JP2002157077A - 座標入力装置および座標入力装置を備えた携帯型情報機器 - Google Patents

座標入力装置および座標入力装置を備えた携帯型情報機器

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JP2002157077A
JP2002157077A JP2001093062A JP2001093062A JP2002157077A JP 2002157077 A JP2002157077 A JP 2002157077A JP 2001093062 A JP2001093062 A JP 2001093062A JP 2001093062 A JP2001093062 A JP 2001093062A JP 2002157077 A JP2002157077 A JP 2002157077A
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Tadashi Ano
阿野  正
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型情報機器の座標入力装置において、従
来のホイール付きマウスのホイールを操作するために
は、キーボードのホームポジションの位置にあった手を
一旦離して、マウスに移した後にホイールを回転させね
ばならず、文字入力しているような作業においては一旦
作業を中断する必要があるという課題があった。 【解決手段】 キーボード4と、環形状を有し、キーボ
ード4が配置されている平面と実質上同一の平面上に配
置され、その平面内において回転可能なホイール8と、
そのホイール8の回転量および回転方向を検出する回転
検出部とを備え、ホイール8を、キーボード4の下側に
位置するように配置する。これにより、キーボード4の
所定ポジションから手を移動することなく、ホイール8
を回転させることのみで、スクロール処理等を容易に実
現させることができ、ユーザの操作性を格段に向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報機器の
操作性を高めるためにカーソルやウインドウなどを画面
上で操作するために用いられる座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータなどの
携帯型情報機器は、操作性を高めるためのポインティン
グデバイスが内蔵されていたり、またはポインティング
デバイスが接続されて用いられている。ポインティング
デバイスとしては、マウスやフラットパッド、トラック
ボールなどが一般的に用いられている。これらのポイン
ティングデバイスは、例えばトラックボールの回転量お
よび回転方向を検出し、携帯型情報機器はその検出結果
に基づき画面上のカーソルを移動させ、さらに移動した
先でのユーザのクリックボタンの操作により様々な操作
を行っている。
【0003】また、最近では1画面を超えるような量の
文章の一部を画面に表示し、マウスに設けられた回転す
るダイヤル(ホイール)を回転させることにより、文章
をスクロールして画面に表示させる方法が行われてい
る。ホイールの回転によりスクロールすると、高速移動
が可能であると共に微調整も容易であるため操作性に優
れたスクロールが可能となる。また、ポインティングデ
バイスとホイールを組み合わせたものとして実開平7−
36239号に示されたトラックボールを囲む位置にダ
イヤルリングを備え、3軸目の座標入力を検出すること
により超音波診断装置などの3次元データを扱うことを
目的としたものもある。
【0004】図3を用いて、従来のマウスまたはトラッ
クボールを用いてウインドウ画面に表示される文書や画
像等の情報をスクロールする方法を説明する。図3にお
いて、30は表示装置に表示されたウインドウ画面、3
1は垂直スクロールバー、32は垂直つまみ、33はス
クロールアップボタン、34はスクロールダウンボタ
ン、35はカーソルである。マウスを用いて、カーソル
35をスクロールアップボタン33まで移動させてクリ
ックボタンを押すと、画面に表示される情報は画面の上
にスクロールし、同様にカーソル35をスクロールダウ
ンボタン34まで移動させてクリックボタンを押すと、
画面に表示される情報は画面の下にスクロールする。
【0005】スクロールアップボタン33、スクロール
ダウンボタン34は、クリックの回数、またはクリック
ボタンの押し時間に比例してスクロールを行うので、正
確に必要な情報を探し出すことができる。また、カーソ
ル35を垂直つまみ32の位置まで移動させ、垂直つま
み32をドラッグしながら(クリックボタンを押したま
まで)マウスを前後に動かして画面に表示される情報を
垂直スクロールさせることもできる。水平スクロール
は、同様にしてウインドウ画面30の下辺に設けられた
スクロールレフトボタン38、スクロールライトボタン
39、水平つまみ37によって行う。
【0006】上記操作をトラックボールによって行うに
は、マウスの替わりにトラックボールを回転させてウイ
ンドウ画面30中のカーソル35を移動させ、指定され
た左クリック動作を行えば、マウスの場合と同様に情報
のスクロールをすることができる。
【0007】最近では図6に示すようなホイールマウス
と呼ばれる、左右のクリックボタンの間に上下に回転す
るホイールを設けたマウスがある。60はマウス本体で
あり、61は左ボタン、62は右ボタン、63はホイー
ルである。カーソル35をウインドウ画面30内の任意
の位置に移動させてホイール63を下から上に押し上げ
るように回すと、スクロールアップボタン33を押すの
と同様に、画面に表示される情報は上方向にスクロール
し、ホイール63を下に引き下げるように回すと、スク
ロールダウンボタン34を押したのと同様に、表示され
る情報は下方向にスクロールする。ホイール63は人差
し指だけの操作で回転できるものであるので、スクロー
ルさせる量が多い場合においても、ユーザは容易に操作
ができる。しかしながらノート型のパーソナルコンピュ
