JPH04110641A - 粉末剤充填バイアルの検査方法および装置 - Google Patents

粉末剤充填バイアルの検査方法および装置

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JPH04110641A
JPH04110641A JP2229959A JP22995990A JPH04110641A JP H04110641 A JPH04110641 A JP H04110641A JP 2229959 A JP2229959 A JP 2229959A JP 22995990 A JP22995990 A JP 22995990A JP H04110641 A JPH04110641 A JP H04110641A
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vial
powder
filled
inspection position
inspection
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JP2229959A
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Inventor
Hayao Inoue
井上 速男
Koichi Ishida
孝一 石田
Fumiaki Tanei
多根井 文明
Noboru Yamada
昇 山田
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内部に粉末剤が充填された透明なバイアルの
粉末剤の含水量の適否を検査する方法および装置に関す
る。
(従来の技術) バイアルは、通常、透明ガラス製の密封容器であり、例
えば、無菌の薬剤溶液あるいは溶液に調製される粉末剤
が収容される。バイアルに収容される粉末剤は、皮下注
射液、筋肉注射液として使用されるため、溶液に溶解し
やすい状態になっている。このため、バイアル内の粉末
剤は水分を吸着して変質するおそれがある。バイアルは
、ガラス製の容器本体内に粉末剤が充填された状態で、
その開口部にゴム栓を嵌合し、さらには、該ゴム栓にキ
ャップを嵌合させて密封している。そして、このように
、容器本体の開口部がゴム栓およびキャップにより密封
した状態で、内部の粉末剤の水分吸着状態が検査される
この検査は、通常、バイアルの透明な容器本体を通して
目視により行われており、容器本体内の粉末剤が、水分
を吸着して着色状態になっている場合には、不良品とさ
れる。
このような目視検査では、粉末剤の着色状態の判別は、
作業者の視覚に左右されるため、粉末剤の含水量が適当
な状態であるかどうかを正確に判定できないという問題
がある。このような目視検査に替えて、光源からの光を
、バイアルの透明な容器本体を通して粉末剤に照射し、
その反射光を色フィルターを介して捉える色差計を使用
する方法も採用されている。
(発明が解決しようとする課題) バイアル内の粉末剤の着色状態を色差計により判別する
方法では、光源の位置等により、粉末剤に照射される光
の方向が変化するという問題がある。また、色フィルタ
ーの選別等によっては、判別結果が異なり、粉末剤の含
水量を正確に測定することができない。
さらに、色差計を使用する場合には、粉末剤に水分が吸
着されているものの、完全に発色していない状態であれ
ば、粉末剤に吸着された水分を検出できないという問題
もある。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、その
目的は、バイアル内に充填された粉末剤の含水量を正確
に測定できるために、バイアル内の粉末剤が適正な状態
であるかどうかを正確に検査し得る粉末剤バイアルの検
査方法および装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の粉末剤充填バイアルの検査方法は、粉末剤が充
填されたバイアルにおける透明な底面がら所定波長の赤
外線を照射して、その反射光量に基づいて該バイアル内
に充填された粉末剤の含水量の適否を判定することを特
徴としてなり、そのことにより上記目的が達成される。
また、本発明の粉末剤充填バイアルの検査装置は、粉末
剤が充填されたバイアルを、鉛直状態で水平方向へ周回
移動させるとともに、所定位置に該バイアルが位置する
ように停止させるバイアル搬送具と、該バイアル搬送具
により停止されたバイアルの底面に赤外線照射部および
