JPH0410696B2 - - Google Patents
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- JPH0410696B2 JPH0410696B2 JP57218380A JP21838082A JPH0410696B2 JP H0410696 B2 JPH0410696 B2 JP H0410696B2 JP 57218380 A JP57218380 A JP 57218380A JP 21838082 A JP21838082 A JP 21838082A JP H0410696 B2 JPH0410696 B2 JP H0410696B2
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- JP
- Japan
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- electron beam
- focusing electrode
- anode
- beam passage
- electrode
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- Expired - Lifetime
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 52
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/50—Electron guns two or more guns in a single vacuum space, e.g. for plural-ray tube
- H01J29/503—Three or more guns, the axes of which lay in a common plane
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はカラー受像管用電子銃、特にフオーカ
ス特性を改良したカラー受像管用インライン形電
子銃に関するものである。
ス特性を改良したカラー受像管用インライン形電
子銃に関するものである。
一般にカラー受像管用電子銃の主レンズ口径は
フオーカス特性に大きく影響し、好適なフオーカ
ス特性を得るには主レンズ口径を可能な限り大き
くすることが望ましい。
フオーカス特性に大きく影響し、好適なフオーカ
ス特性を得るには主レンズ口径を可能な限り大き
くすることが望ましい。
第１図は従来のバイポテンシヤル集束方式のイ
ンライン形電子銃の一例を示す要部断面構成図で
ある。同図において、１Ａ，１Ｂ，１Ｃはそれぞ
れ３本の電子ビームを頂面から放射するカソー
ド、２は電子ビームを制御する制御電極、３は電
子ビームを加速させる加速電極、４は電子ビーム
を集束させる下部集束電極であり、それぞれ２
Ａ，２Ｂ，２Ｃ，３Ａ，３Ｂ，３Ｃおよび４Ａ，
４Ｂ，４Ｃは３本の電子ビームの電子ビーム通過
孔である。５は上部集束電極、６は陽極であり、
この上部集束電極５と陽極６とはそれぞれの底面
に対向して設けられた３個の絞り孔５Ａ，５Ｂ，
５Ｃと６Ａ，６Ｂ，６Ｃとで３本の電子ビームに
対応する３個の主レンズを形成している。
ンライン形電子銃の一例を示す要部断面構成図で
ある。同図において、１Ａ，１Ｂ，１Ｃはそれぞ
れ３本の電子ビームを頂面から放射するカソー
ド、２は電子ビームを制御する制御電極、３は電
子ビームを加速させる加速電極、４は電子ビーム
を集束させる下部集束電極であり、それぞれ２
Ａ，２Ｂ，２Ｃ，３Ａ，３Ｂ，３Ｃおよび４Ａ，
４Ｂ，４Ｃは３本の電子ビームの電子ビーム通過
孔である。５は上部集束電極、６は陽極であり、
この上部集束電極５と陽極６とはそれぞれの底面
に対向して設けられた３個の絞り孔５Ａ，５Ｂ，
５Ｃと６Ａ，６Ｂ，６Ｃとで３本の電子ビームに
対応する３個の主レンズを形成している。
このような電子銃の構成において、３個のカソ
ード１Ａ，１Ｂ，１Ｃに与える信号電位によつて
それぞれの電子ビーム量が制御された３本の電子
ビームＡ，Ｂ，Ｃは、加速電極３と下部集束電極
４との対向した各孔間で形成されるプリフオーカ
スレンズで若干の集束作用を受けた後、上部集束
電極５と陽極６とで形成されるそれぞれの主レン
ズによつて、図示しない受像管の螢光面で結像す
るように集束作用を受ける。同時に両側の電子ビ
ームＡ，Ｃは陽極６のビーム通過孔６Ａ，６Ｃ
を、上部集束電極５のビーム通過孔５Ａ，５Ｃに
対して外側に微小偏心させる公知の手段によつ
て、角度θの傾斜を与え、３本の電子ビームＡ，