ータなどではスクロールの操作を行うために一旦キーボ
ードから手を離してホイール操作する必要があり、文字
入力しながら操作するのは困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のホイール付きマウスにおいては、ホイールの操作性が
優れるものの、ホイールを操作するためには、キーボー
ドのホームポジションの位置にあった手を一旦離して、
マウスに移した後にホイールを回転させねばならず、文
字入力しているような作業においては、ユーザは一旦作
業を中断する必要があるという課題がある。また、携帯
型の電子機器においては本体とは別にホイール付きマウ
スを操作するための空間が必要であった。
【0009】本発明は、上記従来の課題を考慮し、ユー
ザがキーボードから手を離すことなくホイール操作をす
ることができる座標入力装置と、その座標入力装置を備
えた携帯型情報機器とを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、キーボードと、環形状を有し、前記キーボ
ードが配置されている平面と実質上同一の平面上に配置
され、前記平面内において回転可能な回転ダイヤルと、
その回転ダイヤルの回転量および回転方向を検出する回
転検出部とを備え、前記回転ダイヤルは、前記キーボー
ドの下側に位置するように配置されている座標入力装置
である。
【0011】このように、第1の本発明の座標入力装置
では、回転ダイヤルが、キーボードが配置されている平
面と実質上同一の平面上において、キーボードの下側に
位置するように配置されているので、ユーザはキーボー
ドを操作する手を離すことなくホイール操作(回転ダイ
ヤルの操作)を行うことが可能となり、操作性に優れる
という作用を有する。
【0012】第2の本発明(請求項2に対応)は、前記
回転ダイヤルの中心が前記キーボードの幅を実質上二等
分する線上に位置するように、前記回転ダイヤルは配置
されている第1の本発明に記載の座標入力装置である。
【0013】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
回転ダイヤルが前記平面に対して直交する方向に押さえ
られた場合、そのことを検出する押下検出部を備えた第
1の本発明に記載の座標入力装置である。
【0014】第4の本発明(請求項4に対応)は、トラ
ックボールと、そのトラックボールの回転量および回転
方向を検出する第2回転検出部と、前記トラックボール
に隣接する位置に設けられた一つまたは複数のクリック
ボタンとを備え、前記トラックボールおよび前記クリッ
クボタンは、前記平面上において、前記回転ダイヤルに
よって囲まれるように配置されている第1の本発明に記
載の座標入力装置である。
【0015】第5の本発明(請求項5に対応)は、対象
物に触れられるフラットパッドと、そのフラットパッド
に前記対象物が接触しているときの接触部の移動量およ
び移動方向を検出する移動検出部と、前記フラットパッ
ドに隣接する位置に設けられた一つまたは複数のクリッ
クボタンとを備え、前記フラットパッドおよび前記クリ
ックボタンは、前記平面上において、前記回転ダイヤル
によって囲まれるように配置されている第1の本発明に
記載の座標入力装置である。
【0016】第6の本発明(請求項6に対応)は、前記
回転ダイヤルが回転したとき、前記回転ダイヤルを構成
する各部が前記平面上の複数の場所において安定可能と
なるように、前記回転ダイヤルは構成されている第1の
本発明に記載の座標入力装置である。
【0017】上記第6の本発明の座標入力装置は、回転
ダイヤルの回転量を直感的にユーザに把握させやすくす
るという作用を有する。
【0018】第7の本発明(請求項7に対応)は、第1
の本発明に記載の座標入力装置と、情報を表示する画面
および、その画面内の一部分を示す指示部を有する表示
部と、前記画面内に表示される前記情報または前記指示
部を、前記回転ダイヤルの回転量および回転方向と連動
して変動させる制御部とを備えた携帯型情報機器であ
る。
【0019】第8の本発明(請求項8に対応)は、前記
画面が、表示する情報を前記画面の縦方向または横方向
にスクロールさせるスクロールバーを有しており、前記
制御部は、前記指示部が前記スクロールバーに位置して
いるときの前記回転ダイヤルの回転量および回転方向に
応じて、前記画面に表示させる前記情報をスクロールさ
せる第7の本発明に記載の携帯型情報機器である。
【0020】上記第8の本発明の携帯型情報機器は、画
像編集を容易に行えるという作用を有する。
【0021】第9の本発明(請求項9に対応)は、前記
情報が複数の画像であり、前記指示部が前記複数の画像
のいずれか一つを選択するためのものであって、前記制
御部は、前記回転ダイヤルの回転量および回転方向に応
じて、前記指示部を移動させる第7の本発明に記載の携
帯型情報機器である。
【0022】第10の本発明(請求項10に対応)は、
前記指示部が停止している前記画像を、前記画面に拡大
表示させる拡大制御部を備えた第9の本発明に記載の携
帯型情報機器である。
【0023】第11の本発明(請求項11に対応)は、
前記指示部が停止している前記画像を取り込むととも
に、所定のアプリケーションを起動させるアプリケーシ
ョン起動部を備えた第9の本発明に記載の携帯型情報機
器である。
【0024】第12の本発明(請求項12に対応)は、
第1の本発明に記載の座標入力装置と、環状に配置され
た複数の画像表示エリアを持つ画面および、それら複数
の画像表示エリアのいずれかを示す指示部を有する表示
部と、前記画面内に表示される前記指示部を、前記回転
ダイヤルの回転量および回転方向と連動して変動させる
制御部とを備えた携帯型情報機器である。
【0025】第13の本発明(請求項13に対応)は、
第1の本発明に記載の座標入力装置と、環状に配置され
た複数の画像表示エリアを持つ画面および、それら複数
の画像表示エリアのいずれかを示す指示部を有する表示
部と、複数の画像を前記各画像表示エリアに表示させる
