JPH04109332U - 電子秤 - Google Patents

電子秤

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JPH04109332U
JPH04109332U JP1143391U JP1143391U JPH04109332U JP H04109332 U JPH04109332 U JP H04109332U JP 1143391 U JP1143391 U JP 1143391U JP 1143391 U JP1143391 U JP 1143391U JP H04109332 U JPH04109332 U JP H04109332U
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JP
Japan
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gravitational acceleration
value
correction coefficient
acceleration value
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP1143391U
Other languages
English (en)
Inventor
学 西田
Original Assignee
東京電気株式会社
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Publication date
Application filed by 東京電気株式会社 filed Critical 東京電気株式会社
Priority to JP1143391U priority Critical patent/JPH04109332U/ja
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】重力加速度値の設定および変更が簡単にでき、
電源投入時および重力加速度値が変更された時の少なく
とも一方において、その時設定されている重力加速度値
を表示する。 【構成】各地域の重力加速度値が設定されたスライドス
イッチ5を設け、このスライドスイッチ5をスライドさ
せることにより、簡単に重力加速度値の設定および変更
ができるもの。また、表示器2に電源投入時とスライド
スイッチ5により重力加速度値の変更が行われたときに
その時設定されている重力加速度値を表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、使用場所の重力加速度値から重力補正係数を算出し、物品の重量 を計量して得る計量値を重力補正係数により補正する秤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に重力加速度は地域により異なっている。従って、同一の秤で同一物品を 計量しても、計量する地域が異なれば重力加速度の差により計量値に差が生じる ことがある。
【0003】 そこで地域毎の重力加速度の差による計量値の差を補正するために、秤を正確 に調整した場所の重力加速度値を基準にし、この基準重力加速度値に基づいて計 量する地域の重力加速度値から重力補正係数を算出し、この重力補正係数により 計量値を補正するようにしている。
【0004】 従来、物品の重量の計量値を重力補正係数により自動的に補正する機能を備え た秤にはテストモードが設けられており、このテストモードにおいて、製造者が 秤を調整した場所の重力加速度値と秤の納入地域の重力加速度値とを予め設定し て記憶させていた。
【0005】 このテストモードでは、秤を調整した場所の重力加速度値に基づいて納入地域 の重力加速度値から重力補正係数を自動算出して記憶させるようになっていた。 さらにまた、このテストモードにはその他にゼロ点設定やスパン設定を行うよう にもなっていた。 秤の通常の計量モードでは、物品の重量を計量して得た計量値は、テストモー ドで記憶された重力補正係数により補正されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 上述したように秤を使用する地域の重力加速度値の設定は製造者が行い、テス トモードで自動的に重力補正係数が算出されていたので、秤を業務に使用するユ ーザーには重力加速度値の設定や変更ができないようになっていた。
【0007】 しかし例えば、ユーザーが移転に伴なって、秤が他の重力加速度値の地域に移 転した場合やユーザーが1か所でまとめて購入した秤を各地域の拠点に配送する 場合など、ユーザーには重力加速度値の設定・変更ができないため、重力加速度 値の設定・変更を行うために製造者側で人をユーザーの移転先やユーザーの各拠 点に派遣しなければならないという問題があった。 そこでこの考案は、重力加速度値の設定および変更が簡単にできる電子秤を提 供することを目的とする。
