JPH04107914U - 振幅自動制御回路 - Google Patents

振幅自動制御回路

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JPH04107914U
JPH04107914U JP1736391U JP1736391U JPH04107914U JP H04107914 U JPH04107914 U JP H04107914U JP 1736391 U JP1736391 U JP 1736391U JP 1736391 U JP1736391 U JP 1736391U JP H04107914 U JPH04107914 U JP H04107914U
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JP
Japan
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output
signal
circuit
integrator
voltage
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Application number
JP1736391U
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Inventor
聡 六本木
Original Assignee
横河・ヒユーレツト・パツカード株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力直流信号に対応する交流出力信号を出力す
る回路において、広周波数範囲において、且つ高速に振
幅自動制御を逹成すること。 【構成】図1で、3は引算器、5は積分器、9は減衰
器、11は交流発振器15はミキサ、17は局部発振
器、23はピーク検出器であり、この回路は入力信号1
と23の出力信号とが等しくなるように帰還がかかり制
御される。23は広周波数範囲にわたるf特をもたせる
ために、出力レベル変化に対する応答が遅くなる。そこ
で復帰回路25を設け、入力電圧の急激な変化が生じた
ときに、増幅器7の出力が所定値になつたことを検出し
て積分器に直流電圧31を与え、7の出力を減衰器9の
動作範囲に復帰させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は信号源等に使用する振幅自動制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の振幅自動制御回路のブロック図であり、入力端子1に所望直流電圧 を印加して出力端子21より該直流電圧に関連する交流電圧を出力するものであ る。即ち、この回路は引算器3に印加される入力電圧とピーク検出器23の出力 電圧とが等しくなるように制御される。 5は積分器であり、その出力は減衰器駆動増幅器7を介して減衰器9に制御電圧 として印加され、減衰量が可変される。減衰器9は例えばバラクタダイオードを 使用して構成される。減衰器9には交流信号源11から交流信号(例えば850MHz の信号)が印加されており、前記制御電圧に対応して減衰された信号がミキサお よび高周波増幅器13に印加される。15はミキサ、17は局部発振器、19は 増幅器である。発振器17は例えば850.000005MHz から1.35GHz を発振可能であ り、よって出力端子21には5Hz から500MHzの交流出力信号が得られる。この交 流出力信号はピーク検出器23を介して引算器3に帰還されて引算器3の両入力 信号が等しくなるように制御される。
【0003】 よってこの回路の出力周波数は信号源11および局部発振器17の周波数で定ま り、出力電圧は入力端子1の入力電圧で定まる。入力電圧が変化されると、それ に対応して減衰器9の減衰量が変化されると共に、ピーク検出器23により帰還 がかかり、振幅自動制御動作が行われ、出力端子21より入力電圧に対応する所 望の交流電圧が得られる。ここで、振幅自動制御回路は例えばミキサおよび高周 波増幅器13の周波数特性や、回路の温度特性の出力信号レベルに与える影響を なくすために用いられる。図3の回路では例えば上記の影響をなくすために501K Hz以上の出力周波数に対して振幅自動制御回路が用いられる(具体的には、501K Hz未満では、入力信号を直接に減衰器9に印加して、引算器3、積分器5、増幅 器7,ピーク検出器23を動作上無関係にすればよい)。ところで、501KHzから 500MHzという広範囲にわたり、且つ501KHzという低周波数から振幅自動制御をか けるため、ピーク検出器23の周波数特性も501KHZという低周波数まで延ばさね ばならない。図2はピーク検出器23の例を示す。ピーク検出器23の出力にお いて、このような低周波数まで安定した出力信号(脈動の小さい信号)を得るた めには、コンデンサ33と抵抗器35の時定数を大きくする必要があり、よって 出力信号21のレベル変化に対するピーク検出器23の応答が遅くなる。したが って、入力端子1に印加する入力電圧を急激に下げる設定をした場合には、回路 全体の応答が遅くなり、または出力端子21に所望電圧が発生しないことが起り 得る。即ち、入力電圧を急激に下げた場合には、ピーク検出器23の出力はただ ちには応答し得えないが、積分器5は入力電圧変化に応答して、積分器5のコン デンサは積分器5の出力電圧が逆極性すなはち負になるように制御され(ピーク 検出器による電流に基づく)、減衰器9は減衰量を極度に大きくするように動作 し、この状態が続く。または減衰器9がある制御電圧範囲(図3の場合は正)で 制御される場合には減衰器9の動作範囲外となる。よって、振幅自動制御回路が 正常に動作しなくなる。この問題はピーク検出器の出力電圧が負になることはな く、正の範囲に限定されるためである。 よって、従来技術においては、振幅自動制御をかける最低周波数を高くしてピー ク検出器の応答を早くしたり、振幅自動制御回路を含むループ自体の応答をもと もと遅くしたり、入力電圧を急に下げないようにいしてピーク検出器の応答速度 が問題にならないようなループにしたりしていた。
