JPH04108830A - ポリイミド―ブタジェン樹脂 - Google Patents

ポリイミド―ブタジェン樹脂

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JPH04108830A
JPH04108830A JP23154190A JP23154190A JPH04108830A JP H04108830 A JPH04108830 A JP H04108830A JP 23154190 A JP23154190 A JP 23154190A JP 23154190 A JP23154190 A JP 23154190A JP H04108830 A JPH04108830 A JP H04108830A
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JP
Japan
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bis
resin
polyimide
butadiene
aminophenyl
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Pending
Application number
JP23154190A
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English (en)
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Shigeki Naito
茂樹 内藤
Kazuo Takebe
和男 武部
Hiroshi Nakamura
宏 中村
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリイミド−ブタジエン樹脂に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、ポリイミド樹脂としては、比較的分子量が小さい
ものが知られており(特開昭62−264631号公報
)、それらはエポキシ樹脂の高温での接着性を改良する
ため、使用されている。
最近においてはエポキシ樹脂を始めとして熱硬化性樹脂
の用途が拡大し、構造材として高靭性化が要求される用
途も多くなってきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来公知のポリイミド樹脂においては、
熱硬化性樹脂の高靭性化の点においては必ずしも満足す
べきものではなかった。
本発明の目的は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂の靭性
の改良に適した新規なポリイミド系樹脂を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、下記式(I)と(IV)で表され
る繰り返し構造単位を有し、数平均分子量が3.000
ないし30.000の範囲にあるポリイミドブタジェン
樹脂を提供することにある。
−NH(A−B+TA −NH−(I ’)(上式中、
Aは芳香族残基、Bは下記式(I[)および/または式
(I)で表される二価の基であり、nは6〜75の整数
である。) (上式中x、y、zは正の整数を表し、X:y=に0〜
0.5であり、2は10〜100である。)以下、本発
明について詳細に説明する。
本発明のポリイミド−ブタジエン樹脂において前記の式
(I)中のAは単核あるいは多核の2価の芳香族残基で
あり、芳香環は炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン、
炭素数1〜5のアルコキシ基等が置換されているもの、
および非置換のものが含まれる。具体的には、Aは芳香
族ジアミンの残基の1種もしくは2種以上を挙げること
ができる。
当該芳香族アミンについて例示すると、芳香族ジアミン
については4,4°−ジアミノジフェニルメタン、3.
3’−ジアミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノ
ジフェニルエーテル、3,4”−ジアミノジフェニルエ
ーテル、4,4”−ジアミノジフェニルプロパン、4.
4’−ジアミノジフェニルスルフォン、3.3′−ジア
ミノジフェニルスルフォン、2.4−)ルエンジアミン
、2.6−1−ルエンジアミン、m−フェニレンジアミ
ン、p−フェニレンジアミン、ベンジジン、4.4’−
ジアミノジフェニルスルファイド、3,3”−ジクロロ
−4,4°−ジアミノジフェニルスルフォン、3,3°
−ジクロロ−4,4゛−ジアミノジフェニルプロパン、
3,3°−ジメチル−4,4゛−ジアミノジフェニルメ
タン、4,4゛−メチレン−ビス−(2,6−シメチル
アニリン)、4.4°−メチレン−ビス−(2−メチル
−6−ニチルアニリン) 、4.4’−メチレン−ビス
−(2,6−シエチルアニリン)、3.3′−ジメトキ
シ−4,4′−ジアミノビフェニル、3.3°−ジメチ