受光部が対向して配設された反射型の赤外線水分センサ
と、を具備してなり、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
第1図は本発明の粉末剤充填バイアルの検査装置の平面
図、策2図は第1図のm−n線における断面図である。
この検査装置は、内部に粉末剤が充填されたバイアル1
0におけるその内部の粉末剤の含水量の適否、およびバ
イアル10自体の品質の適否を検査するために使用され
る。
バイアル10は、通常、第3図に示すように、円筒状で
あって上部にその下部よりも若干小径の円筒状をした開
口部11aを有するガラス製の容器本体11と、該容器
本体11における開口部11aに気密に嵌合されるゴム
栓12と、該ゴム栓12を外嵌し容器本体11の開口部
11aから該ゴム線12が離脱することを防止するため
に、下部が開口部11aの外周面を覆うように巻き付け
られたアルミ製のキャップ13と、該アルミ製キャップ
13の上面を被覆するプラスチック製の7リツプキヤツ
プ14と、を有する。
第1図および第2図に示す検査装置は、中央部に鉛直状
態に配設されたダイレクトドライブモーター20を有す
る。該ダイレクトドライブモーター20は基台40上に
その出力軸21が上方突出するように載置されており、
任意の回転角度で出力軸を間欠回転できる。基台40に
は、モーター20に外嵌されるように、円環状のガイド
テーブル30が取り付けられている。該ガイドテーブル
3oは、水平状になっている。
ダイレクトドライブモーター20の出力軸21には、軸
心方向が鉛直状になった短円筒状のバイアル搬送具50
の軸心部が取り付けられている。該バイアル搬送具50
は、モーター20の本体部に嵌合された状態になってお
り、その下端部には、水平状に外方へ延出するフランジ
部51が全周にわたって設けられている。該フランジ部
51は、ガイドテーブル30の上方に、該ガイドテーブ
ル30とは適当な間隔をあけて対向した状態になってい
る。該搬送具50のフランジ部51には、外周縁から凹
状に切欠された12個のバイアル嵌合部52が設けられ
ている。
各バイアル嵌合部52は、フランジ部51の外周縁とは
同心円上に、周方向に等しい間隔をあけて設けられてお
り、各バイアル嵌合部52内に、所定のバイアル10が
嵌合されるようになっている。搬送具50におけるフラ
ンジ部51上には、各バイアル嵌合部52を挟むように
、一対のアイドルローラーS3および54が設けられて
いる。各アイドルローラー53および54は、バイアル
嵌合部52内に嵌合されたバイアルエ0における容器本
体11の外周面にそれぞれ接触するようになっている。
バイアル搬送具50は、ダイレクトドライブモーター2
0により間欠的に周回移動される。該バイアル搬送具5
0の1回の移動量は、相互に隣接する各バイアル嵌合部
52の周方向の間隔に等しくなっており、従って、バイ
アル搬送具50の間欠的な周回移動により、各バイアル
嵌合部52は、ガイドテーブル30における周方向に1
2等分した位置に、順次、対向される。
バイアル搬送具50における1つのバイアル嵌合部52
が対向するガイドテーブル30の所定位置は、外周縁か
ら切欠された状態になっており、その切欠部内に、バイ
アル10を搬送する導入コンベア91の終端部が位置し
ている。そして、該導入コンベア91にて搬送されるバ
イアル10が、該導入コンベア91の終端部に対向する
ように位置されたバイアル搬送具50のバイアル嵌合部
52内に嵌合される。
バイアル搬送具50の各バイアル嵌合部52が対向する
ガイドテーブル30位置は、導入コンベア91の終端部
が位置される切欠部から、搬送具50の周回移動方向に
順番に、第1検査位置S1、第2検査位置S2、・・・
第8検査位置S8となっており、各検査位置81〜S8
に位置されるバイアル10が、それぞれ所定の検査が行
われる。
そして、第8検査位置S8のさらに搬送具50の周回移
動方向側のバイアル嵌合部52が対向する位置は、切欠
されており、その切欠部内に、不良品搬出コンベア92
の始端部が位置している。該不良品搬出コンベア92に
は、該不良品搬出コンベア92上に周回移動したバイア
ル10を、該不良品搬已コンベア92により搬出されな
いように案内する開閉ゲート31が設けられている。該
開閉ゲート31は、通常、閉塞された状態になっており
、不良品搬出コンベア92上に移動されたバイアルlO
は、該不良品搬出コンベア92上を搬送されるおそれが
ない。そして、該開閉ゲート31が開放されることによ
