JPH04110881A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH04110881A
JPH04110881A JP2228255A JP22825590A JPH04110881A JP H04110881 A JPH04110881 A JP H04110881A JP 2228255 A JP2228255 A JP 2228255A JP 22825590 A JP22825590 A JP 22825590A JP H04110881 A JPH04110881 A JP H04110881A
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JP
Japan
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pressure roller
layer
fluororesin
fluororubber
conductive rubber
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Pending
Application number
JP2228255A
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English (en)
Inventor
Yoji Tomoyuki
洋二 友行
Kazuo Kishino
一夫 岸野
Akira Hayakawa
亮 早川
Koichi Okuda
幸一 奥田
Junji Araya
荒矢 順治
Toshiharu Nakamura
俊治 中村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to EP91113046A priority patent/EP0469629B1/en
Priority to DE69111326T priority patent/DE69111326T2/de
Priority to KR1019910013483A priority patent/KR950006230B1/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、定着技術の分野において利用され、特に電子
写真方式を用いた複写機あるいはプリンタに用いられる
加熱定着装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の定着装置は第3図に示すように構成され
ていた。図中1は、定着ローラで、アルミニウム、鉄等
の中空の芯金4の外周面に、PTFE、PFAを樹脂層
コートあるいはシリコーンゴム等の材料からなる表層5
を被覆しである。また、定着ローラ1にはハロゲンラン
プ等のヒータ3が内蔵されており、定着ローラな内部か
ら加熱している。2は加圧ローラて、鉄やステンレス鋼
等の芯金6の上にシリコーンゴム等の離型性を有する弾
性体7を有している。上記定着ローラlと加圧ローラ2
とは、ばね(図示せず)等によって互いに圧接されてい
る。
上記定着ローラlにはサーミスタ等の感温素子8か接触
配置されており、定着ローラ1の温度を検知している。
このサーミスタ8の検出した温度に応して温調回路(図
示せず)がヒータ3への通電を制御して定着ローラlの
表面温度を設定値に制御する。
また、定着ローラlには、像担持材たる記録紙等Pを定
着後に定着ローラlから分離するために分離爪9が接触
して設けられている。さらに、定着ローラ1上にフェル
ト10を当接させてオフセットしたトナーや紙粉を清掃
するクリーナ11も設けられている。
定着ローラlと加圧ローラ2の圧接部にニップ部)近傍
には、入口ガイド12か配されており、記録紙Pを上記
ニップ部へ導いている。一方、加圧ローラ2には、加圧
ローラ2の帯電を抑える除電ブラシ13か当接配置され
ている。
かくして、記録紙等P上のトナー像Tは、この定着装置
の上記ニップ部で搬送されながら加圧、加熱を受けて定
着される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来装置ては、加圧ローラ
の材質として、シリコーンゴム等の高絶縁材料を用いる
のが一般的であり通紙時に加圧ローラか摩擦帯電により
、例えば2kV以上に帯電してしまい、そのため、記録
紙か加圧ローラに巻き付いてしまったり、あるいは加圧
ローラの電界により未定着のトナーか飛び散りライン像
を滲ませたりする問題かあった。
また、加圧ローラ表面の帯電か大きいと定着ローラ表面
へのトナー付着量か増加し、該トナーは紙のごとき記録
材、または加圧ローラ表面に移行(転写)するため、オ
フセット等の画像不良、ローラ表面へのトナー付着汚れ
等の問題を生しやすかった。
加圧ローラの防汚対策、いわゆるゴム表面の離型性向上
には、ゴム表面の汚染防止法として例えばフッ素ポリシ
ロキサンをゴム中に混合する[特開昭62−23684
21等、各種低表面エネルギー物質をゴム中に配合する
ことにより、加圧ローラ表面エネルギーを下げることが
提案されている。しかしなから、上記提案を加圧ローラ
