JPH0410686Y2 - - Google Patents
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- JPH0410686Y2 JPH0410686Y2 JP1982099212U JP9921282U JPH0410686Y2 JP H0410686 Y2 JPH0410686 Y2 JP H0410686Y2 JP 1982099212 U JP1982099212 U JP 1982099212U JP 9921282 U JP9921282 U JP 9921282U JP H0410686 Y2 JPH0410686 Y2 JP H0410686Y2
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- capacitor case
- capacitor
- chute
- case
- holding member
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 121
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンデンサケース搬送用シユート装
置に係り、特にストレートフイーダで搬送される
コンデンサケースの縁切りを良好にすると共に、
搬送される軽量のコンデンサケースに対する空気
抵抗を少なくし、該軽量のコンデンサケースがエ
ア又は自重により円滑に搬送できるようにした搬
送用シユート装置に関する。
置に係り、特にストレートフイーダで搬送される
コンデンサケースの縁切りを良好にすると共に、
搬送される軽量のコンデンサケースに対する空気
抵抗を少なくし、該軽量のコンデンサケースがエ
ア又は自重により円滑に搬送できるようにした搬
送用シユート装置に関する。
従来、上記のようなコンデンサケースの送り装
置として第2図及び第3図に示すようなものが一
般に採用されていた。まず第2図のものについて
説明すると、第1図に示す如き断面円形のコンデ
ンサケース1がパーツフイーダ2の断面円形のシ
ユート2aを矢印A方向に密着して搬送される。
そしてコンデンサケース1aがパーツフイーダ2
の出口直下に配設されたチヤツク3内に落下し挿
入され、パーツフイーダ2内の最前列のコンデン
サケース1bが、エアシリンダ4によつて矢印B
又はCの方向に移動する保持部材5の先端に形成
された二又部5aの一端5bによつて押圧保持さ
れる。このとき最前列のコンデンサケース1bに
隣接するコンデンサケース1cと二又部5aの他
端5cとは離れている。この状態でコンデンサケ
ース1aを挿入したチヤツク3は次工程に移動す
る。すると保持部材5がエアシリンダ4によつて
矢印Cの方向に移動してコンデンサケース1cが
二又部5aの他端5cによつて押圧保持されると
同時にコンデンサケース1bと二又部5aの一端
5bとが離れ、コンデンサケース1bが新しく用
意されたチヤツク3内に落下し挿入される。次に
保持部材5がエアシリンダ4によつて僅かに矢印
Bの方向に移動すると、コンデンサケース1cが
パーツフイーダ2の最前列に移動すると同時に更
に矢印Bの方向に移動した保持部材5の二又部5
aの一端5bによつてコンデンサケース1cが押
圧保持される。以上の繰返しによつてパーツフイ
ーダ2によつて密着し搬送されるコンデンサケー
ス1は順次次工程に送られる。
置として第2図及び第3図に示すようなものが一
般に採用されていた。まず第2図のものについて
説明すると、第1図に示す如き断面円形のコンデ
ンサケース1がパーツフイーダ2の断面円形のシ
ユート2aを矢印A方向に密着して搬送される。
そしてコンデンサケース1aがパーツフイーダ2
の出口直下に配設されたチヤツク3内に落下し挿
入され、パーツフイーダ2内の最前列のコンデン
サケース1bが、エアシリンダ4によつて矢印B
又はCの方向に移動する保持部材5の先端に形成
された二又部5aの一端5bによつて押圧保持さ
れる。このとき最前列のコンデンサケース1bに
隣接するコンデンサケース1cと二又部5aの他
端5cとは離れている。この状態でコンデンサケ
ース1aを挿入したチヤツク3は次工程に移動す
る。すると保持部材5がエアシリンダ4によつて
矢印Cの方向に移動してコンデンサケース1cが
二又部5aの他端5cによつて押圧保持されると
同時にコンデンサケース1bと二又部5aの一端
5bとが離れ、コンデンサケース1bが新しく用
意されたチヤツク3内に落下し挿入される。次に
保持部材5がエアシリンダ4によつて僅かに矢印
