JPH04106993U - 餅又は米飯等の成形食品 - Google Patents

餅又は米飯等の成形食品

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JPH04106993U
JPH04106993U JP1991002240U JP224091U JPH04106993U JP H04106993 U JPH04106993 U JP H04106993U JP 1991002240 U JP1991002240 U JP 1991002240U JP 224091 U JP224091 U JP 224091U JP H04106993 U JPH04106993 U JP H04106993U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
molded
cheese
cooked
mochi
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991002240U
Other languages
English (en)
Inventor
吉一 桑野
Original Assignee
桑野食品工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 桑野食品工業株式会社 filed Critical 桑野食品工業株式会社
Priority to JP1991002240U priority Critical patent/JPH04106993U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 餅または米飯にチーズを載せてピザ風に加熱
調理した際のチーズのしたたりなどを防止する。 【構成】 凹部7の縁部に溝部9を環状に形成した包装
容器4に、常法に作られた餅5又は米飯を充填して偏平
に成形し、その上面2Aの縁部に隆起部3を環状に一体
に成形する。 【効果】 上面2Aにチーズを載せて加熱調理した際、
溶けたチーズが外側へしたたり落ちることを防止でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は餅又は米飯等の成形食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、餅の成形食品としては例えば常法どおり作られた餅を小片状とし、これ を個装したものなどが周知である。
【0003】 このようなものは餅単体として供せられるものであったため、成形食品として は商品価値が比較的低いものであった。
【0004】 このような問題点を解決する一手段として、実開昭61−31083号公報に は餅又は米飯の成形包装容器が提案されている。この成形包装容器は餅又は米飯 を希望する任意の形状に固化成形し得る程度の強度及び形状を有する成形包装容 器において、前記成形包装内を仕切り壁によって複数に区画形成するとともに、 底部に突起を形成したものであり、該成形包装容器に餅又は米飯を充填すること により、上面に凹部を形成した成形餅又は米飯を形成し、前記凹部に刻み野菜な どの具を入れて食するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、餅又は米飯等の上面に比較的小径な凹部が形成され 、この凹部に具などを入れて加熱調理し食するものであるが、例えばチーズを載 せてピザ風にして食する場合にはチーズが溶けてしたたり落ちてしまうなどの問 題点があった。
【0006】 本考案は前記問題点を解決して、より広範囲の調理が可能な餅又は米飯等の成 形食品を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、餅又は米飯等の食材を偏平に成形するとともに、上面の縁部に沿っ て隆起部を成形したものである。
【0008】
【作用】
前記構成により上面にチーズなどを置いて加熱調理した際、溶けたチーズなど が外側へ落ちることを隆起部により防止できる。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1及び図2は第1実施例を示しており、図1で示す成形食品たる偏平な成形 餅1は平面が円形な本体部2の上面2Aの縁部に断面が略半円状の隆起部3が環 状に形成されている。前記成形餅1は図2で示す成形包装容器4に、常法通り作 られた食材たる餅5を充填して成形されるものであり、該成形包装容器4は餅5 を固化成形し得る程度の強度を有する合成樹脂シート6の中央に浅い凹部7を形 成するとともに、この凹部7の底面8外縁に断面が半円状の溝部9を環状に形成 したものである。そして前記凹部7及び溝部9に餅5を充填し、この後前記凹部 7の開口部10を閉塞するようにシート6のフランジ部11に蓋シート12を熱シール 等により固着して内部を密封状態にするとともに餅5を固化したものである。
【0011】 次に前記構成につきその作用を説明する。
【0012】 蓋シート12を取り除いて成形餅1を成形包装容器4から取り出す。次に前記隆 起部3に囲まれた本体部2の上面にピザ用などのチーズ13やその他の具(図示せ ず)を載せた後、オーブントースターあるいは電子レンジなどの加熱調理器14に 入れて加熱調理すると、成形餅1が加熱調理されて軟化し、同時にチーズ13が溶 けてピザ風に加熱調理される。この際溶けたチーズ13は外側へしたたり落ちそう になるが、これを隆起部3が防止して本体部2の上面2Aに万遍なく溶けたチー ズ13を設けることができる。
