JPH0410900Y2 - - Google Patents

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JPH0410900Y2
JPH0410900Y2 JP6180186U JP6180186U JPH0410900Y2 JP H0410900 Y2 JPH0410900 Y2 JP H0410900Y2 JP 6180186 U JP6180186 U JP 6180186U JP 6180186 U JP6180186 U JP 6180186U JP H0410900 Y2 JPH0410900 Y2 JP H0410900Y2
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JP
Japan
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drum
weir plate
granulation
rotating drum
support rod
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JP6180186U
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JPS62174633U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は回転ドラム式造粒装置、例えば化学
肥料、顔料、窯業、鉱業等の分野で広く用いられ
ている造粒装置特に回転ドラム式の造粒装置に係
るものである。
〔従来の技術〕
化学肥料、顔料、窯業、鉱業等粉粒体を取り扱
う分野では、流動性の向上、発塵防止或いは輸送
コストの低減等のために粉体を粉状にする造粒機
が利用されている。
特に回転ドラム式造粒装置は設置が比較的簡単
で造粒コストが低廉なため広く利用されている
が、造粒機構上製品の粒度分布が広いという問題
点がある。
そのため粒度分布をできるだけ狭くし、造粒性
能を向上させるための改良として回転ドラムの内
部に堰板(仕切板)を設けたものが知られてい
る。すなわち回転ドラムの内壁面に沿つて中央に
該ドラム本体と同心円状をなす開口部を有する鍔
状の堰板をドラムの軸心に対して直角に設けてド
ラム内部に前記開口部で互いに連通した複数個の
造粒室を形成した回転ドラム式造粒装置がある。
〔従来技術の問題点〕
しかしながらこのような堰板を設置した造粒装
置は、同一装置で複数の銘柄を造粒する場合には
銘柄を切り替える毎にドラムの内部に残留した前
銘柄品を完全に排出させなければならない。その
ために堰板全部又は少くともその一部を取外して
やる必要がある。前銘柄がドラム内に残留したま
ま別の銘柄に移行することは汚染(コンタミネー
シヨン)の問題から好ましくない。
堰板全部を取外すことは構造上も又作業上も困
難なので、第4図に示すように通常ドラム1の内
壁面に溶接等で固着された堰板2の一端を切り欠
いて切り欠き板3aをボルトナツト6で固定しこ
の部分を取外しできるようにするとか、第5図に
示すようにドラム1の切り欠き部の板3a′に対応
する位置にマンホール型に形成してその蓋板7に
切り欠き板3a′の末端を固着したりしていた。し
かしながら前者の場合は堰板2から切り欠き板3
a′を取外すためにドラム1内に人が入る必要があ
り安全、衛生上好ましくなく、作業性も悪い欠点
があつた。また後者の場合は、ドラムの外部から
切り欠き部を取出すことはできるとは言え、マン
ホール蓋は重量が大きく著しく作業性が悪い上に
マンホールの開放により内部の粉粒品がドラム外
に飛散し、環境を損ない、衛生上も好ましくない
等の問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案者らは、このような現状に鑑み、鋭意研
究の結果、堰板の一部をドラムの外部からの駆動
によつてドラムの中心(通常半径方向に沿つて)
に向けて分割移動可能にし、堰板の一部を開放せ
しめるようにして従来の問題点を全て解決し得た
ものである。
すなわち本考案は、回転ドラムの内壁面に沿つ
て、中央に該ドラム本体と同心円状をなす開口部
を有する鍔状の堰板をドラムの中心に対して直角
に設けてドラム内部に開口部で互いに連通した複
数の造粒室を形成してなる回転ドラム式造粒装置
において、前記堰板は、その一部に前記ドラムの
中心軸方向に向つて移動可能な形でカツトされた
少なくとも一ケ所の分割部分が形成されており、
かつ該部分はドラムの壁を貫通する支持棒によつ
てドラム外部からの駆動によりドラムの中心軸方
向に向けて移動可能に支持固定されていることを
特徴とする回転ドラム式造粒装置である。
〔実施例〕
以下図面に具体的に実施態様を例示して説明す
る。
第1図は本考案の回転ドラム式造粒装置の回転
軸に沿つた断面で、第2図はそのA−A′断面図
であり分割部分を閉じた状態を示し、第3図は分
割部分をドラムの軸心方向に向つて一杯に移動さ
せ堰板の一部を開いた状態を示すものである。1
