JPH0410779B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0410779B2 JPH0410779B2 JP57191066A JP19106682A JPH0410779B2 JP H0410779 B2 JPH0410779 B2 JP H0410779B2 JP 57191066 A JP57191066 A JP 57191066A JP 19106682 A JP19106682 A JP 19106682A JP H0410779 B2 JPH0410779 B2 JP H0410779B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser beam
- signal
- output
- recording
- photodetector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 7
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 7
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 3
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 2
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 2
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 210000003051 thermoreceptor Anatomy 0.000 description 1
- 108091008689 thermoreceptors Proteins 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、記録媒体上にレーザビームを走査す
ることにより記録をする記録装置に関するもので
ある。
ることにより記録をする記録装置に関するもので
ある。
レーザ走査記録装置は、光源としてレーザを用
い、感光体等の記録媒体上に照射することによつ
て画像等を記録する装置で、記録媒体上に照射さ
れるレーザビームを絞ることにより精度の良い画
像記録が得られ、単位面積当りに照射される光量
が大きくなることから走査速度を早めることも可
能となる。
い、感光体等の記録媒体上に照射することによつ
て画像等を記録する装置で、記録媒体上に照射さ
れるレーザビームを絞ることにより精度の良い画
像記録が得られ、単位面積当りに照射される光量
が大きくなることから走査速度を早めることも可
能となる。
第1図にレーザ走査記録装置の一例の概略図を
示す。
示す。
He−Neレーザ等のレーザ光源1から射出され
たレーザビームは、レンズ3を通過して音響光学
変調器(AOM)等の光変調器2に入る。光変調
器2は、ドライバー2−2に送られてきた画像信
号によりレーザビームを変調する。光変調器2は
いわゆる超音波セルとして構成され、超音波と光
が相互作用する媒体に、超音波を発生するための
振動子が接合された構造になつている。
たレーザビームは、レンズ3を通過して音響光学
変調器(AOM)等の光変調器2に入る。光変調
器2は、ドライバー2−2に送られてきた画像信
号によりレーザビームを変調する。光変調器2は
いわゆる超音波セルとして構成され、超音波と光
が相互作用する媒体に、超音波を発生するための
振動子が接合された構造になつている。
媒体内での光の波長と超音波の波長によつて定
まる特定の方向にレーザビームが回折される性質
を利用し、一般的には記録するときは超音波セル
をオンし、回折によつて入射光を特定方向に回折
され、この回折されたビームは記録媒体に至るよ
うに構成され、記録しないときは回折させずレー
ザビームの入射方向と同方向に通過させてその光
はスリツト等で遮断してしまう。即ち、光変調器
2は、ドライバー2−2に送られてきた画像信号
に基づいて、レーザビームのオン、オフ操作をし
ている。この光変調器2によつてオン、オフされ
る、すなわちオンの時に入射光が回折させるため
には、その入射光の角度は特定の(ブラツグ角)
角度条件を満たすとともに、変調帯域をあげるた
め、回折される領域でのビーム径は細くなつてい
る程良いので、レンズ3はこのような目的のため
適当な入射角の巾と焦点位置でのビーム径を調整
するために配されている。光変調器2により変調
されたレーザビームのうち1次光(回折された
光)のみをスリツト、SLで通過させ、通過した
ビームはレンズ3′及びビーム拡大器4を通過し、
再び平行光になつた後、ビーム偏向器5(第1図
ではビーム偏向器は回転多面鏡からなつている)
に達する。感光体又は感熱体等の記録媒体7上の