場合、前記回転ダイヤルの回転量および回転方向に応じ
て、前記各画像が順次次々と前記画像表示エリアを移動
して表示されるように、前記複数の画像を前記各画像表
示エリアに表示させる制御部とを備えた携帯型情報機器
である。
【0026】第14の本発明(請求項14に対応)は、
前記複数の画像表示エリアの大きさが環に沿って単調に
変化している、および/または隣り合う前記2つの画像
表示エリアの一部同士が重なっている第13の本発明に
記載の携帯型情報機器である。
【0027】第15の本発明(請求項15に対応)は、
前記複数の画像が時間的に連続した画像である第14の
本発明に記載の携帯型情報機器である。
【0028】上記第15の本発明の携帯型情報機器は、
動画から静止画を抽出する際に最も好ましい画像を容易
に選択できるという作用を有する。
【0029】第16の本発明(請求項16に対応)は、
前記複数の画像のうちの時間的に未来となる画像が最も
小さく表示されるように、前記制御部は、前記複数の画
像を前記各画像表示エリアに表示させる第15の本発明
に記載の携帯型情報機器である。
【0030】第17の本発明(請求項17に対応)は、
前記複数の画像表示エリアのうちの所定の画像表示エリ
アに表示される画像が、前記複数の画像全部のなかのど
の位置にある画像であるのかを、デジタルまたはアナロ
グで表示する位置表示部を備えた第13の本発明に記載
の携帯型情報機器である。
【0031】第18の本発明(請求項18に対応)は、
前記複数の画像が、単位時間に表示すべきフィールド数
があらかじめ決められた画像であって、前記制御部は、
前記回転ダイヤルが1回転すると、1秒分のフィールド
数と同じ数だけ前記各画像を移動させる第13の本発明
に記載の携帯型情報機器である。
【0032】第19の本発明(請求項19に対応)は、
前記制御部が、前記回転ダイヤルが1回転するさいに前
記各画像を移動させる回数を、前記回転ダイヤルの回転
速度に応じて変化させる第13の本発明に記載の携帯型
情報機器である。
【0033】第20の本発明(請求項20に対応)は、
前記複数の画像表示エリアのうちの所定の画像表示エリ
アに表示されている画像を取り込むとともに、所定のア
プリケーションを起動させるアプリケーション起動部を
備えた第13の本発明に記載の携帯型情報機器である。
【0034】ここで、第1の本発明の座標入力装置の具
体例を一つ挙げると、その座標入力装置は、回転に応じ
てウインドウ画面に表示される情報のスクロール処理等
を行うジョグダイヤルがトラックボール、クリックボタ
ンの外周に配置されたものであって、且つ、それらジョ
グダイヤル、トラックボール、クリックボタンがキーボ
ードの直ぐ下に配置されているものである。したがっ
て、ユーザは、キーボードの所定ポジションから手を移
動することなく、ジョグダイヤルを回転させることのみ
で、スクロール処理等を容易に実現させることができ、
操作性が格段に向上する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0036】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態における座標入力装置を備えた携帯型情報機器の
外観を示す斜視図である。携帯型情報機器1は作成した
文章や計算結果やWEBなどの各種情報を表示する表示
部2と、それ以外の電子回路等を内蔵した本体部3とか
らなる。本体部3には座標入力装置が設けられており、
その座標入力装置は、入力装置としてのキーボード4
と、トラックボール5と、マウスの左右クリックボタン
に相当する左クリックボタン6と右クリックボタン7
と、回転ダイヤルの一例としての環形状のホイール8と
を備えている。
【0037】それらキーボード4、トラックボール5、
左クリックボタン6、右クリックボタン7、およびホイ
ール8は、実質上同一平面上に配置されている。また、
図1に示すように、ホイール8は、キーボード4より手
前のほぼ中央に位置する場所に設けられている。いいか
えると、ホイール8は、キーボード4が設けられている
平面と同一平面上においてキーボード4の下側に位置
し、ホイール8の中心がキーボード4の幅を実質上二等
分する線上に位置するように、ホイール8は配置されて
いるということである。また、ホイール8は、トラック
ボール5、左クリックボタン6および右クリックボタン
7を囲むように配置されている。
【0038】座標入力装置について図2を用いてさらに
詳細に説明する。図2(a)は座標入力装置のレイアウ
トを示す上面図、図2(b)は、図2(a)のA−A面
でみた座標入力装置の断面図である。15はトラックボ
ール5の横方向の回転を検出するX方向検出部、16は
左クリックボタン6が押し下げられたことを検出する左
クリックスイッチ、17は右クリックボタン7が押し下
げられたことを検出する右クリックスイッチ、18はホ
イール8の回転量および回転方向を検出するホイール検
出部(回転検出部)、19はホイール8が押し下げられ
たことを検出するホイールスイッチ(押下検出部)であ
る。また、トラックボール5の縦方向の回転を検出する
Y方向検出部(図示せず)も、座標入力装置には設けら
れている。なお、X方向検出部15およびY方向検出部
は、本発明の座標入力装置の第2回転検出部の一例に相
当する。
【0039】また、図2(b)に示すように、携帯型情
報機器1は、ホイール検出部18が検出するホイール8
の回転量および回転方向に応じて、様々な制御を行う制
御部20を備えている。なお、制御部20の機能につい
ては後に具体例を挙げて説明する。
【0040】トラックボール5は、キーボード4の手前
ほぼ中央にあり、ユーザが文字入力のためにキーボード
4を操作する手を大きく移動することなく操作できる位
置にある。通常、ユーザは親指または利き手の人差し指
でトラックボール5を操作することが多く、トラックボ
ール5を回転させると、X(横)軸方向の回転量および
方向をX方向検出部15が検出する。検出方法について
は一般的なトラックボールの場合と同様なので省略す