Bの方向に移動すると、コンデンサケース1cが
パーツフイーダ2の最前列に移動すると同時に更
に矢印Bの方向に移動した保持部材5の二又部5
aの一端5bによつてコンデンサケース1cが押
圧保持される。以上の繰返しによつてパーツフイ
ーダ2によつて密着し搬送されるコンデンサケー
ス1は順次次工程に送られる。
しかしながらコンデンサケース1は、第1図に
示すように、先端部1dが面取りされるため、こ
の面取り加工の際に該先端部の直径Dが胴部1e
の直径D1より若干大きく形成される結果となる
ので、パーツフイーダ2によつて密着して搬送さ
れるコンデンサケース1は前の胴部1eに後続の
先端部1dがくいこむようになり、この結果コン
デンサケース1を1個だけチヤツク3内に落下挿
入せしめる場合に、コンデンサケースの自重が極
めて軽いこともあつて互いに食い付いて分離せず
各コンデンサケースのいわゆる縁切りが円滑に行
われないことが往々にしてあつた。このような現
象はペースト等の接着剤や電解液がコンデンサケ
ース1に付着して発生することもある。またコン
デンサケース1の先端部1dにばかりでている
と、該先端部がパーツフイーダ2のシユート2a
の内面に引つかかつてコンデンサケース1の送り
支障をきたすという欠点があつた。またコンデン
サケース1も断面円形であるため、シユート2の
円周面とコンデンサケース1の外周との間に空気
が逃げるための隙間が形成され難く、空気抵抗が
大きくなつてコンデンサケースが円滑に搬送され
ないという欠点があつた。
示すように、先端部1dが面取りされるため、こ
の面取り加工の際に該先端部の直径Dが胴部1e
の直径D1より若干大きく形成される結果となる
ので、パーツフイーダ2によつて密着して搬送さ
れるコンデンサケース1は前の胴部1eに後続の
先端部1dがくいこむようになり、この結果コン
デンサケース1を1個だけチヤツク3内に落下挿
入せしめる場合に、コンデンサケースの自重が極
めて軽いこともあつて互いに食い付いて分離せず
各コンデンサケースのいわゆる縁切りが円滑に行
われないことが往々にしてあつた。このような現
象はペースト等の接着剤や電解液がコンデンサケ
ース1に付着して発生することもある。またコン
デンサケース1の先端部1dにばかりでている
と、該先端部がパーツフイーダ2のシユート2a
の内面に引つかかつてコンデンサケース1の送り
支障をきたすという欠点があつた。またコンデン
サケース1も断面円形であるため、シユート2の
円周面とコンデンサケース1の外周との間に空気
が逃げるための隙間が形成され難く、空気抵抗が
大きくなつてコンデンサケースが円滑に搬送され
ないという欠点があつた。
第3図に示すものは、上記のような縁切不良の
欠点を除去するためになされたものであつて、コ
ンデンサケース1の先端部1dが上部になるよう
に該コンデンサケースを直立密着させてパーツフ
イーダ1のストレートフイーダ8で搬送するよう
になつている。そしてコンデンサケース1fはシ
ユートの一例としてスプリングシユート9を通し
て1個だけチヤツク10内に落下し挿入される。
するとスプリングシユート9の真下部に配設され
たブロツク11内にチヤツク10内のコンデンサ
ケース1fと隣接するコンデンサケース1gがエ
アシリンダ12によつて矢印Dの方向に移動する
押圧ピン13によつて押圧保持される。するとブ
ロツク11がカム装置(図示せず)によつて上昇
し、1個のコンデンサケース1f,1gを完全に
分離させて縁切りが行われる。その後コンデンサ
ケース1fを挿入したチヤツク10は次工程に移
動し、ブロツク11が下降すると同時に押圧ピン
13がエアシリンダ12の作動によつて矢印Eの
方向に移動し、コンデンサケース1gの押圧が解
除されると該コンデンサケースがチヤツク10内
に落下し挿入される。以上の繰返しによつてコン
デンサケース1は次工程へ順次送られる。しか
し、この方法はブロツク11を上下方向に移動さ
せる必要があり、その構造は複雑であり、コスト
高となる欠点かあつた。また前述の従来例と同様
搬送用のスプリングシユート9の断面が円形であ
るためコンデンサケース1の空気抵抗が大きく円
滑に搬送されないという欠点は解消されていな
い。
欠点を除去するためになされたものであつて、コ
ンデンサケース1の先端部1dが上部になるよう
に該コンデンサケースを直立密着させてパーツフ
イーダ1のストレートフイーダ8で搬送するよう
になつている。そしてコンデンサケース1fはシ
ユートの一例としてスプリングシユート9を通し
て1個だけチヤツク10内に落下し挿入される。
するとスプリングシユート9の真下部に配設され
たブロツク11内にチヤツク10内のコンデンサ
