JPH04106908A - 空気軸受式モータのロータの着磁方法と着磁作業治具 - Google Patents

空気軸受式モータのロータの着磁方法と着磁作業治具

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JPH04106908A
JPH04106908A JP22240190A JP22240190A JPH04106908A JP H04106908 A JPH04106908 A JP H04106908A JP 22240190 A JP22240190 A JP 22240190A JP 22240190 A JP22240190 A JP 22240190A JP H04106908 A JPH04106908 A JP H04106908A
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magnetization
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Kiyoshi Sawada
潔 沢田
Masatoyo Sogabe
曽我部 正豊
Hidesue Mori
英季 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 5産業上の利用分野] 本発明は、ステータとロータの隙間の空気を軸受止して
作用させる精密空気軸受式モータのロータの着磁方法と
着磁作業治具に関する。
[従来の技術〕 ロータを着磁する際には、コアに着磁用コイルを巻設し
た円筒形着磁装置内へロータを挿入配置し、上記コイル
に大電流を流すことにより着磁を行う。この円筒装置と
ロータとを完全に同心状態とすることは一般的に不可能
であり、僅かなずれを有している。このずれを有した円
筒装置へ大電流を流すと、瞬間的に大磁力が発生し、ロ
ータが円筒装置との隙間の最小の方向へ吸引され、衝突
する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記衝突時の衝撃力によってロータには僅かな変形を生
ずる。通常のモータに使用されるロータにおいてはこの
程度の変形は何らさしつかえはないが、超#I密回転用
のロータの場合にはその回転精度に微妙な影響を与える
二ととなる。
依って本発明は、ロータと円筒装置との同心度のずれコ
ニ基づく着磁の際の衝撃力を緩和することを目的とする
〔課題を解決するための手段] 上記目的に鑑みて本発明は、ステータとロータ間の隙間
の空気を軸受として作用させる精密空気軸受式モータの
ロータの着磁方法であって、着磁円筒の内周並びにロー
タの外周に樹脂材料等の非磁性体の層を設け、該各層を
研削して両表面の平行度を向上させると共にロータと着
磁円筒との隙間寸法を数ミクロン程度に設定し、該着磁
円筒内にロータを挿入配置して着磁円筒に着磁用電力を
供給することを特徴とする精密空気軸受式モータのロー
タの着磁方法を提供する。
また、ステータとロータ間の隙間の空気を軸受として作
用させる精雷空気軸受弐モータのロータの着磁方法であ
って、着磁円筒の内周並びにロータの外周に樹脂材料等
の非磁性体の層を設け、該各層を研削して両表面の平行
度を向上させ、両表面間に粘性液体を介在させて着磁円
筒内にロータを挿入配置し、着磁円筒に着磁用電力を供
給することを特徴とする着磁方法、この粘性液体の代わ
りに低温溶融材料を使用する方法、そして、シート部材
を介在させる方法を提供する。
更には、着磁通電用コイルを有する着磁円筒の内径以下
であって、外周に樹脂材料等の非磁性体の層を設けた着
磁すべきロータの外径以上の外径を有し、前記着磁すべ
きロータの一端側に該ロータと同心状に取り付けられる
取付部を具備したことを特徴とする空気軸受式モータの
ロータの着磁作業治具を提供する。
[作 用] 上記各提供方法は、夫々、着磁円筒とロータとの隙間を
小さく設定し、衝撃力を小さくさせる作用、着磁の際の
大磁力による衝撃を、隙間に介在させた粘性液体の流れ
抵抗によって緩和させる作用、固体物やシート部材によ
って衝撃力を緩和させる作用を果たす。また、上記治具
は、着磁終了後にロータを着磁円筒から引き出す際に、
該ロータが引き出された分だけ前記着磁円筒内へ引き込
まれ、更にロータを引き出す際のガイドとなり、空気軸
受用のロータ外周の樹脂材料等の非磁性体の層の損傷防
止を図る。
〔実施例〕
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づき更に詳細に
説明する。
並設され、その長手方向の両端には端板20aと20b
が通しボルト26を使用して一体的に取り付けられてい
る。このロータ14の外側には着磁用の円筒形装置8が
設けられている。この円筒形装置8は、内周に着磁用コ
イル12挿通用の凹所溝10aを形成した基本形状が円
筒であるコアlOと、上述した着磁用コイル12とを具
備している。
更には、ロータ14の一端側には、上記端板20aシこ
対して、僅かな焼ばめ結合をして、ロータ14シこ対し
て同心状に設けられた円筒形ガイド治具22が取り付け
られており、他端側には端板20bSこ対巳て僅かな焼
ばめ結合によって取り付けられた把手治具24が設けら
れている。
本発明におけるロータ14は既述の精密空気軸受式モー
タに使用されるものであり、その外周面は凹凸の無い円
筒面に仕上げなければならない。
そのため外周にはSKC(商品名)等の非磁性である樹
脂材料をコーティングし、研削加工コニよって所望厚さ
の樹脂材料層17を形成させる。本発明では着磁円筒コ
アlOの内周面にも同様な層11を形成しており、これ
により両者間の隙間寸法Gは数ミクロンにまで小さく設
定することが可能となる。こうすると、着磁用コイル1
2へ大電流を通電した際に、ロータ14が何れかの方向
へ吸引されるにしても、数ミクロンの移動しかおこらな
いため、一般のモータにおける様に0.5m程度の隙間
を瞬間的に移動させられて着磁円筒コア10の内面に衝
突する場合と比較すると、洛段二こトさな衝撃力で済む
こととなる。従って、端板20a、20bとロータ14
の中心・軸線のずれや、ロータ14の外周形状の歪等、
精密な空気軸受式モータにおけるロータとじての欠陥;
こ至ちなくて済むのである。
上述の如−く、隙間Gを数ミクロンまでの小さな寸法コ
ニ設定しなくとも、その隙間二ニゲリース等の粘性液体
を介在させておけば、着磁の際のロータ14の半径方向
の移動の際、上記粘性液体を押し出すよう作用するが、
その場合の粘性に基づく流体流れの抵抗によってロータ
の衝撃が大きく緩和される。また、粘性液体ではなく、
ワックスの様な常温よりも少し高い温度によって溶融す
る性質の材料を隙間に介在させ、該ワックス等が冷却固
化した後で着磁を行えば、該ワックス層の緩衝カニこよ
りロータの衝撃力が大巾に緩和される。着磁作業終了後
に、ロータ14をわずかに加熱するだけでワックス層等
は溶融するため、その除去は容易であると共に、ロータ
外周の樹脂材料層17には何ら悪影響は及ばない。更に
は、グリースやワックス等の代わりに、薄いシート部材
を介在させてもロータの衝撃力は大巾に緩和される。
以上の何れかの方法によってロータ14のマグネット1
8を着磁した後に、該ロータ14を着磁用円筒形装置8
から抜き出さなければならない。
そのため、引き出し用に把手治具24がロータ14の一
端の端板20bに取り付けられている。また、外径りが
着磁用円筒形装置8の内径以下であって、かつ、ロータ
14の外径以上の寸法から成る円筒形ガイド治具22が
ロータ14の他端の端板20bに焼ばめによって同心状
に取り付けられている。従って、ロータ14が把手治具
24を介して引き出され始めると、後方の円筒形ガイド
治具22が着磁用円筒形装置8に進入し、以後は、これ
をガイドとしてロータ14の外周の樹脂材料層17を損
傷することなく引き抜くことができる。
ロータを変形させることな(着磁が可能となり、また、
着磁後シこおいてロータの外表面を損傷させることなく
抜き取ることが可能となる。従って、精密空気軸受式モ
ータのロータを容易に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る着磁作業時の装置の縦断面図であ
って、第2図の矢視線1−[による断面図、 第2図は第1図の矢視線■−■による横断面図、第3図
は第2図のA部の詳細図。 8・・・着磁用円筒形装置、   11・・・樹脂材料
層、12・・・着磁周円コイル、    14・・・ロ
ータ、17・・・樹脂材料層、  22・・・円筒形ガ
イド治具。 (発明の効果]