Ｂ，Ｃを一点にコンバーゼンスさせる。
ード１Ａ，１Ｂ，１Ｃに与える信号電位によつて
それぞれの電子ビーム量が制御された３本の電子
ビームＡ，Ｂ，Ｃは、加速電極３と下部集束電極
４との対向した各孔間で形成されるプリフオーカ
スレンズで若干の集束作用を受けた後、上部集束
電極５と陽極６とで形成されるそれぞれの主レン
ズによつて、図示しない受像管の螢光面で結像す
るように集束作用を受ける。同時に両側の電子ビ
ームＡ，Ｃは陽極６のビーム通過孔６Ａ，６Ｃ
を、上部集束電極５のビーム通過孔５Ａ，５Ｃに
対して外側に微小偏心させる公知の手段によつ
て、角度θの傾斜を与え、３本の電子ビームＡ，
Ｂ，Ｃを一点にコンバーゼンスさせる。
このように構成させる電子銃において、受像管
の螢光面上での結像点の大きさ、すなわちフオー
カス特性は、画像の鮮鋭度を左右するため、可能
な限り小さくすることが望ましく、また、フオー
カス特性の向上には一般に主レンスの口径を大き
くすることが行なわれている。
の螢光面上での結像点の大きさ、すなわちフオー
カス特性は、画像の鮮鋭度を左右するため、可能
な限り小さくすることが望ましく、また、フオー
カス特性の向上には一般に主レンスの口径を大き
くすることが行なわれている。
第２図は上部集束電極５の上面を示す要部平面
図である。同図において、直径Ｄの３個の電子ビ
ーム通過孔５Ａ，５Ｂ，５Ｃはそれぞれ間隔Ｓで
一直線上にインライン状に配列されている。そし
て、フオーカス特性を向上させる手段として主レ
ンズで口径を拡大するために電子ビーム通過孔５
Ａ，５Ｂ，５Ｃの直径Ｄを大きくする必要がある
が、それぞれの電子ビーム通過孔５Ａ，５Ｂ，５
Ｃは第１図に示す陽極６との耐電圧特性劣化防止
のため、絞り孔構造とする必要があり、このよう
な絞り孔構造は部品加工上の制約から、直径Ｄは
孔間隔Ｓよりも0.8〜1.0mm小さい寸法とされてい
る。また、該孔間隔Ｓを大きくすることは、受像
管動作時の螢光面各点でのコンバーゼンス誤差が
大きくなることおよび主レンズを形成する上部集
束電極５と陽極６との水平方向の寸法が大きくな
つて電子銃が収容されるバルブネツクの内壁に近
接して耐電圧特性が劣化するという問題があつ
た。
図である。同図において、直径Ｄの３個の電子ビ
ーム通過孔５Ａ，５Ｂ，５Ｃはそれぞれ間隔Ｓで
一直線上にインライン状に配列されている。そし
て、フオーカス特性を向上させる手段として主レ
ンズで口径を拡大するために電子ビーム通過孔５
Ａ，５Ｂ，５Ｃの直径Ｄを大きくする必要がある
が、それぞれの電子ビーム通過孔５Ａ，５Ｂ，５
Ｃは第１図に示す陽極６との耐電圧特性劣化防止
のため、絞り孔構造とする必要があり、このよう
な絞り孔構造は部品加工上の制約から、直径Ｄは
孔間隔Ｓよりも0.8〜1.0mm小さい寸法とされてい
る。また、該孔間隔Ｓを大きくすることは、受像
管動作時の螢光面各点でのコンバーゼンス誤差が
大きくなることおよび主レンズを形成する上部集
束電極５と陽極６との水平方向の寸法が大きくな
つて電子銃が収容されるバルブネツクの内壁に近
接して耐電圧特性が劣化するという問題があつ
た。
したがつて本発明は、前述した従来の問題に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところ
は、前述した副作用を軽減して主レンズ口径を拡
大し、フオーカス特性を向上させたカラー受像管
用電子銃を提供することにある。
みてなされたものであり、その目的とするところ
は、前述した副作用を軽減して主レンズ口径を拡
大し、フオーカス特性を向上させたカラー受像管
用電子銃を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、電
子ビーム通過孔はカツプ状電極の短径方向を相互
の中心間隔より大きな長径とする楕円または長円
状とし、この電子ビーム通過孔の長径部で対向電
極との間隔が狭く短径部で間隔が広くなるように
少なくとも一方のカツプ状電極底面に凹凸を設け
たものである。
子ビーム通過孔はカツプ状電極の短径方向を相互
の中心間隔より大きな長径とする楕円または長円
状とし、この電子ビーム通過孔の長径部で対向電
極との間隔が狭く短径部で間隔が広くなるように
少なくとも一方のカツプ状電極底面に凹凸を設け
たものである。
次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明
する。
する。
第３図は本発明によるカラー受像管用電子銃の
一実施例を示す上部集束電極の要部平面図であ
る。同図において、上部集束電極５１は、長径
Dl、短径Dsの３個の楕円形電子ビーム通過用絞