り、該不良品搬出コンベア92上のバイアルlOが、該
不良品搬出コンベア92により搬出される。
ガイドテーブル30上には、導入コンベア91の終端部
が位置する部分から第3検査位置S3までの搬送具50
の周回移動域の外周に沿って、ガイド部材36が配設さ
れている。該ガイド部材36は、バイアル嵌合部52に
嵌合されたバイアル10が、搬送具50の周回移動によ
り該バイアル嵌合部52から離脱しないようにしている
。さらに、ガイドテーブル30上には、第4検査位置S
4から不良品搬出コンベア92の配設位置までの搬送具
50の周回移動域の外周に沿っても、同様のガイド部材
37が配設されている。
ガイドテーブル30における第3検査位置S3に対向し
て、第2図に示すように、バイアル嵌合部52に嵌合さ
れたバイアル10を該第3検査位置S3にて回転させる
バイアル回転手段60が配設されている。
該バイアル回転手段60は、複数のブーりに巻き掛けら
れた押圧ベルト61を有する。該押圧ベル)61は、一
対の水平状態になった水平プーリ62および63により
水平状態になっており、その水平状態になった部分にて
、第3検査位置S3に到達したバイアル10の外周面に
当接される。各水平プーリ62および63の近傍の下側
には、鉛直状態になった鉛直プーリ64および65がそ
れぞれ配設されており、さらに、各鉛直プーリ64およ
び65近傍の下側には、水平プーリ66および67が配
設されている。そして、両水平プーリ間におけるガイド
テーブル30の軸心側位置には、駆動モーター69に取
り付けられた水平プーリ68が配設されている。押圧ベ
ルト6エは、これらのプーリ62〜68に巻き掛けられ
ており、駆動モーター69により周回移動される。そし
て、押圧ベルト61が周回移動することにより、該押圧
ベルト61に接触するバイアル10がアイドルローラー
53および54とともに回転される。
このようなバイアル回転手段60は、第1検査位置S1
および第4検査位置S4を除く検査位置82〜S8の外
周側部分に設けられている。
良品搬出コンベア93の始端部位置の、バイアル搬送具
50の周回移動方向側には搬送ベルト32が配設されて
いる。該搬送ベルト32は、バイアル嵌合部52に嵌合
されたバイアルに接触するように、対のプーリ33およ
び34に巻き掛けられている。ガイドテーブル30上に
は、該搬送ベルト32の周回移動域に対向して、ガイド
部材35が設けられている。
該ガイド部材35は、搬送ベルト32に接触したバイア
ル10を、該搬送ベルト32の移動にともなってガイド
テーブル30から排出するようになっている。
該搬送ベルト32により搬送されるバイアル10は、搬
出コンベア93の始端部上に移送される。該搬出コンベ
ア93は、途中から、幅方向の中央部に沿って2分割さ
れており、2分割された一方の領域が良品搬出領域93
a1 他方が不良品搬出領域93bになっている。良品
搬出領域93aおよび不良品搬出領域93bの始端部に
は、搬出コンベア93上を搬送されるバイアルlOをい
ずれかの領域に振り分ける開閉ゲート94が配設されて
いる。搬出コンベア93上に移送されたバイアル10は
、この開閉ゲート94に到達するまでの間に、最終的な
外観、品質検査が実施され、その結果に基づいて、開閉
ゲート94が開閉される。該開閉ゲート94は、通常は
良品搬出領域93aにバイアル10を搬送するようにな
っており、目視検査によりバイアルlOが不良品と判定
された場合のみ、不良品搬出領域93bヘバイアルlO
が移動されるように動作される。
次に、第1検査位ff 31〜第8検査位置s8におけ
るそれぞれの検査について説明する。
第1検査位置S1では、第4図に示すように、ガイドテ
ーブル30は外周縁から切欠された状態になっており、
第1検査位置Slに位置されるバイアル10は、その切
欠部上に半体部分が位置されている。
そして、該第1検査位置S1に位置されるバイアル10
のフリップキャップ14に対向して、反射型の第1カラ
ーセンサ81aの役受光部が配設されており、また、第
1検査位置S1に位置されたバイアル10における容器
本体11の底面に、ガイドテーブル30の切欠部を通し
て対向して、反射型の第2カラーセンサ81bの役受光
部が配設されている。上側の策1カラーセンサ81aは
、第1検査位置S1に位置するバイアル10のフリップ
キャップ14の色を識別する。
そして、第1検査位置S1に位置するバイアル10が、
予め設定された所定のバイアルであることをフリップキ
ャップ14の色により確認する。同時に、第2カラーセ
