JPH04110556A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH04110556A
JPH04110556A JP2227996A JP22799690A JPH04110556A JP H04110556 A JPH04110556 A JP H04110556A JP 2227996 A JP2227996 A JP 2227996A JP 22799690 A JP22799690 A JP 22799690A JP H04110556 A JPH04110556 A JP H04110556A
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power supply
supply voltage
synchronization
serial signal
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Akiyoshi Sugiyama
明由 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、室外ユニットおよび室内ユニットからなる
スプリット型の空気調和機に関する。
(従来の技術) スプリット型の空気調和機としては、交流電源に室外ユ
ニットを接続し、その室外ユニットに電源ラインおよび
シリアル信号ラインを介して室内ユニットを接続し、室
外ユニットと室内ユニットとの間の情報伝達を電源電圧
に同期のシリアル信号によって行なうものがある。
このような空気調和機の制御回路を第3図に示す。
三相交流電源1に室外ユニット2が続され、その室外ユ
ニット2に電源ライン(渡り線)ACIAC2およびシ
リアル信号ライン(渡り線)SLを介して室内ユニット
3が接続される。
室外ユニット2では、電源1に電源接続用端子板4が接
続される。この端子板4は、電源1の各相に対応する端
子R,S、Tを有している。
端子板4の端子R,S、Tに、後述する電磁接触器9の
接点9aを介して圧縮機の駆動モータ(以下、圧縮機モ
ータと称する)5が接続される。
端子板4の端子R,Sに、降圧トランス6を介して室外
制御部7が接続されるとともに、渡り線接続用端子板8
の端子■、■が接続される。
室外制御部7は、マイクロコンピュータおよびその周辺
回路からなり、室内ユニット3と情報を送受しながら、
室外ユニット2の全般にわたる制御たとえば電磁接触器
9による上記圧縮機モータ5の通電制御を実行するもの
である。
この室外制御部7の人力ポートP1に抵抗1112の直
列回路を介して直流電圧Vdが印加され、その抵抗11
.12の相互接続点が同期信号発生回路(フォトカプラ
)13のフォトトランジスタ13bのコレクタ・エミッ
タ間を介して接地される。
端子板4の端子Rに抵抗14および順方向のダイオード
15を介して同期信号発生回路13の発光ダイオード1
3aのカソードが接続され、その発光ダイオード13a
のアノードが端子板4の端子Sに接続される。
同期信号発生回路13は、発光ダイオード13aおよび
フォトトランジスタ13bがらなり、−次側の発光ダイ
オード13aの発光によって二次側のフォトトランジス
タ13bがオンし、電源電圧(R,S線間電圧)に同期
の電源電圧同期信号を発するものである。
室外制御部7の入力ポートP2に抵抗16゜17の直列
回路を介して直流電圧Vdが印加され、その抵抗16.
17の相互接続点が受信回路(フォトカプラ)18のフ
ォトトランジスタ18bのコレクタ・エミッタ間を介し
て接地される。
端子板8の端子■に受信回路18の発光ダイオード18
aのカソードが接続され、その発光ダイオード18aの
アノードが抵抗19および順方向のダイオード20を介
して端子板8の端子■に接続される。
受信回路18は、発光ダイオード18aおよびフォトト
ランジスタ18bがらなり、−次側の発光ダイオード1
8aの発光により、二次側のフォトトランジスタ18b
がオンするものである。
室外制御部7の出力ポートP3に抵抗21゜22の直列
回路を介して直流電圧Vdが印加され、その抵抗22に
PNP型トランジスタ23のベース・エミッタ間が接続
される。