【考案の目的】
よって本考案の目的は、広範囲の出力周波数信号を得る回路において、比較的低 い周波数から振幅自動制御動作を行い、且つ高速度でこれが逹成できる回路を提 供することである。
【0006】
【考案の概要】
本考案においては、振幅自動制御復帰回路が従来回路に付加される。この復帰回 路は減衰器に対する制御電圧がある極またはある範囲外になったときに動作し、 積分器のコンデンサに電流を流し、積分器の出力電圧を所望極性にし、該制御電 圧を所望範囲にして振幅自動制御回路が正常動作に復帰できるようにする。
【0007】
【実施例】
図1は本考案のー実施例を示したブロック図である。 図1が図3と異なる点は振幅自動復帰回路25を付加したことである。復帰回路 25は増幅器(比較器)27、スイッチ29、電源31を含み、増幅器7の出力 と積分器5の入力との間に接続される。入力電圧1が急に下げられ、増幅器7の 出力電圧が負になったことを検出すると、スイッチ27は電源31に接続される 。よって積分器5のコンデンサに出力側から入力側に電流を流し、積分器5の出 力を正に戻し、増幅器7の出力電圧(正)を減衰器9の制御電圧範囲にする。こ れにより、ピーク検出器23の応答が追いついた時点で全体のループは正常動作 に復帰する。即ち、復帰回路25は、入力電圧が急に下がったとき、ピーク検出 器23が負の応答をしているように見せ掛けるものである。なお、比較器27の 比較電圧は減衰器9の制御電圧範囲に応じて設定する。 図4は従来回路において、周波数が501KHzで入力電圧を35dB絞ったときのそれ に対応する増幅器7の出力電圧を示しており、正常状態になるまでに1.8ms を要 している。図5は同一条件での本考案に於ける動作を示しており、50μs に減少 している。なお、このトランジェントの部分が減衰器9が動作範囲外になる期間 である。 図6は本考案に使用できる、図1の引算器3と積分器5とを結合した回路であり 、入力電圧端子1とピーク検出器23との出力電圧が等しい抵抗器を介して積分 器に印加される態様を示している。 なお、本考案と併用して、入力電圧を振幅自動制御ループが追従できる範囲内に 遅くしたり、段階的に変化させることも効果的である。
【0008】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案によれば、簡単な復帰回路を付加するだ けで入力電圧の急激な変化に対して、振幅自動制御ループを応答させることがで きる。そして比較的低周波数から高範囲の周波数範囲にわたり、且つ高速に振幅 自動制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のブロック図である。
【図2】図1におけるピーク検出器の詳細図である。
【図3】従来回路のブロック図である。
【図4】従来回路の特性図である。
【図5】本考案による回路の特性図である。
【図6】図1のー部変形回路図である。
【符号の説明】
1:入力端子 5:積分器 7:増幅器 9:減衰器 11:交流信号源 13:ミキサおよび高周波数増幅器 23:ピーク検出器 25:復帰回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号とピーク検出器との信号を積分す
    る積分器と、前記積分器の出力信号を制御電圧として交
    流信号を減衰させて出力する減衰器と、前記減衰器の出
    力信号と高周波信号とを混合して出力交流信号を発生す
    る回路と、前記回路の出力信号を前記積分器に帰還する
    前記ピーク検出器とより成り、前記出力交流信号の振幅
    を制御する回路において、前記積分器の出力信号が所定
    値になったときに所定直流電圧を前記積分器に印加する
    ようにした振幅自動制御回路。
JP1736391U 1991-02-28 1991-02-28 振幅自動制御回路 Pending JPH04107914U (ja)

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JP1736391U JPH04107914U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 振幅自動制御回路

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JPH04107914U true JPH04107914U (ja) 1992-09-17

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ID=31904139

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JP1736391U Pending JPH04107914U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 振幅自動制御回路

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