JPH04107836U - ウエーハハンドリング用ツール - Google Patents

ウエーハハンドリング用ツール

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JPH04107836U
JPH04107836U JP1016891U JP1016891U JPH04107836U JP H04107836 U JPH04107836 U JP H04107836U JP 1016891 U JP1016891 U JP 1016891U JP 1016891 U JP1016891 U JP 1016891U JP H04107836 U JPH04107836 U JP H04107836U
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JP
Japan
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wafer
chuck
spacer
bases
holder
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Application number
JP1016891U
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English (en)
Inventor
誠 小沢
隆 金子
増雄 鈴木
Original Assignee
国際電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 チヤックホルダの溝加工精度むらをなくし、
多数枚のウェーハチヤック、その一部の取外し、取付け
あるいは交換を短時間に容易にする。 〔構成〕 チヤックホルダ4に、先端部に爪3を有する
多数枚のウェーハチヤック2の基部とこれらの基部間に
介在せしめたスペーサ8とをネジ類7により圧着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は半導体製造装置のウェーハハンドリングに用いるツールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来ツールの一例を示す説明用簡略横断平面図、図6はその説明用簡略 側面図である。 従来ツールは、チヤックホルダ4に等ピッチで設けられた溝内に、放電加工に より高精度に加工された多数枚,例えば25枚のウェーハチヤック2の基部を差し 込み、それぞれチヤック固定金具5と固定ボルト6によりチヤックホルダ4に強 固に固定された構成になっている。
【0003】 このような従来ツールを用いて等ピッチ,例えば6mmのピッチで並設された 多数枚,例えば25枚のウェーハ1を一括して掬い上げ、これらのウェーハ1を処 理用ボートに移し替えたり、また当該ボートより元の位置に戻したりする場合、 25枚のウェーハ1を掬い上げるためには25枚の石英またはSiC製のウェーハチ ヤック2をウェーハ1に触れることなく、6mmのピッチで並設された25枚のウ ェーハ1の間に挿入しなければならない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記のような従来ツールにあっては、チヤックホルダ4の溝の加工精度 がウェーハチヤック2の先端のピッチ精度に大きく影響を及ぼし、例えばチヤッ クホルダ4の溝とウェーハチヤック2との間に0.1mmの隙間があると、ウェー ハチヤック2の先端では1.3mmのずれを生じるため、ウェーハチヤック2を6 mmのピッチで並設された25枚のウェーハ1間に挿入するとき、ウェーハチヤッ ク2がウェーハ1に接触したり、チヤック2の爪3にウェーハ1が入らなかった りしてこれらのウェーハを掬い上げることができない。そのためチヤックホルダ 4とウェーハチヤック2との組立精度を向上する必要がある。
【0005】 また、各ウェーハチヤック2はチヤックホルダ4にそれぞれチヤック固定金具 5で固定しているので、25枚のウェーハチヤック2の取外し、取付けに手間を要 するばかりでなく、そのうちの一部を取外したり取付けたりすることができない という課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案ツールは上記の課題を解決するため、図1〜図4示のようにチヤックホ ルダ4に、先端部に爪3を有する多数枚のウェーハチヤック2の基部をそれぞれ スペーサ8を介在せしめて並設すると共にチヤックホルダ4に、各ウェーハチヤ ック2の基部とこれらの基部間に介在せしめたスペーサ8とをネジ類7により圧 着せしめてなる構成としたものである。
【0007】
【作 用】
このような構成とすることによりウェーハチヤック2の先端でのピッチのバラ ツキを生じさせるチヤックホルダ4の溝加工精度むらが削除できることになる。 また、多数枚のウェーハチヤック2の基部とこれらの基部間に介在せしめたスペ ーサ8はチヤックホルダ4にネジ類7により圧着されているだけなので、ネジ類 7の締付けを緩め、あるいはネジ類7を締付けることにより多数枚のウェーハチ ヤック2の取外し、取付けが従来よりも短時間に容易にでき、その一部の取外し 、取付けもあるいは交換も容易に行えることになる。
【0008】
【実施例】
以下図面により本考案の実施例を説明する。 図1は本考案ツールの一実施例を示す説明用簡略横断平面図、図2はその説明 用簡略側面図である。4はチヤックホルダで、このチヤックホルダ4には、先端 部に爪3を有する多数枚、例えば25枚の石英製ウェーハチヤック2の基部がそれ ぞれ光学研磨により平面度を出した石英スペーサ8を介在せしめて並設され、か つチヤックホルダ4に、各ウェーハチヤック2の基部とこれらの基部間及び前記 チヤックホルダ4の両側内面との間に介在せしめた石英スペーサ8及び樹脂スペ ーサ8aがネジ類例えばボルト7により圧着されている。