ル−4,4゛−ジアミノビフェニル、1゜3−ビス(4
−アミノフェノキシ)ベンゼン、l、3−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)ベンゼン、1.4−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼン、2,2−ビス(4−アミノフェ
ノキシフェニル)プロパン、4゜4°−ビス(4−アミ
ノフェノキシ)ジフェニルスルフォン、4.4’−ビス
(3−アミノフェノキシ)ジフェニルスルフォン、α、
α′ −ビス(4−アミノフェニル)−m−ジイソプロ
ピルベンゼン、α、α−ビス(4−アミノフェニル)−
p−ジイソプロピルベンゼン、α、α′ −ビス(4−
アミノ−3−メチル) −m−ジイソプロピルベンゼン
、α、α−ビス(4−アミノ−3−メチル) −p−ジ
インプロピルベンゼン、α、α”−ビス(4−アミノ−
3,5−ジメチルフェニル)−m−ジイソプロピルベン
ゼン、α、α′−ビス(4−アミノ−3,5−ジメチル
フェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、9,9°−
ビス(4−アミノフェニル)フルオレン、3.3′−ジ
カルボキシ−4,4”−ジアミノジフェニルメタン、2
,4−ジアミノアニソール、ビス(3−アミノフェニル
)メチルホスフィンオキサイド、3゜3゛−ジアミノベ
ンゾフェノン、〇−トルイジンスルフォン、4.4’−
メチレン−ビスー○−クロロアニリン、テトラクロロジ
アミノジフェニルメタン、m−キシリレンジアミン、p
−キシリレンジアミン、4.4’−ジアミノスチルベン
、5−アミノ−1(4′−アミノフェニル−1,3,3
−)リメチルインダン、6−アミノ−1−(4’ −ア
ミノフェニル)−1,3,3−1−リメチルインダン、
5−アミノ−6−メチル−1−(3’ −アミノ−4°
−メチルフェニル) −1,3,3−)リメチルインダ
ン、7−アミノ−6−メチル−1−(3° −アミノ−
4”−メチルフェニル) −1,3,3−)リメチルイ
ンダン、6−アミノ−5−メチル−i −(4’  −
アミノ−3′−メチルフェニル) −1,3,3−トリ
メチルインダン、6−アミツーツーメチル−1−(4°
 −アミノ−3′メチルフエニル)−1,3,3−トリ
メチルインダン、〜10)、 両末端アミノ基含有ポリジメチルシロキサン、両末端ア
ミノ基含有ポリメチルフェニルシロキサンオリゴマー等
の1種または2種以上を挙げることができる。
本発明において前記式(I)で表されるポリイミ ド成
分 −NH−(−A−B+TA−NH−(I)の製造は、上
述の芳香族ジアミンと下式(V)および/又は(VI)
で示される化合物と通常のイミド化反応を行って合成す
ることができる。
前記(I)式中のn、すなわち重合度は仕込みモル比に
よって容易に調節することができるので、所望の重合度
のポリイミド成分が得られるように適宜仕込みモル比を
決めればよい。
以下、上記式(V)及び(VI)で表される化合物をB
1とし、その異性体をそれぞれX成分、Y成分とする。
Blについては、例えば特開昭63−93784号、特
開昭63−277667号公報等の公知方法で合成する
ことができる。例示すると、α−メチルスチレンと無水
マレイン酸をモル比が1:2でラジカル重合触媒の非存
在下、及びラジカル重合禁止剤の存在下、もしくは不存
在下に反応させて得られる。
当該ポリイミドの合成において、式(IV)及び(V)
で示される酸無水物と、一部芳香族テトラカルボン酸無
水物を併用してもよい。併用するに好ましいテトラカル
ボン酸無水物については特に限定はなく、通常のポリイ
ミドの原料であるテトラカルボン酸無水物が使用される
例示すれば、ピロメリット酸、3.3’ 、 4.4”
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2.3.6.7ナ
フタレンテトラカルボン酸、3.3’ 、 4.4’−
ビフェニルテトラカルボン酸、1.2.5.6−ナフタ
レンテトラカルボン酸、2.2’ 、 3.3’−ビフ
ェニルテトラカルボン酸、3.4.9.10−ピレンテ
トラカルボン酸、2゜2−ビス(3,4−ジカルボキシ
フェニル)プロパン、2.2−ビス[4−(2,3−ジ
カルボキシフェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−
ビス(4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニ
ル〕プロパン、ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ
)ジフェニルス= l 〇 − ルホン、1,4−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキ
シ)ベンゼンなどのテトラカルボン酸のジ無水物などが
例示され、これらの1種または2種以上を用いることが
できる。
本発明のポリイミド−ブタジエン樹脂の前記式(IV)
のブタジェンオリゴマー成分は両末端にカルボキシル基