レーザビームを絞つて小さくするためには、収束
前のビーム径を大きくする必要があるので、ビー
ム拡大器4を設ける必要がある。ビーム偏向器5
に達したレーザビームは、ここで偏向され、収束
レンズ6としては、記録媒体上のレーザビームを
等速走査できるようfθレンズが使用されている。
回転多面鏡5により偏向されるレーザビームが記
録媒体上に走査されることにより、記録媒体が感
光又は感熱し、所定パターンに画像記録(又は潜
像)が残る。
まる特定の方向にレーザビームが回折される性質
を利用し、一般的には記録するときは超音波セル
をオンし、回折によつて入射光を特定方向に回折
され、この回折されたビームは記録媒体に至るよ
うに構成され、記録しないときは回折させずレー
ザビームの入射方向と同方向に通過させてその光
はスリツト等で遮断してしまう。即ち、光変調器
2は、ドライバー2−2に送られてきた画像信号
に基づいて、レーザビームのオン、オフ操作をし
ている。この光変調器2によつてオン、オフされ
る、すなわちオンの時に入射光が回折させるため
には、その入射光の角度は特定の(ブラツグ角)
角度条件を満たすとともに、変調帯域をあげるた
め、回折される領域でのビーム径は細くなつてい
る程良いので、レンズ3はこのような目的のため
適当な入射角の巾と焦点位置でのビーム径を調整
するために配されている。光変調器2により変調
されたレーザビームのうち1次光(回折された
光)のみをスリツト、SLで通過させ、通過した
ビームはレンズ3′及びビーム拡大器4を通過し、
再び平行光になつた後、ビーム偏向器5(第1図
ではビーム偏向器は回転多面鏡からなつている)
に達する。感光体又は感熱体等の記録媒体7上の
レーザビームを絞つて小さくするためには、収束
前のビーム径を大きくする必要があるので、ビー
ム拡大器4を設ける必要がある。ビーム偏向器5
に達したレーザビームは、ここで偏向され、収束
レンズ6としては、記録媒体上のレーザビームを
等速走査できるようfθレンズが使用されている。
回転多面鏡5により偏向されるレーザビームが記
録媒体上に走査されることにより、記録媒体が感
光又は感熱し、所定パターンに画像記録(又は潜
像)が残る。
第1図のレーザ走査記録装置では、回転多面鏡
5から見て、レーザビームは、左から右へ横方向
(即ち主走査方向X)に走査され、記録を小さな
点(ドツト)又はドツトの連続したものとして記
録する。回転多面鏡5が回転をすることにより記
録媒体上のレーザビームは、上記の走査を行ない
この走査は記録媒体7が副走査方向Yへ搬送され
る毎に繰返される。
5から見て、レーザビームは、左から右へ横方向
(即ち主走査方向X)に走査され、記録を小さな
点(ドツト)又はドツトの連続したものとして記
録する。回転多面鏡5が回転をすることにより記
録媒体上のレーザビームは、上記の走査を行ない
この走査は記録媒体7が副走査方向Yへ搬送され
る毎に繰返される。
記録媒体7は、レーザビームが横方向(X方
向)に走査が繰り返されている間、縦方向(Y方
向)に移動する。レーザビームが横方向、記録媒
体が縦方向に動くことにより、記録媒体の全面に
記録を記することが可能となる。
向)に走査が繰り返されている間、縦方向(Y方
向)に移動する。レーザビームが横方向、記録媒
体が縦方向に動くことにより、記録媒体の全面に
記録を記することが可能となる。
ここで、記録媒体上に記録される画像等の精度
を高めるためには、記録媒体上にてレーザビーム
を照射する走査が開始されるタイミングを回転多
面鏡の面精度(角度精度)に関係なく記録媒体の
端からX方向に一定距離の点とせねばならない。
を高めるためには、記録媒体上にてレーザビーム
を照射する走査が開始されるタイミングを回転多
面鏡の面精度(角度精度)に関係なく記録媒体の
端からX方向に一定距離の点とせねばならない。
例えば、記録媒体上の縦方向(Y方向)に直線
を画く場合に、記録媒体上にレーザビームが一主
走査中で照射を開始するタイミングが各主走査に
ついて一致しないと、記録媒体上に形成される画
情報(例えば潜像)としては、直線とはならず、
凹凸(ジツタ)のある線が像形成される結果とな
る。そこで、光検知器8を記録媒体の近傍に設
け、レーザビームが一主走査毎に光検知器8を照
射したときに光検知器8から出力される信号を基
準にして、例えばこの基準信号より一定時間後、
画情報に基づいて変調されたレーザビームの照射
を開始する指令とするレーザ走査記録装置が考え
出された。この記録装置によると、レーザビーム
は、記録媒体上を一走査中、記録媒体上を走査す
る直前に光検知器8を照射し、この光検知器の出
力信号を基準にレーザビームの照射開始指令が出
されるから、記録媒体上の縦方向に直線を画く場
合でも、従来の光検知器のない記録装置と比較し
てジッタの少ない直線の画像が形成される。しか
