JPH04108253U - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JPH04108253U
JPH04108253U JP1772191U JP1772191U JPH04108253U JP H04108253 U JPH04108253 U JP H04108253U JP 1772191 U JP1772191 U JP 1772191U JP 1772191 U JP1772191 U JP 1772191U JP H04108253 U JPH04108253 U JP H04108253U
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP1772191U
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English (en)
Inventor
永 小山
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、数値の切上げ丸め処理を改善した
小型電子機器に関するものである。 【構成】この考案の小型電子機器は、基準桁より下位桁
の各桁の数値をそれぞれ記憶する記憶手段3b〜3d
と、これら記憶手段3b〜3dの各桁に“0”以外の数
値が存在するか否かを下位に向かって1桁づつ判断し
て、“0”以外の数値が存在すると判断したとき前記基
準桁の数値に1を加算する切上げ処理を行う演算手段6
とを具備した構成になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、数値の切上げ丸め処理を改善した小型電子機器に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型電子機器の数値の切上げ(UP)処理は、下記のような数値の場合 において、基準桁を基準桁切替スイッチによって[0]位置にした場合、つまり 整数第1位を基準桁としたときは次のようになる。 (1)…99.99 は 100 (2)…99.09 は 99 従来の数値の切上げ(UP)処理は、基準桁より1位だけ下位が“0”か、“ 0”でないかによって決められていた。つまり(1)のような場合は基準桁より 1位だけ下位が“9”であるので100に、また、(2)のような場合は基準桁 より1位だけ下位が“0”であるので、それ以下の桁は切り捨てられて、99に 丸まられていた。この原則は基準桁より1位だけ下位が“0”であると、それよ り下位の桁の“0”以外の数値の有無に関係なく、基準桁より1位だけ下位の“ 0”と共に切り捨てられていた。
【0003】 このような切上げ処理方法は、例えば、ドル計算でセント単位は切上げ処理し たいとき切り上がらない問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような課題を解決するためになされたもので、基準桁以下の 下位桁に“0”以外の数値が存在する場合は、基準桁の数値を切上げる処理を行 う電子式卓上型計算機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案の電子式卓上型計算機は、基準桁より下位桁の各桁の数値をそれぞれ 記憶する記憶手段と、これら憶手記段の所定桁内に“0”以外の数値が存在する か否かを判断して、前記所定桁内に“0”以外の数値が存在すると判断したとき 前記基準桁の数値に1を加算する切上げ処理を行う演算手段とを具備することを 特徴としている。
【0006】
【作用】
このように構成することにより、基準桁より下位の所定範囲桁内に“0”以外 の数値が存在すれば、切上げ処理がなされる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照しながらこの考案の一実施例を説明する。図1はこの実施例 のハード構成を示すブロック回路である。同図の1はキー入力部で、置数を入力 するテンキー1a,四則演算子および等号キーからなり演算処理を実行する実行 キー1b,数値の丸め方の種類(F,UP,CUT,5/4)を切り替えるモー ド切替スイッチ1c,その場合の基準桁を指定する基準桁設定スイッチ1dを備 えており、このキー入力部1は各部を制御する制御部2に接続されている。
【0008】 制御部2はプログラムROMを持ち、入力された数値を桁毎に記憶する数値記 憶部3,この数値記憶部3のアドレスを指定するアドレスポインタ4,丸め処理 を行う場合の基準桁を記憶する基準桁記憶部5,数値の丸め処理を含む演算処理 を行う演算部6および入力された数値や演算結果を表示する表示部7に接続され て、これらを制御している。
【0009】 さらに数値記憶部3は、整数部分を記憶する整数記憶部3a,小数点以下の各 桁を記憶する、小数点以下第1位記憶部3b,小数点以下第2位記憶部3c,小 数点以下第3位記憶部3d、さらに小数点以下第n位までの記憶部で構成されて いる。
【0010】 このように構成された実施例における切上げ処理(UP)を図2のフローチャ ートで説明する。
【0011】 実施例の装置の電源をONにするとともに、図2のフローステップA1,A2 のそれぞれにおいてモード切替スイッチ1cを[UP]に設定し、さらに基準桁 設定スイッチ1dを例えば、基準桁として整数第1位、つまり[0]を設定する と、基準桁記憶部5には基準桁として“0”がセットされる。
【0012】 この状態におけるステップA3で、例えば数値「99.99」をテンキー1a から入力すると、この数値は演算部6を介して数値記憶部3の各記憶部3a〜3 cに記憶される。この数値の場合、整数「99」は整数記憶部3aに、小数第1 位の「9」は小数点以下第1位記憶部3bに、同じく小数第2位の「9」は小数 点以下第2位記憶部3cに記憶される。また、この数値は制御部2を介して表示 部7に「99.99」と表示される。
【0013】 この状態にあるとき、ステップA4で実行キー1b、例えば“×”キーを操作 すると、次のステップA5において制御部2は基準桁記憶部5にセットされてい る基準桁の“0”を読出し、アドレスポインタ4は基準桁“0”より1位だけ下 位の小数点以下第1位記憶部3bをポイントする。制御部2はこのポイントをも とにステップA6で、小数点以下第1位記憶部3bにセットされている数値の有 無、つまりセットされている数値が“0”か、“0”以外の数字かを調べる。