【0009】 また、チヤックホルダ4に、各ウェーハチヤック2,石英スペーサ8及び樹脂 スペーサ8aの落下防止用ピン9がネジ類7と併設されている。この落下防止用 ピン9はステンレス製で、その表面は厚さ0.15mmのポリエチレンテレフタレ ートコーティングされている。
【0010】 本実施例はこのような構成であるから、例えば2台の縦形拡散装置に、それぞ れウェーハ1を供給するウェーハハンドリング装置のハンドリング用ツールとし て使用することができる。本ツールをロボットの手先にハンドとして取りつけ、 1回のロード,アンロードで25枚のウェーハ1を一括して移し替えることができ る。
【0011】 ウェーハチヤック2の先端でのピッチのバラツキを生じさせるチヤックホルダ 4の溝加工精度むらが削除できることになる。換言すればウェーハチヤック2の 先端のピッチの精度は石英スペーサ8の加工精度のみで決まり、チヤックホルダ 4に等ピッチの溝を設けた場合より精度を向上させることができる。
【0012】 また、25枚のウェーハチヤック2の基部とこれらの基部間に介在せしめた石英 スペーサ8及び両側の樹脂スペーサ8aはチヤックホルダ4にボルト7により圧 着されているだけなので、ボルト7の締付けを緩め、あるいはボルト7を締付け ることにより25枚のウェーハチヤック2の取外し、取付けが従来よりも短時間に 容易にでき、その一部の取外し、取付けもあるいは交換も容易に行えることにな る。そのため一部のウェーハチヤック2をフッ酸などで洗浄する時に大変便利で ある。ウェーハチヤック2の取外し、取付け時に取外す必要のないウェーハチヤ ック2,スペーサ8,8aは落下防止用ピン9により脱落が防止され安全に取付 け取外しができる。
【0013】 この場合、ウェーハチヤック2の離脱はボルト7による締付け力に比例した摩 擦力で防止されることは勿論である。また各ウェーハチヤック2の基部間に介在 させた石英スペーサ8の面は摩擦力を増大させるために砂目仕上げとすることが 望ましい。
【0014】 図3はその他の実施例を示す説明用簡略横断平面図、図4はその説明用簡略側 面図である。 この実施例は、各ウェーハチヤック2の基部一面にスペーサ8を一体に設けて なる例であり、各ウェーハチヤック2及びスペーサ8はカーボン母材を加工し、 その表面に高温状態で高純度SiC膜をコートしてなる。
【0015】 この実施例によれば、各SiC製ウェーハチヤック2の基部一面にSiCスペ ーサ8を一体に形成してなるので、上記実施例に比しスペーサ8の部品数だけ部 品点数を低減でき、加工性が良好になる。しかし、各ウェーハチヤック2とスペ ーサ8は全体をカーボン母材で加工した後、高純度SiC膜をコートして得られ るが、コート処理は高温状態で行うため精度に悪影響を及ぼし、加工精度は上記 実施例に比して低下することになる。
【0016】
【考案の効果】
上述の説明より明らかなように本考案によれば、ウェーハチヤック2の先端の ピッチの精度はスペーサ8の加工精度のみで決まり、チヤックホルダ4に等ピッ チの溝を設けた場合より精度を向上させることができる。
【0017】 また、多数枚のウェーハチヤック2の基部とこれらの基部間に介在せしめたス ペーサ8はチヤックホルダ4にネジ類により圧着されているだけなので、ネジ類 7の締付けを緩め、あるいはネジ類7を締付けることにより多数枚のウェーハチ ヤック2の取外し、取付けが従来よりも短時間に容易にでき、その一部の取外し 、取付けも、あるいは交換も容易に行えるばかりでなく、従来よりもチヤックホ ルダ4の構造を簡略化できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ツールの一実施例を示す説明用簡略平面
図である。
【図2】その説明用簡略側面図である。
【図3】その他の実施例を示す説明用簡略横断平面図で
ある。
【図4】その説明用簡略側面図である。
【図5】従来ツールの一例を示す説明用簡略平面図であ
る。
【図6】その説明用簡略側面図である。
【符号の説明】
1 ウェーハ 2 (石英またはSiC製)ウェーハチヤック 3 爪 4 チヤックホルダ 7 ネジ類(ボルト) 8 石英またはSiCスペーサ 8a 樹脂スペーサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】
【図6】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チヤックホルダ(4)に、先端部に爪
    (3)を有する多数枚のウェーハチヤック(2)の基部
    をそれぞれスペーサ(8)を介在せしめて並設すると共
    にチヤックホルダ(4)に、各ウェーハチヤック(2)
    の基部とこれらの基部間に介在せしめたスペーサ(8)
    とをネジ類(7)により圧着せしめてなるウェーハハン
    ドリング用ツール。
  2. 【請求項2】 各ウェーハチヤック(2)の基部一面に
    スペーサ(8)を一体に設けてなる請求項1記載のウェ
    ーハハンドリング用ツール。
  3. 【請求項3】 チヤックホルダ4に、各ウェーハチヤッ
    ク2及びスペーサ8の落下防止用ピン9をネジ類7と併
    設してなる請求項1,2のいずれかに記載のウェーハハ
    ンドリング用ツール。
JP1016891U 1991-02-28 1991-02-28 ウエーハハンドリング用ツール Pending JPH04107836U (ja)

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