し、このような光検知器8を設けた記録装置で
も、記録開始タイミングのずれによるジツタが若
干残ることは完全には回避できていない。
を画く場合に、記録媒体上にレーザビームが一主
走査中で照射を開始するタイミングが各主走査に
ついて一致しないと、記録媒体上に形成される画
情報(例えば潜像)としては、直線とはならず、
凹凸(ジツタ)のある線が像形成される結果とな
る。そこで、光検知器8を記録媒体の近傍に設
け、レーザビームが一主走査毎に光検知器8を照
射したときに光検知器8から出力される信号を基
準にして、例えばこの基準信号より一定時間後、
画情報に基づいて変調されたレーザビームの照射
を開始する指令とするレーザ走査記録装置が考え
出された。この記録装置によると、レーザビーム
は、記録媒体上を一走査中、記録媒体上を走査す
る直前に光検知器8を照射し、この光検知器の出
力信号を基準にレーザビームの照射開始指令が出
されるから、記録媒体上の縦方向に直線を画く場
合でも、従来の光検知器のない記録装置と比較し
てジッタの少ない直線の画像が形成される。しか
し、このような光検知器8を設けた記録装置で
も、記録開始タイミングのずれによるジツタが若
干残ることは完全には回避できていない。
本発明者は、鋭意努力の結果、上記記録開始タ
イミングのズレは以下に記載する原因に基づいて
いることを究明した。
イミングのズレは以下に記載する原因に基づいて
いることを究明した。
記録媒体に画像等を画く最適のレーザパワーは
100μW〜300μW程度であり、光検知器としてフ
オトダイオード(例えば商品名:ハマテレS1188
−03)を使用した場合、このフオトダイオードの
放射感度η=0.3A/Wである。レーザパワー
100μW〜300μWの光でこのフオトダイオードか
ら取り出せる電流は30μA〜90μAとなる。そし
て、フオトダイオードに接続する負荷抵抗を100
Ωとすると、この出力電圧は3mV〜9mVであ
る。(負荷抵抗を大きくすると、周波数特性が悪
くなる)。フオトダイオードに照射するレーザパ
ワーを、記録媒体上を走査するレーザパワーと同
じとすると、前記したように光検知器からの出力
電圧は大変微弱となる。このような出力のレーザ
ビームが光検知器を走査した時生ずる光検知器の
出力は、第2図のような時間的変化が現われる。
第2図aからもわかるように、光検知器の出力の
立上りはなだらかであり、これを光変調器にレー
ザビームの照射を開始する基準信号として取出す
場合に、前記光検知器出力がある設定電圧VL(第
2図中破線で示す)以上になると信号を出すよう
にセツトしても、設定電圧VLを光検知器の出力
がゆつくり越えていくために、基準信号を出すタ
イミングが周囲温度の影響やその他のちよつとし
た要因でレーザビームが走査される毎に多少ずれ
ることが明らかとなつた。これが原因となつてレ
ーザビームが記録媒体上を走査し始めるタイミン
グと、記録媒体上へのレーザビームの照射開始タ
イミングとが一定時間間隔にないことにより、ジ
ツタが生じ、ひいては画像の乱れが発生するので
ある。
100μW〜300μW程度であり、光検知器としてフ
オトダイオード(例えば商品名:ハマテレS1188
−03)を使用した場合、このフオトダイオードの
放射感度η=0.3A/Wである。レーザパワー
100μW〜300μWの光でこのフオトダイオードか
ら取り出せる電流は30μA〜90μAとなる。そし
て、フオトダイオードに接続する負荷抵抗を100
Ωとすると、この出力電圧は3mV〜9mVであ
る。(負荷抵抗を大きくすると、周波数特性が悪
くなる)。フオトダイオードに照射するレーザパ
ワーを、記録媒体上を走査するレーザパワーと同
じとすると、前記したように光検知器からの出力
電圧は大変微弱となる。このような出力のレーザ
ビームが光検知器を走査した時生ずる光検知器の
出力は、第2図のような時間的変化が現われる。
第2図aからもわかるように、光検知器の出力の
立上りはなだらかであり、これを光変調器にレー
ザビームの照射を開始する基準信号として取出す
場合に、前記光検知器出力がある設定電圧VL(第
2図中破線で示す)以上になると信号を出すよう
にセツトしても、設定電圧VLを光検知器の出力
がゆつくり越えていくために、基準信号を出すタ
イミングが周囲温度の影響やその他のちよつとし
た要因でレーザビームが走査される毎に多少ずれ
ることが明らかとなつた。これが原因となつてレ
ーザビームが記録媒体上を走査し始めるタイミン
グと、記録媒体上へのレーザビームの照射開始タ
イミングとが一定時間間隔にないことにより、ジ
ツタが生じ、ひいては画像の乱れが発生するので
ある。
本発明者は、光検知器に照射させるレーザパワ
ーを選択的に大きくすることとすれば、光検知器
から出力される電圧の立上りは急となり、上記し
た両者のタイミングは一致し、ジツタの少ない画
像が記憶されることを見い出した。