る。またY(縦)軸方向の回転は、Y方向検出部(図示
せず)により検出される。トラックボール5を囲む位置
に左クリックボタン6および右クリックボタン7が配置
されており、左クリックボタン6の押下げ操作を左クリ
ックスイッチ16が、右クリックボタン7の押下げ操作
を右クリックスイッチ17が、それぞれ検出する。
【0041】トラックボール5と左クリックボタン6お
よび右クロックボタン7を囲む位置には、上述したよう
に、ドーナッツ型の円板からなるホイール8が設けられ
ている。ホイール8はトラックボール5の周囲を自在に
回転し、回転した方向と回転量はホイール検出部18に
検出されて電気信号に変換される。ホイール検出部18
は、機械接点によるスイッチを用いた方法でホイール8
の回転方向および回転量を検出するとしてもよいし、ま
た、発光ダイオードとフォトトランジスタとを利用した
非接触の検出方法などを用いて、ホイール8の回転方向
および回転量を検出するとしてもよい。また、ホイール
8をスプリング等で下から押し上げた状態にしておき、
上から指で押さえるとホイール8が押されたことをホイ
ールスイッチ19が検出する。
【0042】次に、上記で説明した座標入力装置を用い
てウインドウ操作を行う場合について説明する。
【0043】トラックボール5部分の操作については従
来技術と同じなので説明を省略し、ホイール8部分の操
作について説明する。図3において、カーソル35をウ
インドウ画面30内の任意の位置に移動させて、ホイー
ル8を時計回りに回すと、ホイール検出部18がホイー
ル8の回転量および回転方向を検出し、制御部20が、
ホイール8の回転量に比例した分だけウインドウ画面3
0に表示された情報を画面上方向にスクロールし、ウイ
ンドウ画面30内に現在表示中の内容に引き続く部分の
内容を、回転量に相当する分だけウインドウ画面30上
方向に移動させてウインドウ画面30内に表示させる。
また、制御部20は、垂直つまみ32を、ウインドウ画
面30内における情報の移動量に見合う分だけ下側に移
動させる。
【0044】また、ホイール8を反時計回りに回転させ
ると、ホイール検出部18がホイール8の回転量および
回転方向を検出し、制御部20が、ホイール8の回転量
に比例した分だけウインドウ画面30に表示された情報
を画面下方向にスクロールし、ウインドウ画面30内に
現在表示中の内容より前の内容を、回転量に相当する分
だけウインドウ画面30下方向に移動させてウインドウ
画面30内に表示させる。また、制御部20は、垂直つ
まみ32を、ウインドウ画面30内における情報の移動
量に見合う分だけ上側に移動させる。
【0045】次に、トラックボール5を操作してカーソ
ル35を水平スクロールバー36に移動させた後、ホイ
ール8を操作する。ホイール8を時計回りに回転させる
と、ホイール検出部18はホイール8の回転量および回
転方向を検出し、制御部20は、ホイール8の回転量に
比例してウインドウ画面30内に表示された内容を右側
にスクロールする。他方、ホイール8を反時計回りに回
転させると、ホイール検出部18はホイール8の回転量
および回転方向を検出し、制御部20は、ホイール8の
回転量に比例してウインドウ画面30内に表示された内
容を左側にスクロールする。なお、ホイール8を時計回
りに回転させると左方向に、反時計回りに回転させると
右方向に、ウインドウ画面30に表示された内容がスク
ロールするように、制御部20は制御してもよい。
【0046】なお、上述したカーソル35は、ウインド
ウ画面30内の一部分を示す指示部の一例である。
【0047】上記の説明で明らかなように、キーボード
4のホームポジションから手を離すことなく、ユーザは
ホイール8を操作することができるので、ウインドウ画
面30に表示される情報のスクロール方向およびスクロ
ール量を容易に制御でき、ウインドウ画面30のスクロ
ール操作の利便性が向上する。
【0048】なお、上述した実施の形態では、トラック
ボール5とクリックボタン6、7の外周にホイール8
(ジョグダイヤル)が位置するとしたが、ホイール8
(ジョグダイヤル)は、トラックボール5とクリックボ
タン6、7の外周に設けられなくても構わない。また、
クリックボタンは2つの左右のボタン6、7で構成され
ているとしたが、クリックボタンは、1つであってもよ
いし、3つ以上の複数であってもよい。また、クリック
ボタンが2つのボタンで構成されている場合、それら2
つのボタンは、上述したように左右に配置されていても
よいし、上下に配置されていてもよい。要するに、クリ
ックボタンが複数のボタンで構成されている場合、それ
ら複数のボタンの配置場所は限定されないということで
ある。
【0049】また、ホイール8は、そのホイール8が配
置されている面内で回転したとき、ホイール8を構成す
る各部が上記平面上の複数の場所において安定可能とな
るように構成されている。
【0050】また、上述した実施の形態では、カーソル
35を移動させる手段としてトラックボール5を用いた
が、トラックボール5の替わりにフラットパッドを用い
てもよい。そのさい、トラックボール5の回転を検出す
る手段の代替として、フラットパッドに指等の対象物が
触れているときの接触部の移動量および移動方向を検出
する移動検出部が用いられる必要がある。
【0051】(実施の形態2)次に、上述した携帯型情
報機器1の表示部2の画面に複数の画像を表示させて、
それら複数の画像のいずれかをホイール8の操作により
選択する動作について説明する。
【0052】図4に選択操作における表示画面の一例を
示す。図4において、40は操作対象のウインドウ画
面、41は垂直スクロールバー、42はデジカメなどか
ら取り込んだ複数の画像、45は画像42のうちの選択
中であることを示す選択画像である。なお、本実施の形
態2では、選択画像45を囲んでいる指示部46が、選
択画像45が選択されていることを示すものであるとす
る。また、スクロール操作を行うスクロールアップボタ
ン43、スクロールダウンボタン44が設けられてい
る。