ケース1fと隣接するコンデンサケース1gがエ
アシリンダ12によつて矢印Dの方向に移動する
押圧ピン13によつて押圧保持される。するとブ
ロツク11がカム装置(図示せず)によつて上昇
し、1個のコンデンサケース1f,1gを完全に
分離させて縁切りが行われる。その後コンデンサ
ケース1fを挿入したチヤツク10は次工程に移
動し、ブロツク11が下降すると同時に押圧ピン
13がエアシリンダ12の作動によつて矢印Eの
方向に移動し、コンデンサケース1gの押圧が解
除されると該コンデンサケースがチヤツク10内
に落下し挿入される。以上の繰返しによつてコン
デンサケース1は次工程へ順次送られる。しか
し、この方法はブロツク11を上下方向に移動さ
せる必要があり、その構造は複雑であり、コスト
高となる欠点かあつた。また前述の従来例と同様
搬送用のスプリングシユート9の断面が円形であ
るためコンデンサケース1の空気抵抗が大きく円
滑に搬送されないという欠点は解消されていな
い。
また特開昭51−45757において開示された電気
部品用金属ケース供給装置は、金属ケースの縁切
りに真空チヤツクを用いているため、真空装置が
必要とされるほか、可撓性パイプ状シユートの断
面形状には特に考慮が払われていないため、金属
ケースの円滑な搬送を図るべくノズルを備えた加
速器を備えたものであり、構造が複雑で高価とな
る難点があつた。
部品用金属ケース供給装置は、金属ケースの縁切
りに真空チヤツクを用いているため、真空装置が
必要とされるほか、可撓性パイプ状シユートの断
面形状には特に考慮が払われていないため、金属
ケースの円滑な搬送を図るべくノズルを備えた加
速器を備えたものであり、構造が複雑で高価とな
る難点があつた。
また実開昭48−97871には、角型コイルシユー
トが開示されているが、部材の縁切り装置を何ら
開示しておらず、しかも該考案のシユートは、金
属線を多角形に巻きつけてなる点が最大の特徴で
あり、該構成によつて自由に屈折捻転できるよう
にしたものであるが、搬送中の空気抵抗を減少さ
せるための着眼を開示したものではない。
トが開示されているが、部材の縁切り装置を何ら
開示しておらず、しかも該考案のシユートは、金
属線を多角形に巻きつけてなる点が最大の特徴で
あり、該構成によつて自由に屈折捻転できるよう
にしたものであるが、搬送中の空気抵抗を減少さ
せるための着眼を開示したものではない。
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、電解コンデンサ等の断面円形のコンデンサケ
ースを中空の搬送シユートによつて一方から他方
へ搬送するようにしたコンデンサケースの搬送用
シユート装置において、ストレートフイーダで密
着して搬送されるコンデンサケースを1個ずつ嵌
入させて保持する円弧状の凹部が形成された保持
部材を水平面内で往復動させることにより、確実
にコンデンサケースを1個ずつ縁切りさせた後に
搬送用シユート内に落下させるようにすることに
よつて、極めて簡易な構成によつてコンデンサケ
ースの縁切りを良好にすることである。また他の
目的は、搬送用シユートの断面を角形に形成し、
コンデンサケースが該搬送用シユート内を通過す
る際コンデンサケースの外周面と該搬送シユート
の角形隅部の内周面との間に広い隙間が形成され
るようにすることによつて、コンデンサケースの
まわりを空気が逃げ易くし、軽量のコンデンサケ
ースがエア又は自重により円滑に搬送できるよう
にすることである。また他の目的は、コンデンサ
ケースを円滑に搬送できるようにするこによつて
不良品の発生を少なくし電解コンデンサ等の自動
組立機の稼動率を向上させると共に構造の簡易化
及びコストの低減を図ることである。
になされたものであつて、その目的とするところ
は、電解コンデンサ等の断面円形のコンデンサケ
ースを中空の搬送シユートによつて一方から他方
へ搬送するようにしたコンデンサケースの搬送用
シユート装置において、ストレートフイーダで密
着して搬送されるコンデンサケースを1個ずつ嵌
入させて保持する円弧状の凹部が形成された保持
部材を水平面内で往復動させることにより、確実
にコンデンサケースを1個ずつ縁切りさせた後に
搬送用シユート内に落下させるようにすることに
よつて、極めて簡易な構成によつてコンデンサケ
ースの縁切りを良好にすることである。また他の
目的は、搬送用シユートの断面を角形に形成し、
コンデンサケースが該搬送用シユート内を通過す
る際コンデンサケースの外周面と該搬送シユート
の角形隅部の内周面との間に広い隙間が形成され
