JPH0410707Y2 - - Google Patents

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JPH0410707Y2
JPH0410707Y2 JP1985074473U JP7447385U JPH0410707Y2 JP H0410707 Y2 JPH0410707 Y2 JP H0410707Y2 JP 1985074473 U JP1985074473 U JP 1985074473U JP 7447385 U JP7447385 U JP 7447385U JP H0410707 Y2 JPH0410707 Y2 JP H0410707Y2
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JP
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sensor
mark
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plating
lead part
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、基板の自動位置決め用のセンサ・マ
ークを有する印刷配線基板に関する。
〔従来の技術〕
一般に、印刷配線基板いわゆるプリント基板の
製造時や部品実装時等において、基板の配設位置
を正確に決定することが必要とされる。特に、配
線基板の製造時に、例えば基板に対して位置決め
用の基準孔を穿設する場合等には、予め基板上に
形成されているマーク・パターンを狙つて孔明け
するのが良く、このときの高精度な位置決めとし
て、光学式自動位置制御が用いられる。
これは、第2図に示すように、印刷配線基板1
1上に光学的位置決めのための円形のセンサ・マ
ーク12を予め形成しておき、この位置検出用セ
ンサ・マーク12からの反射光を光学的センサに
より検知して自動的に基板11の位置決めを行う
ものである。
ここで、上記位置検出用のセンサ・マーク12
は、光の反射率が高いことが望ましく、通常は配
線基板11の回路パターン形成用銅箔等の表面導
体層の一部をエツチング処理等によりパターン形
成したものが用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような銅等でパターン形成
された上記位置検出用のセンサ・マーク12の表
面は、外部雰囲気や環境等の外因による影響を受
け易く、特に、回路配線パターンの接続端子部等
を金メツキするようなメツキ処理工程等がある
と、センサ・マーク12の表面が変色して反射率
が低下し、光学的センサの検出出力等が低下して
マーク位置検出の障害となる。
そこで、第3図に示すように、位置検出用のセ
ンサ・マーク13のセンサ感応主要部(円形部
分)15に線状のメツキ用リード部16が接続さ
れた形状にパターン形成し、上記金メツキ等のメ
ツキ処理工程において、センサ・マーク13にも
メツキ処理を施すことが行われている。
ところが、第3図に示すセンサ感応領域19内
部においては、センサ・マーク13の上記メツキ
用リード部16が円形のセンサ感応主要部15に
対して非対称に配されるため、光学的センサによ
るマーク検出位置が必然的にずれてしまい、位置
検出精度が劣化してしまう。
本考案は、このような従来の実情に鑑みてなさ
れたものであり、センサ・マーク表面の反射率低
下がなくしかも位置検出精度の劣化もないような
位置検出用センサ・マークを有する印刷配線基板
の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案の印刷配線基板は、金属導体
により形成された配線パターンおよび反射光をセ
ンサにより検知して基板の位置決めを行うための
センサ・マークとを有する印刷配線基板におい
て、上記センサ・マークは、位置検出のためのセ
ンサ感応主要部と、上記主要部に接続された上記
主要部より幅狭なメツキ用リード部に対して対称
な位置に配されるように上記主要部に接続された
上記メツキ用リード部の幅と略同一の幅を有する
疑似リード部とを有してなる。
〔作用〕
メツキ処理工程において、メツキ用リード部を
介して通電することによりセンサ・マーク上にも
メツキ処理を施すことができ、また、センサによ
るマーク検出時には、センサ感応領域内でメツキ
用リード部と疑似リード部とが対称的に配されて
いることより、センサ・マークの検出主要部の中
心位置ずれが防止される。
〔実施例〕
以下、本考案に係る好ましい実施例について、
第1図を参照しながら説明する。
この第1図において、印刷配線基板1には、銅
等の金属導体により形成された回路配線パターン
2と、上記金属導体により形成された位置検出用
のセンサ・マーク3とが少なくとも設けられてい
る。このセンサ・マーク3は、例えば円形のセン
サ感応主要部5と、このセンサ感応主要部5に対
して互いに対称な位置にそれぞれ接続された上記
センサ感応主要部5より幅狭な線状をなし、互い
に略同一の幅をもつて形成されたメツキ用リード
部6および疑似リード部7とを備えている。
ここで、第1図のセンサ・マーク3を囲む破線