り孔５１Ａ，５１Ｂ，５１Ｃがそれぞれ中心が間
隔Ｓで配置されている。
一実施例を示す上部集束電極の要部平面図であ
る。同図において、上部集束電極５１は、長径
Dl、短径Dsの３個の楕円形電子ビーム通過用絞
り孔５１Ａ，５１Ｂ，５１Ｃがそれぞれ中心が間
隔Ｓで配置されている。
このように構成された上部集束電極５１は、長
円形カツプの短径方向を電子ビーム楕円孔５１
Ａ，５１Ｂ，５１Ｃの長径方向とすることによつ
て、部品加工上の制約を受けることなく、長径
Dlは孔ピツチＳよりも大きくすることができる。
また、主レンズを形成する電子ビーム通過孔５１
Ａ，５１Ｂ，５１Ｃが楕円形となることによつ
て、それぞれの電子ビームは短径方向の集束作用
が強くなる非点収差が生ずるが、第４図に上部集
束電極５１の斜視図に示すように上面に各電子ビ
ーム通過用楕円孔５１Ａ，５１Ｂ，５１Ｃの長径
方向を頂点とし、各楕円孔５１Ａ，５１Ｂ，５１
Ｃ相互間および外側を平面とする半径Ｒの曲面７
１をそれぞれ設けることによつて、非点収差を補
正することができる。なお、第４図において、斜
線部分は上部集束電極５１の上面の形状をわかり
やすくするためのものである。
円形カツプの短径方向を電子ビーム楕円孔５１
Ａ，５１Ｂ，５１Ｃの長径方向とすることによつ
て、部品加工上の制約を受けることなく、長径
Dlは孔ピツチＳよりも大きくすることができる。
また、主レンズを形成する電子ビーム通過孔５１
Ａ，５１Ｂ，５１Ｃが楕円形となることによつ
て、それぞれの電子ビームは短径方向の集束作用
が強くなる非点収差が生ずるが、第４図に上部集
束電極５１の斜視図に示すように上面に各電子ビ
ーム通過用楕円孔５１Ａ，５１Ｂ，５１Ｃの長径
方向を頂点とし、各楕円孔５１Ａ，５１Ｂ，５１
Ｃ相互間および外側を平面とする半径Ｒの曲面７
１をそれぞれ設けることによつて、非点収差を補
正することができる。なお、第４図において、斜
線部分は上部集束電極５１の上面の形状をわかり
やすくするためのものである。
第５図は上部集束電極５１と同様な構成による
陽極６１の対向配置させた電子銃の要部断面を示
すものである。同図において、各電子ビーム通過
要楕円要楕１Ａ〜５１Ｃ，６１Ａ〜６１Ｃで形成
される主レンズ部の電位分布は、第６図ａに示す
ように短径方向断面の等電位線８は楕円孔５１Ａ
と６１Ａとの対向間隔を大きくとることによつ
て、また、電子ビーム通過領域では同図ｂに示す
ように長径方向断面の等電位線９と同様な分布に
補正させることによつて非点収差が補正されるの
で、主レンズ口径はビーム通過用楕円孔５１Ａ〜
５１Ｃ，６１Ａ〜６１Ｃの長径Dlとほぼ等価な
直径に拡大される。したがつて、他の副作用を伴
なうことなく、フオーカス特性が向上した電子銃
が得られる。
陽極６１の対向配置させた電子銃の要部断面を示
すものである。同図において、各電子ビーム通過
要楕円要楕１Ａ〜５１Ｃ，６１Ａ〜６１Ｃで形成
される主レンズ部の電位分布は、第６図ａに示す
ように短径方向断面の等電位線８は楕円孔５１Ａ
と６１Ａとの対向間隔を大きくとることによつ
て、また、電子ビーム通過領域では同図ｂに示す
ように長径方向断面の等電位線９と同様な分布に
補正させることによつて非点収差が補正されるの
で、主レンズ口径はビーム通過用楕円孔５１Ａ〜
５１Ｃ，６１Ａ〜６１Ｃの長径Dlとほぼ等価な
直径に拡大される。したがつて、他の副作用を伴
なうことなく、フオーカス特性が向上した電子銃
が得られる。
なお、両端電子ビームをコンバーゼンスさせる
方法としては、第７図に要部断面図で示すように
上部集束電極５２の中央電子ビーム通過孔５２Ｂ
の楕円率Ds／Dlの両側電子ビーム通過孔５２Ａ，
５２Ｃよりも大きくすることによつて上面の曲率
R′を大きくし、上部収束電極５２の中央孔５２
Ｂの頂面を両側孔５２Ａおよび５２Ｃの頂面より
も低くする。また、陽極６２の中央電子ビーム通
過孔６２Ｂの楕円率を両側の電子ビーム通過孔６
２Ａ，６２Ｃより小さくすることによつて、上面
の曲面R″を小さくし、陽極６２中央孔６２Ｂの
頂面を両側孔６２Ａおよび６２Ｃの頂面より高く
する。そして、これらの一方または双方を実施し
て電子ビーム通過孔５２Ａおよび６２Ａ，５２Ｃ
および６２Ｃによつて形成される両側電子ビーム
の主レンズに傾斜電界を形成することによつてコ
ンバーゼンスさせることができる。また、従来と
同様に陽極６１の両側ビーム通過孔６１Ａ，６１
Ｃを、上部集束電極５１の両側ビーム通過孔５１
Ａ，５１Ｃに対してそれぞれ外側に微小偏位させ
てコンバーゼンスさせる方式をとつても良い。
方法としては、第７図に要部断面図で示すように
上部集束電極５２の中央電子ビーム通過孔５２Ｂ