るようにすることによつて、コンデンサケースの
まわりを空気が逃げ易くし、軽量のコンデンサケ
ースがエア又は自重により円滑に搬送できるよう
にすることである。また他の目的は、コンデンサ
ケースを円滑に搬送できるようにするこによつて
不良品の発生を少なくし電解コンデンサ等の自動
組立機の稼動率を向上させると共に構造の簡易化
及びコストの低減を図ることである。
要するに本考案は、電解コンデンサ等の断面円
形コンデンサケースを中空の搬送シユートによつ
て一方から他方へ搬送するようにしたコンデンサ
ケース搬送用シユート装置において、前記コンデ
ンサケースをその先端部を上向きにして密着して
搬送するようにしたストレートフイーダと、該ス
トレートフイーダにより搬送される前記コンデン
サケースを1個ずつ嵌入させて保持する円弧状の
凹部が形成され水平面内において前記ストレート
フイーダによる搬送方向と直角方向に摺動して前
記コンデンサケースを縁切りする保持部材を有す
るコンデンサケース分離装置と、該保持部材がそ
の上面を摺動するブロツクに上端が固着され下端
が受渡し治具に前記コンデンサケースを案内する
案内部材に固着された搬送シユートとを備え、該
搬送シユートはその断面が三角形、四角形等の角
形に形成されており、かつ前記コンデンサケース
が該搬送シユート内を通過する際該コンデンサケ
ースの外周面と該搬送シユートの角形隅部の内周
面との間に広い隙間が形成されるようにしたこと
を特徴とするものである。
形コンデンサケースを中空の搬送シユートによつ
て一方から他方へ搬送するようにしたコンデンサ
ケース搬送用シユート装置において、前記コンデ
ンサケースをその先端部を上向きにして密着して
搬送するようにしたストレートフイーダと、該ス
トレートフイーダにより搬送される前記コンデン
サケースを1個ずつ嵌入させて保持する円弧状の
凹部が形成され水平面内において前記ストレート
フイーダによる搬送方向と直角方向に摺動して前
記コンデンサケースを縁切りする保持部材を有す
るコンデンサケース分離装置と、該保持部材がそ
の上面を摺動するブロツクに上端が固着され下端
が受渡し治具に前記コンデンサケースを案内する
案内部材に固着された搬送シユートとを備え、該
搬送シユートはその断面が三角形、四角形等の角
形に形成されており、かつ前記コンデンサケース
が該搬送シユート内を通過する際該コンデンサケ
ースの外周面と該搬送シユートの角形隅部の内周
面との間に広い隙間が形成されるようにしたこと
を特徴とするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。第4図から第8図において、本考案関連の装
置は、パーツフイーダ2とコンデンサケース分離
装置15と、エア装置16と、搬送シユートの一
例たるスプリングシユート17と、受渡し治具1
8と、突き出し装置19と、チヤツク20とを備
えている。
る。第4図から第8図において、本考案関連の装
置は、パーツフイーダ2とコンデンサケース分離
装置15と、エア装置16と、搬送シユートの一
例たるスプリングシユート17と、受渡し治具1
8と、突き出し装置19と、チヤツク20とを備
えている。
パーツフイーダ2には第3図と同様ストレート
フイーダ8が連結して形成されており、該ストレ
ートフイーダによりコンデンサケース1が先端部
1dを上向きにして密着して搬送されるようにな
つている。第4図において、コンデンサケース分
離装置15は保持部材22とエアシリンダ23と
から成つており、保持部材22はストレートフイ
ーダ8の先端に配設されたブロツク24上をエア
シリンダ23の作動によつて矢印F又はGの方向
に摺動し得る如くなつている。また保持部材22
のストレートフイーダ8側の側面には縁孔円弧状
の凹部22aが形成されており、該凹部にコンデ
ンサケース1を1個ずつ嵌入させて保持するよう
になつている。ブロツク24にはコンデンサケー
ス1を挿入する穴24aが形成されている。エア
装置16の一例たるエアチユーブ16aはエアシ
リンダ23に装着されており、その先端はブロツ
ク24の穴24aの真上に対向する如くブロツク
24に固着されている。スプリングシユート17
の上端はブロツク24の穴24aに連通する如く
ブロツク24に固着されており、その下端には案
内部材25が固着されている。受渡し治具18は
枢軸27に嵌挿された回転部材28と該回転部材
にピン29によつて枢着された押え部材30を主
要部としている。回転部材28にはコンデンサケ
ース1を挿入するV形の溝28aが形成されてお
り、該溝に対向して押え部材30が配設されてい
る。また回転部材28は該回転部材28に装着さ