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ステータとロータ間の隙間の空気を軸受として作用
    させる精密空気軸受式モータのロータの着磁方法であっ
    て、着磁円筒の内周並びにロータの外周に樹脂材料等の
    非磁性体の層を設け、該各層を研削して両表面の平行度
    を向上させると共にロータと着磁円筒との隙間寸法を数
    ミクロン程度に設定し、該着磁円筒内にロータを挿入配
    置して着磁円筒に着磁用電力を供給することを特徴とす
    る精密空気軸受式モータのロータの着磁方法。
  2. 2.ステータとロータ間の隙間の空気を軸受として作用
    させる精密空気軸受式モータのロータの着磁方法であっ
    て、着磁円筒の内周並びにロータの外周に樹脂材料等の
    非磁性体の層を設け、該各層を研削して両表面の平行度
    を向上させ、両表面間に粘性液体を介在させて着磁円筒
    内にロータを挿入配置し、着磁円筒に着磁用電力を供給
    することを特徴とする精密空気軸受式モータのロータの
    着磁方法。
  3. 3.前記粘性液体の代わりに、低温溶融材料を使用して
    着磁円筒内にロータを挿入配置し、前記低温溶融材料が
    冷却固形化した後に着磁用電力を供給して成る請求項2
    に記載の精密空気軸受式モータのロータの着磁方法。
  4. 4.前記粘性液体の代わりに薄いシート部材を介在させ
    て着磁円筒内にロータを挿入配置し、着磁用電力を供給
    して成る請求項2に記載の精密空気軸受式モータのロー
    タの着磁方法。
  5. 5.着磁通電用コイルを有する着磁円筒の内径以下であ
    って、外周に樹脂材料等の非磁性体の層を設けた着磁す
    べきロータの外径以上の外径を有し、前記着磁すべきロ
    ータの一端側に該ロータと同心状に取り付けられる取付
    部を具備したことを特徴とする空気軸受式モータのロー
    タの着磁作業治具。
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