【0053】画像42はデジカメなどの機器から携帯型
情報機器1に取り込まれた画像である。最近のデジカメ
などは大容量の記憶媒体をサポートしているので、10
0枚単位の画像を一度に扱うことも可能である。デジカ
メから取り込まれた画像はファイル名だけでは内容を把
握し難いので、比較的小さいサイズの縮小画面で表示さ
れる。一般に縮小画面を並べて表示することをサムネイ
ル表示と呼ぶ。本実施の形態2では、図4に示すよう
に、4×4の16枚の画像42が一度にサムネイル表示
されるものとする。
【0054】次に、サムネイル表示された複数の画像か
ら一つまたは複数の画像を選択するものとする。その選
択は、例えば、デジカメで撮影した画像から一番お気に
入りのものを印刷するとか、メールに添付して送る場合
に行われる。マウスとカーソル表示を用いて適当な画像
を選択する方法もあるが、本実施の形態2では、ホイー
ル8を用いて画像を選択する方法を説明する。また、本
実施の形態2では、説明の便宜上、選択される画像は一
つのみであるとし、さらに、サムネイル表示されている
16枚の画像のうちの選択された一つの画像は強調表示
されるものとする。その強調表示は、例えば上述したよ
うに画像の周囲を赤色の枠(指示部)46で囲んで表示
するなどの方法で行う。
【0055】このようにサムネイル表示している状態
で、ホイール8を時計方向に回転させると、ホイール検
出部18はホイール8の回転量および回転方向を検出
し、制御部20は、ホイール8の回転量に応じた分だ
け、指示部46を図4の矢印の方向に移動させる。つま
り、ホイール8の回転量に応じて、制御部20は、指示
部46を右に移動させる。
【0056】ここで、指示部46が右端の画像の位置に
移動した後は、一つ下の段の左端の画像位置に指示部4
6が位置するように、制御部20は指示部46を移動さ
せる。また、指示部46が順次移動して図4の一番右下
の画像位置に位置している状態で、更にホイール8を回
すと、制御部20は、画像42を全体に一段上にずらし
て新たに4個の画像を表示させる、あるいは16枚の画
像全体を入れ替えて新しい画像を表示したうえで、指示
部46を左上の画像位置に位置させる。
【0057】このように、ホイール8の回転量に応じて
指示部46が順次移動するので、ユーザは、サムネイル
表示された画像の指示部46を見ながら、お気に入りの
画像を容易に選択することができる。
【0058】次に、最もお気に入りの画像に指示部46
を位置させた状態でホイール8を下に押し込む。そうす
ると、ホイールスイッチ19は、オンとなり選択された
ことを検出し、その検出したことを示す信号をアプリケ
ーション起動部21(図2(b)参照)に出力する。ア
プリケーション起動部21は、ホイールスイッチ19か
らの信号を検出すると、例えば選択画像を添付ファイル
とした状態でメールソフトを起動させるなどの画像に関
連するアプリケーションを起動させる。メールソフトが
起動した後は通常のメールソフトの処理として送信など
を行うことができる。ホイールスイッチ19は、図2
(b)では一箇所だけ記載しているが、ホイール8の円
周上どの部分を押しても検出できるようにホイールスイ
ッチ19を複数個設けても良い。また、ここではホイー
ルスイッチ19の検出によりアプリケーションが起動す
る例を示したが、ホイールスイッチ19の代わりに左ク
リックボタン6や右クリックボタン7を用いてもよい。
【0059】なお、上述した実施の形態2では、ホイー
ル8を時計方向に回転させる場合について説明したが、
ホイール8を反時計方向に回転させると、図4の矢印の
方向と逆の方向に指示部46は移動する。
【0060】また、上述した実施の形態2では、指示部
46が最もお気に入りの画像位置に位置している状態で
ホイール8が下に押されると、アプリケーション起動部
21が、画像に関連するアプリケーションを起動させる
としたが、指示部46が所定の画像位置に位置している
状態でホイール8が下に押されると、制御部20が、指
示部46が位置している画像、つまり選択画像をウイン
ドウ画面40に拡大して表示させるとしてもよい。その
場合、制御部20は拡大制御部として動作することにな
る。
【0061】(実施の形態3)次に、上述した携帯型情
報機器1の表示部2の画面に動画を表示させて、その動
画を構成する複数の静止画のうちのお気に入りの画像を
ホイール8の操作によりキャプチャする動作について説
明する。
【0062】図5にキャプチャ操作における表示画面の
一例を示す。図5において、50は操作対象のウインド
ウ画面、52a〜52iはウインドウ画面50に設けら
れている画像表示エリア、54はスライドバー、55は
ピクチャーカウント、56は指示部である。なお、本実
施の形態3では、指示部56が囲んでいる画像表示エリ
ア52aに表示される画像が選択画像であるとする。ま
た、図5に示すように、複数の画像表示エリア52a〜
52iは環状に配置されている。このように、9個の画
像表示エリア52a〜52iがウインドウ画面50に設
けられているので、ウインドウ画面50には一時に9個
の静止画が表示可能となる。
【0063】また、ウインドウ画面50に動画を表示さ
せる場合、そのウインドウ画面50には動画を構成する
9個の静止が表示可能となるが、その動画を構成する時
間的に連続した任意の9個の静止画のうちの、時間的に
最も前の画像(過去の画像)が画像表示エリア52aに
表示され、時間的に最も後の画像(未来の画像)が画像
表示エリア52iに表示されるように、制御部20は、
時間的に連続した9個の静止画を、時間順に画像表示エ
リア52a〜52iに順次表示させる。
【0064】また、画像表示エリア52a〜52iの大
きさは、図5に示すように、環に沿って単調に変化して
いる。本実施の形態3では、複数の画像表示エリア52
のうち、画像表示エリア52aが最も大きく、画像表示
エリア52iが最も小さくなっている。また、図5に示
すように、画像表示エリア52a〜52iそれぞれは、
隣り合う画像表示エリアと一部が重なっている。
【0065】さて、DVCやビデオキャプチャなどの動
