JPH04108790A - チエノ〔2,3―b〕インドリジン誘導体 - Google Patents

チエノ〔2,3―b〕インドリジン誘導体

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JPH04108790A
JPH04108790A JP22861290A JP22861290A JPH04108790A JP H04108790 A JPH04108790 A JP H04108790A JP 22861290 A JP22861290 A JP 22861290A JP 22861290 A JP22861290 A JP 22861290A JP H04108790 A JPH04108790 A JP H04108790A
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JP
Japan
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group
formula
indolizin
lower alkyl
dihydrothieno
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Pending
Application number
JP22861290A
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English (en)
Inventor
Shoichi Kakehi
筧 昭一
Suketaka Itou
伊藤 祐隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医薬品として有用な2,3−ジヒドロチエ/ 
C2,3−b)インドリジン−3−オン誘導体1こ関す
るものである。
さらに詳しく述べれば、本発明は抗ヒト免疫不全ウィル
ス活性を有し、後天性免疫不全症候群(^cquire
d 1mmuno−deficiency Syndr
ome、以下AIDSという)の予防および治療剤とし
て有用な、−数式 (式中のR1およびR2は同じでも異なってし)でもよ
く、それぞれ低級アルキル基であり、R″は低級アルキ
ル基、低級アルケニル基、低級アルキニルまたは置換基
として低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原
子またはニトロ基を有してし)てもよいフェニル基であ
り R4、R5およびR6は同じても異なっていてもよ
く、それぞれ水素原子または低級アルキル基である)で
表わされる2、3−ジヒドロチエノ [:2.3− b
 :]]インドリジンー3−オン誘導に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
AIDSは後天的に免疫不全をきたして、日和見感染、
カポジ肉腫、カリニ肺炎等を伴う疾患である。AIDS
の発症の原因となるウィルスは総称的にヒト免疫不全ウ
ィルス(Human Immuno−def 1cie
ncyν1rus、  以下HIVという)と呼ばれ、
AIDsの治療剤の一つとして、このウィルスの増殖を
抑制する薬剤が現在販売または開発されている。この種
の薬剤としては、アジドチミジンやインドリジン等が知
られているが、いまだ決定的な抑制作用を示す化合物は
見出されておらず、また安全性の面においても問題があ
る。
これらの化合物は基本的にヌクレオシド骨格を有してお
り、本発明の化合物はこれらの化合物とは全く構造を異
にするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、抗HIV作用を有し、AIDSの予防
および治療剤として有用な2.3−ジヒドロチエノ〔2
,3−b 〕〕インドリジンー3−オン誘導を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、抗HIV作用を有する新しし)化合物を
見出すべく鋭意研究した結果、ある種のチェノC2,3
−b 〕インドリジン誘導体が所望するイ乍用を有し、
AIDSの予防および治療剤として有用であることを見
出し、本発明を成す1こ至った。
ここで本発明の一般式(1)で表わされる化合物におい
て、低級アルキル基とは炭素数1〜6の直鎖状または枝
分かれ状のアルキル基を(、N (、N、低級アルケニ
ル基とは炭素数2〜6の直鎖状また(ま枝分かれ状のア
ルケニル基をいい、低級アルキニル基とは炭素数2〜6
の直鎖状または枝分かれ状のアルキニル基をいい、低級
アルコキシ基と(ま炭素数1〜6の直鎖状または枝分か
れ状のアルコキシ基をいい、/%ロゲン原子とはフッ素
原子、塩素原子、臭素原子等をいう。
本発明の一般式(1)で表わされる2、3−ジヒドロチ
エノ[2,3−b )インドリジン−3−オン誘導体は
新規な化合物であり、以下のよう1こして製造すること
ができる。
すなわち、−数式 (式中のR’、R”、R4、R5およびR6は前記と同
じ意味をもつ)で表わされるチェノ(2,3−b )イ
ンドリジン誘導体を、塩基の存在下で、−数式%式%(
) (式中のXは/”tロゲン原子であり R3は前記と同
じ意味をもつ)で表わされる化合物と反応させることに
より製造することができる。
本発明の一般式(I)で表わされる化合物を製造する上
述の方法は、一般に不活性溶媒中で行われる。不活性溶
媒としては、例えばN、N−ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、アセトニトリル等を用いることが
できる。
塩基としては、t−ブトキシカリウム、トリフェニルメ
チルナトリウム、リチウムメチルアニリド、ソディウム
 ビス(トリメチルンリル)アミド等の有機塩基、水素
