JPH0410852Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410852Y2 JPH0410852Y2 JP12420686U JP12420686U JPH0410852Y2 JP H0410852 Y2 JPH0410852 Y2 JP H0410852Y2 JP 12420686 U JP12420686 U JP 12420686U JP 12420686 U JP12420686 U JP 12420686U JP H0410852 Y2 JPH0410852 Y2 JP H0410852Y2
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- JP
- Japan
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- nozzle
- water
- water discharge
- direct
- channel
- Prior art date
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 40
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 17
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 description 8
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 5
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は消火用放水ノズル構造の改良に関す
る。
る。
〈従来の技術とその問題点〉
従来から船舶内での消火用として、放水ノズル
に対して別個の長尺な延長放水管を接続使用する
ように構成したものがあるが、その接続構造はノ
ズル本体側に刻設した雄ネジと、延長放水管側に
対応形成した雌ネジとの螺合手段から成つてお
り、そのため接続操作上甚だ面倒であるばかりで
なく、互換性を与え難い問題もある。
に対して別個の長尺な延長放水管を接続使用する
ように構成したものがあるが、その接続構造はノ
ズル本体側に刻設した雄ネジと、延長放水管側に
対応形成した雌ネジとの螺合手段から成つてお
り、そのため接続操作上甚だ面倒であるばかりで
なく、互換性を与え難い問題もある。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案はこのような問題点の解決を主目的とし
ており、そのための放水ノズル構造として、ノズ
ル本体内の中心部に直射用水路と、その周囲部に
拡散用水路とを区画形成して、その両水路を可動
弁により切替える放水ノズルの上記ノズル本体
へ、拡散用水路の吐出孔を開閉させるべき回動操
作筒を、そのノズル本体の長手中心線に沿う進退
自在に螺合被着させると共に、その操作筒の先端
部へ直射用水路と連通する延長放水管を着脱自在
に、且つ回動作用し得るように接続一体化したこ
とを特徴とするものである。
ており、そのための放水ノズル構造として、ノズ
ル本体内の中心部に直射用水路と、その周囲部に
拡散用水路とを区画形成して、その両水路を可動
弁により切替える放水ノズルの上記ノズル本体
へ、拡散用水路の吐出孔を開閉させるべき回動操
作筒を、そのノズル本体の長手中心線に沿う進退
自在に螺合被着させると共に、その操作筒の先端
部へ直射用水路と連通する延長放水管を着脱自在
に、且つ回動作用し得るように接続一体化したこ
とを特徴とするものである。
〈実施例〉
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、第1〜7図はその第1実施例の
放水ノズルN1を表わしており、10は中空円筒
型のノズル本体であつて、その基端部側(吸入口
側)が図外の消火ホース側へ連通接続される。1
1はそのノズル本体10の先端部へ、内向きに張
り出す複数の放射リブ12を介して連続一体に支
持された雌ネジ環であり、これには直射用水路P
1を形成する径小な中空筒13が螺合一体化され
ている。
成を詳述すると、第1〜7図はその第1実施例の
放水ノズルN1を表わしており、10は中空円筒
型のノズル本体であつて、その基端部側(吸入口
側)が図外の消火ホース側へ連通接続される。1
1はそのノズル本体10の先端部へ、内向きに張
り出す複数の放射リブ12を介して連続一体に支
持された雌ネジ環であり、これには直射用水路P
1を形成する径小な中空筒13が螺合一体化され
ている。
その中空筒13はノズル本体10への組立て
上、予じめ先端部に固定弁座14が張り出された
先端筒部13aと、逆な基端部にフランジ15が
