JPH04108246U - マウス装置 - Google Patents

マウス装置

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JPH04108246U
JPH04108246U JP1991010663U JP1066391U JPH04108246U JP H04108246 U JPH04108246 U JP H04108246U JP 1991010663 U JP1991010663 U JP 1991010663U JP 1066391 U JP1066391 U JP 1066391U JP H04108246 U JPH04108246 U JP H04108246U
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JP
Japan
Prior art keywords
rolling element
exposed
housing
rotating drum
mouse device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991010663U
Other languages
English (en)
Inventor
健一 佐原
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Publication date
Application filed by 住友電気工業株式会社 filed Critical 住友電気工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】筐体1内にはボール2が転動自在に支持されて
おり、このボール2は筐体1の下面から露出している。
筐体1にはまた、直円筒状の回転ドラム3が軸受4,5
に回転自在に支持されている。回転ドラム3は一部が筐
体1の側面から外部に露出し、筐体1を把持したときに
親指で回転させることができる。回転ドラム3の回転情
報は回転角センサ7で検出され、検出された回転情報が
ケーブルを介して外部に出力される。 【効果】回転ドラム3にビデオ編集装置における回転ダ
イヤルと同様な機能を持たせることにより、ワークステ
ーションなどを用いてきめ細かな映像の編集を行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パーソナルコンピュータやワークステーションにおける情報入力装 置として用いられるマウス装置に関し、さらに詳しくは映像の編集に適した改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パーソナルコンピュータやワークステーションなどにおいて、キー 入力装置の他に補助入力装置としてマウス装置が用いられている。このマウス装 置は、筐体の下面から転動自在に支持されたボールの一部を露出させ、このボー ルの回転情報を出力するようにしたもので、机上などで筐体を動かしてボールを 転動させることにより、CRTなどの表示画面でカーソルを連続的にかつ速やか に移動させることができる。
【0003】 一方、最近では、パーソナルコンピュータやワークステーションにおいて、文 字、図形、動画および音声などの各情報を統一的に取り扱うことができる、いわ ゆるマルチメディア対応型のものが開発されており、このような装置を用いてV TRやビデオディスクなどの映像の編集が行われるようになってきている。この ようなVTRなどの映像の編集は、従来では、ビデオ編集装置に付属のリモコン 装置に備えられた回転ダイヤルの回転操作によって、必要なシーンを頭出しする などして行われていたものである。
【0004】 このような映像の編集をワースステーションなどで行う場合には、専用の映像 編集用ソフトウェアが用いられる。このソフトウェアは、ビデオ編集装置の操作 パネルを模したグラフィックオブジェクトをビットマップディスプレイに表示さ せ、ユーザにマウスを利用して各オブジェクトの操作を行わせるようにしたもの である。このような操作は、マウスを机上などで移動させる操作の他、マウスに 付属のマウスボタンの押圧操作などを含む。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来から用いられてきたビデオ編集装置は、上記の回転ダイヤルの操作によっ てサーチ速度を微細に変化させることができ、きめ細かな映像の編集に極めて適 した装置であるといえる。 これに比較して、ワークステーションなど映像編集用ソフトウェアを用いて行 われる映像の編集では、ディスプレイ上に表示されたボタンやダイヤルなどのグ ラフィックオブジェクトをマウスで操作することになるが、このマウスによる操 作では、ビデオ編集装置における回転ダイヤルの手動操作の場合のようなきめ細 かな制御は期することができない。また、たとえばサーチ方向を変えるためにボ タンのグラフィックオブジェクトをポイントし直したり、マウスボタンを押圧し 続けたりする必要があったりして、必ずしも本格的な編集に適したものではなか った。
【0006】 そこで、本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し、映像編集を良好な操作 性で行うことができるようにしたマウス装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案のマウス装置は、筐体の下面から第1の転 動体の一部を露出させ、この第1の転動体の露出部が操作されて回転するとき、 その回転情報を出力するマウス装置において、 上記筐体の下面以外の任意の外表面から少なくとも一部が露出するように設け られた第2の転動体と、 この第2の転動体が回転するときの回転情報を出力する手段とを含むことを特 徴とする。