れたリンク装置31の作動によつて枢軸27を中
心として回転するようになつている。押え部材3
0は回転部材28に固着された板ばね32によつ
て常に第5図においてピン29を中心として矢印
Hの方向に付勢されている。また押え部材30の
先端にはストツパねじ33が固着されており、該
ストツパねじに対向して第8図に示すように枢軸
27に固着された台板34にはストツパ35が固
着されている。
フイーダ8が連結して形成されており、該ストレ
ートフイーダによりコンデンサケース1が先端部
1dを上向きにして密着して搬送されるようにな
つている。第4図において、コンデンサケース分
離装置15は保持部材22とエアシリンダ23と
から成つており、保持部材22はストレートフイ
ーダ8の先端に配設されたブロツク24上をエア
シリンダ23の作動によつて矢印F又はGの方向
に摺動し得る如くなつている。また保持部材22
のストレートフイーダ8側の側面には縁孔円弧状
の凹部22aが形成されており、該凹部にコンデ
ンサケース1を1個ずつ嵌入させて保持するよう
になつている。ブロツク24にはコンデンサケー
ス1を挿入する穴24aが形成されている。エア
装置16の一例たるエアチユーブ16aはエアシ
リンダ23に装着されており、その先端はブロツ
ク24の穴24aの真上に対向する如くブロツク
24に固着されている。スプリングシユート17
の上端はブロツク24の穴24aに連通する如く
ブロツク24に固着されており、その下端には案
内部材25が固着されている。受渡し治具18は
枢軸27に嵌挿された回転部材28と該回転部材
にピン29によつて枢着された押え部材30を主
要部としている。回転部材28にはコンデンサケ
ース1を挿入するV形の溝28aが形成されてお
り、該溝に対向して押え部材30が配設されてい
る。また回転部材28は該回転部材28に装着さ
れたリンク装置31の作動によつて枢軸27を中
心として回転するようになつている。押え部材3
0は回転部材28に固着された板ばね32によつ
て常に第5図においてピン29を中心として矢印
Hの方向に付勢されている。また押え部材30の
先端にはストツパねじ33が固着されており、該
ストツパねじに対向して第8図に示すように枢軸
27に固着された台板34にはストツパ35が固
着されている。
突き出し装置19は、第6図から第8図に示す
ように、突き出し棒36、取り付部材37、上下
ロツド38及び突き出しカム39を主要部として
いる。突き出し棒36は取り付け部材37の下端
に嵌挿されており、該取り付部材に内蔵された圧
縮ばね40によつて下方に押圧される如く付勢さ
れている。取り付け部材37は枢軸27に嵌挿固
着された台板41に摺動自在に嵌挿されている。
上下ロツド38は中間部を枢軸27に固着された
取り付け台42にピン43によつて枢着されてお
り、一端に枢着されたローラ44は取り付け部材
37の上部に形成された溝37aに嵌入してお
り、他端に枢着されたローラ45は、カム軸46
に嵌挿されかるカム装置(図示せず)の作動によ
つて回転する突き出しカム39に引張ばね47に
よつて圧接係合している。チヤツク20は突き出
し棒36の真下に対向し得る如く間欠的に回転す
るターンテーブル48上に配設されている。また
第9図に示すように、コンデンサケース1の外周
1hとシユート17の内周面17aとの間に広い
隙間CLが4箇所に形成される。同様に第10図
に示すように、シユート17を断面三角形に形成
しておくと、コンデンサケース1の外周面1hの
周囲に広い空間CLが3箇所に形成される。
ように、突き出し棒36、取り付部材37、上下
ロツド38及び突き出しカム39を主要部として
いる。突き出し棒36は取り付け部材37の下端
に嵌挿されており、該取り付部材に内蔵された圧
縮ばね40によつて下方に押圧される如く付勢さ
れている。取り付け部材37は枢軸27に嵌挿固
着された台板41に摺動自在に嵌挿されている。
上下ロツド38は中間部を枢軸27に固着された
取り付け台42にピン43によつて枢着されてお
り、一端に枢着されたローラ44は取り付け部材
37の上部に形成された溝37aに嵌入してお
り、他端に枢着されたローラ45は、カム軸46
に嵌挿されかるカム装置(図示せず)の作動によ
つて回転する突き出しカム39に引張ばね47に
よつて圧接係合している。チヤツク20は突き出
し棒36の真下に対向し得る如く間欠的に回転す
るターンテーブル48上に配設されている。また
第9図に示すように、コンデンサケース1の外周
1hとシユート17の内周面17aとの間に広い
隙間CLが4箇所に形成される。同様に第10図