同じく外向きに張り出された基端筒部13bとの
2個に分割されており、その先端筒部13aがノ
ズル本体10へ先端部側から挿入され、又基端筒
部13bは同じくノズル本体10へ基端側から挿
入されて、その相互同芯状態のもとに何れも上記
雌ネジ環11へ螺着固定されているのである。そ
して、その中空筒13とノズル本体10との相互
間隙が、直射用水路P1囲繞する如き拡散用水路
P2として画定されている。
上、予じめ先端部に固定弁座14が張り出された
先端筒部13aと、逆な基端部にフランジ15が
同じく外向きに張り出された基端筒部13bとの
2個に分割されており、その先端筒部13aがノ
ズル本体10へ先端部側から挿入され、又基端筒
部13bは同じくノズル本体10へ基端側から挿
入されて、その相互同芯状態のもとに何れも上記
雌ネジ環11へ螺着固定されているのである。そ
して、その中空筒13とノズル本体10との相互
間隙が、直射用水路P1囲繞する如き拡散用水路
P2として画定されている。
16はその両水路P1,P2の切替え用可動弁
であつて、第5図に抽出するようなポペツト弁形
態をなしている。つまり、その可動弁16の円錐
型弁座17は、円環18から内向きに張り出す放
射リブ19の交叉中心位置に起立されていると共
に、その円環18から同じ先端部側に向かつて、
複数の規制ロツド20も立設されている。そし
て、その弁座17が上記中空筒13とシール材2
1を介して接触作用し、その直射用水路P1を閉
止できるようになつている。
であつて、第5図に抽出するようなポペツト弁形
態をなしている。つまり、その可動弁16の円錐
型弁座17は、円環18から内向きに張り出す放
射リブ19の交叉中心位置に起立されていると共
に、その円環18から同じ先端部側に向かつて、
複数の規制ロツド20も立設されている。そし
て、その弁座17が上記中空筒13とシール材2
1を介して接触作用し、その直射用水路P1を閉
止できるようになつている。
22はその回動弁16における規制ロツド20
の中途位置に設けられた係止段部であり、上記中
空筒13の基端部から張り出すフランジ15と係
止し得るように対応されている。23は可動弁1
6の押圧用コイルバネであつて、ノズル本体10
へ止め輪24により嵌め付けられており、上記直
射用水路P1を常時閉止すべく弾圧付勢してい
る。可動弁16が次に述べる回動操作筒25によ
り、そのバネ23に抗しつつ押動されて初めて、
直射用水路P1が開放されるようになつているわ
けである。
の中途位置に設けられた係止段部であり、上記中
空筒13の基端部から張り出すフランジ15と係
止し得るように対応されている。23は可動弁1
6の押圧用コイルバネであつて、ノズル本体10
へ止め輪24により嵌め付けられており、上記直
射用水路P1を常時閉止すべく弾圧付勢してい
る。可動弁16が次に述べる回動操作筒25によ
り、そのバネ23に抗しつつ押動されて初めて、
直射用水路P1が開放されるようになつているわ
けである。
回動操作筒25はノズル本体10へ被冠状態に
螺合されており、その回動操作を受けて進退作用
する。26はその途中外周面に捲き付け一体化さ
れた滑り止め用のゴムバンド、27は同じく回動
操作筒25の先端部に加工形成された可動弁座で
あり、上記中空筒13の固定弁座14と対応し
て、その相互間に拡散用の吐出孔Sを形作ると共
に、これを開閉作用する。28はその弁座27に
嵌め付けられたシール材である。
螺合されており、その回動操作を受けて進退作用
する。26はその途中外周面に捲き付け一体化さ
れた滑り止め用のゴムバンド、27は同じく回動
操作筒25の先端部に加工形成された可動弁座で
あり、上記中空筒13の固定弁座14と対応し
て、その相互間に拡散用の吐出孔Sを形作ると共
に、これを開閉作用する。28はその弁座27に
嵌め付けられたシール材である。
又、29は上記可動弁16の規制ロツド20と
対応して、その先端部を押圧作用する押圧段面で
あり、やはり回動操作筒25の先端部に規制ロツ
ド20と向かい合うように形成されている。30
はその押圧段面29の近傍位置に嵌め付けられた
シール材であつて、上記ノズル本体10の雌ネジ
環11と接触することができるように対応されて
いる。
対応して、その先端部を押圧作用する押圧段面で
あり、やはり回動操作筒25の先端部に規制ロツ
ド20と向かい合うように形成されている。30
はその押圧段面29の近傍位置に嵌め付けられた
シール材であつて、上記ノズル本体10の雌ネジ
環11と接触することができるように対応されて
いる。
つまり、第2図は直射用水路P1と拡散用水路
P2の両閉止状態を表わしているが、その状態か
ら回動操作筒25を回動操作して、該回動操作筒
25を同図の矢印Aで示す方向に移行させると、
第6図のようにその可動弁座27と中空筒13の
固定弁座14との相互間隙が開口し、従い拡散用