【0008】 上記第2の転動体は円柱状または円筒状のものであってもよい。 また、上記第2の転動体は、上記筐体を操作のために手で把持したときに手の 親指腹部が対向する位置に、一部が露出していることが好ましい。
【0009】
【作用】
上記の構成によれば、筐体を机上などで移動することにより第1の転動体を回 転させて、この回転情報を出力させることができるとともに、筐体の下面以外の 任意の外表面から少なくとも一部を露出させて設けた第2の転動体を手指で直接 操作することにより、この第2の転動体の回転情報を出力させることができる。
【0010】 このマウス装置を映像編集に適用して、上記第2の転動体の回転操作により、 所望の映像部分をサーチすることとすれば、第2の転動体は直接手指できめ細か に操作することができるから、映像のサーチを確実に行って、きめ細かな映像編 集を行うことができるようになる。これにより、本格的な編集をたとえばパーソ ナルコンピュータやワークステーションなどを用いて行うことが可能となる。
【0011】 上記第2の転動体を円柱状または円筒状に構成すれば、手指との接触面積が大 きくして操作を良好に行うことができ、また円柱または円筒の軸線まわり転動す る構成とすれば手指での操作が行い易くなる。さらに、上記第2の転動体を円筒 状に構成したときは、円筒の中にウエイトを入れて操作時に必要なトルクを調整 することができるので、操作性を一層良好にすることができる。
【0012】 また、上記第2の転動体を、筐体を把持したときに手の親指腹部が対向する位 置に一部が露出するように設ければ、筐体を机上などで移動させることにより第 1の転動体を回転させる操作と、第2の転動体を親指により回転させる操作とを 手の位置を変えることなく良好に行うことができる。
【0013】
【実施例】
以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例のマウス装置の要部の構成を示す断面図であり、図 2は平面図、図3は図2の矢印R3方向から見た背面図、図4は図2の矢印R4 方向から見た側面図である。このマウス装置は、筐体1の下面から一部を露出さ せた第1の転動体であるボール2の回転情報を図外の回転角検出手段により検出 してケーブル8から出力するようにしたもので、筐体2に第2の転動体である直 円筒状の回転ドラム3が取り付けられている。この回転ドラム3の回転情報は、 回転角センサ7により検出されてケーブル8から外部に出力される。筐体2の上 面において、ケーブル8に近い位置には、操作者の手指により押圧操作されるマ ウスボタン9,10が設けられている。
【0014】 回転ドラム3は、筐体1内において、その軸線まわりに回転自在であるように 軸受4,5に支持されており、その一部が筐体1の側面から露出するようになっ ている。回転ドラム3のうち筐体1外に露出する露出部は、筐体1を操作者が右 手で把持して操作する場合に、親指腹部が回転ドラム3に対向する位置に配置さ れている。回転ドラム3の側面には、その軸線に平行な多数の溝が刻設されてお り、回転ドラム3の操作を容易ならしめている。この直円筒状の回転ドラム3で は、操作者の親指との接触面積を大きくとることができ、またドラムの中にウエ イトを入れることによって操作時に適度なトルクが必要であるようにして、誤操 作を防ぐことができるという利点がある。また、その軸線まわりに回転するので 、球状のものを用いた場合などに比較して操作が行い易い。なお、回転ドラム3 は、左ききの操作者に対応して、図1〜図4の場合とは反対側の側面から露出す るように配置されてもよい。
【0015】 図5は、上記のマウス装置を使用して、映像編集を行うための構成を示す概念 図である。マウス装置20は、ワークステーション22に接続され、キー入力装 置21とともに、ワークステーション22に対する入力手段として用いられる。 このワークステーション22には、入力操作を支援するための表示手段としての CRT23と、映像の編集を行わせる制御対象であるVTR24とが接続されて いる。
【0016】 ワークステーション22で映像編集用ソフトウェアを起動させると、CRT2 3の表示画面23aには、ウインドゥ25が形成され、ビデオ編集装置の操作パ ネルを模した図形が表示される。この図形には、操作パネルの各操作部を模した 各種のグラフィックオブジェクトが含まれる。このグラフィックオブジェクトの 中には、映像の所望の映像部分をサーチするための回転ダイヤルのグラフィック オブジェクトが含まれている。このグラフィック表示された回転ダイヤルを有す る実際のビデオ編集装置では、操作者は回転ダイヤルを正転させたり逆転させた りして、映像をサーチする。
【0017】 本実施例では、上記のビデオ編集装置における回転ダイヤルの操作は、マウス 装置に設けた回転ドラム3の操作により行われる。すなわち、ワークステーショ ン22において動作する映像編集用ソフトウェアは、回転ドラム3の回転および 回転方向を映像編集装置における回転ダイヤルの操作に対応付ける。 この結果、回転ドラム3の正転/逆転操作により、従来から用いられているビ デオ編集装置の操作パネルにおける回転ダイヤルと同様の操作が可能となる。す なわち、従来のようにサーチ方向を変えるためにCRT23に表示されたボタン のグラフィックオブジェクトをポイントし直したり、マウスボタンを押圧操作し 続けたりする必要がなく、さらには手指により直接操作できる回転ドラム3を用 いているので、きめ細かな操作が可能となる。この結果、所望の映像部分を確実 に、かつ良好な操作性でサーチできるようになる。このようにして、ワークステ ーション22を用いて本格的な映像の編集が行えるようになる。