ーを選択的に大きくすることとすれば、光検知器
から出力される電圧の立上りは急となり、上記し
た両者のタイミングは一致し、ジツタの少ない画
像が記憶されることを見い出した。
即ち、本発明は、記録媒体上に、画像信号によ
り変調されたレーザビームを走査して記録を行う
に際し、レーザビームの走査域内に設けられた光
検知器に対し記録時よりパワーの大きいレーザビ
ームを照射し、前記光検知器から出力される信号
に基づいて、レーザビームによる記録開始のタイ
ミングをとるように構成された記録装置におい
て、 (a) 前記光検知器から出力される信号に基づいて
前記記録媒体上をレーザビームが一走査した時
点で発生を始め、次走査開始時点で発生を終る
タイミング信号を得るタイミング信号発生回路
部と、 (b) 前記タイミング信号を一方の入力端子に供給
し、かつ前記画像信号を他方の入力端子に供給
するオア回路部と、 (c) 前記オア回路部で得られた、前記タイミング
信号と前記画像信号との合成信号を非反転入力
端子に供給し、反転入力端子に前記タイミング
信号に対応した電圧を供給し、前記タイミング
信号の供給を受けてこの供給期間だけ前記電圧
を低下させる電圧増幅回路部と、 (d) この電圧増幅回路部の出力を入力するレーザ
ビーム変調部と を有することを特徴とする記録装置に係るもので
ある。
り変調されたレーザビームを走査して記録を行う
に際し、レーザビームの走査域内に設けられた光
検知器に対し記録時よりパワーの大きいレーザビ
ームを照射し、前記光検知器から出力される信号
に基づいて、レーザビームによる記録開始のタイ
ミングをとるように構成された記録装置におい
て、 (a) 前記光検知器から出力される信号に基づいて
前記記録媒体上をレーザビームが一走査した時
点で発生を始め、次走査開始時点で発生を終る
タイミング信号を得るタイミング信号発生回路
部と、 (b) 前記タイミング信号を一方の入力端子に供給
し、かつ前記画像信号を他方の入力端子に供給
するオア回路部と、 (c) 前記オア回路部で得られた、前記タイミング
信号と前記画像信号との合成信号を非反転入力
端子に供給し、反転入力端子に前記タイミング
信号に対応した電圧を供給し、前記タイミング
信号の供給を受けてこの供給期間だけ前記電圧
を低下させる電圧増幅回路部と、 (d) この電圧増幅回路部の出力を入力するレーザ
ビーム変調部と を有することを特徴とする記録装置に係るもので
ある。
本発明によれば、光検知器に照射されるレーザ
ビームは、画像記録を行う場合の画像信号の出力
よりも大きい出力のレーザビームであるから、光
検知器の出力の立上りは、例えば第2図bに示す
ように急となり、設定電圧VLを短時間で越える
ため、基準信号点t1の変動は少なくレーザビーム
の一主走査ごとにほぼ同時期に出される。また、
前記光検知器の出力に基づく前記タイミング信号
は前記画像信号とオア回路部で合成された後に電
圧増幅回路部で増幅されるが、その際にはこのタ
イミング信号自身の発生期間(供給期間)だけ増
幅期間を決定するので、回路構成が簡単であつて
出力信号にずれが生じることがない。従つて、記
録媒体上での各走査において、光変調器により変
調されたレーザビームの記録(ビーム照射)が開
始される時点がいつも一致し、ジツタの少ない、
精度の高い画像の記録をすることが出来る。しか
も、光検知器のゲインを上げずに上記効果が得ら
れるので、S/N比が向上する。
ビームは、画像記録を行う場合の画像信号の出力
よりも大きい出力のレーザビームであるから、光
検知器の出力の立上りは、例えば第2図bに示す
ように急となり、設定電圧VLを短時間で越える
ため、基準信号点t1の変動は少なくレーザビーム
の一主走査ごとにほぼ同時期に出される。また、
前記光検知器の出力に基づく前記タイミング信号
は前記画像信号とオア回路部で合成された後に電
圧増幅回路部で増幅されるが、その際にはこのタ
イミング信号自身の発生期間(供給期間)だけ増
幅期間を決定するので、回路構成が簡単であつて
出力信号にずれが生じることがない。従つて、記
録媒体上での各走査において、光変調器により変
調されたレーザビームの記録(ビーム照射)が開
始される時点がいつも一致し、ジツタの少ない、
精度の高い画像の記録をすることが出来る。しか
も、光検知器のゲインを上げずに上記効果が得ら
れるので、S/N比が向上する。
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明
する。
する。
第3図は、光検知器8(P.D)に照射されたレ
ーザビームに基づいて、記録開始信号Aを出す基
準パルス発生回路を示す。
ーザビームに基づいて、記録開始信号Aを出す基
準パルス発生回路を示す。
レーザビームが光検知器8内のフオトダイオー
ド(P.D)を照射するとフオトダイオードの抵抗