の楕円率Ds／Dlの両側電子ビーム通過孔５２Ａ，
５２Ｃよりも大きくすることによつて上面の曲率
R′を大きくし、上部収束電極５２の中央孔５２
Ｂの頂面を両側孔５２Ａおよび５２Ｃの頂面より
も低くする。また、陽極６２の中央電子ビーム通
過孔６２Ｂの楕円率を両側の電子ビーム通過孔６
２Ａ，６２Ｃより小さくすることによつて、上面
の曲面R″を小さくし、陽極６２中央孔６２Ｂの
頂面を両側孔６２Ａおよび６２Ｃの頂面より高く
する。そして、これらの一方または双方を実施し
て電子ビーム通過孔５２Ａおよび６２Ａ，５２Ｃ
および６２Ｃによつて形成される両側電子ビーム
の主レンズに傾斜電界を形成することによつてコ
ンバーゼンスさせることができる。また、従来と
同様に陽極６１の両側ビーム通過孔６１Ａ，６１
Ｃを、上部集束電極５１の両側ビーム通過孔５１
Ａ，５１Ｃに対してそれぞれ外側に微小偏位させ
てコンバーゼンスさせる方式をとつても良い。
第８図は本発明によるカラー受像管用電子銃の
他の実施例を示す上部集束電極の要部斜視図であ
る。同図において、上部集束電極５３は、３個の
電子ビーム通過用楕円絞り孔５３Ａ，５３Ｂ，５
３Ｃによる非点収差を補正するため、上面に曲率
R1をもつ溝をカツプ上面の長軸方向に設けたも
のである。
他の実施例を示す上部集束電極の要部斜視図であ
る。同図において、上部集束電極５３は、３個の
電子ビーム通過用楕円絞り孔５３Ａ，５３Ｂ，５
３Ｃによる非点収差を補正するため、上面に曲率
R1をもつ溝をカツプ上面の長軸方向に設けたも
のである。
このように構成することによつて、両側の電子
ビームのコンバーゼンスは、上部集束電極５３で
は上部の溝を中央がカソード側に下るように湾曲
させることおよび陽極では中央がカソード側に突
る出るように湾曲させ、これらの一方または双方
を実施することによつて行なうことができる。
ビームのコンバーゼンスは、上部集束電極５３で
は上部の溝を中央がカソード側に下るように湾曲
させることおよび陽極では中央がカソード側に突
る出るように湾曲させ、これらの一方または双方
を実施することによつて行なうことができる。
第９図は本発明によるカラー付像管用電子銃の
さらに他の実施例を示す上部集束電極の要部平面
図である。同図において、上部集束電極５４は直
径D1の孔を直径D2の幅で切り欠いた長円形の３
個のビーム通過孔５４Ａ，５４Ｂ，５４Ｃを設け
たものであつても、前述と全く同様な効果が得ら
れる。
さらに他の実施例を示す上部集束電極の要部平面
図である。同図において、上部集束電極５４は直
径D1の孔を直径D2の幅で切り欠いた長円形の３
個のビーム通過孔５４Ａ，５４Ｂ，５４Ｃを設け
たものであつても、前述と全く同様な効果が得ら
れる。
また、前述した実施例において、楕円形および
長円形の電子ビーム通過孔は上部集束電極と陽極
および同一電極内でも同一形状および同一寸法と
する必要はなく、曲率ＲおよびR1等は同一電極
内でも非点収差を補正する任意の値を選べば良
く、複数の曲率を連結しても、近似した直線とし
ても良い。また、絞り孔の先端は傾斜しても良
い。要するに上部集束電極と陽極との対向間隔が
楕円形または長円形ビーム通過孔の長径方向で狭
く、短径方向で広くなるように構成することによ
つて、非点収差を補正することに特徴がある。
長円形の電子ビーム通過孔は上部集束電極と陽極
および同一電極内でも同一形状および同一寸法と
する必要はなく、曲率ＲおよびR1等は同一電極
内でも非点収差を補正する任意の値を選べば良
く、複数の曲率を連結しても、近似した直線とし
ても良い。また、絞り孔の先端は傾斜しても良
い。要するに上部集束電極と陽極との対向間隔が
楕円形または長円形ビーム通過孔の長径方向で狭
く、短径方向で広くなるように構成することによ
つて、非点収差を補正することに特徴がある。
また、前述した実施例においては、バイポテン
シヤル集束形電子銃について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、ユニポテンシ
ヤル形および多段集束形等の他の電子銃の主レン
ジに適用しても前述と全く同様の効果が得られる
ことは勿論である。
シヤル集束形電子銃について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、ユニポテンシ
ヤル形および多段集束形等の他の電子銃の主レン
ジに適用しても前述と全く同様の効果が得られる
ことは勿論である。
以上説明したように本発明によるカラー受像管
用電子銃によれば、電極の加工上の問題点、耐電
圧特性などの副作用を伴なうことなく、主レンズ