は回転ドラム本体、2は堰板、3は分割部分であ
り4はドラムの壁を貫通した支持棒でそのドラム
内側の端部は分割部分3に連結されている。支持
棒4は固定部材9で回転ドラムに回転自在に固定
され、貫通箇所はシール部5によりドラムの内部
と外部は遮断されている。シールはグランドシー
ル等一般に用いられているものでよい。支持棒は
例えばスルース弁(仕切弁)のスピンドルと同様
の構造である。分割部分3は、堰板2との境にす
き間が出来るのを防ぎ、また分割部分の動きをス
ムーズにかつ正確にするため堰板側にガイドレー
ル8を設けてこれに分割部分の側縁を摺動自在に
嵌合させるのが好ましい。なお分割部分3は1個
に限らず複数個形成してもよいことは勿論であ
る。
〔作用〕
本考案はこのように構成されているので、造粒
時は分割部分を閉じた第2図に示す状態でドラム
を回転させ、造粒を終り銘柄の変更時は、前回の
分をドラムから排出させるに当つて、ドラム外で
支持棒4を回わせば、順次分割部分3は開口部に
向つて移動するので、第3図に示すように堰板2
は分割部分3が全く開かれた状態となり、各造粒
室はドラムの内壁側で連通する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、造粒終了後内部残留製品の排
出作業において、内部の仕切堰の部分的取外し及
び取付作業が、外部から支持棒を回して駆動させ
るという簡単な操作で行なうことができる。した
がつて、造粒後簡単に各造粒室をドラムの内壁に
沿つて連通させることができ、排出、清掃作業時
間が著しく短縮され、安全衛生面の向上、周囲汚
染の防止、ならびにドラム内部への異物混入トラ
ブルが回避される等その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すもので回転軸方
向の断面図、第2図は第1図のA−A′断面図で
分割部分を閉じた状態を示し、第3図は分割部分
を開いた状態を示す図面である。第4図及第5図
はいずれも従来の例を示す断面図である。 1……回転ドラム本体、2……堰板、3……分
割部分、4……支持棒、5……シール部、8……
ガイドレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ドラムの内壁面に沿つて、中央に該ドラム
    本体と同心円状をなす開口部を有する鍔状の堰板
    を、ドラムの軸心に対して直角に設けて、ドラム
    内部に前記開口部で互いに連通した複数の造粒室
    を形成してなる回転ドラム式造粒装置において、
    前記堰板はその一部に前記ドラムの中心軸方向に
    向つて移動可能な形でカツトされた少なくとも一
    ケ所の分割部分が形成されており、かつ該分割部
    分はドラムの壁を貫通する支持棒によつてドラム
    外部からの駆動によりドラムの中心軸方向に向け
    て移動可能に支持固定されていることを特徴とす
    る回転ドラム式造粒装置。
JP6180186U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0410900Y2 (ja)

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JP6180186U JPH0410900Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JP6180186U JPH0410900Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62174633U JPS62174633U (ja) 1987-11-06
JPH0410900Y2 true JPH0410900Y2 (ja) 1992-03-18

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ID=30895466

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JP6180186U Expired JPH0410900Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JP2008545848A (ja) * 2005-06-06 2008-12-18 マニユフアクチヤリング・アンド・プロセス・テクノロジーズ・エルエルシー(デイー/ビー/エイ エムピー テクノロジーズ) 顔料擬似粒子の形成方法
JP5925608B2 (ja) * 2012-06-12 2016-05-25 株式会社パウレック コーティング装置
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Publication number Publication date
JPS62174633U (ja) 1987-11-06

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