を有するブタジェンオリゴマーの主鎖構造を示しており
、ブタジェンオリゴマー成分の数平均分子量は600〜
7.000が好ましく、特に3、000〜5.000が
好ましい。
また、上記ブタジェンオリゴマーとしてはブタジェン単
独のオリゴマーの他、接着力、相溶性に幅を持たせるた
めブタジェンにアクリロニトリルをランダム共重合させ
たものが知られている(例えば、米国 グツドリッチ社
のHYCAROCTBおよびCTBN等)が、このよう
なオリゴマーが好適に使用できる。
ポリイミド−ブタジエン樹脂の製造においては末端がカ
ルボン酸基を有するブタジェンオリゴマーと前記の末端
がアミンのイミドオリゴマーとを公知のアミド化反応に
より (重)縮合することにより製造できる。
分子量は、仕込みモル比、反応時間等によって適宜調節
することができる。
ポリイミド−ブタジエン樹脂の共重合組成は、ブタジェ
ンオリゴマーの含量が増すにつれ、低粘度化が図れるも
のの、ガラス転移温度の低下を伴うため重量割合で、ポ
リイミド−ブタジエン樹脂の3〜70%であることが好
ましい。
本発明のポリイミド−ブタジエン樹脂の分子量は、熱硬
化性樹脂との組成物の取扱い性と靭性改良効果とが同時
に満足されるためには、数平均分子量が3.000〜3
0.000の範囲にある必要があり、さらには乳000
〜20.000の数平均分子量を持つポリマーが、組成
物の取扱い性、硬化物の強靭性をより満足し、好ましい
ものである。
本発明のポリイミド−ブタジエン樹脂は靭性等の物性改
良のため、熱硬化性樹脂に添加して使用されるのが一般
的であり、その量的割合は熱硬化性樹脂100重量部に
対して本発明のポリイミド樹脂10〜100重量部、好
ましくは20〜80重量部である。配合量が10重量部
未満では充分な靭性が発現しない。また100重量部を
越えると熱硬化性樹脂組成物の粘度が高くなり過ぎて、
取扱い性、加工性が低下する。特に、繊維強化複合材料
用プリプレグに加工する場合、繊維への含浸が難しいと
いう問題点、さらにエポキシ組成物を繊維に含浸して製
造されるプリプレグがドレープ性、タック性を失い、所
定の形状に成形しにくい等の問題点が生じる。
熱硬化性樹脂について例示すると、エポキシ樹脂、ビス
マレイミド樹脂、シアネート樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂等
が挙げられ、1種もしくは2種以上の組み合わせにも使
用可能である。
エポキシ樹脂について例示すると、分子中に2個以上の
エポキシ基を有する化合物であり、可撓性の向上には2
官能型が優れ、耐熱性の面では3個以上のエポキシ基を
有する多官能型が優れ、本発明においては、両者の中か
ら1種又は2種以上が使用される。
分子中に2個のエポキシ基を有するエポキシ樹脂として
は、例えばビスフェノールA1ビスフエノールF、ビス
フェノールAD、ハイドロキノン、レゾルシン等の二価
フェノール類またはテトラブロムビスフェノールA等の
ハロゲン化ビスフェノール類から誘導されるジグリシジ
ルエーテル化合物、p−オキシ安息香酸、m−オキシ安
息香酸、テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族カルボ
ン酸から誘導されるグリシジルエステル系化合物、5.
5−ジメチルヒダントイン等から誘導されるヒダントイ
ン系エポキシ樹脂、2,2−ビス(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)プロパン、2,2−ビス〔4−(2,3
−エポキシプロピル)シクロヘキシル〕プロパン、ビニ
ルシクロヘキセンジオキサイド、3.4−エポキシシク
ロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカ
ルボキシレート等の脂環式エポキシ樹脂、その他N、N
−ジグリシジルアニリン等があるがこれらに限定される
ものではない。
また、1分子あたり3個以上のエポキシ基を有するエポ
キシ樹脂としては、p−アミノフェノール、m−アミノ
フェノール、4−アミノ−m−クレゾール、6−アミノ
−m−クレゾール、4.4’−ジアミノジフェニルメタ
ン、3,3″−ジアミノジフェニルメタン、4.4’−
ジアミノジフェニルエーテル、3.4’−ジアミノジフ
ェニルエーテル、1.4−ビス(4−アミノフェノキシ
)ベンゼン、1,4−ビス(3−アミノフェノキシ)ベ
ンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、■、3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、
2,2−ビス(4−アミノフェノキシフェニル)プロパ
ン、p−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン
、2.4−トルエンジアミン、2.6−トルエンジアミ
ン、p−キシリレンジアミン、m−キシリレンジアミン
、■、4−シクロヘキサン−ビス(メチルアミン)、1