で示す領域9は、該マークでの反射光を検出する
ための光学的センサ(図示せず)の感応領域ある
いはセンサにより検出される領域であり、この領
域9の光学像が上記光学的センサの受光部にて受
光されるわけである。このセンサ感応領域9内部
においては、円形のセンサ感応主要部5を中心と
して上記各リード部6,7が互いに対称に形成さ
れている。
そして、回路配線パターン2等のメツキ処理工
程においては、メツキ用リード部6を介して通電
を行い、センサ・マーク3の金属導体表面にも例
えば金等をメツキする。
したがつて、位置決めのためにセンサ・マーク
3を上記光学的センサが検出する際においては、
センサ・マーク3表面がメツキ処理されているこ
とより反射率が高く維持され、センサから得られ
る検出出力レベルが高く確実な検出が行えるとと
もに、センサ感応領域9内のセンサ・マーク形状
がセンサ感応主要部5を中心として対称な形状に
なつているため、検出中心位置がずれることな
く、高精度な位置検出が行える。
具体的には、センサ・マーク3の円形の主要部
5の径が5mmのときの位置決め精度として、本実
施例の場合には、3σ(ただしσは標準偏差)で
30μm以内という精度が得られ、従来の第3図の
場合の3σで50μm以内の精度に比べて位置決め精
間を高くとれることが明らかである。
なお、本考案は、上述の実施例のみに限定され
るものではなく、例えばセンサ・マーク3の中心
主要部5の形状は円形に限定されず、多角形等の
種々の形状としてもよい。また、リード部の数に
ついては、センサ感応領域9内での対称性をくず
さない条件の下に増加させてもよいが、必要以上
にメツキされる面積を増やすことはメツキ費用の
点で好ましくない。
〔考案の効果〕
本考案の印刷配線基板によれば、位置検出用の
センサ・マークにメツキ処理を施すことができる
ため、マーク表面の変色等による反射率の低下を
防止でき、確実なマーク検出を可能とするのみな
らず、センサ感応領域内では、センサ・マークの
感応主要部を中心として対称な位置にメツキ用リ
ード部および疑似リード部が形成されているた
め、センサによるマークの検出中心位置のずれが
なく、高精度な基板位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す概略平
面図、第2図および第3図はそれぞれ異なる従来
例の要部を示す概略平面図である。 1……印刷配線基板、2……配線パターン、3
……センサ・マーク、5……センサ感応主要部、
6……メツキ用リード部、7……疑似リード部、
9……センサ感応領域。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属導体により形成された配線パターンと、反
    射光をセンサにより検知して基板の位置決めを行
    うための上記金属導体に形成されたセンサ・マー
    クとを有する印刷配線基板において、 上記サンサ・マークは、 位置検出のためのセンサ感応主要部と、 上記主要部に接続された上記主要部より幅狭な
    メツキ用リード部に対して対称な位置に配される
    ように上記主要部に接続された上記メツキ用リー
    ド部の幅と略同一の幅を有する疑似リード部とを
    有してなる印刷配線基板。
JP1985074473U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0410707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985074473U JPH0410707Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985074473U JPH0410707Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61190168U JPS61190168U (ja) 1986-11-27
JPH0410707Y2 true JPH0410707Y2 (ja) 1992-03-17

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JP1985074473U Expired JPH0410707Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58218164A (ja) * 1982-05-31 1983-12-19 Nec Home Electronics Ltd 厚膜印刷基板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58218164A (ja) * 1982-05-31 1983-12-19 Nec Home Electronics Ltd 厚膜印刷基板

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Publication number Publication date
JPS61190168U (ja) 1986-11-27

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