口径を拡大することができるので、フオーカス特
性が向上し、鮮鋭度の高い画像が得られるという
極めて優れた効果を有する。
用電子銃によれば、電極の加工上の問題点、耐電
圧特性などの副作用を伴なうことなく、主レンズ
口径を拡大することができるので、フオーカス特
性が向上し、鮮鋭度の高い画像が得られるという
極めて優れた効果を有する。
第１図は従来のインライン形電子銃の構造およ
び動作状態を示す要部断面図、第２図は従来の上
部集束電極を示す要部平面図、第３図は本発明に
よるカラー受像管用電子銃に係わる上部集束電極
の一実施例を示す要部平面図、第４図は第３図の
要部斜視図、第５図は本発明によるカラー受像管
用電子銃に係わる上部集束電極と陽極とを対向配
置させて構成された主レンズ電界形成電極を示す
要部断面図、第６図ａ，ｂは第５図に示す主レン
ズ部の電位分布を示す要部断面図、第７図は本発
明によるカラー受像管用電子銃に係わる上部集束
電極と陽極とを対向配置させて構成された主レン
ズ電界形成電極の他の実施例を示す要部断面図、
第８図は本発明によるカラー受像管用電子銃に係
わる上部集束電極の他の実施例を示す要部斜視
図、第９図は本発明によるカラー受像管用電子銃
に係わる上部集束電極のさらに他の実施例を示す
要部平面図である。 ４……下部集束電極、５１……上部集束電極、
５１Ａ，５１Ｂ，５１Ｃ……電子ビーム通過孔、
５２……上部集束電極、５２Ａ，５２Ｂ，５２Ｃ
……電子ビーム通過孔、５３……上部集束電極、
５３Ａ，５３Ｂ，５３Ｃ……電子ビーム通過孔、
５４……上部集束電極、５４Ａ，５４Ｂ，５４Ｃ
……電子ビーム通過孔、６１……陽極、６１Ａ，
６１Ｂ，６１Ｃ……電子ビーム通過孔、６２……
陽極、６２Ａ，６２Ｂ，６２Ｃ……電子ビーム通
過孔、７１，７２……曲面、８，９……等電位
線。
び動作状態を示す要部断面図、第２図は従来の上
部集束電極を示す要部平面図、第３図は本発明に
よるカラー受像管用電子銃に係わる上部集束電極
の一実施例を示す要部平面図、第４図は第３図の
要部斜視図、第５図は本発明によるカラー受像管
用電子銃に係わる上部集束電極と陽極とを対向配
置させて構成された主レンズ電界形成電極を示す
要部断面図、第６図ａ，ｂは第５図に示す主レン
ズ部の電位分布を示す要部断面図、第７図は本発
明によるカラー受像管用電子銃に係わる上部集束
電極と陽極とを対向配置させて構成された主レン
ズ電界形成電極の他の実施例を示す要部断面図、
第８図は本発明によるカラー受像管用電子銃に係
わる上部集束電極の他の実施例を示す要部斜視
図、第９図は本発明によるカラー受像管用電子銃
に係わる上部集束電極のさらに他の実施例を示す
要部平面図である。 ４……下部集束電極、５１……上部集束電極、
５１Ａ，５１Ｂ，５１Ｃ……電子ビーム通過孔、
５２……上部集束電極、５２Ａ，５２Ｂ，５２Ｃ
……電子ビーム通過孔、５３……上部集束電極、
５３Ａ，５３Ｂ，５３Ｃ……電子ビーム通過孔、
５４……上部集束電極、５４Ａ，５４Ｂ，５４Ｃ
……電子ビーム通過孔、６１……陽極、６１Ａ，
６１Ｂ，６１Ｃ……電子ビーム通過孔、６２……
陽極、６２Ａ，６２Ｂ，６２Ｃ……電子ビーム通
過孔、７１，７２……曲面、８，９……等電位
線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ それぞれカツプ状電極の底面に３個の円筒状
電子ビーム通過孔を長径方向にインライン状に配
置してなる集束電極と陽極の上記各底面側を間隔
をもつて対向配置させて主レンズ電界形成電極を
構成するカラー受像管用電子銃において、 上記集束電極はカソード側に位置する下部集束
電極４と陽極６側に位置する上部集束電極５２と
からなり、 上記上部集束電極５２の上記陽極６側の底面に
形成される３個の円筒状電子ビーム通過孔５２
Ａ，５２Ｂ，５２Ｃと、上記陽極６の上記上部集
束電極５２側の底面に形成される３個の円筒状電
子ビーム通過孔６２Ａ，６２Ｂ，６２Ｃは各対向
する頂面が互いに凸状の曲面である上面に各々形
成され、かつ上記インライン配列方向と直交する
方向に長径をもつ長円形であり、 上記電子ビーム通過孔の長径をDl、短径をDs
としたとき、上記上部集束電極５２の中央電子ビ
ーム通過孔５２Ｂの楕円率（Ds／Dl）を両側電
子ビーム通過孔５２Ａ，５２Ｂの楕円率より大と
して上記中央電子ビーム通過孔５２Ｂの上記陽極
６側上面の曲率（R′）を上記両側電子ビーム通
過孔５２Ａ，５２Ｃの上記陽極６側上面の曲率
（Ｒ）より大とすることにより、上記中央電子ビ
ーム通過孔５２Ｂの上記陽極６側上面の頂面を上
記両側電子ビーム通過孔５２Ａ，５２Ｃの陽極６
側上面の頂面より低くしてなり、 上記陽極６２の中央電子ビーム通過孔６２Ｂの