このトランジスタ23のコレクタに送信回路(フォトス
イッチ)24の発光ダイオード24aのカソードが接続
され、その発光ダイオード24aのアノードが抵抗25
を介して接地される。
端子板8の端子■に抵抗26および順方向のダイオード
27を介して送信回路24のフォトダイオード24bの
カソードが接続され、そのフォトダイオード24bのア
ノードが端子板8の端子■に接続される。
送信回路24は、発光ダイオード24aおよびフォトダ
イオード24bがらなり、発光ダイオード24aの発光
により、二次側のフォトダイオード24bが導通ずるも
のである。
さらに、室外制御部7の入力ポートP4に抵抗28.2
9の直列回路を介して直流電圧Vdが印加され、その抵
抗28.29の相互接続点が異常検知回路(フォトカプ
ラ)30のフォトトランジスタ30cのコレクタ・エミ
ッタ間を介して接地される。
端子板4の端子R18間に常閉形の保護接点31および
抵抗32の直列回路を介して上記異常検知回路30の発
光ダイオード30a、3Ql)が接続される。
異常検知回路30は、発光ダイオード30a。
30bおよびフォトトランジスタ30cからなり、−次
側の発光ダイオード30a、30bの発光により、二次
側のフォトトランジスタ30cがオンするものである。
保護接点31は、室外ユニット2の異常として冷凍サイ
クルの低圧側圧力の異常低下を検知し、作動(オフ)す
るものである。
ここまでは、室外ユニット2の構成である。
そして、室外ユニット2側の端子板8の端子■。
■に上記電源ラインAC,,AC2を介して室内ユニッ
ト3側の渡り線接続用端子板33の端子■。
■が接続され、端子板8の端子■に上記シリアル信号ラ
インSLを介して端子板33の端子■が接続される。
端子板33の端子■、■に降圧トランス34を介して室
外制御部35が接続される。
室外制御部35は、マイクロコンピュータおよびその周
辺回路からなり、室外ユニット2と情報を送受しながら
室内ユニット3の全般にわたる制御を実行するものであ
る。
この室内制御部35の入力ボートP1に抵抗36.37
の直列回路を介して直流電圧Vdが印加され、その抵抗
36.37の相互接続点が同期信号発生回路(フォトカ
ブラ)38のフォトトランジスタ38bのコレクタ・エ
ミッタ間を介して接地される。
端子板33の端子■に同期信号発生回路38の発光ダイ
オード38aのカソードが接続され、その発光ダイオー
ド38aのアノードが抵抗39および順方向のダイオー
ド40を介して端子板33の端子■に接続される。
同期信号発生回路38は、発光ダイオード38aおよび
フォトトランジスタ38bからなり、−次側の発光ダイ
オード38aの発光によって二次側のフォトトランジス
タ38bがオンし、電源電圧(R,S線間電圧)に同期
の電源電圧同期信号を発するものである。
室内制御部35の入力ボートP2に抵抗41゜42の直
列回路を介して直流電圧Vdが印加され、その抵抗41
.42の相互接続点が受信回路(フォトカプラ)43の
フォトトランジスタ43bのコレクタ・エミッタ間を介
して接地される。
端子板33の端子■に受信回路43の発光ダイオード4
3aのカソードが接続され、その発光ダイオード43g
のアノードが抵抗44および順方向のダイオード45を
介して端子板33の端子■に接続される。
受信回路43は、発光ダイオード43aおよびフォトト
ランジスタ43bからなり、−次側の発光ダイオード4
3aの発光により、二次側のフォトトランジスタ43b
がオンするものである。
室内制御部35の出力ポートP3に抵抗46゜47の直
列回路を介して直流電圧Vdが印加され、その抵抗47
にPNP型トランジスタ48のベース・エミッタ間が接
続される。
このトランジスタ48のコレクタに送信回路(フォトス
イッチ)49の発光ダイオード49aのカソードが接続
され、その発光ダイオード49aのアノードが抵抗50
を介して接地される。
端子板33の端子■に抵抗51を介して送信回路49の
フォトダイオード49bのカソードが接続され、そのフ
ォトダイオード49bのアノードが端子板33の端子■
に接続される。
送信回路49は、発光ダイオード49aおよびフォトダ
イオード49bからなり、発光ダイオード49aの発光
