JPH04107134U - 昇降デツキ付運搬車 - Google Patents

昇降デツキ付運搬車

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Publication number
JPH04107134U
JPH04107134U JP1779891U JP1779891U JPH04107134U JP H04107134 U JPH04107134 U JP H04107134U JP 1779891 U JP1779891 U JP 1779891U JP 1779891 U JP1779891 U JP 1779891U JP H04107134 U JPH04107134 U JP H04107134U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
loading platform
elevating
slide guide
transport vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1779891U
Other languages
English (en)
Inventor
勝美 池見
明昌 大賀
謙次 王野
Original Assignee
新自工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新自工株式会社 filed Critical 新自工株式会社
Priority to JP1779891U priority Critical patent/JPH04107134U/ja
Publication of JPH04107134U publication Critical patent/JPH04107134U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷台後部扉の開閉に支障なく動作・格納で
き、昇降デッキを動作させることなく荷台へのステップ
として利用できる小型軽量の昇降デッキを備えた昇降デ
ッキ付運搬車を提供すること。 【構成】 荷台後部中央の荷台下方に一対の支柱2を垂
設し、同支柱内部を上下動自在なスライドガイド3に沿
って上下動自在にデッキ4を取付け、遠隔操作部をもつ
駆動手段によって同デッキ4を上下動させ、又支柱下部
にはスライドガイド3の位置を固定するロック機構12
を備え、デッキ4はそのロック位置で上方へ回動をさせ
格納してもその上端が荷台面以下となるよう構成されて
いる。 【効果】 後部扉及びそのヒンジ部やランプ類その他の
荷台後部設置部品に影響なく構成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車体後部が荷台となっている運搬車において、荷物の積卸し作業の 際に必要となる昇降デッキを備えた昇降デッキ付運搬車に関するもので、特に荷 物の出入れの頻繁な業務に利用される小中型の昇降デッキ付運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の昇降デッキ付運搬車において、その昇降デッキは車体の左右のフレーム 又は荷台後部左右の支柱を利用して荷台後部に取付けられ、荷台幅に合わせた幅 広い昇降デッキを構成していた。又、昇降デッキ格納時には、デッキが荷台面よ り上方に位置するため後部扉の開閉に支障を来たし、扉やそのヒンジ部を工夫し なければならなかった。又、荷台が開放され荷台後部に扉をもたない運搬車等に 具備された昇降デッキの構成では、昇降ガイド用の支柱が荷台上方に突設される ことになり荷物の出入れの際に障害となっていた。従って、前記した問題を解決 するため、昇降デッキの構成は複雑化・大型化していた。
【0003】 又、昇降デッキの備わっていない小中型運搬車においても、その荷台は地上か ら90〜120cm程の高さになり、荷台への乗降だけでも大変厳しいものであ った。また、従来の昇降デッキ付運搬車等における昇降デッキの構成ではデッキ 格納時に後部扉を塞いでしまい、扉を開閉するためにはデッキを作動させねばな らないという欠点があった。小中型運搬車を多用している宅配便等の業務では頻 繁な荷物の出入れがあり、必ずしも必要でない昇降デッキをその都度動作させね ばならないという欠点は時間を制約される業務の都合上、大変大きな問題であっ た。そのため、昇降デッキを備えていない運搬車を利用することとなり、作業者 にとっては荷物の出入れのみならず、荷台への乗降動作さえも疲労を増大させる 原因となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の課題は、昇降デッキを動作させることなく荷台扉の開閉ができるだけ でなく、荷台への乗降の際には垂直な状態で格納してあるデッキを手で引き倒す だけで荷台へのステップとして利用でき、荷台後部のランプ類その他の設置部品 にも支障を来たさないコンパクトな昇降デッキを備えた昇降デッキ付運搬車を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、荷台を備えた運搬車において、荷台後 部中央又は荷台側部の荷台下方に一対の中空支柱を垂設し、同支柱内部に支柱よ り下方にも上下動自在なスライドガイドを配し、上方への回動が自在に保持され た水平なデッキを該スライドガイド支持に沿って上下動自在に取付け、同デッキ を遠隔操作部をもつ駆動手段で上下動させ、前記支柱下端部にはスライドガイド を上方位置で保持するロック機構を設けたことを特徴とする昇降デッキ付運搬車 にある。
【0006】
【作用】
昇降デッキを荷役作業に利用する場合は、前記スライドガイドのロックを解除 して上下動自在にしておき、遠隔操作部をもつ駆動手段を駆動させ、同駆動手段 に連結されたデッキを昇降させる。同デッキはスライドガイドに沿って同スライ ドガイドの上限位置即ち荷台面と下限位置即ち地上面との間を自在に昇降するこ とができる。 荷台へのステップとして利用する場合は、垂直な状態で格納してあるデッキを 引き倒して水平な状態にするだけでよい。もちろん、格納状態のデッキの上端は 荷台面以下に位置しており、後部扉の開閉を妨げないよう構成してある。
【0007】
【実施例】
実施例については、図面に基づいて説明する。 図1及び図2に示す如く荷台後部中央に適当な間隔をとって一対の中空支柱2 を荷台面10より上に出ないよう垂設し、同支柱内部には支柱下端よりさらに下 方にも上下動自在なスライドガイド3を配してある。同スライドガイド3はその 下端が地上面に達するよう構成されており、同スライドガイド3にはスライドブ ロック8が上下動自在に取付けられている。従って、同スライドブロック8に保 持されたデッキ4は、スライドガイド3の上限である支柱上端即ち荷台面10と スライドガイド3の下限である地上との間を自在に上下動できる。又図3に示し たように、電動ウィンチ6から伸びたワイヤー7が前記スライドブロック8に接 続されており、車体外部操作ボックス23内に格納されたペンダントスイッチ5 、或いは荷台上方の壁面に設けられたスイッチ15の操作によってデッキ4の昇 降や任意位置での停止が可能である。