.3〜シクロヘキサン−ビス(メチルアミン)等から誘
導されるアミン系エポキシ樹脂、フェノール、0−クレ
ゾール、m−クレゾール、p−クレゾール等のフェノー
ル類とホルムアルデヒドの反応生成物であるノボラック
樹脂から誘導されるノボラック系エポキシ樹脂、フロロ
グリシン、トリス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン
、1.1.2.2−テトラキス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、ビス〔α−(ジヒドロキシフェニル)−α
−メチルエチル〕ベンゼン等の3価以上のフェノール類
から誘導されるグリシジルエーテル化合物、その他、ト
リグリシジルイソシアヌレート、2.4.6トリグリシ
ジルーS−)リアジン、またはこれらのゴム、ウレタン
変性化合物等があるが、これらに限定されるものではな
い。
シアネート樹脂としては2個以上のシアナト基を有する
多官能性シアン酸エステルが挙げられ、好適なシアン酸
エステルは、一般式 %式%(1) 〔式中、mは2以上、通常5以下の整数でありRは芳香
族性の有機基であって、上記シアン酸エステル基は該有
機基Rの芳香環に結合しているものである。〕 で表わされる化合物である。具体的に例示すれば1.3
−または1,4−ジシアナトベンゼン、1.3.5−ト
リシアナトベンゼン、1,3−1■、4−11,6.1
.8−12,6−または2,7−ジシアナトナフタレン
、1,3.6−)リシアナトナフタレン、4,4゛−ジ
シアナトビフェニル、ビス(4−シアナトフェニル)メ
タン、2,2−ビス(4−シアナトフェニル′)プロパ
ン、2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−シアナトフ
ェニルプロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4
−シアナトフェニル)プロパン、ビス(シアナトフェニ
ル)エーテル、ビス(4−シアナトフェニル)チオエー
テル、ビス(4−シアナトフェニル)スルホン、トリス
(4−シアナトフェニル)ホスファイト、トリス(4−
シアナトフェニルk)ホスフェート、およびノボラック
とハロゲン化シアンとの反応により得られるシアン酸エ
ステルなどである。これらの他に特公昭41−1928
、特公昭44−4791.特公昭45−11712 、
特公昭46−41112および特開昭51−63149
公報などに記載のシアン酸エステルも用いうる。
また、ポリマレイミド樹脂としては、 〔式中、Rは2価以上、通常5価以下の芳香または脂環
族性有機基であり、X l 、 X 2は素、ハロゲン
、またはアルキル基であり、n2〜5の整数である。〕 で表される化合物であり、Rは好ましくは2価の基であ
る下式のビスマレイミド樹脂が好ましい。
ビスマレイミド樹脂としては下記一般式(X’、X2、
Rは上記と同じ。) で表される。
式中、Rとしてはシクロヘキシレン、フェニレン、4−
メチル−1,3−フェニレン、2−メチル−1,3−フ
ェニレン、5−メチル−1,3−フエニシン、 2,5
−ジエチル−3 エニシン、または次式(a) メチル−1,4 フ (式中、Tは単なる原子価結合または以下の基を表わし
、Yは同一であっても異なっていてもく、それぞれ水素
原子、メチル、エチルまたはインプロピル基を表す。) 等が例示され、またXl、X2としては水素、メチル、
エチル、プロピル等が例示される。
上記式で表わされるマレイミド樹脂は無水マレイン酸等
上記式に対応する酸無水物と上記式に対応するジアミン
類とを反応させてマレアミド酸を調製し、次いでマレア
ミド酸を脱水環化させる等公知の方法で製造することが
できる。用いるジアミン類は芳香族ジアミンであること
か最終樹脂の耐熱性等の点で好ましいが、樹脂の可撓性
や柔軟性が望ましい場合には脂環族ジアミンを単独或い
は組合せて使用してもよい。また、ジアミン類は第1級
アミンであることが反応性の点で特に望ましいが、第2
級アミンも使用できる。好適なアミン類としてはメタま
たはパラフェニレンジアミン、メタまたはパラキシリレ
ンジアミン、■、4−または1,3−シクロヘキサンジ
アミン、ヘキサヒドロキシリレンジアミン、4,4゛−
ジアミノビフェニル、ビス(4−アミノフェニル)メタ
ン、ビス(4−アミノフェニル)エーテル、ビス(4−
アミノフェニル)スルホン、ビス(4−アミノ−3メチ
ルフエニル)メタン、ビス(4−アミノ−3,5−ジメ
チルフェニル)メタン、ビス(4−アミノフェニル)シ
クロヘキサン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−アミノ−3−メチルフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−
アミノフェニル)プロパン、ビス(4−アミノフエニル
)フェニルメタン、34−ジアミノフェニル4′−アミ
ノフェニルメタン、■、1−ビス(4−アミノフェニル
)−1−フェニルエタン、ヘキサメチレンジアミン、ド