により、二次側のフォトダイオード49bが導通するも
のである。
作用を説明する。
電源1が投入されると、第4図に示すように、R,S線
間電圧、S、T線間電圧、T、R線間電圧がそれぞれ生
じる。
このとき、室外ユニット2側の同期信号発生回路13は
、R,S線間電圧が正レベルのときオンし、負レベルの
ときオフする。このオン、オフにより、第4図に示すよ
うに、R,S線間電圧が正レベルのとき低レベル“L”
、負レベルのとき“H”レベル“H”の電源電圧同期信
号が発生し、それが室外制御部7の入力ボートP1に入
力される。
また、室内ユニット3(11の同期信号発生回路38は
、R,S線間電圧が正レベルのときオフし、負レベルの
ときオンする。このオン、オフにより、R,S線間電圧
が正レベルのとき高レベル“H“負レベルのとき低レベ
ル“L″の電源電圧同期信号が発生し、それが室内制御
部35の入力ポートP1に入力される。
室内制御部35は、1ビツトが電源電圧同期信号の1サ
イクルに同期する伝達情報信号を作成し、その伝達情報
信号に応じてトランジスタ48をオン、オフし、それに
よって送信回路49をオン。
オフし、R,S線間電圧の半サイクル信号(正レベル)
の有無によるシリアル信号を作成する。
こうして作成されるシリアル信号は、電源ラインAC1
とシリアル信号ラインSLを介して室外ユニット2に送
信され、受信回路18で受信される。この受信信号は、
室外制御部7の入力ポートP2に取込まれる。
室外制御部7は、第5図のフローチャートニ示すように
、受信したシリアル信号の内容つまり伝達情報を同期信
号発生回路13の電源電圧同期信号に同期して判別し、
各種制御を実行する。
たとえば、電磁接触器9を付勢することにより、接点9
aかオンし、圧縮機モータ5が電源1に接続される。こ
れにより、圧縮機モータ5か動作し、圧縮機の運転かオ
ンする。
電磁接触器9を消勢すると、接点9aがオフし、圧縮機
モータ5が電源1から遮断される。これにより、圧縮機
モータ5の動作か停止し、圧縮機の運転がオフする。
なお、図示しないリレーによる室外ファンや四方弁等の
制御もある。
また、室外制御部7は、1ビツトが電源電圧同期信号の
1サイクルに同期する伝達情報信号を作成し、その伝達
情報信号に応じてトランジスタ23をオン、オフし、そ
れによって送信回路24をオン、オフし、R,S線間電
圧の半サイクル信号(負レベル)の有無によるシリアル
信号を作成する。
こうして作成されるシリアル信号は、電源ラインAC,
とシリアル信号ラインSLを介して室内ユニット3に送
信され、受信回路43で受信される。この受信信号は、
室内制御部35の入力ポートP2に取込まれる。
室内制御部35は、受信したシリアル信号の内容つまり
伝達情報を同期信号発生回路38の電源電圧同期信号に
同期して判別し、各種制御を実行する。
一方、室外ユニット2において、冷凍サイクルの低圧側
圧力が異常低下すると、保護接点31が作動(開放)す
る。
保護接点31が作動すると、異常検知回路30がオフし
、室外制御部7の入力ポートP4に高レベル“H”の信
号が入力される。
このとき、室外制御部7は、冷凍サイクルの低圧側圧力
が異常低下したことを認識し、電磁接触器9を消勢して
圧縮機モータ5の動作を停止し、圧縮機の運転を停止す
る。
その後、低圧側圧力が正常に戻って保護接点31が復帰
(閉成)すると、異常検知回路3oがオンし、室外制御
部7の入力ポートP4への入力信号が低レベル“L”と
なる。すると、室外制御部7は、電磁接触器9を付勢し
て圧縮機モータ5を動作させ、圧縮機の運転を再開する
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のものでは、室外ユニット2での異常検
出に保護接点31および異常検出回路30を用いている
か、そのような専用回路の採用は制御回路の複雑化を招
くとともにコストの上昇の大きな要因になっている。
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的とす
るところは、異常検出回路を要することなく室外ユニッ
トでの異常を的確に捕らえることができ、制御回路の簡
略化およびコストの低減を可能とする空気調和機を提供
することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明は、交流電源に接続した室外ユニットとその室
外ユニットに電源ラインおよびシリアル信号ラインを介
して接続した室内ユニットとからなる空気調和機におい
て、前記室内ユニットに設けられ、電源電圧に同期して
情報送信用のシリアル信号を作成し同シリアル信号を前
記室外ユニットに送信するとともに、前記室外ユニット
から受信したシリアル信号の内容を電源電圧に同期して
判別する手段と、前記室外ユニットでの異常時に作動す
る常閉形の保護接点と、前記室外ユニットに設けられ、
前記保護接点を介して電源電圧を取込みその電源電圧に
同期の電源電圧同期信号を発する同期信号発生回路と、
前記室外ユニットに設けられ、前記同期信号発生回路か
ら電源電圧同期信号が発せられているとき、前記室内ユ
ニットから受信したシリアル信号の内容を前記電源電圧
同期信号に同期して判別し且つ電源電圧同期信号に同期
のシリアル信号により前記室内ユニットへの情報の送信
を行なう手段と、前記室外ユニットに設けられ、前記同
期信号発生回路から電源電圧同期信号が発せられていな
いとき、異常に対する保護動作を実行し且つ前記室内ユ
ニットから受信したシリアル信号に同期して情報伝達用
のシリアル信号を作成し同シリアル信号を室内ユニット
に送信する手段とを備える。
(作用) 室外ユニットで異常かなければ、同期信号発生回路から
電源電圧同期信号が発せられる。室外ユニットでは、こ
の電源電圧同期信号に同期して情報伝達用のシリアル信
号を作成し、それを室内ユニットへ送信する。
室外ユニットで異常か生じると、同期信号発生回路から
電源電圧同期信号が発生しなくなり、室外ユニットは異
常の発生を察知して保護動作を実行する。このとき、室
外ユニットは、室内ユニットから受信したシリアル信号
に同期して情報伝達用のシリアル信号を作成し、それを
室内ユニットへ送信する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。なお、図面において第3図と同一部分には同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1図に示すように、室外ユニット2において、端子板
4から同期信号発生回路13にかけての通電ラインに保
護接点31を挿接する。つまり、保護接点31を介して
同期信号発生回路13に電源電圧を取込む構成としてい
る。
この保護接点31の移動に伴い、従来の異常検出回路3
0およびその周辺回路の構成を取除く。
室外制御部7は、次の機能手段を備えている。
■同期信号発生回路13から電源電圧同期信号が発せら
れているとき、室内ユニット3から受信したシリアル信
号の内容を上記電源電圧同期信号に同期して判別する手
段。
■上記判別内容に従って運転制御を実行する手段。
■電源電圧同期信号に同期のシリアル信号により室内ユ
ニット3への情報の送信を行なう手段。
■同期信号発生回路13から電源電圧同期信号が発せら
れていないとき、異常(低圧側圧力の異常低下)に対す
る保護動作を実行する手段。
■保護動作の実行時、室内ユニットから受信したシリア
ル信号に同期して情報伝達用(異常報知用)のシリアル
信号を作成し同シリアル信号を室内ユニットに送信する
手段。
室内制御部35は次の機能手段を備えている。
■同期信号発生回路38の電源電圧同期信号に同期して
情報送信用のシリアル信号を作成し同シリアル信号を室
外ユニット2に送信する手段。
■室外ユニット2から受信したシリアル信号の内容を同
期信号発生回路38の電源電圧同期信号に同期して判別
する手段。
■上記判別内容に従って運転制御を実行したり、同判別
した内容を表示部(図示しない)で表示する手段。
つぎに、上記の構成において第2図を参照しながら作用
を説明する。
電源1を投入すると、R,S線間電圧、S、 T線間電
圧、T、R線間電圧がそれぞれ生じる。
このとき、冷凍サイクルの低圧側圧力が正常であれば、
R8線間電圧が同期信号発生回路13に入り、その同期
信号発生回路13から電源電圧同期信号が発せられる。
室内ユニット3では、R,S線間電圧か同期信号発生回