水路P2からの水流が吐出孔Sを経て、広角度の
噴霧拡散状に放出されることになる。
P2の両閉止状態を表わしているが、その状態か
ら回動操作筒25を回動操作して、該回動操作筒
25を同図の矢印Aで示す方向に移行させると、
第6図のようにその可動弁座27と中空筒13の
固定弁座14との相互間隙が開口し、従い拡散用
水路P2からの水流が吐出孔Sを経て、広角度の
噴霧拡散状に放出されることになる。
その第6図の状態から、更に回動操作筒25を
回動操作して、引続き同一方向へ移行させると、
その回動操作筒25の押圧段面29により、可動
弁16の規制ロツド20がバネ23の押圧力に抗
して押圧され、上記吐出孔Sが閉止状態になると
共に、今度は第7図のように可動弁16の弁座1
7と中空筒13との相互間において、その直射用
水路P1が開口することとなり、水流はその直射
用水路P1から遠くまで直射状に放出される。そ
の際には、回動操作筒25のシール材30もノズ
ル本体10の雌ネジ環11に接当作用し、このよ
うにして回動操作筒25により、直射用水路P1
と拡散用水路P2とが切替えられるように構成さ
れているのである。
回動操作して、引続き同一方向へ移行させると、
その回動操作筒25の押圧段面29により、可動
弁16の規制ロツド20がバネ23の押圧力に抗
して押圧され、上記吐出孔Sが閉止状態になると
共に、今度は第7図のように可動弁16の弁座1
7と中空筒13との相互間において、その直射用
水路P1が開口することとなり、水流はその直射
用水路P1から遠くまで直射状に放出される。そ
の際には、回動操作筒25のシール材30もノズ
ル本体10の雌ネジ環11に接当作用し、このよ
うにして回動操作筒25により、直射用水路P1
と拡散用水路P2とが切替えられるように構成さ
れているのである。
そして、上記構成の放水ノズルにおける就中回
動操作筒25の先端部には、長尺な延長放水管3
1が所謂ワンタツチ式の着脱自在に接続されてい
る。
動操作筒25の先端部には、長尺な延長放水管3
1が所謂ワンタツチ式の着脱自在に接続されてい
る。
即ち、第1〜7図において、引続く符号32は
回動操作筒25の外周面に形成された爪受け入れ
用凹周溝、33はその凹周溝32内へ、回動操作
筒25の長手中心線に沿つてスライドし得るよう
遊合された押圧環であつて、断面L字型を呈して
おり、その先端部によつて係止爪34を凹周溝3
2から離脱させる如く、直径方向の外方へ拡開状
に押圧作用する。
回動操作筒25の外周面に形成された爪受け入れ
用凹周溝、33はその凹周溝32内へ、回動操作
筒25の長手中心線に沿つてスライドし得るよう
遊合された押圧環であつて、断面L字型を呈して
おり、その先端部によつて係止爪34を凹周溝3
2から離脱させる如く、直径方向の外方へ拡開状
に押圧作用する。
他方、延長放水管31はその途中からへ字型に
湾曲されており、その先端部には多数の噴出孔3
5を備えたノズル36の固定一体化されている。
37は同じく延長放水管31の基端部へ回動自在
に嵌合された張り出し鍔であつて、断面ほぼコ字
型を呈しており、その回動操作筒25を被包する
外周面には、張り出し鍔37と向かい合う断面ほ
ぼコ字型のカバー環38が嵌合固定されている。
湾曲されており、その先端部には多数の噴出孔3
5を備えたノズル36の固定一体化されている。
37は同じく延長放水管31の基端部へ回動自在
に嵌合された張り出し鍔であつて、断面ほぼコ字
型を呈しており、その回動操作筒25を被包する
外周面には、張り出し鍔37と向かい合う断面ほ
ぼコ字型のカバー環38が嵌合固定されている。
そして、そのカバー環38の内周面に上記係止
爪34の複数が保持されていると共に、その爪3
4には常時回動操作筒25の上記凹周溝32と係
止すべき、直径方向の内方に向かう収縮弾圧力が
付与されている。39はその上記押圧環33の止
め輪、40はゴムバンド、41はシール材であ
る。
爪34の複数が保持されていると共に、その爪3
4には常時回動操作筒25の上記凹周溝32と係
止すべき、直径方向の内方に向かう収縮弾圧力が
付与されている。39はその上記押圧環33の止
め輪、40はゴムバンド、41はシール材であ
る。
そのため、第7図のような延長放水管31の接
続状態において、上記拡散用水路P2を閉止し、
直射用水路P1を開放する時には、その直射用水
路P1と延長放水管31との連通により、これか
らの水流が延長放水管31を経て、ノズル36の
噴出孔35から各方向へ噴射されることになる。
その延長放水管31は長尺であるため、例えば船
舶内の消火作業に当り、これを握り持つて放水操
作することができる。
続状態において、上記拡散用水路P2を閉止し、
直射用水路P1を開放する時には、その直射用水
路P1と延長放水管31との連通により、これか