に示すように、シユート17を断面三角形に形成
しておくと、コンデンサケース1の外周面1hの
周囲に広い空間CLが3箇所に形成される。
本考案は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。パーツフイーダ2の
ストレートフイーダ8によつて密着して搬送され
るコンデンサケース1が、保持部材22の凹部2
2aに1個嵌入すると、保持部材22がエアシリ
ンダ23の作動によつて、第4図において矢印F
の方向に摺動する。そして保持部材22の凹部2
2aがブロツク24の穴24aの真下に達する
と、エアチユーブ16aからの送風による空気圧
によつてコンデンサケース1がブロツク24の穴
24aからスプリングシユート17及び案内部材
25を通つて受渡し治具18の回転部材28の溝
28aと押え部材30とによつて形成された空間
に落下し、該空間内に収容されかつ溝28aと押
え部材30とにより把持される。この場合、角形
のスプリングシユート17の内部においては、コ
ンデンサケース1の周囲に広い隙間CLが形成さ
れているため空気の逃げ場が十分に確保でき、コ
ンデンサケース1は極めて円滑に搬送される。そ
して受渡し治具18はリンク装置31の作動によ
つて回転し、押え部材30のストツパねじ33が
ストツパ35に当接し更に受渡し治具18が回転
すると、押え部材30が板ばね32のばね圧に抗
して、第5図においてピン29を中心として矢印
Kの方向に回転し、コンデンサケース1の押え部
材30による保持は解除される。このとき受渡し
治具18の回転部材28によつて保持されたコン
デンサケース1はターンテーブル48上のチヤツ
ク20の真下に位置している。ここでカム装置の
作動による突き出しカム39の回転により上下ロ
ツド38が引張ばね47のばね圧に抗して、第6
図においてピン43を中心として矢印Lの方向に
回転し、それに伴つて取り付け部材37が下降し
て突き出し棒36が回転部材28の溝28aに保
持されたコンデンサケース1に当接する。更に取
り付け部材37が下降すると、突き出し棒36は
圧縮ばね40を撓ませながら下降しコンデンサケ
ース1を下方に押圧し、該コンデンサケースを回
転部材28から突き出しチヤツク20内に挿入す
る。その後コンデンサケース1を挿入したチヤツ
ク20はターンテーブル48の回転によつて次工
程へ送られる。以上の如くコンデンサケース1は
先端部1dを上面にしてパーツフイーダ2内を密
着して搬送されるので、隣接するコンデンサケー
スが互いにくつつくようにことはなく、しかも保
持部材22の凹部22aにコンデンサケース1を
1個ずつ嵌入させて該保持部材を摺動させるの
で、該コンデンサケースを1個ずつ確実に分離さ
せ、縁切りを良好にすることができる。
その作用について説明する。パーツフイーダ2の
ストレートフイーダ8によつて密着して搬送され
るコンデンサケース1が、保持部材22の凹部2
2aに1個嵌入すると、保持部材22がエアシリ
ンダ23の作動によつて、第4図において矢印F
の方向に摺動する。そして保持部材22の凹部2
2aがブロツク24の穴24aの真下に達する
と、エアチユーブ16aからの送風による空気圧
によつてコンデンサケース1がブロツク24の穴
24aからスプリングシユート17及び案内部材
25を通つて受渡し治具18の回転部材28の溝
28aと押え部材30とによつて形成された空間
に落下し、該空間内に収容されかつ溝28aと押
え部材30とにより把持される。この場合、角形
のスプリングシユート17の内部においては、コ
ンデンサケース1の周囲に広い隙間CLが形成さ
れているため空気の逃げ場が十分に確保でき、コ
ンデンサケース1は極めて円滑に搬送される。そ
して受渡し治具18はリンク装置31の作動によ
つて回転し、押え部材30のストツパねじ33が
ストツパ35に当接し更に受渡し治具18が回転
すると、押え部材30が板ばね32のばね圧に抗
して、第5図においてピン29を中心として矢印
Kの方向に回転し、コンデンサケース1の押え部
材30による保持は解除される。このとき受渡し
治具18の回転部材28によつて保持されたコン
デンサケース1はターンテーブル48上のチヤツ
ク20の真下に位置している。ここでカム装置の
作動による突き出しカム39の回転により上下ロ
ツド38が引張ばね47のばね圧に抗して、第6
図においてピン43を中心として矢印Lの方向に
回転し、それに伴つて取り付け部材37が下降し
て突き出し棒36が回転部材28の溝28aに保
持されたコンデンサケース1に当接する。更に取
り付け部材37が下降すると、突き出し棒36は