に適用しても実使用に際しては先に述べた加圧ローラの
摩擦帯電に起因するオフセット量増加により一般のゴム
製品に適用した場合程、十分な効果か得られないのか現
状である。
加圧ローラの摩擦帯電防止対策としては、従来加圧ロー
ラに除電ツラシを当接させて接地を行なうことか知られ
ている。しかしこの方策も1〜2kV程度しか電位か下
からず、除電効果に限界かあり十分とは言えず、その改
善か望まれていた。
また、ローラへのトナーオフセウトを解決するために、
従来装置においては、外部よりシリコーンオイルをフェ
ルトパッドによって少量づつ供給する手段及びオフセッ
トトナーをクリーニングする手段かとられてきたが、フ
ェルトバットの交換等によるコストアップ及び装置の複
雑化という問題かあった。
さらに、加圧ローラに導電性ゴムを使用する方策か知ら
れているか、一般に導電性を付与する目的でカーボン、
金属粉等を多量に混合するため、ゴム材質の表面エネル
ギーは高くなり、ローラの離型性が低下してトナー付着
汚れを生しやすくなり、実用に耐え得る耐久性を有しな
いといった問題かあった。
本発明は、上記従来装置のかかえていた問題を解決1)
、通紙時の摩擦帯電を小さくし長期間にわたり離型性に
優れた定着装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記目的は、 弾性加圧ローラを有する加熱ローラ定着装置において、 弾性加圧ローラは導電ゴム層を有し、 該導電ゴム層はフッ素ゴムとフッ素樹脂との混合物で成
る厚みか1ミリメートル以下の表層を有している、 ことにより達成される。
[作用] 上述のととくの本発明にあっては、通紙時に導電ゴム層
によって摩擦帯電か小さくなり、またその表層により離
型性か維持される。かくして、オフセット量か少なくな
り、また長期間にねたり離型性に優れているようになる
。その結果、外部によりシリコーンオイルをフェルトバ
ッドにより少量づつ供給する手段、オフセットトナーを
りリーニンクする手段、加圧ローラの帯電を抑えるため
の除電フラジ手段等を設けなくても画像形成に不都合を
生しなくなる。
なお、上記導電ゴム層は、その体積抵抗か105Ω・C
−以下であることか望ましい。
[実施例] 以下、添付図面の第1図及び第2図にもとづき本発明の
詳細な説明する。
第1図は本実施例としての定着装置に用いられた加圧ロ
ーラの断面図である。
加圧ローラ20は、円筒状金属製芯金部材21の上に、
導電ゴム層22か設けられている。加圧ローラ20は、
常時所定温度(150°C〜200°C)に制御された
定着ローラと圧接しているため、導電ゴムはその温度に
耐え得る耐熱性を有していれば十分てあり、それ以上は
特に限定されない。また、導電ゴムの体積抵抗は、10
5Ω・C1以下であることか望ましい。
さらに、上記導電ゴム層22の上には、フッ素ゴムとフ
ッ素樹脂との混合物とからなる表層22Aか形成されて
いる。このフッ素ゴムとフッ素樹脂との混合物とからな
る表層22Aの厚みは1■l以下てあり、0.1mm以
下であるとさらに好ましい。該表層22Aの厚みか11
鳳を超えると摩擦帯電圧か高くなり、十分なるオフセッ
ト防止効果か得られない。
〈実施例1〉 外径10■■のステンレス鋼製芯金に、従来の方法で体
積抵抗か102Ω・cmなる導電シリコーンゴム[DY
 32−931:)−−レ・タウコーニンク・シリコー
ン株式会社製]を焼付被覆し、その表面を研磨仕上げし
て、外径20mmの導電シリコーンゴムローラを作成し
た。次にフッ素ゴムとフッ素樹脂の水性混合物[GLS
 2]3:タイキン工業株式会社製]をスプレー法にて
塗布し乾燥した。このときの被覆厚は20μ■てあった
上記て得た加圧ローラを第2図に示される熱定着式定着
装置(クリーニンクフエルトと除電針は備えていない。
)に設置し、下記の定着条件で連続定着処理試験を行な
った。なお、第2図では従来装置を示す第3図のものと
共通部分には同一符号を付しである。また、定着ローラ
は外径251醜のアルミニウム製芯金の上に30gm厚
のPFAチューフを融着被覆したものを用いた。定着・
加圧ローラともに芯金は接地した。
〈定着条件〉 定着ローラ表面制御温度:150°C 定着ローラと加圧ローラ間の締付圧:Skgf通紙用紙
:テストパターンの未定着トナー像を形成したA4版転
写紙(普通紙) 通紙速度:4枚/分 なあ、試験中、定着ローラ表面のクリーニングは一切行
なわなかった。
かかる定着条件のもとて定着を行なった結果は、10万
枚通紙を通してオフセクトに起因する転写紙の汚れは1
枚も発生せず、テスト終了後の加圧ローラ表面のトナー
汚れは起こらなかった。
これは、従来の加圧ローラの体積抵抗値か109〜to
’ ”Ω・C@てあり、紙等との摩擦によって一3kV
以上になっていたものか、本実施例の場合は200〜3
00vになったため、トナーか電気的な力によって定着
ローラに飛ぶこと(以下静電オフセット)かなくなった
ばかりてなく、表面のフッ素樹脂とフッ素ゴムの混合物
は非粘着性において非常に優れているため、耐久性も従
来のものよりも向上する傾向にあるためである。
本実施例と比較するために、表層としてフッ素ゴムとフ
ッ素樹脂との混合物層を設けずに、導電シリコーンゴム
のみを有する加圧ローラて同様な耐久テストを行なった