が変化する。この抵抗の変化を、フオトダイオー
ドに接続した抵抗(図示せず)により電圧の変化
に変換し、この電圧を増幅器10により増幅す
る。そして、この増幅器10の出力電圧を電圧比
較器11の非反転入力端子に接続する。ここで、
非反転入力端子に入力される電圧が、反転入力端
子へ入力された比較電圧VLよりも低い状態から
高い状態に変化すると電圧比較器11の出力はL
レベルからHレベルとなる。このLレベル→Hレ
ベルの出力電圧変化をワンシヨツトマルチ12に
入力すると所定時間幅のパルス信号を一発出す。
このパルス信号が、A出力として出力され、この
A出力パルスの立上り部がレーザビームの照射開
始のための基準信号として、第4図のA端子に入
力される。
ド(P.D)を照射するとフオトダイオードの抵抗
が変化する。この抵抗の変化を、フオトダイオー
ドに接続した抵抗(図示せず)により電圧の変化
に変換し、この電圧を増幅器10により増幅す
る。そして、この増幅器10の出力電圧を電圧比
較器11の非反転入力端子に接続する。ここで、
非反転入力端子に入力される電圧が、反転入力端
子へ入力された比較電圧VLよりも低い状態から
高い状態に変化すると電圧比較器11の出力はL
レベルからHレベルとなる。このLレベル→Hレ
ベルの出力電圧変化をワンシヨツトマルチ12に
入力すると所定時間幅のパルス信号を一発出す。
このパルス信号が、A出力として出力され、この
A出力パルスの立上り部がレーザビームの照射開
始のための基準信号として、第4図のA端子に入
力される。
第4図は、光検知器をレーザが照射するときだ
け、レーザビームのパワーを大きくするために採
用される、タイミング信号発生回路部、オア
(OR)回路部、電圧増幅回路部及びレーザビー
ム変調部からなる回路図の一例を示す。第4図の
回路動作を第6図に示す各部波形のタイミングチ
ヤートをもつて説明する。
け、レーザビームのパワーを大きくするために採
用される、タイミング信号発生回路部、オア
(OR)回路部、電圧増幅回路部及びレーザビー
ム変調部からなる回路図の一例を示す。第4図の
回路動作を第6図に示す各部波形のタイミングチ
ヤートをもつて説明する。
第6図のイは、第4図のA端子に加わるパルス
信号を表わしている。前記タイミング信号発生回
路部では、A端子にパルス信号が加わるとFF(フ
リツプフロツプ)14はセツトされ、FF14の
Q出力がHレベルとなり、カウンター13はクリ
アされたレーザビームが記録媒体を一走査する間
(第6図ロ参照)カウントし、設定値までカウン
トし終るとカウントアツプ信号を出す(第6図
ハ)。カウントアツプ信号が出ると、FF14はリ
セツトされ、FF14の出力はLレベルからH
レベルになる(第6図ニ)。オア回路部において、
FF14の出力は、オア回路16でc端子から
の画像信号と合成されて第6図ホに示す合成信号
となり、電圧増幅回路部である電圧調整器15の
E端子に入力される。この電圧調整器15におい
て、FF14の出力がHレベルのときだけ電圧
調整器15からの出力は大きくなる(第6図ヘの
うち斜線部は画像信号を示しており、無地部は出
力の増幅されたタイミング信号を示している)。
信号を表わしている。前記タイミング信号発生回
路部では、A端子にパルス信号が加わるとFF(フ
リツプフロツプ)14はセツトされ、FF14の
Q出力がHレベルとなり、カウンター13はクリ
アされたレーザビームが記録媒体を一走査する間
(第6図ロ参照)カウントし、設定値までカウン
トし終るとカウントアツプ信号を出す(第6図
ハ)。カウントアツプ信号が出ると、FF14はリ
セツトされ、FF14の出力はLレベルからH
レベルになる(第6図ニ)。オア回路部において、
FF14の出力は、オア回路16でc端子から
の画像信号と合成されて第6図ホに示す合成信号
となり、電圧増幅回路部である電圧調整器15の
E端子に入力される。この電圧調整器15におい
て、FF14の出力がHレベルのときだけ電圧
調整器15からの出力は大きくなる(第6図ヘの
うち斜線部は画像信号を示しており、無地部は出
力の増幅されたタイミング信号を示している)。
このタイミング信号の増幅された出力により、
光変調器2の回折効率は高められる。第4図中
VCAとして示した電圧調整器15の具体的な回
路の一例を第5図に示す。電圧調整器のD端子に
はFF14の出力が加えられ、その出力がH
レベルのとき(即ち、タイミング信号発生時)
は、発光ダイオード17(LED)が発光する。
この光は、例えばフオトトランジスタ18に照射
されるとフオトトランジスタ18が導通し、図中
F点とアース間の抵抗は下がる。抵抗が下がれ
ば、アンプ19の反転入力端子の電圧(F点電
圧)は低くなり、アンプ19の非反転入力端子と
反転入力端子の電圧差は大きくなる。即ち、FF
14の出力がHレベルのときだけ、アツプ19
