
【0024】 スイッチ回路10はサイリスタ101、抵抗102〜103及びフォトカプラ 81のフォトトランジスタ812を含んでいる。サイリスタ101はアノードA を、抵抗103を介して、過電流保護素子2の一端を接続したダイオードブリッ ジ回路3の交流入力端子31に接続すると共に、カソードKを整流出力端子34 に接続してある。サイリスタ101のゲートGにはフォトトランジスタ812の エミッタ及び第2の電圧検出回路9を構成するツェナーダイオード91のアノー ド側が接続されている。
【0025】 AC 200V入力時に切換回路4に短絡故障を生じ、または、AC 200V入力時 に誤って切換回路4が閉じられ、第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6の 端子電圧V01、V02が過電圧になると、第1の電圧検出回路8を構成するツェナ ーダイオード82が導通する。ツエナーダイオード82の導通により、フォトカ プラ81を構成する発光ダイオード811に電流が流れる。そして、発光ダイオ ード811及 びフォトトランジスタ812の光結合により、サイリスタ101 のゲートGが駆動され、サイリスタ101が導通する。このため、交流電源1ー 過電流保護素子2ー抵抗103ーサイリスタ101ー交流電源1の回路ループが 形成され、過電流保護素子2が遮断動作をし、交流電源供給が遮断される。従っ て、第1のコンデンサ5及び第2のコンデンサ6の破壊、それに伴う火災等の事 故を防止できるようになると共に、負荷7を過電圧から保護することができるよ うになる。
【0026】 第1の電圧検出回路8は、フォトカプラ81による絶縁伝送手段を用いてスイ ッチ回路10を構成するサイリスタ101のゲートGに過電圧検出信号を供給す るようにしてあるので、直流ラインaーb間に現われる電圧V0 から分離して、 第1のコンデンサ5の端子電圧V01を検出できる。
【0027】 また、過電圧V02により第2の電圧検出回路9を構成するツェナーダイオード 91が導通する。ツエナーダイオード91の導通により、サイリスタ101のゲ ートGが駆動され、サイリスタ101が導通する。
【0028】 第1の電圧検出回路8の過電圧検出信号及び第2の電圧検出回路9の過電圧検 出信号は、サイリスタ101のゲートGに対してワイヤード・オアの形で与えら れるので、何れか一方が過電圧を検出したときに、保護動作が行なわれる。
【0029】 図4は本考案に係る電源回路の更に別の実施例を示している。図において、図 3と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示している。この実施例では、第1 の電圧検出回路8の過電圧検出信号はトランジスタ106を介してサイリスタ1 01のゲートGに供給し、第2の電圧検出回路9の過電圧検出信号は、トランジ スタ108及びトランジスタ106を介してサイリスタ101のゲートGに供給 するようになっている。105、107は抵抗である。
【0030】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、次のような効果が得られる。 (a)電圧値の異なる2種の交流電源が選択的に入力され、2種の交流電源を略 同一値の直流電圧に変換して出力する電源回路であって、電圧監視回路を含み、 この電圧監視回路により、ダイオードブリッジ回路及び切換回路と共に倍電圧整 流及びブリッジ整流を行なう第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの端子電圧 を検出して過電圧検出信号を出力するようにしたから、第1のコンデンサ及び第 2のコンデンサの破壊及び破壊に伴う火災等の事故を防止できると共に、負荷を 過電圧から保護し得る電源回路を提供できる。 (b)電圧監視回路は、第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの端子電圧を個 別に検出するようになっているから、第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの 加算端子電圧を検出する場合に比較して、電圧監視回路の回路構成が容易であり 、また、検出の信頼性も高くなる。 (c)第1のコンデンサ及び第2のコンデサとして、高耐圧のものを使用する必 要がないので、大型化やコストアップを招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電源回路の電気回路図である。
【図2】本考案に係る電源回路の別の実施例を示す電気
回路図である。
【図3】本考案に係る電源回路の具体的な実施例を示す
電気回路図である。
【図4】本考案に係る電源回路の別の実施例を示す電気
回路図である。
【図5】従来の電源回路の電気回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 過電流保護回路 3 ブリッジ整流回路 4 切換回路 5 第1のコンデンサ 6 第2のコンデンサ 8 第1の電圧検出回路 9 第2の電圧検出回路 10 スイッチ回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧値の異なる2種の交流電源が選択的
    に入力され、前記2種の交流電源を略同一値の直流電圧
    に変換して出力する電源回路であって、ダイオードブリ
    ッジ回路と、コンデンサ回路と、切換回路と、電圧監視
    回路とを含み、前記ダイオードブリッジ回路は、前記交
    流電源を受ける交流入力端及び整流出力端を有してお
    り、前記コンデンサ回路は、少なくとも第1のコンデン
    サ及び第2のコンデンサを含み、第1のコンデンサ及び
    第2のコンデンサは、前記ダイオードブリッジ回路の整
    流出力端間において直列に接続されており、前記切換回
    路は、一方の交流電源の入力時に閉路されて前記ダイオ
    ードブリッジ回路による倍電圧整流回路を構成し、他方
    の交流電源の入力時に開路されて前記ダイオードブリッ
    ジ回路によるブリッジ整流回路が構成されるように、前
    記ダイオードブリッジ回路の交流入力端の1つと、前記
    第1のコンデンサ及び第2のコンデンサの接続点との間
    に接続されており、前記電圧監視回路は、前記第1のコ
    ンデンサ及び第2のコンデンサの端子電圧を個別に検出
    して過電圧検出信号を出力することを特徴とする電源回
    路。
  2. 【請求項2】 前記電圧監視回路は、前記過電圧検出信
    号が与えられてスイッチ動作をするスイッチ回路を含
    み、前記スイッチ回路は、オンした時に、交流ラインに
    直列に入る過電流保護素子に過電流を流すように、前記
    交流ラインに接続されていることを特徴とする請求項1
    に記載の電源回路。
  3. 【請求項3】 前記直流電圧の供給を受けて動作する負
    荷を含み、前記負荷は、前記過電圧検出信号が供給さ
    れ、前記過電圧検出信号に基づいて出力を停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の電源回路。
JP1974891U 1991-03-06 1991-03-06 電源回路 Withdrawn JPH04111289U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093887A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Toa Corp 電源装置
JP2022067826A (ja) * 2020-10-21 2022-05-09 コーセル株式会社 電源装置

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