路38に入り、その同期信号発生回路38から電源電圧
同期信号が発せられる。
室内制御部35は、室内温度と設定室内温度との差に対
応する負荷情報などに基づき、1ビツトが電源電圧同期
信号の1サイクルに同期する伝達情報信号を作成し、そ
の伝達情報信号に応じてトランジスタ48をオン、オフ
し、それによって送信回路49をオン、オフし、R,S
線間電圧の半サイクル信号(正レベル)の有無によるシ
リアル信号を作成する。
こうして作成されるシリアル信号は、電源ラインAC1
とシリアル信号ラインSLを介して室外ユニット2に送
信され、受信回路18で受信される。
室外制御部7は、受信したシリアル信号の内容つまり伝
達情報を同期信号発生回路13の電源電圧同期信号に同
期して判別し、各種制御を実行する。
たとえば、電磁接触器9を付勢することにより、接点9
aかオンし、圧縮機モータ5か電源1に接続される。こ
れにより、圧縮機モータ5か動作し、圧縮機の運転がオ
ンする。
電磁接触器9を消勢すると、接点9aがオフし、圧縮機
モータ5が電源1から遮断される。これにより、圧縮機
モータ5の動作か停止し、圧縮機の運転がオフする。
なお、図示しないリレーによる室外ファンや四方弁等の
制御もある。
また、室外制御部7は、1ビツトか電源電圧同期信号の
1サイクルに同期する伝達情報信号を作成し、その伝達
情報信号に応じてトランジスタ23をオン、オフし、そ
れによって送信回路24をオン、オフし、R,S線間電
圧の半サイクル信号(負レベル)の有無によるシリアル
信号を作成する。
こうして作成されるシリアル信号は、電源ラインAC1
とシリアル信号ラインSLを介して室内ユニット3に送
信され、受信回路43で受信される。
室内制御部35は、受信したシリアル信号の内容つまり
伝達情報を同期信号発生回路38の電源電圧同期信号に
同期して判別し、各種制御を実行する。
一方、室外ユニット2において、冷凍サイクルの低圧側
圧力に異常低下が発生すると、保護接点31が作動(開
放)する。
保護接点31か作動すると、同期信号発生回路13への
通電が遮断され、電源電圧同期信号が発生しなくなる。
このとき、室外制御部7は、電源電圧同期信号の入力が
無い時間を内部タイマで経時し、その経時が一定に達す
ると、冷凍サイクルの低圧側圧力が異常であると判定し
、保護動作を実行する。
すなわち、電磁接触器9を消勢して圧縮機モータ5の動
作を停止し、圧縮機の運転を停止する。
この保護動作の実行時、室外制御部7は、電源電圧同期
信号の入力が無いので、室内ユニット3から受信したシ
リアル信号に同期して異常報知用のシリアル信号を作成
し、同シリアル信号を室内ユニット3に送信する。
室内制御部35は、受信したシリアル信号の内容つまり
異常データを同期信号発生回路38の電源電圧同期信号
に同期して判別し、その判別結果を表示部で表示する。
その後、低圧側圧力が正常に戻フて保護接点31が復帰
(閉成)すると、同期信号発生回路13への通電が再開
され、電源電圧同期信号が発生するようになる。
室外制御部7は、電源電圧同期信号の入力が再開すると
、冷凍サイクルの低圧側圧力が正常に戻ったと判定し、
保護動作を解除する。つまり、電磁接触器9を付勢して
圧縮機モータ5を動作させ、圧縮機の運転を再開する。
このように、電源電圧同期信号の有無によって異常の有
無を判定する構成としたので、従来の異常検出回路のよ
うな専用回路を要することなく室外ユニット3での異常
を的確に捕らえることができ、制御回路の簡略化および
コストの低減が図れる。
しかも、電源電圧同期信号が無い状況では室内ユニット
3からのシリアル信号に同期をとりながら室内ユニット
3へのシリアル信号の送信を継続するので、運転の停止
がどのような理由によるものかを室内側で的確に把握す
ることができ、十分な信頼性が確保される。
また、通常時(正常時)は電源電圧に同期して室外ユニ
ット2から室内ユニット3へのシリアル信号の送信を行
なうので、保守サービスに際し、室外ユニット2から指
令を発して室内ユニットを運転オンさせるなどの動作が
可能となり、作業効率の向上が図れ、保守員の負担も軽
減できる。
なお、上記実施例では、室外ユニット2での異常として
低圧側圧力の異常低下を例に説明したが、異常内容とし