らの水流が延長放水管31を経て、ノズル36の
噴出孔35から各方向へ噴射されることになる。
その延長放水管31は長尺であるため、例えば船
舶内の消火作業に当り、これを握り持つて放水操
作することができる。
その状態から押圧環33を第7図の矢印Bで示
す方向へスライド操作すれば、カバー環38の係
止爪34が回動操作筒25の凹周溝32から離脱
して、その係止作用が解除されることになるた
め、放水ノズルN1の回動操作筒25から延長放
水管31を取りはずし分解することができ、その
状態において上記した第6図のように、水流を噴
霧状に放水させるべく、使用することもできるの
である。その場合、直射状に噴出させることも可
能なこと勿論である。
す方向へスライド操作すれば、カバー環38の係
止爪34が回動操作筒25の凹周溝32から離脱
して、その係止作用が解除されることになるた
め、放水ノズルN1の回動操作筒25から延長放
水管31を取りはずし分解することができ、その
状態において上記した第6図のように、水流を噴
霧状に放水させるべく、使用することもできるの
である。その場合、直射状に噴出させることも可
能なこと勿論である。
次に、第8図は第2実施例の放水ノズルN2を
示しているが、これでは上記第1実施例の放水ノ
ズルN1と異なり、その直射用水路P1と拡散用
水路P2との切替え用可動弁16を、所謂円錐の
コツク形態に形作つている。
示しているが、これでは上記第1実施例の放水ノ
ズルN1と異なり、その直射用水路P1と拡散用
水路P2との切替え用可動弁16を、所謂円錐の
コツク形態に形作つている。
つまり、ノズル本体10内の中心部に直射用水
路P1と、その周囲部に拡散用水路P2とを予じ
めの区分状態として形成すると共に、その切替え
用可動弁16に直射用水路P1と連通する連通孔
42と、拡散用水路P2と連通する連通孔43と
の2種を開口させている。又、その両連通孔4
2,43の何れも両水路P1,P2と連通しない
ように閉止して、放水させない状態にも保てるよ
うになつている。そして、このような3位置を可
動弁16に付設された手動ハンドル44の回動操
作によつて、切替えることができるように構成さ
れているのである。
路P1と、その周囲部に拡散用水路P2とを予じ
めの区分状態として形成すると共に、その切替え
用可動弁16に直射用水路P1と連通する連通孔
42と、拡散用水路P2と連通する連通孔43と
の2種を開口させている。又、その両連通孔4
2,43の何れも両水路P1,P2と連通しない
ように閉止して、放水させない状態にも保てるよ
うになつている。そして、このような3位置を可
動弁16に付設された手動ハンドル44の回動操
作によつて、切替えることができるように構成さ
れているのである。
その余の構成と作用は上記第1実施例と実質上
同一であり、その第2実施例にあつてもノズル本
体10に対して回動操作筒25が進退作用する。
そのため、第8図に第1〜7図との対応符号を記
入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
同一であり、その第2実施例にあつてもノズル本
体10に対して回動操作筒25が進退作用する。
そのため、第8図に第1〜7図との対応符号を記
入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
〈考案の効果〉
以上を要するに、本考案ではノズル本体10内
の中心部に直射用水路P1と、その周囲部に拡散
用水路P2とを区画形成して、その両水路P1,
P2を可動弁16により切替える放水ノズルN
1,N2の上記ノズル本体10へ、拡散用水路P
2の吐出孔Sを開閉させるべき回動操作筒25
を、そのノズル本体10の長手中心線に沿う進退
自在に螺合被着させると共に、その回動操作筒2
5の先端部へ直射用水路P1と連通する延長放水
管31を着脱自在に、且つ回動作用し得るように
接続一体化してあるため、その延長放水管31の
接続使用により、例えば船舶内での消火作業に当
つて、その隅々に至るまで直射の強勢力な放水作
用を確実に与えることができ、その操作も延長放
水管31の自由な回動作用により、円滑に能率良
く行なえるのである。
の中心部に直射用水路P1と、その周囲部に拡散
用水路P2とを区画形成して、その両水路P1,
P2を可動弁16により切替える放水ノズルN
1,N2の上記ノズル本体10へ、拡散用水路P
2の吐出孔Sを開閉させるべき回動操作筒25
を、そのノズル本体10の長手中心線に沿う進退
自在に螺合被着させると共に、その回動操作筒2
5の先端部へ直射用水路P1と連通する延長放水
管31を着脱自在に、且つ回動作用し得るように
接続一体化してあるため、その延長放水管31の
接続使用により、例えば船舶内での消火作業に当
つて、その隅々に至るまで直射の強勢力な放水作