画再生を行っている途中でお気に入りの画像を見つけた
い場合は、取り込み操作(図示せず)を行う。本実施の
形態3の静止画取込み操作では、取込み操作した瞬間か
ら前後1秒の画像を一旦静止画像に変換する。例えばD
VCで扱われる動画は毎秒30画像からなるため60枚
の静止画を取込む。そして、制御部20は、取込み操作
が行われた最初の画像(静止画)を画像表示エリア52
aに表示させ、それに続く(時間的に後の)画像を画像
表示エリア52bに表示させる。さらにそれに続く画像
を画像表示エリア52cに表示させる。このように、制
御部20は、各画像を、時間の順番に、反時計回りの方
向に画像表示エリア52それぞれに表示させる。
【0066】この状態でホイール8を時計方向に回転さ
せる。そうすると、ホイール検出部18はホイール8の
回転量および回転方向を検出し、ホイール8の回転量に
応じた分だけ、表示された各画像が図5の矢印の方向に
順次次々と各画像表示エリア52を移動するように、制
御部20は各画像を移動させて表示させる。
【0067】例えば、ホイール8を時計方向に回転させ
ると、最初画像表示エリア52iに表示されていた画像
は、ホイール8の回転量に応じて、画像表示エリア52
i→画像表示エリア52h→・・・→画像表示エリア5
2b→画像表示エリア52aの順に移動していく。ま
た、ホイール8を時計方向に1コマ分回転させると、最
初画像表示エリア52iに表示されていた画像の時間的
に次の画像は、画像表示エリア52iに表示される。ホ
イール8を時計方向に2コマ分回転させると、最初画像
表示エリア52iに表示されていた画像の時間的に次の
画像は、画像表示エリア52iに表示された後、画像表
示エリア52hに移動して表示される。
【0068】このように、ホイール8を時計方向に回転
させると、各画像は各画像表示エリア52を順次移動し
て表示されるので、ホイール8を時計方向にぐるぐる回
転させると、各画像表示エリア52に表示される画像
は、次々と新しい時間の画像に置きかえられるため、画
像表示エリア52aに着目すると、その画像表示エリア
52aには、あたかも動画が表示されるように画像が表
示される。
【0069】また、上述した実施の形態では、ホイール
8を時計方向に回転させる場合について説明したが、ホ
イール8を反時計方向に回転させると、ホイール8を時
計方向に回転させた場合と反対方向に各画像は移動す
る。
【0070】そうすると、ホイール8を時計方向に早く
回すことにより早送り再生を行うことができ、他方、ホ
イール8を反時計方向に回転させることにより逆再生も
できることになる。
【0071】また、図5に示すように、画像表示エリア
52a〜52iの大きさが時計方向に順に大きくなって
いるので、ホイール8を時計方向に回すことにより、各
画像はホイール8の回転1コマ分づつ徐々に大きくなる
ように表示され、ホイール8の回転に合わせて画像が画
面の奥の方からせり出してくるように表示される。つま
り、画像が未来から迫ってくるように表現される。その
ため、画像表示エリア52aに表示させる画像を選択す
る操作を直感的に行うことができる。
【0072】ところで、単位時間当たりの動画は、あら
かじめ決められたフィールド数の静止画で構成されてい
る。例えば、1秒間分の動画は、30フィールドの静止
画で構成されている。そこで、ホイール8を一回転させ
ると、回転させる前に画像表示エリア52aに表示され
ていた画像より30フィールド後ろの画像、つまり1秒
後ろの画像が画像表示エリア52aに表示されるよう
に、制御部20は、各画像を順次次々と各画像表示エリ
ア52に移動させて表示させるものとする。同様に、ホ
イール8が1回転すると、各画像表示エリア52には、
1秒後の画像が表示される。このように、ホイール8の
1回転と1秒分の動画の移動とを対応させておくと、ユ
ーザは、画像のコマ送りの時間が把握しやすくなるた
め、時間の感覚がより掴み易くなる。
【0073】上記説明では、ホイール8の1回転と1秒
分の動画の移動とを対応させるとしたが、たとえばホイ
ール8を停止状態から突然早く回した場合に、制御部2
0は、最初はゆっくりとした速度で画像を移動させ、少
し遅れて画像を移動させる速度を加速するとしてもよ
い。このように加速処理を行うことによりコマ送りの動
き始めの画像を目で追従しやすくなる。このように、制
御部20は、ホイール8が1回転するさいに各画像を移
動させる回数を、ホイール8の回転速度に応じて変化さ
せてもよい。また、ホイール8を回転させている状態か
ら回転を止めた瞬間に画像のコマ送りを停止させること
で、所望する画像をより選択しやすくなるという利点も
ある。
【0074】そして、ホイール8を回転させることによ
り、最もお気に入りの画像を画像表示エリア52aに表
示させた状態でホイール8を下に押し込むと、ホイール
スイッチ19は、オンとなり選択されたことを検出し、
その検出したことを示す信号をアプリケーション起動部
21(図2(b)参照)に出力する。アプリケーション
起動部21は、例えば選択画像を添付ファイルとした状
態でメールソフトなどのアプリケーションを起動させ
る。メールソフトが起動した後は通常のメールソフトの
処理として送信などを行うことができる。
【0075】なお、上述した実施の形態2では、最もお
気に入りの画像を画像表示エリア52aに表示させた状
態でホイール8を下に押し込むと、アプリケーション起
動部21がアプリケーションを起動させるとしたが、最
もお気に入りの画像を画像表示エリア52aに表示させ
た状態でホイール8を下に押し込むと、制御部20は、
画像表示エリア52aに表示された画像をウインドウ画
面50に拡大して表示させるとしてもよい。その場合、
制御部20は拡大制御部として動作することになる。
【0076】また、ここまでは、ピクチャーカウント5
5およびスライドバー54について説明しなかったの
で、以下に、ピクチャーカウント55およびスライドバ
ー54について説明する。先ず、ピクチャーカウント5
5は、画像表示エリア52aに表示される画像が、複数