【0008】 また、デッキ4は水平な状態から上方へ90°回動させ垂直な状態で格納でき るよう保持されている。しかも、同デッキ4を格納した状態でもその上端が荷台 面10以下となるように、支柱2下端部にスライドガイド3を上方位置に固定す るロック機構12を設けてある。図4はこのロック機構12の一実施例を示すも ので、車体外部操作ボックス23内に配されたハンドル13操作によってロック ピン20を出入する構成となっている。21はロックピン受孔である。この格納 位置にデッキを格納しておけば荷台後部扉17の開閉に支障がないだけでなく、 同位置でデッキ4を引き倒して水平な状態にするだけで荷台へのステップとして 利用でき大変便利である。
【0009】 本実施例ではデッキ4の昇降用にワイヤー7を用いており、デッキ4の下降は 自重を利用する機構となっている。そこで図5に示す如く、スライドガイドバラ ンサー11としてスライドガイド3にワイヤー9を介してガスシリンダー19を 取付け、安定した下降速度が得られるよう構成してある。もちろんデッキ昇降用 にワイヤーだけでなくチェーンを用いたり油圧シリンダー,電動シリンダー,エ アシリンダー,油圧ウィンチ等を用いたりするのもよい。又、電動ウィンチでな く手動ウィンチでもよいが電動ウィンチには予備として手動ハンドル22を備え ておけば電源となるバッテリーが放電した時等に役立つ。
【0010】 又図6に示す如く、荷台1後部の中央部だけに納まる狭い昇降デッキ4を採用 することにより、デッキ格納状態でも荷台後部ランプ類14が隠れないだけでな く荷台左右の扉支柱を利用しないので、後部扉17のヒンジ部18に支障を来た すこともない。従って大掛かりな車体の改造は必要なく、昇降デッキ部の構造も 小型軽量となり安価な昇降デッキ付運搬車を提供することができる。又前記した 如く構成されているため、荷台後部に限らず荷台側部24,25等に昇降デッキ を備えた昇降デッキ付運搬車とすることも容易である。 更に図7の如く、昇降用ワイヤー7に調節ネジ16を介しておけばワイヤーの 伸縮等によるデッキの傾き調整も容易に行え便利である。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、昇降デッキ部構造が小型軽量であり、又車体後 尾ランプ類や後部扉への支障を来たさないよう構成されているので、大変安価な 小中型の昇降デッキ付運搬車を提供することができる。又、昇降デッキを作動さ せなくとも扉の開閉ができることは勿論、簡単な操作で荷台へのステップとして 利用できるので、荷物の出入の頻繁な業務において大変大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す説明図である。
【図2】実施例の昇降デッキ部を示す要部説明図であ
る。
【図3】実施例の駆動系を示す要部説明図である。
【図4】ロック機構の実施例を示す要部断面図である。
【図5】スライドガイドバランサーの実施例を示す要部
説明図である。
【図6】実施例を示す平面図である。
【図7】ワイヤー調節部を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 荷台 2 支柱 3 スライドガイド 4 デッキ 5 ペンダントスイッチ 6 電動ウィンチ 7 ワイヤー 8 スライドブロック 9 ワイヤー 10 荷台面 11 スライドガイドバランサー 12 ロック機構 13 ハンドル 14 後部ランプ類 15 スイッチ 16 調節ネジ 17 後部扉 18 扉ヒンジ部 19 ガスシリンダー 20 ロックピン 21 ロックピン受孔 22 手動ハンドル 23 操作ボックス 24 荷台右側部 25 荷台左側部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台を備えた運搬車において、荷台後部
    中央又は荷台側部の荷台下方に一対の中空支柱を垂設
    し、同支柱内部に支柱より下方にも上下動自在なスライ
    ドガイドを配し、上方への回動が自在に保持された水平
    なデッキを該スライドガイド支持に沿って上下動自在に
    取付け、同デッキを遠隔操作部をもつ駆動手段で上下動
    させ、前記支柱下端部にはスライドガイドを上方位置で
    保持するロック機構を設けたことを特徴とする昇降デッ
    キ付運搬車。
JP1779891U 1991-02-28 1991-02-28 昇降デツキ付運搬車 Pending JPH04107134U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1779891U JPH04107134U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 昇降デツキ付運搬車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1779891U JPH04107134U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 昇降デツキ付運搬車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04107134U true JPH04107134U (ja) 1992-09-16

Family

ID=31904488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1779891U Pending JPH04107134U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 昇降デツキ付運搬車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04107134U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04331638A (ja) * 1991-05-08 1992-11-19 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 車両用垂直昇降装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924634B2 (ja) * 1980-02-29 1984-06-11 日本電子株式会社 モ−タ駆動装置

Patent Citations (1)

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