用を確実に与えることができ、その操作も延長放
水管31の自由な回動作用により、円滑に能率良
く行なえるのである。
又、その延長放水管31はこれを回動操作筒2
5から取りはずし分解することもでき、そのため
その取りはずした状態において、やはり回動操作
筒25を回動進退操作することにより、放水ノズ
ルN1,N2を拡散の放水作用にも供し得るので
ある。その場合、特に図示実施例のような所謂ワ
ンタツチ式の接続構造を採用して、延長放水管3
1を着脱自在に接続させるならば、その操作性を
一層向上させることができるので、実益大と言え
る。
5から取りはずし分解することもでき、そのため
その取りはずした状態において、やはり回動操作
筒25を回動進退操作することにより、放水ノズ
ルN1,N2を拡散の放水作用にも供し得るので
ある。その場合、特に図示実施例のような所謂ワ
ンタツチ式の接続構造を採用して、延長放水管3
1を着脱自在に接続させるならば、その操作性を
一層向上させることができるので、実益大と言え
る。
第1図は本考案の全体外観側面図、第2図はそ
の放水ノズルを拡大して示す半欠截断面図、第
3,4図は第2図の−線と−線に沿う各
断面図、第5図は可動弁を抽出して示す斜面図、
第6,7図は第2図に対応する水路切替えの作用
状態を示す各半欠截断面図、第8図は第7図に対
応する本考案の第2実施例を示す半欠截断面図で
ある。 N1,N2……放水ノズル、P1……直射用水
路、P2……拡散用水路、S……吐出孔、10…
…ノズル本体、13……中空筒、16……可動
弁、25……回動操作筒、31……延長放水管、
33……押圧環、34……係止爪、38……カバ
ー環。
の放水ノズルを拡大して示す半欠截断面図、第
3,4図は第2図の−線と−線に沿う各
断面図、第5図は可動弁を抽出して示す斜面図、
第6,7図は第2図に対応する水路切替えの作用
状態を示す各半欠截断面図、第8図は第7図に対
応する本考案の第2実施例を示す半欠截断面図で
ある。 N1,N2……放水ノズル、P1……直射用水
路、P2……拡散用水路、S……吐出孔、10…
…ノズル本体、13……中空筒、16……可動
弁、25……回動操作筒、31……延長放水管、
33……押圧環、34……係止爪、38……カバ
ー環。
Claims (1)
- ノズル本体内の中心部に直射用水路と、その周
囲部に拡散用水路とを区画形成して、その両水路
を可動弁により切替える放水ノズルの上記ノズル
本体へ、拡散用水路の吐出孔を開閉させるべき回
動操作筒を、そのノズル本体の長手中心線に沿う
進退自在に螺合被着させると共に、その操作筒の
先端部へ直射用水路と連通する延長放水管を着脱
自在に、且つ回動作用し得るように接続一体化し
たことを特徴とする消火用の放水ノズル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12420686U JPH0410852Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12420686U JPH0410852Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6329553U JPS6329553U (ja) | 1988-02-26 |
JPH0410852Y2 true JPH0410852Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=31016006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12420686U Expired JPH0410852Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410852Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2717284B2 (ja) * | 1988-10-17 | 1998-02-18 | 株式会社チューオー | 断熱パネルの製造方法 |
JPH0367643A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-22 | Daido Steel Sheet Corp | コーナ用断熱パネル及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP12420686U patent/JPH0410852Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6329553U (ja) | 1988-02-26 |
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