デカメチレンジアミン、エチレンシアミンベンジシン、
3,3°−ジメチル−4,4′ジアミノビフエニル、3
.3’−ジクロロベンジジン、3,3゛−ジメトキシベ
ンジジン、■、1−ビス(4−アミノフェニル)エタン
、2,2−ビス(4アミノフエニル)プロパン、2,2
−ビス(4−アミノフェニル)へキサフルオロプロパン
、2,2ビス(4−アミノフェニル)−L3−ジクロロ
−1、1,3,3−テトラフルオロプロパン、4,4′
−ジアミノジフェニルエーテル、4,4”−ジアミノジ
フェニルスルファイド、3,3″−ジアミノジフェニル
スルファイド、4.4’−ジアミノジフェニルスルホオ
キサイド、4,4°−ジアミノジフェニルスルホン、3
.3′−ジアミノベンゾフェノン、4,4゛−ジアミノ
ベンゾフェノン、3.4’−ジアミノベンゾフェノン、
N、 N’−ビス(4−アミノフェニル)アニリン、N
IN“−ビス(4−アミノフェニル)メチルアミン、N
、 N’−ビス(4−アミノフェニル)−n−ブチルア
ミン、N、 N’−ビス(4−アミノフェニル)アミン
、m−アミノベンゾイル−p−アミノアニリド、4−ア
ミノフェニル−3−アミノベンゾエイト、4.4′−ジ
アミノアゾベンゼン、3,3゛−ジアミノアゾベンセン
、ビス(3−アミノフェニル)ジエヂルシラン、ビス(
4−アミノフェニル)フェニルホスフィンオキサイド、
ビス(4−アミノフェニル)エチルホスフィンオキサイ
ド、1,5−ジアミノナフタリン、2,6−ジアミツピ
リジン、2,5−ジアミノ−1,3,4−オキサジアゾ
ール、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミ
ン、2゜4 (p−β−アミノ−第三級ブチルフェニル
)エーテル、p−ビス−2−(2−メチル−4−アミノ
ペンチル)ベンゼン、p−ビス(1,l−ジメチル−5
−アミノペンチル)ベンゼン、ヘキサメチレンジアミン
、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、
ノナメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、2,1
1−ジアミノドデカン、1.12−ジアミノオクタデカ
ン、2,2−ジメチルプ=21 ロピレンジアミン、2,5−ジメチルへキサメチレンジ
アミン、3−メチルへブタメチレンジアミン、2.5−
ジメチルへブタメチレンジアミン、4,4ジメチルへブ
タメチレンジアミン、5−メチルノナメチレンジアミン
、1.4−ジアミノシクロヘキサン、ビス(p−アミノ
シクロヘキシル)メタン、3−メトキシヘキサメチレン
ジアミン、1,2〜ビス(3−アミノプロポキシ)エタ
ン、ビス(3−アミノプロピル)スルファイド、N、 
N’−ビス(3−アミノプロピル)メチルアミンなどが
例示される。
ビスマレイミド樹脂について代表的なものを具体的に例
示すれば、N、N’−m−フェニレンビスマレイミド、
N、N’−p−フェニレンビスマレイミド、N、 N’
 −4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミド、N、
N”−4,4′−ジフェニルエーテルビスマレイミド、
N、 N’ −4,4°−ジフェニルスルホンビスマレ
イミド、N、 N’ −1,4−シクロヘキシレンビス
マレイミド、N、 N’ −4,4’−ジフェニル−1
,1−シクロヘキサンビスマレイミド、N、 N’ −
4,4’−ジフェニル−2゜2−プロパンビスマレイミ
ド、N、 N’ −4,4’−トリル−1、3−フェニ
レンビスマレイミF、N、N’−4−メチル−1,3−
フェニレンビスマレイミド、NIN’−5−メチル−1
,3−フェニレンビスマレイミド、N、N’−エチレン
ビスマレイミド、N、N’−ヘキサメチレンビスマレイ
ミド、N、 N’−ドデカメチレンビスマレイミド等が
挙げられる。
特にN、 N’ −4,4’−ジフェニルメタンビスマ
レイミド単独、又はこれとN、N’−2−メチル−1,
3−フェニレンビスマレイミド、N、N’−4−メチル
−1,3−フェニレンビスマレイミド及び/もしくはN
、N″−5−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミ
ドとの混合物が好ましい。
また、これらのマレイミド樹脂はモノマーの形で使用す
る代りにプレポリマーの形で用いることもできる。
また、ビスマレイミド樹脂はN−アリル−マレイミド、
N−プロピル−マレイミド、N−へキシル−マレイミド
、N−フェニル−マレイミド、などのモノマレイミド化
合物で40wt%程度を限度に置換して用いてもよい。
また、これらマレイミド樹脂をジアミン類、ビス−オル
トアリルフェノール類、ビス−オルトアリルアルケニル
フェニルエーテル類、エポキシ樹脂で変性したものでも
よい。
アミン変性マレイミド樹脂の製造に使用されるジアミン
としては前記したジアミン類が例示される。変性ビスマ
レイミド樹脂としては例えば、特公昭63−39614
号公報に記載のものが例示される。
また、エーテルイミド樹脂としては特開昭63−291