結果は、加圧ローラの抵抗か低いため画像上のオフセッ
トは、目視ては確認されないか、加圧ローラの抵抗を下
げるために、カーボンか多量に混合されているため、ゴ
ム材質の表面エネルギーは高くなり、ローラの離型性か
低下し、徐々にてはあるが加圧ローラのトナー付着か認
められ、10万枚通紙した時点ては転写紙の汚れか発生
した。
また、弾性層として体積抵抗か1013Ω・C■のゴム
層を用い、その上にフッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物の
層を設けると加圧ローラの体積抵抗としては1014〜
1015Ω・camとなり記録紙等との摩擦により加圧
ローラの電位は一5kVとなり静電オフセットか発生し
た。
〈実施例2〉 実施例1ては、導電ゴムとして、シリコーンゴムにカー
ボンを分散させたものを使用したか、本発明はこれに限
定されず、定着温度(150°C〜200°C)に耐え
得るものであれば良く、フッ素ゴムにカーボンを分散さ
せたものでも、同様の効果か得られた。
また、フッ素ゴムとフッ素樹脂の重量比率は95:5〜
65:35か好ましく、フッ素ゴムはフッ化ビニリデン
、六フッ化プロピレン、四フッ化エチレン等をベースと
して作られたゴム、そして、フッ素樹脂としては、四フ
ッ化エチレン重合体、四フッ化エチレン−パーフロロア
ルキルビニルエーテル共重合体、四フッ化エチレン−六
フッ化フロピレン共重合体か採用可能である。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明は、定着装置に使用する加
圧ローラに、円筒状芯金上に導電性ゴム層を設け、その
表層に11以下のフッ素ゴムとフッ素樹脂との混合物か
らなる層を形成することとしたのて、通紙時の摩擦帯電
か小さくオフセ、ノド量か少なくなり、長期にわたり離
型性に優れるという効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置に用いられた加圧ローラ
の断面図、第2図は本実施例装置の断面図、第3図は従
来の定着装置の断面図である。 20・・・−・・・・・加圧ローラ 22・・・・・・・・・導電ゴム層 22A −・・・・・表層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弾性加圧ローラを有する加熱ローラ定着装置にお
    いて、 弾性加圧ローラは導電ゴム層を有し、 該導電ゴム層はフッ素ゴムとフッ素樹脂との混合物で成
    る厚みが1ミリメートル以下の表層を有している、 ことを特徴とする定着装置。
  2. (2)フッ素樹脂は、四フッ化エチレン樹脂または四フ
    ッ化エチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合体
    または四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体
    であることとする請求項(1)に記載の定着装置。
JP2228255A 1990-08-03 1990-08-31 定着装置 Pending JPH04110881A (ja)

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JP2228255A JPH04110881A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 定着装置
EP91113046A EP0469629B1 (en) 1990-08-03 1991-08-02 Elastic roller and fixing apparatus using same
DE69111326T DE69111326T2 (de) 1990-08-03 1991-08-02 Elastische Rolle und diese verwendendes Fixiergerät.
KR1019910013483A KR950006230B1 (ko) 1990-08-03 1991-08-03 탄성로울러 및 이를 사용한 정착장치
US08/048,067 US5420679A (en) 1990-08-03 1993-04-19 Elastic roller and fixing apparatus using same

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762235A1 (en) * 1995-09-08 1997-03-12 Canon Kabushiki Kaisha Fixing roller having low resistance layer and fixing apparatus using same
EP0762236A1 (en) * 1995-08-31 1997-03-12 Canon Kabushiki Kaisha Pressing rotator and heating-fixing apparatus using the same

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