ンサ81bは、第1検査位置S1に位置するバイアル1
0における容器本体11の透明な底面を通して内部に充
填された粉末剤の色を識別する。
このように、フリップキャップ14の色により特定され
たバイアルの種類と、粉末剤の色により特定された粉末
剤の種類とにより、バイアル10内に間違いなく所定の
粉末剤が充填されていることを確認する。
第2検査位置S2には、第5図に示すように、この第2
検査位置S2に位置されたバイアル10におけるフリッ
プキャップ14の欠けを検査するための投光器82aお
よび一次元イメージセンサHbが設けられている。投光
1i82aは、例えばハロゲンランプが使用されており
、第2検査位置s2に位置されたバイアルlOにおける
フリップキャップ14に斜め上方から光を照射するよう
に配設されており、また、−次元イメージセンサ82b
はフリップキャップ14にて反射される光を捉えるよう
に位置されている。
そして、フリップキャップ14からの反射光が一次元イ
メージセンサ82bの検畠結果に基づいてバイアル10
のフリップキャップ14が欠けているかどうかが検査さ
れる。
第3検査位置S3には、第6図に示すように、この第3
検査位置S3に位置されたバイアル1oにおけるフリッ
プキャップ14からのゴム栓12のはみ出しとアルミキ
ャップ13の折り曲げ長の短いものを検已するための投
光器83aと一次元イメージセンサ83bが設けられて
いる。投光器83aは、例えばハロゲンランプが使用さ
れており、第3検査位置s3に位置されたバイアル10
におけるフリップキャップ14の下端に同けて光を照射
するように配設されており、また、−次元イメージセン
サ83bはフリップ14にて反射された光を捉えるよう
に位置されている。
そして、アルミキャップ13の折り曲げ長が短いか、あ
るいはその他の理由でゴム栓12がフリップキャップ1
4と容器本体11の開口部11aとの間にはみ出してい
る場合には、投光器Haから照射される光がそのはみ圧
したゴム栓12により反射されるため、−次元イメージ
センサ83bにより検出される反射光のパターンが変動
する。従って、−次元イメージセンサ83bの検出結果
に基づいて、フリップキャップ14からのゴム栓12の
はみ出しが検出される。
第4検査位置S4には、第7図に示すように、この第4
検査位置S4に位置されたバイアル10におけるアルミ
キャップ13の波うち、下端部の拡径等の巻き締め不良
を検出するための投光器84aおよび一次元イメージセ
ンサ84bが設けられている。投光器84aは、例えば
ハロゲンランプが使用されており、第4検査位置S4に
位置されたバイアルlOにおけるアルミキャップ13の
下端部に同けて光を照射するように配設されており、ま
た、−次元イメージセンサ84bはアルミキャップ13
にて反射された光を捉えるように位置されている。そし
て、アルミキャップ13が波うっている場合や下端部が
拡径している場合には、その部分に投射された光の反射
光のパターンが変動する。従って、−次元イメージセン
サ84bの検8結果に基づいてアルミキャップ13の巻
き締め不良が検出される。
第5検査位置S5には、第8図に示すように、この第5
検査位置に位置されたバイアル10の内部に充填された
粉末剤の含水量を検出するための赤外線水分センサ85
が配設されている。該赤外線水分センサ85は、第5検
査位置S5位置におけるガイドテーブル30の切欠部を
通して、バイアル10における透明な容器本体11の底
面に対向してその投受光部が位置されており、容器本体
11の透明な底面を通して内部の粉末剤に、所定波長の
赤外線を照射し、該粉末剤にて反射された赤外線の光量
が測定される。該粉末剤は含有する水分量により赤外線
吸収量が変動するため、粉末剤から反射される赤外線の
光量に基づいて、該粉末剤の含水量が測定される。そし
て、その水分量が適正範囲内であるかどうかが識別され
る。
第6検査位置S6には、第9図に示すように、この第6
検査位置S6に位置されたバイアル10における容器本
体11の肩部のひび割れと、ゴム栓ユ2における液体付
着とを検出するための閃光器86aと一対の撮像器86
bおよび86cが設けられている。閃光器86aは、第
6検査位置S6に位置されたバイアルlOにおける容器
本体11の底部の周辺部に向けて閃光を照射するように
配設されている。一方の撮像器86bは、第6検査位置
S6に位置されたバイアル10における容器本体11の
肩部を撮像し得る位置に設けられており、また、他方の