919号公報に記載されている付加型エーテルイミド系
樹脂が例示される。
例えばエーテルイミド樹脂としては、下記一般式〔式中
、R1−R4は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、
ハロゲン、R5、R6は水素、メチル、エチル、トリフ
ルオロメチル、トリク0ルメチル、D、、D2は炭素数
2〜24の有機基を示す。〕で表わされるものである。
また、上記エーテルイミド樹脂とアミン系化合物、フェ
ノール系化合物および/またはチオコール系化合物など
の付加反応物、また重合性官能基をもつ化合物との共重
合体も使用可能である。
また、末端に一ヶの付加型イミド基と、−ヶのアミノ基
を持ったエーテル系化合物を上記のエーテルイミド樹脂
とを併用してもよい。
また、エーテルイミド樹脂をジアミン類、ビス−オルト
アリルフェノール類、ビス−オルトアリルアルケニルフ
ェニルエーテル類、エポキシ樹脂で変性したものでもよ
い。
また、上記の付加型エーテルイミド樹脂とアミン系化合
物の付加反応物を用いることもできる。
このようなアミン化合物としては、前記したジアミン類
や、2.4−ジアミノジフェニルアミン、2゜4−ジア
ミノ−5−メチル−ジフェニルアミン、2.4−ジアミ
ノ−4°−メチル−ジフェニルアミン、l−アニリノ−
2,4−ジアミノナフタリン、3,3゜−ジアミノ−4
−アニリノベンゾフェノンなどN−アリール置換芳香族
トリアミンが例示される。
なお、これらのアミン化合物は、混合して使用してもよ
い。
他に、従来公知のカルボン酸ジ無水物を併用することも
できる。
また、本発明の樹脂と公知の下記式、 〔式中、Xは直接結合、−CH2−−N=N−CF。
である。〕 で表わされるビス−オルトアリルフェノール類をを組み
合わせてもよい。具体的には、 = 27− 等が例示される。
本発明のポリイミド−ブタジエン樹脂を含有する熱硬化
性樹脂はさらに必要に応じて硬化剤を使用する。エポキ
シ樹脂システムの場合、エポキシ硬化剤としては、前述
の芳香族アミン及び脂肪族アミンなどのアミン系硬化剤
、フェノールノボラックやクレゾールノボラック等のポ
リフェノール化合物、さらには酸無水物、ジシアンジア
ミド、ヒドラジド化合物等が例示される。
エポキシ樹脂と硬化剤の割合は、硬化剤の活性水素がエ
ポキシ基1モルに対して0.5〜1.5モルとなるよう
配合される。
さらに必要に応じて、硬化促進剤を添加することができ
る。例えば硬化促進剤としては、ベンジルジメチルアミ
ン、2,4.6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノール、1.8−ジアザビシクロウンデセンなどのアミ
ン類や、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイ
ミダゾール化合物、三フッ化ホウ素アミン錯体などが挙
げられる。
また、他の熱硬化性樹脂においても必要に応じて公知の
硬化剤を用いることができる。
また、本発明のポリイミド−ブタジエン樹脂を含有する
樹脂組成物は、使用目的によっては、タルク、マイカ、
炭酸カルシウム、アルミナ水和物、炭化ケイ素、カーボ
ンブラック、シリカ等の粒状物を混用することも、加工
性や取扱い性の改良のために有効である。
本発明のポリイミド−ブタジエン樹脂を含有する熱硬化
性樹からなるプリプレグにおいて、強化材として使用さ
れる繊維としては、炭素繊維、黒鉛繊維、ガラス繊維、
炭化ケイ素繊維、アルミナ繊維、チタニア繊維、芳香族
ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊維、ポリベンズ
イミダゾール繊維等、有機質、無機質の繊維を例示でき
るが、これらに限定されるものではない。特に該プリプ
レグが強靭性に優れた複合材料を提供するためには、引
張強度50kg / mm 2以上、弾性率5t/u+
m”以上の繊維が好ましい。なお、使用目的によっては
、2種以上の繊維、形状の異なった繊維を併用すること
も可能である。
さらに強化繊維の他Iこタルク、マイカ、炭酸カルシウ
ム、アルミナ水和物、炭化ケイ素、カーボンブラック、
シリカ等の粒状物を混用することも樹脂組成物の粘性を
改良して複合材料の成形を容易にしたり、あるいは得ら
れる複合材料の物性、例えば圧縮強度等を改良するため
に有効である。
該プリプレグの製造法としては、エポキシ樹脂をマトリ
ックスとした従来公知の製造法が採用できる。
該プリプレグの樹脂の含有率は一般に20〜90体積%
、特に25〜70体積%が好ましい。これらプリプレグ
を重ね、または巻きつけること等により所望の形状に賦
形した後、加熱、加圧することにより繊維強化複合材料
を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によるポリイミド−ブタジエン樹脂は、熱硬化性
樹脂に添加して機械的強度、耐熱性及び強靭性に優れた
熱硬化性樹脂硬化物を得るのに好適である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
