JPH04111033A - 分散制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、複数の装置により分散してプロセス等を制御
するとともに装置間でファイルを転送する分散制御シス
テムに関する。

〔従来の技術〕

第３図は従来の分散制御システムのファイル転送に関す
る部分の構成を示すブロック図であって、図中、５ａ、
５ｂはプロセス等の制御をそれぞれが分散して行う制御
装置である。転送元である一方の制御装置５ａはオペレ
ータによってキーボード１１から指示されたファイル名
等の情報をＨＤ／Ｆ　Ｄ転送手段５２ａに与えるととも
に、この情報をＣＲＴ１５に表示する。ＨＤ／Ｆ　Ｄ転
送手段５２ａは与えられた情報に基づきハードディスク
１７からファイルを読み出してフロッピーディスク６に
格納する。

フロッピーディスク６は転送先である他方の制御装置５
ｂまで運搬される。転送先の制御袋Ｗ５ｂは、オペレー
タによってキーボード１２から指示されたファイル名等
の情報をＦ　Ｄ／ＨＤ転送手段５２ｂに与えるとともに
、この情報をＣＲＴ２５に表示する。

Ｆ　Ｄ／ＨＤ転送手段５２ｂは与えられた情報に基づき
フロッピーディスク６からファイルを読み出してハード
ディスク２７に格納する。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上のような構成の従来の分散制御システムでは、転送
ファイルを格納したフロッピーディスクを転送元から転
送先へ運搬して転送ファイルを読み出す構成であるので
、制御装置間の距離が離れているシステムではファイル
転送に長時間を要して処理効率が低いという問題があっ
た。また、転送先の制御装置におけるファイル名等の入
力ミスによって所要ファイルを読み出せない場合が生じ
るという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであって、装置間のファイル転送を通信手段を利用し
て行い、また転送元から転送先へ送信した転送ファイル
を特定する情報を転送先の装置に表示する構成とするこ
とにより、ファイル転送の速度が速く、転送先での入力
ミスが発生せず、ファイル転送の処理効率が高い分散制
御システムの提供を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の分散制御システムは、複数の装置が接続されて
おり、転送元から転送先の装置へファイルを送信する通
信バス等の通信手段と、転送ファイル名・転送元、転送
先等の転送ファイルを特定する情報を転送元の装置に表
示する手段と、この情報を転送先へ送信して転送先の装
置に表示する手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用］ 本発明の分散制御システムは、転送元の装置から転送フ
ァイル及び転送先を指定すると、通信手段を介してファ
イルが送信され、また、転送元には転送ファイル名、転
送元、転送先等の転送ファイルを特定する情報が表示さ
れ、この情報が転送先に送信されて転送先の装置に表示
される。従って、転送先にて転送ファイルを特定するフ
ァイル名等の入力が不必要となり、所要ファイルが確実
に読み出せる。

〔実施例〕

以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて説明す
る。

第１図は本発明の分散制御システムの構成を示すブロッ
ク図であって、図中、１，２はプロセス等の制御をそれ
ぞれが分散して行う制御装置であって、これら制御装置
１．２は通信バス３によって接続されている。転送元で
ある一方の制御装置１において、ファイル送信情報設定
手段１２は、キーボード１１から入力されたファイル名
等をファイル送信情報メモ１月３に格納しファイル送信
情報を設定する。ファイル送信情報表示手段１４はファ
イル送信情報メモリ１３から読み出したファイル送信情
報をＣＲＴ１５に表示する。またファイル送信情報送信
手段１６はファイル送信情報メモリ１３から読み出した
送信ファイルに関する情報を通信バス３を介して転送先
である他方の制御装置２へ送信する。ファイル送信手段
１８は通信バス３を介してハードディスク１７から他方
の制御装置２ヘフアイルを送信する。