化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド等の
無機塩基を用いることができる。
また、好ましくは一般式 (式中のRISR2、R4、R5およびR6は前記と同
じ意味をもつ)で表わされるインドリジン誘導体を出発
物質として、塩基の存在下、上述の方法と同様の条件下
で反応させ、−旦、前記一般式(II)で表わされるチ
ェノC2,3−b Eインドリジン誘導体を生成させ、
これを単離せずに連続して前記一般式(III)で表わ
される化合物と反応させることによっても製造すること
ができる。
出発物質として用いられる前記一般式(II)および(
■)て表わされる化合物は、ケミストリーレターズ(C
hemistry Letters) 、2043−2
046ページ、1987年、プレチン オン ザ ケミ
カルソサイアティー オン ジャパン(Bull、 C
hem。
Soc、Jpn、)、62巻、119〜127 ページ
、1989年の文献記載の方法またはそれと同様の方法
により得ることができる。
本発明を好適に実施するには、前記一般式(IV)テ表
わされる化合物をN、N−ジメチルホルムアミドまたは
ジメチルスルホキシド中、1〜2等量のtブトキシカリ
ウムの存在下、室温から100tで数分から30分程反
応させ、続いて1〜1.5等量の前記一般式(III)
で表わされる化合物を加え、室温で30分から数時間反
応させることにより行うことができる。このようにして
得られた本発明の化合物は、カラムクロマトグラフィー
あるいは分別結晶等の通常の操作により容易に精製する
ことができる。
本発明の化合物は、不斉炭素原子を1つ有しており、光
学異性体が存在するが、本発明はR体または8体のいず
れか一方に限定するものではなく、両者の混合物であっ
てもかまわない。
光学異性体の単離は、通常行われている光学分割の手法
を用いることにより容易に行うことができる。
本発明の前記一般式(1)で表わされる2、3−ジヒド
ロチエノ (2,3−b :]]インドリジンー3−オ
ン誘導は常法に従い医薬品組成物とすることができる。
そのような医薬品組成物として、例えば、錠剤、カプセ
ル剤、顆粒剤、注射剤、貼付剤、坐剤等をあげることが
できる。
本発明の前記一般式(I)で表わされる2、3−ジヒド
ロチエノ [2,3−b )インドリジン−3−オン誘
導体を含有する医薬品組成物を治療に用いる場合、その
投与量は疾病の程度、患者の性、年齢、体重等により調
整されるが、経口投与では概ね成人1日当たり5■〜5
000mg、非経ロ投与では1日当たり1 mg〜10
00■の範囲内で投与することができる。
〔実施例〕
本発明の内容を以下の実施例でさらに詳細に説明する。
なお、各実施例中の化合物の融点はすべて未補正である
実施例 1 ジエチル2−(エトキシカルボニルメチルチオ)1.3
−インドリジンカルホキシラー) 0.379gのN、
Nジメチルホルムアミド溶液2−にt−ブトキシカリウ
ム0.168gを室温で加えた。この溶液をミクロスパ
チニラでよく撹拌しながら60〜80℃の水浴上で10
分程加熱した。室温まで冷やしたこの反応液にp−クロ
ロベンジルプロミド0.247 g を加え、このまま
時々撹拌しながら6時間程反応させた。この反応液に希
塩酸水溶液と水を加え、析出した沈殿をろ別した後、得
られた沈殿をクロロホルム20m1に溶解した。このク
ロロホルム溶液を液相分離ろ紙を通すことによって脱水
した後、減圧下で濃縮した。この粗生成物をアルミナカ
ラムを通して精製し、0.329gの目的化合物を得た
融  点 :  145〜146℃ IR(KBr)+   I’CO16411700,1
724cm−’NMR(C[]C]3) δ: 1.23(t、 3fl)、 1.38(t、 
3H)、 3.59(s。
2Fl)、   4.22<q、   21()、  
 4.35(q、   2ft)、   6.8〜1.
6Cm、6H)、 8.12(br−d  I)l)、
 885(br−d、 IN) 元素分析値:  (C2J2oNOsSCIとして)0
%   6%   N% 測定値  60.28  4.60  3.10理論値
  60.33  4.40  306実施例2〜23 相当する誘導体を用いて、実施例1と同様に操作して、
以下の化合物を得た。なお、O−MePhは。
トリル基を、m−MePhはm−) リル基を、p−M
ePhはpトリル基を、ff1−CIPhはm−クロロ
フェニル基を、pC]Phはp−クロロフェニル基を、
p−BrPhはp−ブロモフェニル基ヲ、p−MeOP
h はρ−メトキシフェニル基を、p−NO□Ph は
p−ニトロフェニル基をそれぞれ表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1およびR^2は同じでも異なっていても
    よく、それぞれ低級アルキル基であり、R^3は低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基または
    置換基として低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ
    ゲン原子またはニトロ基を有していてもよいフェニル基
    であり、R^4、R^5およびR^6は同じでも異なっ
    ていてもよく、それぞれ水素原子または低級アルキル基
    である)で表わされる2,3−ジヒドロチエノ〔2,3
    −b〕インドリジン−3−オン誘導体。
JP22861290A 1990-08-30 1990-08-30 チエノ〔2,3―b〕インドリジン誘導体 Pending JPH04108790A (ja)

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