【0008】 また、簡単にユーザーにおいて重力加速度値が変更できると、現在設定されて いる重力加速度値を、電源投入時または重力加速度値が変更されたときの少なく とも一方において、重力加速度値の確認等のために電源投入時に設定されている 重力加速度値または変更された重力加速度値を表示できるように要望されること が予期される。
【0009】 そこでこの考案は、電源投入時および重力加速度値が変更されたときの少なく とも一方において、電源投入時に設定されている重力加速度値または変更された 重力加速度値を表示できる電子秤を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1対応の考案は、物品の重量を計量する計量手段と、各地域毎の重力加 速度値を記憶した記憶手段と、この記憶手段に記憶された重力加速度値の1つを 外部操作により選択する選択スイッチと、この選択スイッチで選択された重力加 速度値と予め設定された基準重力加速度値とから重力補正係数を算出する重力補 正係数算出手段と、この重力補正係数算出手段により算出された重力補正係数に 基づいて計量手段からの計量値を補正する計量値補正手段と、この計量値補正手 段により補正された計量値を表示する表示手段を設けたものである。
【0011】 請求項2対応の考案は、表示手段は、電源投入時および選択スイッチの選択切 替え時の少なくとも一方において、その選択スイッチで選択された記憶手段の重 力加速度値を表示するものである。
【0012】
【作用】
このような構成の本考案において、選択スイッチで選択された重力加速度値と 予め設定された基準重力加速度値とに基づいて、重力補正係数算出手段により重 力補正係数が算出される。 計量値補正手段により、計量手段により物品の重量を計量して得た計量値が重 力補正係数に基づいて補正される。
【0013】 重力加速度値を変更する必要があるときは、外部操作により選択スイッチで変 更すべき重力加速度値を選択すれば、その選択された重力加速度値に基づいて重 力補正係数算出手段により重力補正係数が算出される。
【0014】 このとき、計量手段により物品の重量を計量して得た計量値に対して、この変 更された重力加速度値に基づいて算出された重力補正係数による補正が行われる 。 また電源投入時および選択スイッチの選択切り替え時の少なくとも一方におい て、選択スイッチで選択された重力加速度値が表示手段により表示される。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を参照してを説明する。
【0016】 図1は、この考案を適用した計量秤の外観図である。この計量秤の上面には物 品の重量を計量するときに物品が載せられる秤皿1が設けられ、この計量秤の正 面には、重量および重力加速度値等が表示される表示手段としての表示器2、計 量のゼロ点を設定するゼロ点設定キー3、通常サービスマンが装置の点検や調整 の時に操作する埋め込み式ボタンのテストキー4および重力加速度に応じて分け られた全国16地域の重力加速度値(以下、地区値と称する)を「1」〜「16 」の番号で選択する選択スイッチとしてのスライドスイッチ5が設けられている 。
【0017】 図2はこの計量秤の要部構成のブロック図で、11は制御部本体を構成するC PU(中央演算処理装置)である。ROM(リード・オンリ・メモリ)12は、 前記CPU11が行う処理のプログラムデータが記憶されていると共に、記憶手 段として16級の地区値および製造・調整場所の基準重力加速度値(以下、基準 地区値と称する)が記憶されている。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)1 3は、前記CPU11が処理を行うときにメモリが形成される。前記ROM12 および前記RAM13は、前記CPU11とシステムバス14により接続されて いる。
【0018】 さらにCPU11は、表示コントローラ15およびI/O部16とシステムバ ス14により接続され、前記表示コントローラ15は前記表示器2を制御し、前 記I/O部16は、前記ゼロ設定キー3、前記テストキー4および前記スライド スイッチ5と接続されると共に、前記秤皿1に直結して設けられたロード・セル から構成される秤部17からの出力信号をA/D(アナログ/デジタル)変換す るA/D変換器18と接続されている。なお前記秤部17と前記A/D変換器1 8により計量手段が構成されている。 図3に前記CPU11が行う要部処理の流れ図を示す。 まず電源が投入されるとイニシャライズとして、各種メモリの初期化が行われ る。
【0019】 次にスライドスイッチ5により選択されている地区値をROM12から読み出 して、ROM12に記憶されている基準地区値に基づいてその読み出された地区 値から重力補正係数を算出する(重力補正係数算出手段)。 次に表示器2においてセグメントチェックのために表示スキャンを行う。 この表示スキャンが終了するとスライドスイッチ5により設定されている地区 値を表示器2により所定時間(数秒間)表示する。