楕円率を両側電子ビーム通過孔６２Ａ，６２Ｃの
楕円率よりも小として上記中央電子ビーム通過孔
６２Ｂの上記上部集束電極５２側上面の曲率
（R″）を上記両側電子ビーム通過孔６２Ａ，６２
Ｃの上記上部集束電極５２側上面の曲率（Ｒ）よ
り小とすることにより、上記中央電子ビーム通過
孔６２Ｂの上記上部集束電極５２側上面の頂面を
上記両側電子ビーム通過孔６２Ａ，６２Ｃの上記
上部集束電極５２側上面の頂面より高くしてな
る、ことを特徴とするカラー受像管用電子銃。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21838082A JPS59111235A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | カラ−受像管用電子銃 |
| US06/558,277 US4614894A (en) | 1982-12-06 | 1983-12-05 | Electron gun for color picture tube |
| KR1019830005751A KR880000120B1 (ko) | 1982-12-06 | 1983-12-05 | 컬러수상관용 전자총 |
| GB08332400A GB2132815B (en) | 1982-12-06 | 1983-12-05 | Electron gun for color picture tube |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21838082A JPS59111235A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | カラ−受像管用電子銃 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59111235A JPS59111235A (ja) | 1984-06-27 |
| JPH0410696B2 true JPH0410696B2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=16718986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21838082A Granted JPS59111235A (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-15 | カラ−受像管用電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59111235A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6240136A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | インライン型電子銃 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682548A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-06 | Toshiba Corp | Electron gun |
| JPS58128637A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-01 | Nec Corp | 陰極線管用電子銃構体 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP21838082A patent/JPS59111235A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682548A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-06 | Toshiba Corp | Electron gun |
| JPS58128637A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-01 | Nec Corp | 陰極線管用電子銃構体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59111235A (ja) | 1984-06-27 |
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