撮像器86cは、容器本体11における開口部11aを
通して、該開口部11aに嵌合されたゴム栓12を撮像
し得る位置に設けられている。各撮像器86bおよび8
6cは、図示しない画像処理装置に接続されており、該
画像処理装置により、バイアル10の肩部のひび割れ、
ゴム栓12の液体付着が検出される。
第7検査位置S7には、第1O図に示すように、この第
7検査位置S7に位置されたバイアルIOのゴム栓12
が所定のものであることを検出するためのゴム栓センサ
873.およびバイアル10に充填された粉末剤量を検
出するためのレベルセンサ87bが配設されている。ゴ
ム栓センサ8?aは、バイアル10を挟んで配設された
投光部と受光部とを有する光電スイッチにより構成され
ており、ゴム栓12が所定の大きさであれば、投光部か
ら投射される光が該ゴム栓により遮られて受光部により
受光されないように所定レベルの位置に配設されている
。また、レベルセンサ87bは、2組の充電スイッチに
より構成されており、それぞれの投光部および受光部が
バイアル10を挟んで配設されている。各充電スイッチ
は、バイアル10内の充填粉末材料が適正量である場合
の上限値と下限値のレベルにそれぞれ設定されている。
第8検査位置S8には、第11図に示すように、この第
8検査位置S8に位置されたバイアル10における容器
本体11の底部のひび割れを検出するための閃光器Ha
および一対の撮像器118bおよび88cが設けられて
いる。閃光@B8aは、第8検査位置S8に位置された
バイアル10における容器本体工1の底部周辺部に向け
て閃光を照射するように配設されている。また、一対の
撮像器88bおよび88cは、閃光器88aの配設位置
とはバイアル10を挟んで反対側に位置されており、一
方の撮像器88bは、容器本体11の底部における上部
を撮像し、他方の撮像器88cは底部の下部を撮像する
ようになっている。各撮像器88bおよび88cは、図
示しない画像処理装置に接続されており、該画像処理装
置により、/(イアル10の底部のひび割れが検出され
る。
このような構成のバイアル検査装置の動作は、次の通り
である。
導入コンベア91により搬送されるバイアル10が該導
入コンベア91の終端部に達すると、該)望イアル10
は、停止状態のバイアル搬送具50における1<イアル
嵌合部52内に嵌合される。このような状態でバイアル
搬送具50は、バイアル嵌合部52内に嵌合されたバイ
アルが第1検査位置Slへ移動する所定量だけ回動され
て停止される。そして、該第1検査位置S1にて、各カ
ラーセンサ81aおよび81bによりバイアル10のフ
リップキャップ14の色および充填物である粉末剤の色
が測定される。それぞれの色が予め設定された色に一致
しない場合には、所定の記憶装置に記憶される。
このとき、導入コンベア91にて搬送される次のバイア
ル10がバイアル嵌合部52内に嵌合される。
このようにして、第1検査位置S1での検査が終了する
と、バイアル搬送具50が所定量だけ回動されて、第1
検査位置S1に位置するバイアル10が第2検査位置S
2に位置されるとともに、導入コンベア91上のバイア
ルlOが第1検査位置S1に位置される。以下、バイア
ル搬送具50が回動する毎に、各バイアル嵌合部52内
に順次バイアル10が嵌合され、順次第1検査位置Sl
へと移動される。そして、各検査位置で、同様の検査が
それぞれ行われる。
第2検査位置に位置されたバイアル10は、回転手段6
0により回転され、フリップキャップ14の全周に投光
器83aにより光が投射され、その反射光が一次元イメ
ージセンサ82bに捉えられる。そして、この−次元イ
メージセンサ82bの6カに基づいて、フリップキャッ
プ14に欠けが存在するかどうかがフリップキャップ1
4の全周にわたって検査される。
フリップキャップ14に欠けが存在する場合には、所定
の記憶装置に記憶される。
次に、バイアル10は第3検査位置S3に移動され、該
第3検査位置S3にて、回転手段60により回転されて
、アルミキャップ13からゴム栓12がはみ出していな
いか、また、アルミキャップ13の折り曲げ長が規定の
寸法範囲にあるかどうかが、−次元イメージセンサ83
bの出力により検査される。そこで、ゴム栓12がはみ
出している場合は、所定の記憶装置に記憶される。
その後にバイアル10は、第4検査位置S4へ移動され
、該第4検査位置S4にて、回転手段60により回転さ
れる間に、アルミキャップ13の巻き締め不良について
、−次元イメージセンサ84bの出力に基づいて検査さ