の出力電圧は大きくなる。従つて、上記した合成
信号のシーケンスを維持しながらタイミング信号
のみが確実に増幅される。次に、レーザビーム変
調部において、増幅されたタイミング信号電圧
が、ドライバー2−2を介して光変調器2に加え
られる高周波の振幅を大きくすることにより、光
変調器2の回折効率は高くなる。回折効率を高く
することにより、光変調器2で回折されて記録媒
体へ照射されるレーザビーム量を大きくし、光検
知器8に照射するレーザパワーを大きくしている
のである。
光変調器2の回折効率は高められる。第4図中
VCAとして示した電圧調整器15の具体的な回
路の一例を第5図に示す。電圧調整器のD端子に
はFF14の出力が加えられ、その出力がH
レベルのとき(即ち、タイミング信号発生時)
は、発光ダイオード17(LED)が発光する。
この光は、例えばフオトトランジスタ18に照射
されるとフオトトランジスタ18が導通し、図中
F点とアース間の抵抗は下がる。抵抗が下がれ
ば、アンプ19の反転入力端子の電圧(F点電
圧)は低くなり、アンプ19の非反転入力端子と
反転入力端子の電圧差は大きくなる。即ち、FF
14の出力がHレベルのときだけ、アツプ19
の出力電圧は大きくなる。従つて、上記した合成
信号のシーケンスを維持しながらタイミング信号
のみが確実に増幅される。次に、レーザビーム変
調部において、増幅されたタイミング信号電圧
が、ドライバー2−2を介して光変調器2に加え
られる高周波の振幅を大きくすることにより、光
変調器2の回折効率は高くなる。回折効率を高く
することにより、光変調器2で回折されて記録媒
体へ照射されるレーザビーム量を大きくし、光検
知器8に照射するレーザパワーを大きくしている
のである。
第1図はレーザ走査記録装置の概略図、第2図
は光検知器からの出力電圧時間特性をレーザパワ
ーの大小それぞれについて表わした図、第3図は
光検知器の出力を基準パルス信号に変換するため
の回路図、第4図、第5図は本発明の一実施例の
回路図、第6図は第4図の回路の主要部の波形図
である。 なお、図面に用いられている符号について、1
……レーザ光源、2……光変調器、2−2……光
変調器のドライバー、3,3′……レンズ、4…
…ビーム拡大器、5……回転多面鏡、6……レン
ズ、7……記録媒体、8……光検知器、11……
電圧比較器、12……ワンシヨツトマルチバイブ
レータ、13……カウンター、14……FF(フリ
ツプフロツプ)、15……電圧調整器(VCA)、
16……オア回路、17……発光ダイオード、1
8……フオトトランジスタ、19……アンプ。
は光検知器からの出力電圧時間特性をレーザパワ
ーの大小それぞれについて表わした図、第3図は
光検知器の出力を基準パルス信号に変換するため
の回路図、第4図、第5図は本発明の一実施例の
回路図、第6図は第4図の回路の主要部の波形図
である。 なお、図面に用いられている符号について、1
……レーザ光源、2……光変調器、2−2……光
変調器のドライバー、3,3′……レンズ、4…
…ビーム拡大器、5……回転多面鏡、6……レン
ズ、7……記録媒体、8……光検知器、11……
電圧比較器、12……ワンシヨツトマルチバイブ
レータ、13……カウンター、14……FF(フリ
ツプフロツプ)、15……電圧調整器(VCA)、
16……オア回路、17……発光ダイオード、1
8……フオトトランジスタ、19……アンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録媒体上に、画像信号により変調されたレ
ーザビームを走査して記録を行うに際し、レーザ
ビームの走査域内に設けられた光検知器に対し記
録時よりパワーの大きいレーザビームを照射し、
前記光検知器から出力される信号に基づいて、レ
ーザビームによる記録開始のタイミングをとるよ
うに構成された記録装置において、 (a) 前記光検知器から出力される信号に基づいて
前記記録媒体上をレーザビームが一走査した時
点で発生を始め、次走査開始時点で発生を終る
タイミング信号を得るタイミング信号発生回路
部と、 (b) 前記タイミング信号を一方の入力端子に供給
し、かつ前記画像信号を他方の入力端子に供給
するオア回路部と、 (c) 前記オア回路部で得られた、前記タイミング
信号と前記画像信号との合成信号を非反転入力
端子に供給し、反転入力端子に前記タイミング
信号に対応した電圧を供給し、前記タイミング
信号の供給を受けてこの供給期間だけ前記電圧
を低下させる電圧増幅回路部と、 (d) この電圧増幅回路部の出力を入力するレーザ
ビーム変調部と を有することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57191066A JPS5980060A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57191066A JPS5980060A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980060A JPS5980060A (ja) | 1984-05-09 |