なお、当該イミド系ポリマーの合成の原料として、例示
した製造方法を用いて以下のものを合成して使用した。
なお、X成分、Y成分の量比は、本実施例においては1
対0.6のものを使用した。以下このX成分とY成分の
混合物をASMと称する。
また、得られた生成物の数平均分子量は、ゲルパーミェ
ーションクロマトグラフィー(以下GPCと略す)によ
り求めた。カラムは昭和電工■製AD−805/SとA
D−803/Sを連結して用い、溶媒として0.01モ
ル/1のLiBrのDMF溶液、標準物質としてポリエ
チレングリコールを用いた。
合成例1 (ポリイミド成分の製造) 攪拌装置、温度計、冷却コンデンサー、ディーンスター
クの水抜き装置の付いた1000 ml四ツロフラスコ
に、2,2−ビス(4−アミノフェノキシフェニル)プ
ロパン176.5 g (0,43モル)、N−メチル
ピロリドン453.3 gを仕込み、窒素雰囲気下で7
0℃に昇温、溶解し、1時間かけてASM125.7 
g (0,40モル)を添加し、添加後2時間同温度で
保温した。保温後、キシレン174 gを仕込み、16
0〜170°Cまで昇温し、28時間共沸脱水した。
その留出水は28.2gであった。180℃でキシレン
留去後、室温まで冷却しこの樹脂液をメタノール300
0dに高速攪拌下、滴下すると、沈澱物が得られた。
この沈澱物を濾別し、メタノール3000−で3回洗浄
後、さらに攪拌洗浄をメタノール30007nlで還流
下、1時間かけて行った。沈澱物を濾別し、メタノール
500−で洗浄濾別後、80℃で減圧乾燥して粉末生成
物269gを得た。GPCによる測定から、得られた生
成物の数平均分子量は10.000であった。また滴定
による末端基を定量した結果、アミン当量は4300g
/eqであった。
実施例1 攪拌装置、温度計、冷却コンデンサー、ディーンスター
クの水抜き装置の付いた300 d四ツロフラスコに、
合成例1で得られたポリイミド30.0g1ブタジエン
オリゴマー(l(YCAR■CTBN 1300x8:
分子量3.500、アクリロニトリル含量17重量%、
グツドリッチ社製) 6.1g、 N−メチルピロリド
ン17.2g、キシレン6.8gを仕込み、室温にて溶
解後、170℃まで昇温し、8時間保温した。
樹脂液をサンプリングし、滴定により末端基を定量した
結果、アミン当量は固形分換算7,000 g/eqで
あった。
N−メチルピロリドン110.4gにて希釈し、500
=33 −のメタノールに、高速撹拌下滴下し、沈澱物を得た。
この沈澱物を濾別し、メタノール50tWで3回洗浄後
、沈澱物を濾別し、80℃で減圧乾燥し、粉末生成物3
5.8 gを得た。GPCによる測定から、得られた生
成物の数平均分子量は15.000であった。
また滴定による末端基を定量した結果、アミン当量は7
.000g/eqであった。また、得られた生成物の赤
外吸収スペクトルに2240cm−’のニトリルの吸収
が認められた。
合成例2 (ポリイミド成分の製造) 攪拌装置、温度計、冷却コンデンサー、ディーンスター
クの水抜き装置の付いた1000−四ツロフラスコに、
2,2−ビス(4−アミノフェノキシフェニル)プロパ
ン164.2g (0,400モル)、N−メチルピロ
リドン426.3gを仕込み、窒素雰囲気下で70°C
に昇温、溶解し、1時間かけてASM120.0g (
0,382モル)を添加し、添加後2時間同温度で保温
した。保温後、キシレン171gを仕込み、160〜1
70℃まで昇温し、30時間共沸脱水した。その留出水
は18.6gであった。180℃でキシレン留去後、室
温まで冷却しこの樹脂液をメタノール300〇−に高速
攪拌下、滴下すると、沈澱物が得られた。
この沈澱物を濾別し、メタノール300(7!で3回洗
浄後、さらに攪拌洗浄を、メタノール3000dで還流
下、1時間かけて行った。沈澱物を濾別し、メタノール
5001nlで洗浄濾別後、80℃で減圧乾燥し、粉末
生成物260gを得た。GPCによる測定から、得られ
た生成物の数平均分子量は15.000であった。
また滴定による末端基を定量した結果、アミン当量は6
.100g/eqであった。
実施例2 攪拌装置、温度計、冷却コンデンサー、ディーンスター
クの水抜き装置の付いた3007111四ツロフラスコ
に合成例2で得られたポリイミド成分45゜0g1ブタ
ジエンオリゴマー(グツドリッチ社製HYCAR■CT
BN 1300x8) 5.0g 、 N−メチルピロ
リドン35gを仕込、室温にて溶解後、170℃まで昇
温し、12時間保温した。
N−メチルピロリドン95gにて希釈し、50〇−のメ
タノールに、高速撹拌下滴下し、沈澱物を得た。この沈
澱物を濾別し、メタノール500−で3回洗浄後、沈澱
物を濾別し、80℃で減圧乾燥し、粉末生成物42.7
gを得た。GPCによる測定から、得られた生成物の数
平均分子量は18.000であった。
また得られた生成物の赤外吸収スペクトルに2240C
IN’のニトリルの吸収が認められた。
実施例3 ブタジェンオリゴマーの仕込量を9.0gに変更する以
外は実施例2と全く同様に反応を行い、白色粉末43.