他方の制御装置２において、ファイル受信情報受信手段
２６はファイル名、受信時刻等のファイル受信に関する
情報を通信バス３を介して受信し、この情報をファイル
受信情報メモリ２８に記憶させるとともに、ハードディ
スク２７に与える。ファイル受信情報表示手段２４はフ
ァイル受信情報メモリ２７及びハードディスク２７から
読み出したファイル受信情報をＣＲＴ２５に表示する。

ファイル受信要求手段２２は、キーボード２１から与え
られた指示に応じてファイル受信手段２３にファイル受
信を要求する。ファイル受信手段２３は前述のファイル
送信手段１８との間で会話を行い、転送元のハードディ
スク１７から通信バス３を介して転送されるファイルを
受信する。

次に、本発明の分散制御システムにおけるファイル転送
の動作を、第２図に示すフローチャートに基づいて説明
する。

転送元の制御装置１において、ファイル送信情報設定手
段１２はキーボード１１から入力された転送ファイル名
、転送元ステーションＮｏ、、転送元デバイス名、転送
先ステーションＮｏ、、転送先デバイス名、転送コメン
ト等をファイル送信情報メモリ１３に格納し、ファイル
送信情報を設定する（Ｓｌ）。

ファイル送信情報表示手段１４はファイル送信情報メモ
リ１３からファイル送信情報を読み出してＣＲＴ１５に
表示する（Ｓ２）。ファイル送信情報送信手段１６は通
信バス３を介してファイル送信情報を転送先の制御装置
２へ送信する（Ｓ３）。

転送先の制御装置２では、ファイル受信情報受信手段２
６がファイル送信情報を受信しくＳ４）、受信ファイル
数をファイル受信情報メモリ２８に、また各ファイルの
受信時刻及びファイル受信情報をハードディスク２７に
格納する。ファイル受信情報表示手段２４はファイル受
信情報メモリ２８及びハードディスク２７に格納された
ファイル受信情報をＣＲＴ２５に表示する（Ｓ５）。オ
ペレータがＣＲＴ２５に表示されたファイル受信情報を
確認してキーボード２１から受信を指示すると、ファイ
ル受信要求手段２２はファイル受信手段２３に受信を要
求する（Ｓ６）。ファイル受信手段２３はファイル送信
手段１３と会話を行って転送元のハードディスク１７か
ら転送先のハードディスク２７へ通信バス３を介してフ
ァイルを転送する（ＳＩＯ）。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明の分散制御システムは、通信手段
によって装置間のファイル転送を行うので、ファイル転
送が容易であって、また転送元に表示された転送ファイ
ルを特定する情報を転送先へ送信して表示するので、転
送先での入力ミスにより所要ファイルが読み出せないと
いうことがなく、ファイル転送の処理効率が高いという
優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る分散制御システムの構成を示すブ
ロック図、第２図は本発明に係る分散制御システムによ
るファイル転送の手順を示すフローチャート、第３図は
従来の分散制御システムの構成を示すブロック図である
。 １．２・・・制御装置　３・・・通信バス　１１．２１
・・・キーボード　１２・・・ファイル諾信情報設定手
段　１３・・・ファイル送信情報メモリ　１４・・・フ
ァイル送信情報表示手段　１５．２５・・・ＣＲＴ　　
１６・−・ファイル送信情報送信手段　１７．２７・・
・ハードディスク　１８・・・ファイル送信手段　２２
・・・ファイル受信要求手段　２３・・・ファイル受信
手段　２４・・・ファイル受信情報表示手段　２６・・
・ファイル受信情報受信手段　２８・・・ファイル受信
情報メモリ なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の装置間でファイルを転送し、転送ファイル
   の関連情報をそれぞれの装置に表示する分散制御システ
   ムであって、 転送元から転送先の装置へファイルを送信 する通信手段と、 転送ファイルを特定する情報を転送元の装 置に表示する手段と、 該情報を送信して転送先の装置に表示する 手段と を備えることを特徴とする分散制御システ ム。