の静止画全部のなかのどの位置にある画像であるのかを
デジタル表示するものである。図5の例では、全体で6
0画像あるうちの30番面の画像が画像表示エリア52
aに表示されていることを、ピクチャーカウント55は
示している。他方、スライドバー54は、ピクチャーカ
ウント55と同様な機能を有するものであって、画像表
示エリア52aに表示される画像が、複数の静止画全部
のなかのどの位置にある画像であるのかをアナログ表示
するものである。それらピクチャーカウント55および
スライドバー54は、本発明の携帯型情報機器の位置表
示部の一例に該当することになる。
【0077】また、上述した実施の形態では、ホイール
8の操作にてキャプチャ画像の選択を行う方法について
説明したが、たとえば従来から知られているスライドバ
ー54を左右に移動させることにより画像を移動させて
選択することも可能である。あるいはホイール8とスラ
イドバー54を併用して画像を選択することも可能であ
る。
【0078】また、上述した実施の形態では、ホイール
8が回転すると、制御部20は、ホイール8の回転量お
よび回転方向に応じて画像を移動させるとしたが、制御
部20は、ホイール8の回転量および回転方向に応じ
て、指示部56が順次次々と画像表示エリア52を移動
するように、指示部56を移動させるとしてもよい。
【0079】また、上述した実施の形態では、各画像表
示エリア52に表示される画像は、動画を構成する静止
画であるとしたが、各画像表示エリア52に表示される
画像はどのような画像であってもよく、限定されるもの
ではない。
【0080】以上説明したように、ウインドウに設けら
れたスクロール操作を、キーボードのホームポジション
から手を離さなくても、ホイール(ジョグダイヤル)の
回転のみで容易に実現される。従って、クリックボタン
の押下やトラックボールの回転といった複数の処理を、
煩雑な操作をすることなく行うことができる。その結
果、ウインドウ画面内のスクロールを容易に操作するこ
とができる。
【0081】また、デジカメ画像などの多数の静止画を
扱う場合においては、ホイールの回転操作のみで、一覧
表示された複数の画像からいずれかの画像を選択するこ
とができる。
【0082】また、動画画像から好みのカットをキャプ
チャーで選択する場合においては、ホイールの操作によ
り選択した画像の前後の画像を閲覧しながら最も好まれ
る画像を容易にかつ迅速に選択できる。これらの操作
を、キーボードから手を離すことなく容易に行える操作
性に優れた携帯型情報機器が実現できる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、ユーザがキーボードから手を離すことな
くホイール操作をすることができる座標入力装置と、そ
の座標入力装置を備えた携帯型情報機器とを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における座標入力装置を
備えた携帯型情報機器の外観を示す斜視図
【図2】(a)本発明の一実施の形態における座標入力
装置のレイアウトを示す上面図 (b)本発明の一実施の形態における座標入力装置の断
面図
【図3】ホイール8によるスクロール操作を説明する図
【図4】ホイール8を用いて複数の画像から一つの画像
を選択する画像選択操作を説明する図
【図5】ホイール8を用いた、動画のキャプチャ操作を
説明する図
【図6】従来の座標入力装置であるマウスの外観図
【符号の説明】
1 携帯型情報機器 2 表示部 3 本体部 4 キーボード 5 トラックボール 6 左クリックボタン 7 右クリックボタン 8 ホイール 15 X方向検出部 16 左クリックスイッチ 17 右クリックスイッチ 18 ホイール検出部 19 ホイールスイッチ 20 制御部 21 アプリケーション起動部 30、40、50 ウインドウ画面 31、41 垂直スクロールバー 32 垂直つまみ 33、43 スクロールアップボタン 34、44 スクロールダウンボタン 35 カーソル 36 水平スクロールバー 37 水平つまみ 38 スクロールレフトボタン 39 スクロールライトボタン 42 画像 45 選択画像 46 指示部 52 画像表示エリア 54 スライドバー 55 ピクチャーカウント 56 指示部 60 マウス本体 61 左ボタン 62 右ボタン 63 ホイール
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 510 G09G 5/00 510H 5/34 5/34 Z Fターム(参考) 5B020 AA17 CC02 CC07 CC12 DD05 DD51 GG05 HH22 5B087 AA09 AB02 AB05 BB11 BB29 BC13 BC16 BC19 DD03 DE06 5C082 AA24 BA02 BA12 BA27 CA33 CA52 CA72 CB06 MM09 5E501 AA04 AC37 BA05 CA04 CB20 EA02 FA14 FB34

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボードと、 環形状を有し、前記キーボードが配置されている平面と
    実質上同一の平面上に配置され、前記平面内において回
    転可能な回転ダイヤルと、 その回転ダイヤルの回転量および回転方向を検出する回
    転検出部とを備え、 前記回転ダイヤルは、前記キーボードの下側に位置する
    ように配置されている座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記回転ダイヤルの中心が前記キーボー
    ドの幅を実質上二等分する線上に位置するように、前記
    回転ダイヤルは配置されている請求項1に記載の座標入
    力装置。
  3. 【請求項3】 前記回転ダイヤルが前記平面に対して直
    交する方向に押さえられた場合、そのことを検出する押
    下検出部を備えた請求項1に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 トラックボールと、そのトラックボール