圧縮ばね40を撓ませながら下降しコンデンサケ
ース1を下方に押圧し、該コンデンサケースを回
転部材28から突き出しチヤツク20内に挿入す
る。その後コンデンサケース1を挿入したチヤツ
ク20はターンテーブル48の回転によつて次工
程へ送られる。以上の如くコンデンサケース1は
先端部1dを上面にしてパーツフイーダ2内を密
着して搬送されるので、隣接するコンデンサケー
スが互いにくつつくようにことはなく、しかも保
持部材22の凹部22aにコンデンサケース1を
1個ずつ嵌入させて該保持部材を摺動させるの
で、該コンデンサケースを1個ずつ確実に分離さ
せ、縁切りを良好にすることができる。
本考案は、上記のように電解コンデンサ等の断
面円形のコンデンサケースを中空の搬送シユート
によつて一方から他方へ搬送するようにしたコン
デンサケースの搬送用シユート装置において、ス
トレートフイーダで密着して搬送されるコンデン
サケースを1個ずつ嵌入させて保持する円弧状の
凹部が形成された保持部材を水平面内に往復動さ
せることにより、確実にコンデンサケースを1個
ずつ縁切りにさせた後に搬送用シユート内に落下
させるようにしたので、極めて簡易な構成によつ
てコンデンサケースの縁切りを良好することがで
る効果がある。また搬送用シユートの断面を角形
に形成し、コンデンサケースが該搬送シユート内
を通過する際コンデンサケースの外周面と該搬送
シユートの角形隅部の内周面との間に広い隙間が
形成されるようにしたので、コンデンサケースの
まわりを空気が逃げ易くし得、軽量のコンデンサ
ケースがエア又は自重により円滑に搬送できると
いう効果がある。またコンデンサケースの搬送を
円滑にすることによつて、不良品の発生を少なく
得、電解コンデンサ等の自動組立機の稼動率を向
上させることができると共に構造も簡易なものと
なり自動機のコストの低減を図ることができる。
面円形のコンデンサケースを中空の搬送シユート
によつて一方から他方へ搬送するようにしたコン
デンサケースの搬送用シユート装置において、ス
トレートフイーダで密着して搬送されるコンデン
サケースを1個ずつ嵌入させて保持する円弧状の
凹部が形成された保持部材を水平面内に往復動さ
せることにより、確実にコンデンサケースを1個
ずつ縁切りにさせた後に搬送用シユート内に落下
させるようにしたので、極めて簡易な構成によつ
てコンデンサケースの縁切りを良好することがで
る効果がある。また搬送用シユートの断面を角形
に形成し、コンデンサケースが該搬送シユート内
を通過する際コンデンサケースの外周面と該搬送
シユートの角形隅部の内周面との間に広い隙間が
形成されるようにしたので、コンデンサケースの
まわりを空気が逃げ易くし得、軽量のコンデンサ
ケースがエア又は自重により円滑に搬送できると
いう効果がある。またコンデンサケースの搬送を
円滑にすることによつて、不良品の発生を少なく
得、電解コンデンサ等の自動組立機の稼動率を向
上させることができると共に構造も簡易なものと
なり自動機のコストの低減を図ることができる。
第1図はコンデンサケースの縦断面図、第2図
及び第3図は従来例のコンデンサケースの送り装
置を示したもので、第2図はコンデンサケースの
送り装置を示す部分縦断面図、第3図は他の従来
例を示す斜視図、第4図から第10図は本考案の
実施例に係り、第4図はパーツフイーダ、コンデ
ンサケース分離装置、エアチユーブ、スプリング
シユート及び受渡し治具の関係を示す斜視図、第
5図は第4図の−矢視平面図、第6図は突き
出し装置とチヤツクとの関係を示す正面図、第7
図は第6図に示すものの側面図、第8図は第6図
の−矢視平面図、第9図は断面四角形のシー
ユトとコンデンサケースとの相互関係を示す横断
面図、第10図は断面三角形のシユートとコンデ
ンサケースとの相互関係を示す横断面図である。 1はコンデンサケース、1aは先端部、1hは
外周面、8はストレートフイーダ、15はコンデ
ンサケース分離装置、17は搬送シユートの一例
たるスプリングシユート、17aは角形隅部の内
周面、18は受渡し治具、22は保持部材、22
aは円弧状の凹部、24はブロツク、25は案内
部材、CLは隙間である。
及び第3図は従来例のコンデンサケースの送り装
置を示したもので、第2図はコンデンサケースの
送り装置を示す部分縦断面図、第3図は他の従来
例を示す斜視図、第4図から第10図は本考案の
実施例に係り、第4図はパーツフイーダ、コンデ
ンサケース分離装置、エアチユーブ、スプリング
シユート及び受渡し治具の関係を示す斜視図、第
5図は第4図の−矢視平面図、第6図は突き
出し装置とチヤツクとの関係を示す正面図、第7