【0020】 次にゼロ設定キー3、テストキー4およびスライドスイッチ5のいずれかがO Nされるか、または物品が秤皿1の上に載せられて秤部17により計量されてそ の計量データが入力されるまでの待機状態になる。物品の計量データが入力され ると通常の計量モードとして、その計量データを算出された重力補正係数により 補正し(計量値補正手段)、その補正された重量を表示器2に表示させる。補正 された重量が表示されると再びゼロ設定キー3、テストキー4およびスライドス イッチ5のいずれかがONされるか、または計量データが入力されるまでの待機 状態に戻るようになっている。
【0021】 ゼロ設定キー3、テストキー4およびスライドスイッチ5のいずれかがONの 場合、スライドスイッチが5がONならば、スライドスイッチ5により選択され た地区値をROM12から読み出す。その読み出された地区値を表示器2に所定 時間表示させると共に、ROM12に記憶されている基準地区値に基づいてその 選択された地区値から重力補正係数を算出する(重力補正係数算出手段)。テス トキー4がONならば、テストモードとして秤のゼロ点およびスパン等の設定処 理、さらに秤部17の重力補正が行われない計量値を表示器2にそのまま表示す る。ゼロ設定キー3がONならば、秤のゼロ点の設定処理を行う。
【0022】 ゼロ設定キー3、テストキー4およびスライドスイッチ5のいずれかがONの 場合でもそのキーまたはスイッチに対する処理が終了すると、再びゼロ設定キー 3、テストキー4およびスライドスイッチ5のいずれかがONされるか、または 計量データが入力されるまでの待機状態に戻るようになっている。
【0023】 このような構成の本実施例において、まず電源投入時には、イニシャライズの 初期設定の後、すでにスライドスイッチ5により設定されている地区値から基準 地区値に基づいて重力補正係数を算出する。 その後表示スキャンを行なってから、スライドスイッチ5により設定されてい る地区値が表示器2に数秒間表示される。 秤皿1に載せられた物品の重量は秤部17により計量され、秤部17により得 られた計量値は、算出された重力補正係数により補正される。
【0024】 例えば、移転等により地区値の変更が必要になると、スライドスイッチ5を添 付された地区値表により移転先の地区値が設定されている番号にスライドさせる だけで、自動的に地区値が変更され、その地区値から基準地区値に基づいて重力 補正係数が算出されると共に、その変更された地区値が表示器2に数秒間表示さ れる。
【0025】 このように本実施例によれば、スライドスイッチ5をワンタッチ操作するだけ の簡単な操作で自動的に地区値の変更および設定ができ、電源投入時または地区 値がスライドスイッチ5により変更されたときに、その時設定されている地区値 が表示器2に表示される。
【0026】
【考案の効果】
以上詳述したようにこの考案によれば、重力加速度の設定および変更が簡単に できる電子秤を提供できる。
【0027】 また、電源投入時または重力加速度が変更されたときの少なくとも一方におい て、電源投入時に設定されている重力加速度値および変更された重力加速度値を 表示できる電子秤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す外観図。
【図2】同実施例を示すブロック図。
【図3】同実施例の要部処理を示す流れ図。
【符号の説明】
2…表示器、4…テストキー、5…スライドスイッチ、
11…CPU、12…ROM、17…秤部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の重量を計量する計量手段と、各地
    域毎の重力加速度値を記憶した記憶手段と、この記憶手
    段に記憶された重力加速度値の1つを外部操作により選
    択する選択スイッチと、この選択スイッチで選択された
    重力加速度値と予め設定された基準重力加速度値とから
    重力補正係数を算出する重力補正係数算出手段と、この
    重力補正係数算出手段により算出された重力補正係数に
    基づいて前記計量手段からの計量値を補正する計量値補
    正手段と、この計量値補正手段により補正された計量値
    を表示する表示手段を設けたことを特徴とする電子秤。
  2. 【請求項2】 表示手段は、電源投入時および選択スイ
    ッチの選択切替え時の少なくとも一方において、その選
    択スイッチで選択された記憶手段の重力加速度値を表示
    することを特徴とする請求項1記載の電子秤。
JP1143391U 1991-03-05 1991-03-05 電子秤 Pending JPH04109332U (ja)

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