    の回転量および回転方向を検出する第2回転検出部と、
    前記トラックボールに隣接する位置に設けられた一つま
    たは複数のクリックボタンとを備え、 前記トラックボールおよび前記クリックボタンは、前記
    平面上において、前記回転ダイヤルによって囲まれるよ
    うに配置されている請求項1に記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 対象物に触れられるフラットパッドと、
    そのフラットパッドに前記対象物が接触しているときの
    接触部の移動量および移動方向を検出する移動検出部
    と、前記フラットパッドに隣接する位置に設けられた一
    つまたは複数のクリックボタンとを備え、 前記フラットパッドおよび前記クリックボタンは、前記
    平面上において、前記回転ダイヤルによって囲まれるよ
    うに配置されている請求項1に記載の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 前記回転ダイヤルが回転したとき、前記
    回転ダイヤルを構成する各部が前記平面上の複数の場所
    において安定可能となるように、前記回転ダイヤルは構
    成されている請求項1に記載の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の座標入力装置と、 情報を表示する画面および、その画面内の一部分を示す
    指示部を有する表示部と、 前記画面内に表示される前記情報または前記指示部を、
    前記回転ダイヤルの回転量および回転方向と連動して変
    動させる制御部とを備えた携帯型情報機器。
  8. 【請求項8】 前記画面が、表示する情報を前記画面の
    縦方向または横方向にスクロールさせるスクロールバー
    を有しており、 前記制御部は、前記指示部が前記スクロールバーに位置
    しているときの前記回転ダイヤルの回転量および回転方
    向に応じて、前記画面に表示させる前記情報をスクロー
    ルさせる請求項7に記載の携帯型情報機器。
  9. 【請求項9】 前記情報が複数の画像であり、前記指示
    部が前記複数の画像のいずれか一つを選択するためのも
    のであって、前記制御部は、前記回転ダイヤルの回転量
    および回転方向に応じて、前記指示部を移動させる請求
    項7に記載の携帯型情報機器。
  10. 【請求項10】 前記指示部が停止している前記画像
    を、前記画面に拡大表示させる拡大制御部を備えた請求
    項9に記載の携帯型情報機器。
  11. 【請求項11】 前記指示部が停止している前記画像を
    取り込むとともに、所定のアプリケーションを起動させ
    るアプリケーション起動部を備えた請求項9に記載の携
    帯型情報機器。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の座標入力装置と、 環状に配置された複数の画像表示エリアを持つ画面およ
    び、それら複数の画像表示エリアのいずれかを示す指示
    部を有する表示部と、 前記画面内に表示される前記指示部を、前記回転ダイヤ
    ルの回転量および回転方向と連動して変動させる制御部
    とを備えた携帯型情報機器。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の座標入力装置と、 環状に配置された複数の画像表示エリアを持つ画面およ
    び、それら複数の画像表示エリアのいずれかを示す指示
    部を有する表示部と、 複数の画像を前記各画像表示エリアに表示させる場合、
    前記回転ダイヤルの回転量および回転方向に応じて、前
    記各画像が順次次々と前記画像表示エリアを移動して表
    示されるように、前記複数の画像を前記各画像表示エリ
    アに表示させる制御部とを備えた携帯型情報機器。
  14. 【請求項14】 前記複数の画像表示エリアの大きさが
    環に沿って単調に変化している、および/または隣り合
    う前記2つの画像表示エリアの一部同士が重なっている
    請求項13に記載の携帯型情報機器。
  15. 【請求項15】 前記複数の画像が時間的に連続した画
    像である請求項14に記載の携帯型情報機器。
  16. 【請求項16】 前記複数の画像のうちの時間的に未来
    となる画像が最も小さく表示されるように、前記制御部
    は、前記複数の画像を前記各画像表示エリアに表示させ
    る請求項15に記載の携帯型情報機器。
  17. 【請求項17】 前記複数の画像表示エリアのうちの所
    定の画像表示エリアに表示される画像が、前記複数の画
    像全部のなかのどの位置にある画像であるのかを、デジ
    タルまたはアナログで表示する位置表示部を備えた請求
    項13に記載の携帯型情報機器。
  18. 【請求項18】 前記複数の画像が、単位時間に表示す
    べきフィールド数があらかじめ決められた画像であっ
    て、前記制御部は、前記回転ダイヤルが1回転すると、
    1秒分のフィールド数と同じ数だけ前記各画像を移動さ
    せる請求項13に記載の携帯型情報機器。
  19. 【請求項19】 前記制御部は、前記回転ダイヤルが1
    回転するさいに前記各画像を移動させる回数を、前記回
    転ダイヤルの回転速度に応じて変化させる請求項13に
    記載の携帯型情報機器。
  20. 【請求項20】 前記複数の画像表示エリアのうちの所
    定の画像表示エリアに表示されている画像を取り込むと
    ともに、所定のアプリケーションを起動させるアプリケ
    ーション起動部を備えた請求項13に記載の携帯型情報
    機器。
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