図は第6図に示すものの側面図、第8図は第6図
の−矢視平面図、第9図は断面四角形のシー
ユトとコンデンサケースとの相互関係を示す横断
面図、第10図は断面三角形のシユートとコンデ
ンサケースとの相互関係を示す横断面図である。 1はコンデンサケース、1aは先端部、1hは
外周面、8はストレートフイーダ、15はコンデ
ンサケース分離装置、17は搬送シユートの一例
たるスプリングシユート、17aは角形隅部の内
周面、18は受渡し治具、22は保持部材、22
aは円弧状の凹部、24はブロツク、25は案内
部材、CLは隙間である。
Claims (1)
- 電解コンデンサ等の断面円形のコンデンサケー
スを中空の搬送シユートによつて一方から他方へ
搬送するようにしたコンデンサケース搬送用シユ
ート装置において、前記コンデンサケースをその
先端部を上向きにして密着して搬送するようにし
たストレートフイーダと、該ストレートフイーダ
により搬送される前記コンデンサケースを1個ず
つ嵌入させて保持する円弧状の凹部が形成され水
平面内において前記ストレートフイーダによる搬
送方向と直角方向に摺動して前記コンデンサケー
スを縁切りする保持部材を有するコンデンサケー
ス分離装置と、該保持部材がその上面を摺動する
ブロツクに上端が固着され下端が受渡し治具に前
記コンデンサケースを案内する案内部材に固着さ
れた搬送シユートとを備え、該搬送シユートはそ
の断面が三角形、四角形等の角形に形成されてお
り、かつ前記コンデンサケースが該搬送シユート
内を通過する際該コンデンサケースの外周面と該
搬送シユートの角形隅部の内周面との間に広い隙
間が形成されるようにしたことを特徴とするコン
デンサケース搬送用シユート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982099212U JPS593529U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | コンデンサケ−ス搬送用のシユ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982099212U JPS593529U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | コンデンサケ−ス搬送用のシユ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS593529U JPS593529U (ja) | 1984-01-11 |
JPH0410686Y2 true JPH0410686Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=30235216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982099212U Granted JPS593529U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | コンデンサケ−ス搬送用のシユ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593529U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5145757A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-19 | Nippon Electric Co |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4897871U (ja) * | 1972-02-22 | 1973-11-19 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP1982099212U patent/JPS593529U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5145757A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-19 | Nippon Electric Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS593529U (ja) | 1984-01-11 |
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