2gを得た。GPCによる測定から得られた生成物の数
平均分子量は18.000であった。
実施例4 実施例2においてブタジェンオリゴマーとしてHYCA
R■CTBN 1300X8(グツドリッチ社製)5.
0gの代わりに同社製のHYCAR@ CTB 200
0 X162(分子量4.800のブダジェン単独重合
体)9.0gを使用した以外は実施例2と全く同様に反
応を行い、白色粉末43.5 gを得た。GPCによる
測定から得られた生成物の数平均分子量は18.000
であった。
比較例1 合成例1において2,2−ビス(4−アミノフェノキシ
フェニル)プロパンの仕込み量41.05 g (0,
1モル)を59.11 g (0,144モル)に変更
する以外は実施例1と全く同様に反応を行い、白色粉末
66.1gを得た。G−PCによる測定から得られた生
成物の数平均分子量は2.000であった。
参考例1〜4及び比較参考例1〜3 第3表に示す樹脂組成の各成分の内、硬化剤以外の成分
を減圧脱気しながら120〜150°Cで30分から1
時間混練して均一透明な樹脂組成物を得た。
次に60〜80℃まで降温し、硬化剤を仕込み、60〜
80℃で混練して樹脂組成物を得た。該樹脂組成物を1
80℃で2時間硬化させ、得られた硬化物の性能を評価
した。その評価結果を第1表に示した。
なお、物性の測定方法は次の通りである。
・ガラス転移温度(T g )は、動的粘弾性測定によ
る損失弾性率のピーク温度とした。
・曲げ強度、曲げ弾性率及び曲げ破断歪はJIS K−
6911に準拠した。
−38 = ・歪エネルギー解放率はASTM E−399に準拠し
た。
第1表に示す各成分の内容を下記に示す。
・ELMloo  −・ トリグリシジル−4−アミノ
−m−クレゾール〔住人化学工業■製 スミエポキシ■
ELM100)、 ・EP ICLON830  ・ ジグリシジルビスフ
ェノールF〔大日本インキ■製EPICLON■830
〕・4.4’DDS・・・°4,4’ジアミノジフェニ
ルスルフォン〔住人化学工業■製スミキュア■S〕、・
ポリマーA・−実施例1のイミド系ポリマー・ポリマー
B −実施例2のイミド系ポリマー・ポリマーC・・・
一実施例3のイミド系ポリマー・ポリマーD・−・実施
例4のイミド系ポリマー・ポリマーE・・比較例1のイ
ミド系ポリマー・ポリマーF・・・ ICI社製ポリエ
ーテルスルフォン5003P

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式( I )と(IV)で表される繰り返し構造単位を
    有し、数平均分子量が3,000ないし30,000の
    範囲にあるポリイミド−ブタジエン樹脂。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (上式中、Aは芳香族残基、Bは下記式(II)および/
    または式(III)で表される二価の基であり、nは6〜
    75の整数である。) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (上式中x、y、zは正の整数を表し、x:y=1:0
    〜0.5であり、Zは10〜100である。)
JP23154190A 1990-08-29 1990-08-29 ポリイミド―ブタジェン樹脂 Pending JPH04108830A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036913A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Hitachi Chem Co Ltd 樹脂ペーストの製造方法及び樹脂ペースト
JP2010163607A (ja) * 2008-12-15 2010-07-29 Ube Ind Ltd 熱硬化性変性ポリイミド樹脂組成物

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