JPH0410779B2 true JPH0410779B2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=16268304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57191066A Granted JPS5980060A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5980060A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743463B2 (ja) * | 1985-12-27 | 1995-05-15 | 京セラ株式会社 | 光走査方法 |
JPH04329512A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像記録装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56124982A (en) * | 1980-03-05 | 1981-09-30 | Canon Inc | Synchronizing signal generation system of laser beam printer |
-
1982
- 1982-10-30 JP JP57191066A patent/JPS5980060A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56124982A (en) * | 1980-03-05 | 1981-09-30 | Canon Inc | Synchronizing signal generation system of laser beam printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5980060A (ja) | 1984-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4201994A (en) | Information formation apparatus | |
EP0380505A1 (en) | STABILIZATION OF THE OPTICAL OUTPUT POWER OF A LASER DIODE IN A LASER IMAGE COMPOSING APPARATUS. | |
US7858923B2 (en) | Light beam scanning apparatus and image forming apparatus provided with the same | |
JPH01276113A (ja) | 光ビーム記録装置 | |
JPS62178920A (ja) | 光ビ−ム走査装置 | |
US4719515A (en) | Method of generating synchronizing signals | |
US5530242A (en) | Fiber optic scanning beam detector with Start-Of-Scan detection | |
JPH0410779B2 (ja) | ||
JPH0548461B2 (ja) | ||
JP3045357B2 (ja) | 光走査記録装置 | |
JP3045352B2 (ja) | 画像走査装置 | |
JPH0996770A (ja) | 光走査装置の同期信号生成回路 | |
JPS5981616A (ja) | 記録装置 | |
JPS5987427A (ja) | 集積光学装置 | |
JPS60120659A (ja) | レ−ザ記録装置 | |
JP2688054B2 (ja) | 光ビーム記録装置 | |
JPS6367393B2 (ja) | ||
JPS6366527A (ja) | レ−ザ−光学系 | |
JP2897831B2 (ja) | 光ビーム記録方法 | |
JPH085210B2 (ja) | 光ビ−ム走査記録装置およびその制御方法 | |
JPS6157921A (ja) | 光ビ−ム走査装置 | |
JPH0722321B2 (ja) | レ−ザビ−ム記録装置 | |
JPS63103206A (ja) | 半導体レ−ザ光学系 | |
JP2624757B2 (ja) | レーザ走査光学系における同期クロック発生装置 | |
JPS58103602A (ja) | ビ−ム位置検出方法 |