【0013】 以上のように、前記実施例においては、偏平な本体部2の上面2Aの縁部に隆 起部3を環状に設けたことにより、チーズ13を上面に載せて加熱調理した際、チ ーズ13が外側へしたたり落ちることはなく、また上面にチーズ13を万遍なく溶か すことができ、取り扱いが簡単で美感に優れるピザ風焼き餅を提供することがで きる。
【0014】 さらに前記実施例においては凹部7に環状の溝部9を形成した成形包装容器4 に餅5を充填した後、そのまま固化するとともに密封したものであるため一度成 形した成形餅1をわざわざ包装する必要がなくコストダウンを図れる。
【0015】 しかも隆起部3により上面2Aの縁部が肉厚となり加熱調理時の変形などを防 止できる。
【0016】 図3乃至図6は第2実施例乃至第5実施例を示しており、前記第1実施例と同 一部分には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0017】 図3は第2実施例を示しており、これは前記第1実施例の成形包装容器4と同 様な専用の型(図示せず)に餅5を充填固化して成形餅1を形成し、この成形餅 1を別体の包装袋15に収容したものである。尚チ―ズ13は包装時あるいは包装袋 15より取り出した成形餅1上に載置されている。
【0018】 図4は第3実施例を示しており、これは開口部10を合わせた相互前記上下一対 の成形包装容器4により餅5を成形したものであり、本体部2の上下面2A,2 Bの縁部に沿って隆起部3が環状に設けられたものである。
【0019】 図5は第4実施例を示しており、これは常法通り炊飯した食材たる米飯16によ り成形食品たる成形米飯17を成形したものであり、本体部2の上面2Aの縁部に は断面が角形の隆起部3が環状に設けられている。
【0020】 したがって、隆起部3で囲まれた上面2Aにチーズ13やその他の具を載せて加 熱調理すると成形米飯17は焼きおにぎり風になり、また隆起部3よりチーズ13が 外側へしたたり落ちることなく、米飯16側へしみ込みピザ風の食品を供すること ができる。尚、この成形米飯17は、前記第1実施例と同様に成形包装容器を用い たり、また第2実施例のように専用の型に入れて成形された後、包装される。
【0021】 図6は第5実施例を示しており、これは常法通り練り合せた小麦粉と固形脂肪 からなるパイ材料たる食材18を成形包装容器4に充填固化して平面がハ―ト形の 本体部2の上面2Aに隆起部3を一体にパイ用成形食品19を形成したものである 。したがって成形包装容器4より成形食品19を取り出し、その上面2Aにチ―ズ (図示せず)やりんごの砂糖煮などを載せて加熱調理してパイを作るものであ る。加熱調理時などにおいて前記チ―ズやりんごがしたたり落ちることを隆起部 3により防止できるとともに、食材18を成形包装容器4に充填することにより成 形ができると同時に包装を行うこともできる。
【0022】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、成形食品の厚み、大きさ は適宜に形成され、あるいは平面形状を菱形にしたり隆起部の断面形状をハ―ト 形等にするなど種々の変形が可能である。また米飯は炊き込み米飯でもよく、さ らに食材としては小麦粉,バタ―,卵,砂糖などを主原料とした洋風焼き菓子 (ケ―キ)用のもの、お好み焼き用のものでもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、餅又は米飯等の食材を偏平に成形するとともに、上面の縁部に沿っ て隆起部を成形したことにより、前記上面にチーズ等の具を載せて加熱調理した 際前記チーズ等が外側へ落下することがなく、また保形性に優れる餅又は米飯等 の成形食品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】同包装状態を示す一部切欠き斜視図である。
【図3】第2実施例を示す斜視図である。
【図4】第3実施例を示す一部切欠き斜視図である。
【図5】第4実施例を示す斜視図である。
【図6】第5実施例を示す一部切欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 成形餅(成形食品) 2A 上面 3 隆起部 5 餅(食材) 16 米飯(食材) 17 成形米飯(成形食品) 18 食材 19 成形食品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餅又は米飯等の食材を偏平に成形すると
    ともに、上面の縁部に沿って隆起部を成形したことを特
    徴とする餅又は米飯等の成形食品。
JP1991002240U 1991-01-28 1991-01-28 餅又は米飯等の成形食品 Pending JPH04106993U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57113128A (en) * 1980-12-29 1982-07-14 Fujitsu Ltd Generating circuit for digital period signal
JPS58116641A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Deerii:Kk 焼成により変形しない餅クラスト成形体の製造法
JPS59119011A (ja) * 1982-12-25 1984-07-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 副室式機関の燃焼室

Patent Citations (3)

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