ては高圧側圧力の異常上昇など種々のものが考えられる
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、室内ユニットに設
けられ、電源電圧に同期して情報送信用のシリアル信号
を作成し同シリアル信号を室外ユニットに送信するとと
もに、室外ユニットから受信したシリアル信号の内容を
電源電圧に同期して判別する手段と、室外ユニットでの
異常時ニ作動する常閉形の保護接点と、室外ユニットに
設けられ、上記保護接点を介して電源電圧を取込みその
電源電圧に同期の電源電圧同期信号を発する同期信号発
生回路と、室外ユニットに設けられ、上記同期信号発生
回路から電源電圧同期信号か発せられているとき、室内
ユニットから受信したシリアル信号の内容を上記電源電
圧同期信号に同期して判別し且つ電源電圧同期信号に同
期のシリアル信号により室内ユニットへの情報の送信を
行なう手段と、室外ユニットに設けられ、上記同期信号
発生回路から電源電圧同期信号が発せられていないとき
、異常に対する保護動作を実行し且つ室内ユニットから
受信したシリアル信号に同期して情報伝達用のシリアル
信号を作成し同シリアル信号を室内ユニットに送信する
手段とを備えたので、異常検出回路を要することなく室
外ユニットでの異常を的確に捕らえることができ、制御
回路の簡略化およびコストの低減を可能とする空気調和
機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の制御回路の構成を示す図
、第2図は同実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート、第3図は従来の空気調和機の制御回路の構成を示
す図、第4図はこの発明の一実施例および従来の空気調
和機における電源電圧と電源電圧同期信号との関係を示
す波形図、第5図は従来の空気調和機の作用を説明する
ためのフローチャートである。 1・・・三相交流電源、2・・・室外ユニット、3・・
・室内ユニット、7・・・室外制御部、13・・・同期
信号発生回路、18・・・受信回路、24・・・送信回
路、31・・・保護接点、35・・・室内制御部、38
・・・同期信号発生回路、43・・・受信回路、49・
・・送信回路。 第2図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交流電源に接続した室外ユニットとその室外ユニットに
    電源ラインおよびシリアル信号ラインを介して接続した
    室内ユニットとからなる空気調和機において、前記室内
    ユニットに設けられ、電源電圧に同期して情報送信用の
    シリアル信号を作成し同シリアル信号を前記室外ユニッ
    トに送信するとともに、前記室外ユニットから受信した
    シリアル信号の内容を電源電圧に同期して判別する手段
    と、前記室外ユニットでの異常時に作動する常閉形の保
    護接点と、前記室外ユニットに設けられ、前記保護接点
    を介して電源電圧を取込みその電源電圧に同期の電源電
    圧同期信号を発する同期信号発生回路と、前記室外ユニ
    ットに設けられ、前記同期信号発生回路から電源電圧同
    期信号が発せられているとき、前記室内ユニットから受
    信したシリアル信号の内容を前記電源電圧同期信号に同
    期して判別し且つ電源電圧同期信号に同期のシリアル信
    号により前記室内ユニットへの情報の送信を行なう手段
    と、前記室外ユニットに設けられ、前記同期信号発生回
    路から電源電圧同期信号が発せられていないとき、異常
    に対する保護動作を実行し且つ前記室内ユニットから受
    信したシリアル信号に同期して情報伝達用のシリアル信
    号を作成し同シリアル信号を室内ユニットに送信する手
    段とを具備したことを特徴とする空気調和機。
JP2227996A 1990-08-31 1990-08-31 空気調和機 Expired - Lifetime JP2931654B2 (ja)

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