れる。巻き締め不良の場合は所定の記憶装置に記憶され
る。
さらに、バイアル10は、第5検査位置S5へ移動され
る。この第5検査位置S5では、バイアル10における
容器本体11の透明な底面から、内部の粉末剤に所定波
長の赤外線が、バイアルlOの下方に配設された赤外線
水分センサ85から照射される。この赤外線は、容器本
体11の底面を通して、粉末剤に照射され、該粉末剤か
らの反射光が赤外線水分センサ85にて受光される。赤
外線水分センサ85は、粉末剤にて反射された赤外線の
光量に基づいて、その粉末剤の含水量を測定する。そし
て、粉末剤の含水量が所定の範囲内にある場合には、適
正状態であると判定される。粉末剤の含水量が適正範囲
を越えている場合には、所定の記憶装置に記憶される。
次に、バイアル10は、第6検査位置s6に移動されて
、回転手段60により1回転する開に、撮像器86aお
よび86bにより捉えられる画像に基づいて、容器本体
11の肩部のひび割れおよびゴム栓12の液体付着が検
査され、不良の場合は所定の記憶装置に記憶される。
さらに、バイアル10は、第7検査位置S7へ移動され
て、この第7検査位置S7にてバイアル10が1回転さ
れる間に、ゴム栓センサ87aの出力に基づいてゴム栓
12が所定のものであるかを検査するとともに、レベル
センサ87bの出力に基づいて、粉末剤が所定量だけ充
填されているかが検査され、不良の場合には所定の記憶
装置に記憶される。
その後に、バイアル10は、第8検査位1mjs8へ移
動され、この第8検査位置S8にて1回転される間に、
各撮像器88bおよび88cの出力に基づいて、容器本
体11の底部のひび割れについて検査され、不良の場合
は所定の記憶装置に記憶される。
このようにして第1〜第8検査位置を通過したバイアル
10は、不良品搬出コンベア92上に移動されて、第1
〜第8検査位置のいずれかの検査にて不良であると判定
されている場合には、開閉ゲート31が開放されて、不
良品搬出コンベア92により搬出される。これに対して
、全ての検査位置における検査により不良品と判定され
なかった場合には、該不良品搬出コンベア92により搬
出されることなく、バイアル搬送具5Gによりガイドテ
ーブル30上を移動され、搬送ベルト32により、搬出
コンベア93上へ搬送される。
(発明の効果) 本発明の粉末剤充填バイアルの検査方法は、このように
、バイアルの透明な底面から充填物である粉末剤に赤外
線を照射し、その反射光の光量に基づいて粉末剤の含水
量の適否を判定するようにしているために、バイアル内
に充填された粉末剤の含水量を正確にかつ迅速に検査し
得る。
また、本発明の粉末剤充填バイアルの検査装置は、鉛直
状態で支持されて水平方向に周回移動されるバイアルの
底面に対向して赤外線水分センサの赤外線照射部および
受光部が配設されているために、バイアル内部の粉末剤
の含水量を正確にかつ迅速に検査できる。
4゜     の   なラ 日 第1図は本発明の粉末剤充填バイアル検査装置の一例を
平面図、第2図は第1図のm−m線における断面図、第
3図は粉末充填バイアルの縦断面図、第4図〜第11図
はそれぞれ第1検査位置〜第8検査位置における検査状
態を示す概略図である。
lO・・・バイアル、11・・・容器本体、12・・・
ゴム栓、13・・・アルミキャップ、14・・・フリッ
プキャップ、20・・・ダイレクトドライブモーター 
30・・・ガイドテーブル、31・・・開閉ゲート、3
2・・・搬送ベルト、50・・・バイアル搬送具、52
・・・バイアル嵌合部、60・・・回転手段、85・・
・赤外線水分センサ。
以上 第4図 業3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粉末剤が充填されたバイアルにおける透明な底面か
    ら所定波長の赤外線を照射して、その反射光量に基づい
    て該バイアル内に充填された粉末剤の含水量の適否を判
    定することを特徴とする粉末剤充填バイアルの検査方法
    。 2、粉末剤が充填されたバイアルを、鉛直状態で水平方
    向へ周回移動させるとともに、所定位置に該バイアルが
    位置するように停止させるバイアル搬送具と、 該バイアル搬送具により停止されたバイアルの底面に赤
    外線照射部および受光部が対向して配設された反射型の
    赤外線水分センサと、 を具備する粉末剤充填バイアルの検査装置。
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