【0014】 このステップA6で指定された記憶部には“0”がセットされており、つまり 数値なしと判断すれば、ステップA7において、ステップA6で調べた桁が入力 された数値の最下位桁かどうかを判断する。このステップA7で最下位桁でない と判断すれば、ステップA8において、アドレスポインタ4のポインタに1を加 えてポインタを更新してステップA6に戻る。
【0015】 このステップA6においては、再び更新されたポインタをもとにこのポインタ に対応する数値記憶部3の所定の桁記憶部における数値有無を調べる。このステ ップA6で数値在り、つまり“0”以外の数字を検出すると、ステップA9に飛 び入力された数値の基準桁に1が加えられる。
【0016】 また、ステップA7において、最下位桁と判断すればステップA10で基準桁 以下の下位桁に数値無しと判断して、切上げ処理は行わず基準桁の数値はそのま まの数値となる。
【0017】 この実施例の数値「99.99」の場合は小数桁第1位が「9」であるので、 この桁を調べた時点で基準桁[0]における「9」に1を加えて「100」とし て表示部7に表示される。この表示の際、小数以下は切り捨てられて整数部のみ が表示される。
【0018】 次に数値「99.09」を入力した場合について説明する。小数第1位、つま り数値記憶部3の小数点以下第1位記憶部3bにセットされている数値の有無を ステップA6で調べたとき、この記憶部3bには“0”がセットされているので ステップA7を経てステップA8でアドレスポインタ4のポインタに1が加えら れてポインタを更新し、ステップA6に戻り、このステップA6において小数点 以下第2位記憶部3cにセットされている数値の有無が調べられる。
【0019】 この数値「99.09」の場合、小数第2位が「9」であるので、小数点以下 第2位記憶部3cを調べた時点でステップA9に飛び、基準桁[0]における、 「9」に1が加えられて「100」として表示部7に表示される。
【0020】 さらに、数値「99.0001」の場合は、この小数第4位に「1」がセット されているので、小数第4位をステップA6において調べたとき、ステップA9 に飛び、基準桁[0]における「9」に1が加えられて「100」として表示部 7に表示される。
【0021】 上記の各説明は、基準桁設定スイッチ1dの基準桁として[0]を設定した場 合のものであったが、他の下位桁を基準桁としてもよく、その場合は設定された 基準桁より下位の桁の数値有無が調べられて、切上げ処理を行うか、否かの判断 がなされる。このように、基準桁より下位のいずれかの桁に“0”以外の数字が 存在する場合は、切上げ処理が行われる。
【0022】 なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変更しない範 囲で変形して実施できる。
【0023】 例えば、モード切替スイッチにモード切替ポジションをもう一つ設けて、従来 の切上処理とこの考案の切上処理とを切り替られるようにすることもできる。
【0024】 また、上記の説明では、入力された数値についての切上げ処理を説明したが、 計算結果に対しても同様な切上げ処理を設定することができる。
【0025】 さらに、上記実施例では、基準桁より下位の全てを見る方式のものを説明した が、桁範囲を限定して、この範囲内に数値が存在する場合に切上げ処理を行い、 指定した範囲以下の桁に数値が在っても切上げない構成もとれる。
【0026】
【考案の効果】
この考案によれば、切上げ処理において、基準桁の下位1桁のみの数値の有無 だけでなく、指定した範囲の桁、または全ての下位桁について数値の有無を調べ て切上げ処理を行うので、ある特定の条件では切上げ処理がされない不合理を解 消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のハード構成を示すブロッ
ク回路図。
【図2】同実施例の切上げ処理を説明するフローチャー
ト。
【符号の説明】 1……キー入力部 1a…テンキー
1b…実行キー 1c…モード切替スイッチ 1d…基準桁設定スイッ
チ 2……制御部 3……数値記憶部 3a…整数記憶部 3b…小数以下第1位記
憶部 3c…小数以下第2位記憶部 3d…小数以下第3位記
憶部 4……アドレスポインタ 5……基準桁記憶部
6……演算部 7……表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準桁より下位桁の各桁の数値をそれぞ
    れ記憶する記憶手段と、これら記憶手段の各桁に“0”
    以外の数値が存在するか否かを下位に向かって1桁づつ
    判断して、“0”以外の数値が存在すると判断したとき
    前記基準桁の数値に1を加算する切上げ処理を行う演算
    手段とを具備することを特徴とした小型電子機器。
JP1772191U 1991-02-28 1991-02-28 小型電子機器 Pending JPH04108253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1772191U JPH04108253U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 小型電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1772191U JPH04108253U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 小型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04108253U true JPH04108253U (ja) 1992-09-18

Family

ID=31904429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1772191U Pending JPH04108253U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 小型電子機器

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