【0018】 しかも、回転ドラム3は、マウスを把持したときに親指が自然に位置するよう に配置されているから、手の位置を変えることなく容易に操作することができ、 また従来のビデオ編集装置では編集操作を両手で行う必要があったのに対して、 ワークステーション22およびマウス装置20を用いた本実施例の構成では、片 手で映像の編集を良好に行うことができる。
【0019】 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではない。たとえば、上記の実 施例では、筐体1の側面から回転ドラム3の一部を露出させるようにしたが、回 転ドラム3は筐体1の下面以外の任意の外表面から露出させられてもよい。また 、上記の実施例では、円筒状の回転ドラム3が用いられたが、これに代えてたと えば中実の円柱状のものや、球状などの転動体が用いられてもよい。さらに、上 記の実施例では、筐体1から回転ドラム3の一部のみが露出するようにしている が、回転ドラム3の全部を露出させるようにしてもよい。また、上記の実施例で は、VTRの映像の編集にマウス装置が適用される場合を例にとったが、ビデオ ディスクなどの任意の他の映像媒体における映像の編集に対しても本考案は容易 に応用することができる。その他本考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変 更を施すことが可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案のマウス装置によれば、筐体の下面以外の任意の外表面か ら露出している第2の転動体の回転操作により所望の映像部分をサーチするよう にすれば、この第2の転動体は手指によりきめ細かに操作することが可能である から、所望の映像部分を確実にサーチすることができる。これにより、きめ細か な映像の編集が可能となり、パーソナルコンピュータやワークステーションなど を用いて本格的な映像編集を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のマウス装置の断面図であ
る。
【図2】上記マウス装置の平面図である。
【図3】図2の矢印R3方向から見た背面図である。
【図4】図2の矢印R4方向から見た側面図である。
【図5】上記マウス装置を適用した映像編集のための構
成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 ボール(第1の転動体) 3 回転ドラム(第2の転動体) 7 回転角センサ 20 マウス装置 22 ワークステーション 23 CRT 24 VTR

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の下面から第1の転動体の一部を露出
    させ、この第1の転動体の露出部が操作されて回転する
    とき、その回転情報を出力するマウス装置において、上
    記筐体の下面以外の任意の外表面から少なくとも一部が
    露出するように設けられた第2の転動体と、この第2の
    転動体が回転するときの回転情報を出力する手段とを含
    むことを特徴とするマウス装置。
  2. 【請求項2】上記第2の転動体が円柱状または円筒状の
    ものであることを特徴とする請求項1記載のマウス装
    置。
  3. 【請求項3】上記筐体を操作のために手で把持したとき
    に手の親指腹部が対向する位置に、上記第2の転動体の
    一部が露出していることを特徴とする請求項1または2
    記載のマウス装置。
JP1991010663U 1991-03-01 1991-03-01 マウス装置 Pending JPH04108246U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991010663U JPH04108246U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 マウス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991010663U JPH04108246U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 マウス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04108246U true JPH04108246U (ja) 1992-09-18

Family

ID=31900389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991010663U Pending JPH04108246U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 マウス装置

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JP (1) JPH04108246U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11507184A (ja) 1995-03-01 1999-06-22 欣也 鷲野 同時圧縮方式デジタルビデオ制作システム

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